2024/05/05 - 2024/05/05
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ケイコとサトシさん
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室町時代から続くと言われる「上げ馬神事」
桑名市の多度大社で毎年5月4日~5日に行われている伝統ある神事です。
各地区から神馬が1頭ずつ出され、少年が乗った神馬が坂道と壁を登り切れる度合いで農作物の作況を占っているそうです。
今では動物愛護の問題の方で話題となっていますが、上げ馬神事はエンタメではなく「神事」。
いろいろな意見があり、伝統をどう守っていくかもあいまって注目されてしまっています。
いつまでこの神事が続けられるのか。今のうちにぜひ見てみたいと思い見学してきました。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
-
2024年5月5日(日)
上げ馬祭りの2日目を見学することに。
駐車場も多くなさそうだったので、朝8時前に到着できるように多度大社へ向かいました。 -
幸い駐車場はまだガラガラ。
それもそのはず。まだ屋台なども準備中。 -
はじめての上げ馬神事見学なので、驚くことばかり。
このズラッと並んだ木組みは、拝観席。事前予約が必要な有料席だそうです。 -
この拝観席の横の直線を一気に神馬が走り坂を駆け上るとのこと。
以前は拝観席はなかったそうですが、馬が暴走してしまったり、観客との距離が近すぎることで危険であったため、拝観席を作ることになったんだそうな。
なるほどね。 -
メインの坂道横も、マスコミや主賓用の席が設けられてました。
有料席を確保していない方は、この写真くらいの距離から上げ馬を見ることになります。馬が見えるのは、坂道の最後の一瞬ですね! -
従来、この上り坂の最後に2m程の壁があり、それを馬が飛び登るのが見所だったそうですが、馬がケガをしてしまうために壁が取り払われて坂道だけになっています。
ここ数年、動物愛護団体とのやり取りが色々あったようですね。 -
まずは、祭りが始まる前に、多度大社をお参りします。
多度大社の御祭神は「天津彦根命(あまつひこねのみこと)」と「天目一箇命(あまのまひとつのみこと)」の親子2神。
天津彦根命は天照大神の子であるため、天照大神の伊勢神宮に対して、多度大社は北伊勢神宮と呼ばれることもあるそうです。
天目一箇命は天津彦根命の子で、鍛冶、金属の神様として敬われているそうです。
一説には、鍛冶は職業病でよく失明をするため一つ目になっていたのだとか。 -
坂を上り切った先には3つの豪華な神輿がありました。
-
広い境内。まだ朝早いのであまり人はいません。
凄く静かでいい雰囲気。 -
こちらは御手洗所。
自然の川の水。 -
末社の皇子社
天照大神の子供たちを祭った社。
宗像三女神は、隣の社。 -
美御前社。
宗像三女神を祭ってます。 -
於葺門。
この於葺門より先が、本殿の神域です。 -
神明社。
いわずもかな、天照大神です。 -
こちらの神社、なんとなく珍しい形をしています。
橋を渡って左側が本宮。右側に別宮があります。 -
本宮の御祭神は「天津彦根命」。
目の前に磐座もあります。
左右に滝があり、すごく神々しい場所でした。 -
こちらは別宮の一目連神社。
御祭神は天目一箇命。 -
この2宮の周辺は、磐座らしき大きな岩や滝が並んでいて、すごく特別な雰囲気がありました。
-
一休みしてから10時30分ごろに会場に戻ってくると、大分、人が増えてきていました。
-
祭りを楽しむ人も増えていましたが、中には上げ馬神事反対派の方もウロウロと。
私は、どちらかというと上げ馬は「神事」なんだから神社と地元住民が決めれば良いというスタンス。
いろんな意見があると思いますが、地域に根付いた文化や宗教に対して、第三者が考えを押し付けるとろくなことがないと思ってます。
いろんな考え方、価値観が存在できる世界になればいいとおもいます。 -
神馬も揃ってきてます。
-
顔を面白賑やかに描いてます。
だいぶん祭らしく賑わってきましたね!
https://www.youtube.com/watch?v=GmcShN67fKQ -
11時過ぎから、馬場乗りと呼ばれる練習が始まります。
やっぱり、このド派手な衣装と馬が登場したら、一気に会場のボルテージが上がってきます。 -
イチオシ
目の前を馬が全力疾走すると、砂や砂利が飛び散り大迫力。
凄い手綱さばきです!
でも、この騎手の少年たちは1か月前までは馬に乗ったことがなかったりするそうです。
4月1日に占いによって騎手が決定され、5月本番までのたった1か月の間に、早駆けできるように厳しい練習をするそうですよ。 -
みんな見事な疾走です!
競馬を目の前で見てるみたいです。
この練習が2時間くらい、間隔をあけて開催されてました。
https://www.youtube.com/watch?v=67r40o_13ZM -
https://www.youtube.com/watch?v=jcPskyas70A
さぁ、上げ馬本番の時間が近づいてきました。
こちらの顔を白塗りされた少年が神児。
この少年に神が乗り移り、上げ馬を見に来ると言われているそうです。 -
神児は、地元の肱江地区から選ばれるそうです。
-
13時になり、神児迎え式がはじまりました。
「七度半」の迎えの作法で1時間ほどつづきます。
7度半繰り返されたとき、神児に神が乗り移り、神児の上に広がった赤い傘が閉じられた瞬間に、馬が走り始めて上げ馬スタートです! -
傘が閉じた!と思ったら、数秒で一気に馬が爆走して坂を登り切りました!
見事に成功!
地元の方々は「そりゃ壁がなければ100%成功だよ」とのこと。
神事は、成功と失敗の比率で、農作物の作況を占ってるそうですから、、、、
ま、よく言えば、これからは毎年豊作と言う事で!
初めて見た私にはすごい迫力でしたが、昔から参加している方が言うには「歓声が半分以下になった」とのこと。
また、最後まで観ずに数頭だけみて帰ってしまう観客が増えたそうな。
https://www.youtube.com/watch?v=06evm523Cls -
馬が駆け上がった後は、しっかりとトンボでならすんですね!
優しい! -
イチオシ
登りきれた神馬と騎手は、境内で皆さんに褒めたたえられます。
https://www.youtube.com/watch?v=iM0k9Kj_I94 -
最後は、境内から降りてきて、観客の前を凱旋します!
みんな手を叩いて、囃して大盛り上がり。
https://www.youtube.com/watch?v=Po4-V2RrKV8 -
活躍した騎手たちは、地元の誇りなんでしょうね。
最後まで大切にされてました。
やっぱりお祭りは、連綿と続く地元の伝統と文化。
いつまでも地元に愛される祭りであってほしいと思いました。
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