GWフライングして長崎5泊6日の旅①

2024/04/26 - 2024/05/01

旅行記は①～③の3編です。
①は1日目、2日目
②は3日目、4日目
③は5日目、6日目

円安＆物価高で萎え～だったのでどこも行かないつもりだったGW。
ところが周りが「飛び石は休む」と次から次に宣言。
ならば私もと1日早めて休んで更にちゃっかりうっかりプラス2日休むことに。休み過ぎ？！
直前で決めた長崎行き。
航空券は35,000円だったけど宿が激安で5泊で6,500円（色んなポイント使用。宿というより雑魚寝のため）。
GWに九州まで飛行機で行って5泊して航空券＋宿＝4万ちょいならまぁ私の分相応かな。
あとは
北部九州エリアのパス3日間乗り放題9,000円
東京駅～成田空港往復2,600円
長崎空港から市内往復約2,400円
軍艦島上陸ツアー4,610円

今回の旅でのやりたいことリスト
①白山陶器アウトレットで陶器を安く買う。
②嬉野温泉
③マテ貝採り
④美味しい鯵フライを食べる。
⑤赤マテ貝を食べる。
⑥軍艦島上陸
以上。
結果発表するとオールコンプリート！

長崎5泊してやりたいことをこなしていく。
SUNQバスのもとを取るべくあっちこっち行ってみました。
長崎って路線パス料金安いですよね？びっくり。
初乗り170円くらいで、長距離乗っても360円とかなの。
2月に行った熊本の方が高かった印象。

正直SUNQパスは北部九州バスなら福岡～長崎とかの長距離高速バスを使わないともとが取れないと思う。

それでも乗り放題じゃなかったら行かないような場所に行けて満足。　

ざっくり旅程（ほぼ食べた物の記録）はこんな感じ。
1日目：「あじ盛食堂」で皿うどんと生アジフライ、中華街の「福寿」でハトシと皿うどん。／福砂屋本店でカステラ購入／スーパーで赤マテ貝ゲット
2日目：白山陶器アウトレット倉庫でB級品をお安くゲット／嬉野温泉でお肌ツルツルの後に何故か嬉野温泉の居酒屋で呼子のイカ刺し、カワハギ刺し身／長崎駅の「だしぽんず」で五島うどん
3日目：南島原でマテ貝採りしてみるもゲットならず。無念。長崎市内に戻ってまた「あじ盛食堂」で鯵フライ。
4日目：長崎漁港の長崎水産食堂で海鮮丼と鯵フライとウチワエビの味噌汁。漁港のスーパーで岩牡蠣ゲットしチンして食べる。／野母で刺身定食と鯵フライ／長崎市内で長崎牛ステーキ
5日目：ジョイフルでモーニング／軍艦島上陸ツアー／中華街「会楽園」で皿うどん／思案橋の「康楽」でちゃんぽん／「雲龍亭」の餃子
6日目：帰りの飛行機の前に長崎駅のアミュプラザ本館の「濱かつ」で日替わり定食／長崎空港で福砂屋のカステラ（土産）

エリア 長崎

【1日目】東京駅から成田空港へのローコストバス並んでたなぁ。満員で1本見送った。
GWフライング組とインバウンドでカオス。
オーバーツーリズム問題。
人のいない場所へ行きたい。
11時半過ぎ発のジェットスターで長崎空港へ向かう便は日本人も多かったな。
機内でギャン泣きする子供を見て「何で泣くんだろ」と不満げなカップルの若い女性。
言葉が未熟な子供は意思が伝えられないから泣くしかないのよ～。
長崎に近づくと窓から小島や複雑な地形が見えてきてテンション上がる♪
長崎空港も浮島に造った空港だそう。
約2時間で長崎空港到着。

空港の観光案内所でSUNQパスを購入。
連続した3日間を指定しないといけないので5日間の旅行中のどこにするか悩んだ。
空港からのリムジンバスにも使える。
今日から3日間にするか？
でももう半日以上終わっているしな。
別に旅程を組んでいるわけじゃない、風まかせの旅。
悩みに悩んで明日から3日間にした。

長崎空港からリムジンバスに乗り1時間程で長崎駅へ。
ちなみに写真の道路向かい側、アパの向かって右側、横長の青い看板の古い建物「県営バスターミナル」が空港リムジンバスの乗り場。駅前のきれいなバス乗り場ではないので注意。

大通りを横断する場合は横断歩道がない。
陸橋を渡らなくてはならない。
面倒。
写真がその陸橋（手摺りが写っている）。
到着した時は暗くてよくわからず階段をえっちらおっちら上って陸橋から駅に行ったのだが
バスは下の通路を渡れば地上から行けたのよ。
バス降り場は県営バスターミナル付近ではなく陸橋の下辺りなので。

長崎駅前が工事中で案内板もなくとても分かりづらい。
バスを降りた時はこの通路をクネクネ歩くと陸橋に上がらずとも駅にたどり着ける。

到着した日は暗いし立ち入り禁止なのかと思ってこの通路の存在がわからなかった。
「駅へ→」とか貼ってよね！

駅に隣接した商業施設アミュプラザの本館（左奥の白い建物）と新館（右手前の黒い建物）

長崎駅はきれいになったそう。
昔を知らないからな（30年前に1度来たきり）。

ほぼ初めての長崎の街並みにキョロキョロ

とりあえず昼飯。
長崎駅から歩いて来ました。
宿は稲佐山の中腹だからチェックイン前に色々やっておかないと。

町の食堂という感じ。

皿うどん

生アジフライ600円
美味し。

店の近くの八百屋に人だかり。
安いので重いけど買って旅行中のビタミン補給に。

長崎産とよのかイチゴ
これも宿で食べよう

まだ開いてない夜のお店

閉店間際に滑り込み。
東京でも買えるけど。
旅のおやつにするので小分けのパックを買う。

新地中華街へ歩いて来ました。
目的は人生最高レストランでJUJUさんが冷やし中華をお替りしたというお店

こちらです。
開店直後にイン。
冷やし中華はまだやっていませんでした。
残念。
まだ客は誰も居らず、店員さんに番組の裏話を伺う。
実は打合せでは冷やし中華は紹介しない予定だったそうで取材時もちゃんぽんのみの撮影だったそう。
それが収録時、冷やし中華の話が盛り上がってしまい後から写真だけ番組へ提供したそう。

ちょっと脂っこい。
ラード使っているのかな。

長崎名物ハトシ。
初めて食べました。
パンに魚のすり身を挟んで揚げたもの。

腹パンでぶらぶら。
長崎駅からホテルへの無料シャトルバスは夜10時台まであるからまだ時間はたっぷり。

大波止（おおはと）という長崎フェリーターミナル方面へ。
夕暮れ。人もそんなにいない。
東京の人混みに疲れ果てていたので海を見ながらボーっとできる幸せ

この巨大な卓球の球のようなの何と調べたらオブジェらしい。

スーパーで買ったものを並べて長崎港ターミナル内の人のいないテーブルで船を眺めながら1人乾杯！
鯵の刺身、うま。さすが本場

この乗り場から軍艦島上陸ツアーが出港するらしい。五島ツアーとかもある。
GWだから満員かなと駄目もとでホームページを見てみたら4日後なら軍艦島の空きがあるではないの。その日の天気は曇り。
天気が悪いと出港しないらしいがその時は運賃を返してくれるらしいので
約5000円と高いけど申し込んでみた。

さてとそろそろ宿へ向かうか。
その前に長崎港フェリーターミナルすぐ近くのゆめタウンのスーパーで食べたかった「赤マテ貝」発見。これはお買い上げ。
スーパーで持参のタッパーに移し替えてチン。　
宿で食べたらウマ～
旬のマテ貝。しかも赤マテ貝は大村湾の針尾瀬戸でしか捕れない貴重なもの。東京には出回らない。

ゆめタウンのスーパーは長崎駅のスーパーより魚介が充実。
売れ残りの値引き品の安い寿司でも美味しくてびっくり（何度か通った）

吉宗の冷凍茶碗蒸しがあるね。高いから買わず。

かんころ餅お買い上げ

買い物が楽しくてウキウキ。外に出て夜景もパチリ

写真は翌朝撮影

長崎駅の無料シャトルバス乗り場がわからなくて宿に電話。西口と東口と両方乗り場があるけど、東口は駅前工事中で変な場所に停まるから初めての人は多分無理。
西口はヒルトンの前あたりの駅側。駅ナカの「たんや」という店前あたりの外にテーブル席があるあたり。
バスも目立たないロゴで分かりづらい。
乗れば10分くらいで到着。

稲佐山温泉VIEW CABIN (アマンディ内) 宿・ホテル

翌朝撮影

稲佐山温泉VIEW CABIN (アマンディ内) 宿・ホテル

この部屋を見て唖然。予約をよく確認したら‘仮眠室’と書いてあった。ガックリ。
雑魚寝とハッキリ書いてほしかった。
安いからまーいっか。

男性だけ仕切りのある漫喫のような部屋がある。
最初間違えてそちらの部屋に入ってしまった。
は？！なぜ男性のみで女性だけ雑魚寝なの？

この雑魚寝部屋、電源も1人1つはなくて大部屋に4箇所くらいしかないから争奪戦。
私も場所取りの為に一度宿に戻ったほど。
充電できないとか旅の致命傷だもの。
（貴重品入れは風呂場の脱衣所のロッカーのみで毎朝鍵を要返却。なので荷物入れっぱなしできず、マットに置きっぱにして場所取りするのもNG）
ただし空いていたのが救い。すぐ近くに人が居なくて良かった。
GWでも空いているのには理由があるのね。
でもお風呂は通常のアマンディと共通の為、広くて露天からの景色も良き。
源泉かけ流しなら雑魚寝のことも目をつぶるけどそうではないみたい。残念。

稲佐山温泉VIEW CABIN (アマンディ内) 宿・ホテル

これがチン後の赤マテ貝。
雑魚寝部屋は飲食NGのため共有スペースでいただく。美味しい。
まさかこんな所でこれを食べている人はいないだろう。
共有スペースは漫画が沢山置いてあったが、私は翌日の予定を考えるのに忙しくて読んでいる暇なし。
さてこれで1日目終了。
明日はSUNQパス3daysの初日。
白山陶器アウトレット倉庫へバスで行き、その後に嬉野温泉。その後にまたどこかに行けるか画策。

【2日目】
無料シャトルバスの始発は8時20分。
遠出するのでそれじゃ遅過ぎる。
詰んだと思ったら宿の近くのバス停「上曙」の始発が6時50分くらいにあると宿の人に教えてもらう。
SUNQパスがあるから良いけど、無ければ長崎駅まで170円くるいかかる。
アマンディから坂を降りてバス停に向かいつつパチリ。

この公園の前がバス停「上曙」

長崎はすり鉢状の町。ポルトガルの街を思い出す。
似ているよな～

ちなみに長崎のバスはちょい遅めに来るので焦って走ったけど大丈夫だった。

長崎駅の道路挟んで向かい側にある県営バスターミナルから波佐見有田インターへバスで向かう。
白山陶器アウトレット倉庫へはそこから30分！歩くバス停（山崎住宅入口）からさらにバスを乗り継ぐことになりかなり大変。

県営バスターミナルは昭和な建物でトイレも和式があるくらい。

予約ではなく先着順

長崎県営バス 乗り物

懐かしい雰囲気

長崎県営バス 乗り物

やっとこさ白山陶器アウトレット倉庫の最寄りバス停「内海」到着し、歩くと本社が。

白山陶器本社ショールーム 専門店

アウトレット倉庫はここではなく更に歩く

白山陶器本社ショールーム 専門店

白山陶器アウトレット倉庫到着。
ホテル出発して約3時間の長旅。
倉庫内は撮影不可。賑わっていました。
おしゃれな人ばかり。
バスで来る人なんていなさそう。
おしゃれな人はブルームシリーズなどには手を出さずレアな柄のを店員さんに頼んで裏から持ってきてもらったりしている。
器選びって難しい。
センスのなさ(T_T)

悩みに悩んで、でも嬉野温泉に向かうバスの時間があるからエイヤッと4点ほど選んであとにしました。しめて5000円超。B級品でもお高いのよ～
終活中につき物は増やさないのだが、これまで百均のを使用していたのでそれを捨てるつもり。

家から持ってきた発泡スチロールのトロ箱にこれまた持参のプチプチで梱包して大切にしまう。
新聞紙では包んでくれるけどそれだけじゃ心配だから持ってきて良かった。

歩道には陶器の破片が埋め込まれている。

こんなのどかな場所にある。

アウトレット倉庫のみ人だかりで付近は静か

アウトレット最寄りのバス停「永尾山入口」から嬉野温泉バスセンターへ。15分で到着。
どこの日帰り湯が良いのかな～と嬉野温泉バスセンターにある観光案内所であれこれ相談。
このあと無謀にも呼子か佐世保に行けないか（SUNQパスのもとを取るため）相談したらそっちで1泊するなら良いが長崎には今日中に帰れないと言われる。
地理に疎い距離感無しの私。
SUNQパスがあるのに長崎5泊は失敗だったかも。

余程私がイカ食べたそうに見えたのか「呼子のイカを仕入れている店が嬉野温泉にある」と教えてくださった。

バスセンターのすぐ近くなので日帰り湯に入る前に今日イカがあるかを確認。
すると「あるよ」とのこと。
やったー呼子に行かなくて済んだわ。

その店の開店時間（17時半）に合わせて長崎駅行き最終の18時台のバスに乗ることにし、それまで日帰り湯で時間を潰すことに。
写真が日帰り湯を利用した食事もできる「百年の湯」（←居酒屋店主オススメ）

居酒屋からバスセンターが近いから急ぎ足にはなるけれど不可能ではなさそう。

うれしの源泉 百年の湯 温泉

最初シーボルトの湯に行くつもりだったんだけど、こっちの方が元湯で泉質が良いそう。
時間がたっぷりあるし腹ペコなので食事できるのもGOOD。

うれしの源泉 百年の湯 温泉

周囲にはこんな看板。時間がたくさんあるので「百年の湯」に入る前に嬉野温泉街を見てみようとぶらぶら

足湯もあった

ここが有名みたい。

嬉野温泉　大正屋 宿・ホテル

噂によるとツルツルスベスベのヌメリのある温泉らしい。楽しみ～

さてお腹空いているので入りましょ。

うれしの源泉 百年の湯 温泉

湯豆腐が名物らしい。豆腐はあんまり好きじゃないんだけどこれは美味しかった。
唐揚げもあって満足。
このあと風呂に入りましたが、私史上最高温泉でした。
噂通りトゥルトゥルのお湯は唯一無二。
暫くお肌スベスベが持続。
さすが日本三大美肌の湯
2月に行った鉄輪は塩分強くて髪の毛ゴワゴワになるから老後に湯治するならここだな。
と調べたら宿泊もあるけどお高いのねー

17時半までまだまだ時間がある。
風呂上がりに粘ってフロントで時間つぶしたけど横になれる訳じゃないから眠くても我慢。

うれしの源泉 百年の湯 温泉

いい加減外に出るか、とまた嬉野温泉街をぶらぶらすることに。シーボルトの湯に行ってみよう。
これは嬉野温泉街にある豊玉姫神社

豊玉姫神社 寺・神社・教会

これがシーボルトの湯かぁ。
こっちとは泉質が全然違うそう。
地元の人のそう言う情報大事。

シーボルトの湯 温泉

川のあるこんな素敵な公園も

嬉野温泉公園 公園・植物園

嬉野温泉公園 公園・植物園

嬉野温泉公園 公園・植物園

シーボルトの足湯 温泉

【居酒屋　旬（とき）】
やっと開店時間になったので店に行くと私の食べる予定のイカがさっき死んだらしい。チ～ン
で、この巨大なイカ（写真左）しかいないと言う。
流石に1万円以上するという巨大イカは無理なので死んだ中くらいの大きさのイカでも良いと言ったら冷蔵庫から出して見せてくれた。
イカ刺しは東京なら死んでいて当然だが、呼子では生きていないと価値がないのね。

死んでから2時間位のイカはまだ新鮮そう。
少し安くしてくれるかと期待したが会計時見るとそうはならなかった模様。

嬉野温泉では人気店らしい。
バスの時間がなければお酒と共に色々料理を堪能したいところ。

まだ開店直後なので私一人。
他のテーブルは予約なのかテーブルセッティングしていた。

こちらが嬉野温泉に運ばれてきた呼子のイカの刺し身。2500円。
まだ目の辺りの色素が動いている。
甘くて美味しー。

カワハギの刺し身も。
カワハギが名物らしい。
肝あえウマ～。
こちらも2500円。

イカ刺しのゲソを「勿体ない」と言ったらフライにしてくださった。
揚げたて新鮮ゲソ美味し。

食べ終わったカワハギでアラ汁。
どうしたら短時間にこんな美味しいアラ汁を作れるのか知りたい。
釣ってきた魚でアラ汁を作っても生臭かったりするの。
急ぎ足で食べてすぐ隣のバスセンターから長崎駅行きの帰りのバスに無事に乗車。

バスの車窓から。大村湾に沈む夕日

約2時間で長崎駅に戻ってきた。
駅の中をぶらぶら。
かもめ市場という駅内の飲食店街。
炭水化物はまだ食べていないから五島うどんを食べるつもり。
寿司もいいけどね。

五島うどん 居酒屋 だしぼんず「長崎街道かもめ市場（長崎駅）店」 グルメ・レストラン

ごぼ天うどん。
ごぼ天は油っぽいだけで風味無し。
人生初の五島うどんは誰かがひやむぎと言っていたがそんな感じであんまり好みてはなかった。
細いなら素麺の方が好きだし太いなら讃岐うどんの方が好き。
なのでスーパーで爆買いすることもせず。
これにて2日目終了。
https://4travel.jp/travelogue/11901408

五島うどん 居酒屋 だしぼんず「長崎街道かもめ市場（長崎駅）店」 グルメ・レストラン