蟠龙山長城から金山嶺長城まで歩いてきた①

2024/03/27 - 2024/04/01

コロナ前から温めていた計画。年齢的にもこのあたりがラストチャンスではと144時間ビザ免除プログラムを利用して出かけることにしました。
北京の北東に西から卧虎山、蟠龙山、金山嶺、司马台長城が並んでいます。卧虎山長城は情報も少なく、崩壊も進み、また傾斜も急で一人では無理そう。司马台長城は麓に古北水鎮というテーマパークができ、観光化が進んでいるので今ひとつ…
ということで蟠龙山長城から金山嶺長城までを歩くことにしました。蟠龙山長城は未修復の長城です。
調べたり、宿のオーナーに聞いた情報では大体8時間位の行程です。
ただ情報が少なく、ちょうど二つの長城の間に軍事施設があるため地図も手にはいりません。長城の上だけ歩くなら心配ないのですが軍事施設のあるところでは迂回のため一旦麓に降りまた登る必要があります。
それなりに登山道があるそうですが不安は残ります。　
断片的な情報しか無く不安だったので、もし行きたい人があれば（いるかな？）参考になればうれしいです。

エリア 北京(中国)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 旅行の手配内容: 個別手配

北京についた日は黄砂がひどく、明日からの天気予報も黄砂が残りそうとのことでがっくり。
東直門外大街のホテルに泊まります。

二日目の朝。なんと青空。一気に気分が上がります。
ホテルより歩いてすぐ、東直門外斜街に東直門外公交站があります。そこから古北水鎮行の直行バスが出ています。9時発。48元（現金のみでした。お釣りもなし。）北京の公共交通APPなら使えるようなことを言っていましたが、外国人観光客にとっては無理というもの。
普通のバスを乗り継いで時間はかかるけどお安くいく方法もあります。

渋滞もなくちょうど2時間で古北水鎮到着。司馬台長城が見えます。町並みは古北水鎮。
ここに宿のオーナーに手配してもらった車に来てもらいました。宿まで20分ぐらい。50元。もうお金より楽を選びたいお年頃

宿の前の道から古北口鎮を見る。
奥の山の尾根に見えるのが卧虎山長城、真ん中が北城門、ここから向かって右方向の尾根を登っていくと蟠龙山長城です。

道から下方を見るとTheGreatWallBoxHouse。2泊します。

長城ビュー

部屋のドアには綿の入ったカーテン

バス・トイレは共用。どこも清潔で共用でも苦にはなりませんでした。

そうです。猫がいます。動物が苦手な人、アレルギーのある人には向きません。
ただ猫たちも部屋も匂いがしないのが不思議でした。

床暖なんです。あったかいよね～

端っこに追いやられる人間。

早く着いたので古北口の村を歩いてみます。

村の公民館。表ではおば（あ）ちゃんたちが井戸端会議中でした。

北城門。右側に門の上に上がる階段がありますが閉じられています。左側に小道がありそこを上がると門の上に行くことができ蟠龙山長城に上がる道につながります。

この門の奥には药王庙、歴史のあるお寺のようですがこれまた門に鍵。

次の日の朝ご飯。素泊まりなので朝ご飯45元。夕飯65元です。朝ご飯は飲み物が付いていますが、夕食はお茶も別に支払いが必要です。
水は少し多めに持ち込んだほうが良いかも…

晩御飯。基本宿泊客皆で大皿をシェアする感じですが、このときは宿泊客も少なく時間も合わなかったので一日目の晩御飯以外は一人で食べました。時間も融通がききました。

３日目の朝ご飯。

えっと…私はどこで寝たらいいですか？?