祝！全県制覇、最後の楽園「沖縄」初上陸！　沖縄本島&石垣島&西表島の旅【１５】４日目② ジャングルクルーズ&雨中行軍

2022/12/30 - 2022/12/30

2022年末国内最後の未踏破県、沖縄を初めて訪れました。これまで全国各地を旅していたのになぜ今まで訪れなかったというと、昔の私は鉄道での旅行がほとんどで、鉄道の無かった沖縄へ行こうという触手が延びず、そうこうしているうちに海外へと目が向いてしまい、行きそびれてしまったからでした。既にハワイや台湾など、さらに南にある国々にも行っていたので、沖縄は南国とはいえそれら海外には及ばないものと勝手に思っていました。しかし、いざ行ってみるとその美しい景色や自然に圧倒され、日本にもこんなによいところがあるものかと遅まきながら思うほど素晴らしいところでした。今回の旅行はレンタカーを駆り、沖縄本島を2泊、そしてさらに南、石垣島に渡り2泊してそのうち1日を西表島日帰り観光としました。相変わらず欲張った駆け足での行程となりましたが、沖縄の魅力を存分に感じられ、今後何度も訪れるであろう予感を感じる素晴らしい旅となりました。

日程は以下の通りです。

1日目（12/27）　羽田 ⇒ 那覇空港・・・美ら海水族館・・・今帰仁城・・・名護
2日目（12/28） 名護・・・辺戸岬・・・万座毛・・・首里城・・・残波岬・・・沖縄
3日目（12/29） 沖縄・・・海中道路・・・斎場御嶽・・・おきなわワールド・・・国際通り・・・那覇空港 ⇒ 石垣島
4日目（12/30） 石垣島～～～西表島・・・（西表島内観光）・・・西表島～～～ 石垣島
5日目（12/31） 石垣島島内観光・・・石垣島 ⇒ 那覇空港 ⇒ 羽田

エリア 西表島(沖縄)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 船 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

駐車場から看板を見ながら乗場へ急ぎます。
（駐車場8:56 ⇒ 9:00下流乗船場）

ぎりぎりの到着なので皆さんもう船に乗っています。急いで切符を買ってトイレを借りて乗り込みます。

私のせいで船は少し遅れて出発しました、すみません。
（下流乗船場9:02 ⇒ 9:29軍艦岩）

乗船客は10名程度でしょうか。小雨が降っていますが屋根付きなので濡れる心配はありません。

幅が広く水量の多い湖のような浦内川を船はゆっくり遡って行きます。

途中岸近くに寄ったりしながら進みます。かつてはこの川沿いにいくつか集落があったとのことですが、マラリアなどが発生し消滅していったとのことです。

30分程で下船場の軍艦岩に到着しました。このまま折り返そうとも思っていたのですが、皆さん下船されたので私も降りることにしました。

小雨が降っているというのに皆さんカンビレーの滝まで歩くのでしょうか。私も意を決して行くことにしました。
（軍艦岩9:29 ⇒ 9:51ﾏﾘｭﾄﾞｩの滝展望台）

道は舗装されてはいませんが石畳で歩きやすいです。

さて下船場の軍艦岩からのルートはこんな感じ。カンビレーの滝までは片道45分程度現在時刻は9:30過ぎ。とんぼ返りで戻れば11:30の船には乗れそうです。

道はだんだん獣道のようになってきました。私が急いで歩いたか、皆さんはもう一便遅い便で帰るのでゆっくり来ているのかわかりませんが、誰も着いて来ません。

途中小さな滝などがあります。亜熱帯植物が茂りまさにジャングルですが、時間がなく雨も降っているので写真だけ撮って先へ急ぎます。

下道はかなりぬかるんできました。トレッキングシューズで来たわけではないので水たまりを避けながら歩きます。

人工物がほとんどない中ようやく看板が見えました。展望台のようです。

急な階段を登って行きます。

東屋があり、少し雨から解放されました。そして眼下を見ると大きな滝が。

おおっ、あれは「マリュドゥの滝」です。ちょっと遠目ですが迫力は伝わってきます。
（ﾏﾘｭﾄﾞｩの滝展望台9:51～9:53）

こちらがマリュドゥの滝の案内板です。

暫し休憩、と行きたいところですが先を急がねばなりません。乗船場まで30分の表示をここまで20分少々で来ました。カンビレーの滝まではあと15分です。場合によってはここで引き返そうかと思いましたが、時間的には何とかなりそうなのでカンビレーの滝まで行くことにします。
（ﾏﾘｭﾄﾞｩの滝展望台9:53 ⇒ 10:07ｶﾝﾋﾞﾚｰの滝）

道はさらにぬかるみを増してきました。速足ながらコケないように慎重に歩きます。

最後の階段に着きました。いよいよ到着です。

案内版がありました「カンビレーの滝」。何とか到着することができ感無量です。

イリオモテヤマネコの看板もあります。まあ夜行性ですし生息数も少ないので見る機会はないでしょう。

到着したのは河原というか岩場になっていて、凄い量の水が轟々とこれまた凄い音を立てながら勢いよく流れて行きます。
（ｶﾝﾋﾞﾚｰの滝10:07～10:26）

その迫力に圧倒されながら暫し佇みます。ジャングルの奥地であり、人の気配はしません。気温は全く異なりますが、アイスランドで見た滝に雰囲気が似ていると感じました。

川面に近づいてみます。足を取られて流されてはたまらないので慎重に近寄りました。

暫くすると雨脚が強くなり、後続組も到着して来たのを潮に引き返すことにしました。カッパは無く折り畳み傘を持参してきたのでジャングルには不似合いですが、こちらをさして転ばないように歩いたので何とか間に合ったものの帰りは結構時間がかかりました。ところで他の皆さんの多くは乗船場近くの休憩所のような所で帰りの船を待っていたようです。確かにこの雨の中を歩いたのは酔狂だったかもしれません。
（ｶﾝﾋﾞﾚｰの滝10:26 ⇒ 11:17軍艦岩）

船が到着して乗り込みます。やれやれほっと人心地着きます。

帰りも観光ガイドを聞きながら河を下って行きます。
（軍艦岩11:38 ⇒ 12:06下流乗船場）

船は下流船着場に到着。浦内川クルーズはこれにて終了です。船の人も言っていましたがこの時期は天候は不順で雨も多いとのこと。また天気のいい季節に来てみたいものです。