2024/02/02 - 2024/02/11
34位(同エリア42件中)
マツさん
5年ぶりの海外旅行。
サウジアラビア10日間。
情報量がまだまだ少ないサウジアラビア、行く前にこちらのサイトで先人たちの旅行記にたくさん助けられたのでハプニングや反省も含め、備忘録も兼ねて自分たちの体験をシェアしたいと思います。
【今回のメンバー】
夫…43歳。結婚してから本格的に海外旅行に行くようになり、英語レベルはゼロ。スペイン語がほんの少し分かる。
妻(私)…41歳。小学生の頃から家族で海外旅行に行き、海外旅行(特に中東)が大好き。英語レベルは日常会話程度。
甥っ子…18歳大学生。小学校から高校生まで英語教室に通い、聞き取りはできるが照れもあるのか話さない。今回で私たちと行く海外旅行はグアム、ロサンゼルス、香港マカオに次いで4回目。
【1日目】2月2日(金)
夕方新潟から新幹線と電車、モノレールを使い羽田空港へ
【2日目】2月3日(土)
1:40 東京(羽田国際空港)→
5:25 マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)
※4時間45分※ フィリピン航空 PR423便
<待ち時間6時間10分>
11:35 マニラ(ニノイ・アキノ国際空港)→
17:30 リヤド(キング・ハーリド国際空港)
※10時間55分※ フィリピン航空 PR654便
『宿泊先』アパート2泊
Riyadh, King Faisal District Apartment
【3日目】2月4日(日)
☆アル ラジ グランドモスクツアー
☆マスマク城
(現在メンテナンス中で閉館していました)
☆ディルイーヤ(外から眺めるだけ)
☆ブルバードワールド
【4日目】2月5日(月)
10:20 リヤド(キング・ハーリド国際空港)→
12:20 アルウラ(プリンス・アブドゥル・マジード・ビン・アブドゥルアズィーズ国際空港)
※2時間※ フライナス航空(LCC)XY159便
☆Husaak社 Stargazing /Moonlit tour Alula
(星空観測ツアー)
『宿泊先』ホテル(という名のアパート)2泊
Queen Hotel Alula
【5日目】2月6日(火)
☆世界遺産ヘグラ デイツアー(9時半~)
☆オールドタウン ツアー(15時半~)
☆エレファントロック
【6日目】2月7日(水)
☆ダダン、ジャバルイクマツアー(9時45分~)
☆ ハッラ・ビューポイント
16:15 アルウラ→
21:33 メディナ着 (長距離バス)
※5時間18分※ Northwest Bus
☆預言者のモスク
『宿泊先』ホテル
Delights Inn 1泊
【7日目】2月8日(木)
☆預言者のモスク
13:00 ハラマイン高速鉄道 メディナ駅→
15:00 ハラマイン高速鉄道ジェッダ国際空港駅
※2時間※ ハラマイン高速鉄道
☆SARIFA MEGA MALLで夕ご飯
【8日目】2月9日(金)
☆ロコタビを通してお願いしたカマルさんと行く『ジェッダ市内観光1日フリープラン』
13時からの8時間
☆フローティングモスク
☆アルバラド
☆キングファハドの噴水
☆アラブ料理屋さんで甥っ子のお誕生日会
【9日目】2月10日(土)
☆RED SEA MALLでお買い物
18:30 ジェッダ(キング・アブドゥルアジーズ国際空港)→
19:45 カイロ(カイロ国際空港)
※2時間15分※ エジプト航空 MS672便
<待ち時間3時間25分>
23:10 カイロ(カイロ国際空港)→
【10日目】2月11日(日)
18:10 東京(成田国際空港)
※12時間※ エジプト航空 MS964便
19:48の成田エクスプレスで東京駅へ
21:41東京発新潟行きの最終新幹線で帰宅
(2月12日 0:15 自宅着)
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アルウラ2日目は二つのツアーに申し込みをしました。
9時30分から始まる3時間の『Hegra Day Tour』1人SAR95(3,800円) です。
https://www.experiencealula.com/en/things-to-do/experiences/hegra-tour
アルウラ滞在中、昨日のHusaak社の星空観測ツアー以外は全てExperience Alulaから予約をしました。
https://www.experiencealula.com/en
まずはExperience Alulaのサイトからメールアドレスや名前を登録し、その後チケットをクレジット決済で購入。
登録したメールにPDFでチケットが送られてきて当日はその画面をスタッフに見せ読み込んでもらう流れでした。
他のブログなどで『記載されている開始時間は集合場所のウィンターパークからのバスの出発時間ではなく、現地に着いてから遺跡ツアーが始まる時間なので書かれている時間より45分から1時間は早くに行ったほうが良い!』と書かれているものを何件か見ましたが、おそらく同じ間違いを世界中の人がしているのでしょう。
現在は改善されたのかチケットに記載されているのは『ウインターパークをバスが出発する時間』なので時間通りにウィンターパークへ行けば問題ありません。
ちなみにこの日、おじさんドライバーは昨晩遅かったので寝坊をし、8時40分に宿に迎えに来てもらう予定だったのに9時前にやっと来てくれました。
焦りましたが、時間に余裕を持って彼を呼んでいたので9時20分には到着。
タクシー代はSAR75(3,000円)
ウィンターパークには上↑の写真のVISITOR CENTERと書かれている建物と、道を挟んで反対側には下↓の写真のWAITING AREAと書かれている建物の二つがあります。 -
ツアーを予約していない人はVISITOR CENTERへ行き、ツアーの予約が必要だと思いますが、おそらくほとんどの人がすでに予約を済ませた状態で行くと思います。
その場合は直接こちらのWAITING AREAに行きます。
こちらの建物の中にいるスタッフにPDFチケットを読み込んでもらい、バスが来ると「そのバスに乗って」と言われるのでそれまでこのWAITING AREAで待っていました。
建物の裏にはお手洗いもあるのでツアー前にトイレを済ませておいてもよいと思います。
ちなみにアルウラ滞在中はどこのトイレに行っても本当にきれい!
外国人と思われる労働者が常にお掃除をしてくれていました。
海外に行くとトイレに常にお掃除の人がいてきれいにしている光景をよく見ますが、それでも床が水浸しだったり汚かったりしますが、アルウラのお手洗いは本当にきれいです。
こう言う細かいところからも政府の意気込みが伝わってきます。 -
バスがやってきたので乗りました。
このツアー、私たちの他に2人組の日本人女性もいらっしゃいました。
実はこのお二人、マニラ空港でもお見掛けしていたのでおそらく同じようなルートで回っているのかなと。
バスの中で少しお話をして、その後私たち3人での写真を何度か撮っていただきました。
ありがとうございます♪
予定通り9時30分にバスが出発。
乗客は10人程。 -
車で20分ほど行ったところにこちらのウェルカムセンターの建物があり、バスを降りました。
ここから遺跡内を回る別の専用バスに乗り換えです。
ツアー終了後、また今乗ってきたバスに乗りウィンターパークへ戻るのですが、似たような模様のバスがいっぱいなので自分が乗ってきたバスとドライバーさんの顔を覚えておいたほうが良いと思います。
ウェルカムセンターにはお土産屋さんやお手洗いがあり、さらにフレッシュジュースやスムージー、ドライフルーツやクッキーが置いてあり好きなものを無料で頂くことができます。
ジュースやクッキーのコーナーにいた若いスタッフ二人に「日本人?」と聞かれ日本人だと答えると「日本大好き!嬉しい!」と言い二人とも日本語で自己紹介をしてくれました。 -
オレンジ、アップル、グレープのフレッシュジュースとデーツのスムージーがありましたが、私はグレープのフレッシュジュースとイチジクのクッキーを選びました。
両方とも美味しい!! -
別のバスがやってきてスタッフが「こちらのバスに乗ってください」とアナウンス。
個人旅行などではなく団体旅行でウィンターパークへ寄らずに直接こちらに来ているようなグループと一緒になり満席で出発。 -
まずは、ジャバル・イスリブへ。
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ガイドさんが説明してくれます。
ここは昔海だったそう。
何万年もかけて隆起し風と雨で浸食されこのような細い道(シーク)が出来たそう。
私の大好きなヨルダンのペトラ遺跡に似ています。
右にあいている空間で大昔会議などが行われていたそう。 -
シークは神聖な場所なので、これ以上先にはいけないよ。と事前に説明を受け、みんなその場所まで進み、写真を撮ったりしていました。
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こちらはジャバル・アルナバード。
大きな岩に沢山のお墓があります。
上のほうに段々になっている階段のようなものがありますが、これは亡くなった人が天国へと行きやすいようにとの願いが込められて造られたそうです。 -
それぞれのポイントにはバスに乗って行きますが行く先々に先回りして彼らが毎回立っています。
かわいいです。 -
中を見ることができるところもあります。
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この棚のような場所に亡くなった人の遺体があったそう。
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バスに乗って遺跡の近くまで行き、そこから歩いて遺跡を見る…というのを何回か繰り返します。
ここは砂漠ですが、冬ですし、風が吹いているので日差しは強いのに寒く、体温の高い欧米人の方々でさえダウンを着ていました。
私たちもずっとダウン着用です。
砂漠でダウン。
不思議な感じですし、写真を見る限り暑そうですが、寒いです。 -
こちらがHegraで一番有名なカスル・アル・ファリード。
とても大きいです。
あまり近くまではいけませんが、下から見たりすぐ後ろが数メートル高い丘になっているので砂の丘に登ってみることもできます。 -
こちらが丘の上からみた写真です。
上から岩を掘っていったそうで下のほうは未完成。
下のほうは削っている途中のままなので質感が全く違っていました。
2000年以上も前に岩を削りこんなにも素晴らしいものを造りあげることのできたナバテア人は改めてすごいなと感心。
またペトラ遺跡にも行きたくなりました。
ちなみにこの遺跡には各遺跡のポイントにお手洗いがあります。
バスを降りたところに看板があり、あまり目立たない岩の影などにトイレがありますが、これがまた本当にきれい!ゴミ一つなくピカピカ。
もちろんトイレットペーパーは便器には流せませんが、においもしないし本当に清潔でした。
特にトイレタイムはなく、各遺跡でガイドさんが説明をした後は10分から15分ほど思い思いに写真を撮ったり散策する時間があるので早めにバスに戻ればいつでもお手洗いに行けます。 -
ツアーが終わりウェルカムセンターへと戻ってきました。
先ほどとは違うスタッフがジュースいる?と。
何がお勧めか聞いたらデーツのスムージーがお勧め!との事。
持ち歩いて常温になったスムージー、何となくお腹を壊しそうでちょっと怖かったのですが、甘くて美味しいというので、貰ったらすぐに飲めばいいやと思い今度はスムージーを頂くと大正解!!!
甘くて本当に!!本当に!!美味しい!!
甥っ子と夫にもおすそ分けしてその後のツアーでは必ずデーツスムージーを選びました♪
本当にお勧めです!! -
ウィンターパークへ戻ってきました。
時刻は12時30分。
ウィンターパークへ戻ってきておじさんドライバーに「迎えに来て」と連絡。
芝生になっていて瞑想している人やただぼーっとしている人などがいます。
次はここからすぐ近くのオールドタウンツアーに15時30分から参加予定です。
一度宿に戻ると時間もお金も微妙だし、どうしようと悩んでいましたが、結果的にそんな悩みは必要ありませんでした。
「今向かってる」とすぐに彼から連絡が来たので30分もあれば着くのかなと思っていましたが、いつになっても現れず…
「今どこ?」と聞いても「今向かってる」と返ってくるだけ。 -
待ちくたびれた甥はついに芝生の上で昼寝をし始めました。
お腹も減ってるしどうしようかなあと思っていたらやっと!やっと!ドライバー到着。
時刻はもう14時を過ぎ、1時間半もかかりました。
もう確実に宿に戻る時間はありません。
結局早めにオールドタウンに行ってその辺のカフェで遅めの昼食を食べることに。
海外では日本の時間の感覚は通用しません。
イライラしても仕方がないので、余裕をもってツアーの予定を組むのが大事だなと改めて実感。
各ツアーの申し込みページにもツアーは時間通りに開始されるので、遅れてきても待ちません。複数のツアーの予約を考えている人は余裕を持って予定を組んでくださいと注意書きがありました。 -
ウインターパークからオールドタウンまでは車で10分もかかりません。
が、やはりウインターパークまで迎えに来てもらうこと自体にお金がかかるので朝、宿からウインターパークまでSAR75(3,000円)だったのに対して、このたった数分の距離でSAR85(3,400円)でした。
アルウラの中心部からはとても近いです。
メインロードに何ヵ所かバス停を見たので近々アルウラの町も観光のバスが出来て今よりもっと安く簡単にいろいろな場所に行けるようになるのかな?と思いました。
この緑の丸の部分↑を拡大したものが下の地図です。↓ -
メインロードから1本奥に入ったピンク色のところがオールドタウンのお店が立ち並ぶところです。
車は入れず、ディズニーランドの作り物のような町になっています。
Visitor Centerの場所が見えます。
もう少し拡大してみましょう。↓ -
少しずつお店の案内が出てきました。
私たちは14時15分くらいにオールドタウンに着き、何か食べようとお店をさがしました。
もう少し拡大します。↓ -
レストランはいっぱいありましたが、今の時間は開いているところはほとんどなく、ビジターセンターのすぐ横にある70sCafeがGoogleの口コミが4.7ととても高かったのでこちらで小腹を満たすことに。
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こちらが70sCafe.
とてもかわいい外観です。 -
本当はお腹ペコペコだったのでしっかり食べたかったのですが、ここは甘い物しかないとの事で店員さんにお勧めを聞きました。
手前右のドーナツのような形のものはシナモンケーキ(とても美味しい)
その横の瓶に入っているのがチーズケーキ(店員さんイチオシでこちらも美味しい)
右奥に見えるのがクナーファ(私の大好物でやっぱり美味しい)
そして紅茶とコーヒーをオーダー。
全て美味しかったですが、中東に行くと必ず食べるクナーファ。小麦粉で作られている生地の上にチーズなどがあり、上の茶色い部分は焦げ目というか揚げたり焼いたりしてて、そこにたっぷりのシロップがかかっています。
上手に表現できませんが本当に美味しいのでクナーファ、見つけたらぜひチャレンジしてほしいです! -
こちらがオールドタウン。
約47年前まで実際に人が住んでいましたが今は廃墟になり、一部はそのままでツアーで見ることができ、一部はホテルやお店になり、一部はこのようにリノベーションされ、民芸品やレストランが連なるオシャレな通りになっています。 -
ほとんどのお店が夕方からしか開かないので15時くらいはまだ人があまりいませんでした。
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カフェで小腹を満たし、オールドタウンの通りを一通り見た後に、予約していた『Old Town Day Tour』へ。
https://www.experiencealula.com/en/things-to-do/experiences/old-town-tour
こちらは1時間くらいのツアーで1人SAR70(2,800円)
15時半前になるとスペインのグループがビジターセンターにやってきていました。
とってもにぎやかな団体です。
いつもはどうなのか分かりませんが、女性のガイドさんが一人いましたが「今日は同僚もいるの」との事で、私たちは3人でその同僚と呼ばれていたガイドさんと周り、スペインの方は最初に挨拶をしたガイドさんと別々で回ることになりました。 -
迷路のような道を進み、昔の人たちがどうやって水を家まで引いてきたかや、家のつくりについての説明(1階がレンガや木、2階が泥だったような気がします…すみません、忘れてしまいました)を聞きながら約200段の階段を上り昔、見張り台として使われていた場所へと向かいます。
こちらはイギリスのチャールズ国王がアルウラを訪れた時のサインだそう。
ガラスで保護されていました。 -
頂上まできました。メインロードと挟んで向こう側はナツメヤシの木がどこまでも続きます。
砂漠の中のオアシスとしてフランキンセンスやデーツ、スパイスの交易で昔からアルウラはキャラバン隊にとって大事な中継点だったそう。
↑こちらの写真はもうほとんど崩れかけていていかにも『廃墟』という感じです。 -
↑こちらは修復されて現在はホテルやギャラリーになっているエリア。この中を通ってここまで登ってきました。
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頂上には撮影スポットもあります。
今回ガイドをしてくれた女性は50代くらいの女性でしたが真っ青なシャツを着てデニムを履いているサウジアラビアの女性でした。
この年代の女性がアバヤを着ないでアクティブにお仕事をされていることに驚きました。
彼女は家はリヤドにあるけれど、このガイドの仕事がしたいから夫と娘たち(もう成人しているそう)を置いて単身赴任でこちらに来ていて週末になるとリヤドに帰るそう。
今は好きな服を堂々と着ることが出来て幸せ!と言って笑っていて保守的な人もいる中でこの方は今の変化したサウジアラビアを楽しんで生きているんだなと思いました。 -
17時15分におじさんドライバーにお迎えを頼み、この後はエレファントロックへと連れて行ってもらいました。
日本で計画しているときは今晩はエレファントロックの前のカフェで夕ご飯を食べようと思っていましたが、実際には寒くてそれどころではなく、更に彼に一度帰ってまた迎えに来て!という距離でもなかったので彼にはエレファントロックの前で待っていてもらうことに。 -
夕日に照らされて黄金色になっているエレファントロック。
本当に象の形! -
こちらがエレファントロック前のカフェSALT。
とっても素敵な場所で地面に穴が掘られておりその中にソファがありみなさん思い思いにおしゃべりしながらお食事を楽しんでいましたが、みなさんかなり厚着。
昨日の星空観測ツアーで借りたウールのコートがあればこちらで夕ご飯を食べることが出来たと思いますが、普通のダウンでは寒くて私たちは15分ほど滞在して宿へと帰りました。
オールドタウンからエレファントロック、そしてそこで15分くらい待ってもらいその後、宿まで帰りSAR170(6,700円) -
宿に帰り、夕ご飯が食べたかったのでMr.Nにシャワルマが食べたいけど近くにある?と聞くと「今買ってくるから待ってて」と。
今回はお金払うよ!と伝え「OK!」と言っていたのに戻ってくると昨日と同様「お金はいらない。自分がおもてなししたくてしているから。お土産ももらったし」と頑なに受け取りを拒否。
彼はどこまでいい人なんでしょう。
本日もMr.Nに感謝してシャワルマを頂きました。
いろいろな味のソースがついていてこちらもとっても美味しかったです。
昨日は夜遅くに星空観測ツアーから帰り朝早くからツアーに出かけ3時間くらいしか眠れなかったので、今晩は22時には就寝。。。 -
翌朝は9時45分開始の
『Dadan/Jabal Ikumah Day Tour』へ。
https://www.experiencealula.com/en/things-to-do/experiences/dadan-jabal-ikmah-tour
こちらは2時間のツアーで一人SAR60(2,400円) -
タクシーはSAR65(2,500円)。
昨日と同じ距離だけど今日はSAR10(400円)くらいお安く到着。
なぜ昨日とほぼ同じ時間で全く同じ場所まで来たのにこれだけ料金が違うかというと、初日はWinter ParkのVISITORCENTERまで送ってもらいました。
VISITOR CENTERへは道が一方通行なので大周りをしないと到着せず、この大周りに数分かかります。近そうでなかなか遠いです。
なので本日はWAITING AREAの前で降ろしてもらいました。
タクシーで行く予定の皆さんもぜひVISITOR CENTERではなくWAITING AREAの前で降りてください。 -
本日もバスに乗りまずはウェルカムセンターへ。
こちらもお水やドライフルーツが用意されていました。 -
他のバスでやってきた方々も集合しツアー開始。
まずはウェルカムセンターの裏にある『ライオンの墓』を双眼鏡で見てみます。 -
ズームして写真を撮るとこのように真ん中の穴の両サイド斜め上にライオンが彫られていて王族が埋葬されていたと言われています。
ライオンは権力の象徴だったそう。 -
本日一緒に回るサウジアラビアのおじさまグループ。
この後彼らの自由な振舞いに振り回され思い出深いツアーになっていきます。 -
双眼鏡でお墓を見た後はすぐ横にある場所でワークショップです。
遺跡の発掘体験。
汚れないようにと茶色いベストを全員渡され着用。
帽子を持っていない人は帽子も借り、マスクをしたい人は不織布のマスクをし、この道具を使って遺跡を掘っていきます。 -
こちらが配られるベスト。
アイベックスの彫られた石が出てきました。 -
そして配られた用紙に発掘したものをスケッチし、長さを測り書き込んで、昔の人がこれを何に使っていたのかや、この遺跡は何を伝えようとしているのか考えて書き込みます。
ちなみに書いた紙は答え合わせをしたり回収されたりすることはなく、ただ記念に持って帰ってくるので日本語で書いても問題ありません。
発掘した遺跡は袋に入れて戻します。
おそらくスタッフがまた埋めて次の人がまた発掘するんだと思います。 -
その後バスで少し離れたところへ行き、昔ダダンの市街地だったという場所を見に行きます。
まだまだ発掘途中でいろいろな工事の道具もありました。 -
そしてまたバスに乗って次のジャバルイクマへ行こうとするとグループのおじさま方に代わる代わる「日本人?」と聞かれるように。
おじさまたちは国内旅行をしている仲良しグループとの事。
結構な年齢のおじさまたちがお友達同士で旅行に来ているなんてなんだか微笑ましい。
そしてその中の一人のおじさまが日本語で「落ちましたよ」と。
びっくりして足元をみると「私の心、落ちましたよ」と言ってニヤニヤ。
驚きと面白さでこっちもニヤニヤしながら「どうして日本語話せるんですか?」と聞くと「大使館で働いていて日本に4年間住んでいました」と。
どこから来たのか聞かれ、新潟から来たと伝えると彼は周りの友人に「新潟はお米が美味しくて有名。そして日本酒も美味しい。日本酒はお米から作られているから美味しいお米がとれるところは美味しいお酒ができる」と説明していてお友達の一人が「サケ、大好き」と言って笑っていました。
驚きです。サウジアラビアの人たちがお酒を飲んでいるなんて。
「お酒飲んだことあるの?」と聞くと「国内では飲んでいないけど外国に仕事や旅行で行くと必ず飲むよ!」と言ってみんなで大笑い。
そして彼らの旅行は専属カメラマンが常に写真と動画を撮っていて、集合写真に入らされたり、動画を一緒に撮られたり、なんだか遠足のような光景でした。
総勢で20人以上がいたのですが、集合写真のあと、やたら話しかけてくるこのメンバーが一緒に写真を撮ろう!と言ってきたので私のスマホでも撮ってもらいました。
一番右の男性は三菱と取引のあった会社で働いていて何度も日本に出張で来たことがあり、甥っ子に14歳の孫娘と結婚しないかと何度もいい、とっっっても美人なお孫さんの写真を見せてきました。
そして右から3番目のおじさまは去年兄弟が日本に旅行に行って「日本は最高だった」と言っていて自分も行きたいと思っていると言い、真ん中の石油王のような方は「カトウ・タダノ!」と連発していたので「クレーン?」と聞くと「YES!」と彼はクレーンの会社で働いていて彼も日本に来たことがあるそう。
日本にいた時はサウジアラビアは遠い遠い閉ざされた国というイメージしかありませんでしたが、お仕事で日本と関係を持っている人も結構いるんだなと今回行ってみて知ることが出来ました。
そして彼らはとにかく自由に振舞うので集合時間なんて誰も守りません。
次はバスに乗ってジャバル・イクマへと向かいますが、この時すでにツアー開始から1時間45分ほど経過し時刻は11時半過ぎ。
(今回のツアーは2時間の予定)
時間通りにいけば11時45分にツアー終了ですが、おじさんドライバーには時間に余裕を持って12時15分に迎えに来てと伝えていました。
なぜかというと本日のこれからの予定はツアー終了後、ウィンターパークから20分ほどのところにあるハッラ・ビューポイント(ことりっぷ81ページに載っています)へ寄ってから宿に帰り、16時15分発のメディナ行きのバスに乗る予定だったのでツアー終了後ウインターパークでお昼を食べてそのままハッラ・ビューポイントへ行くつもりでお昼ご飯を食べ終わるくらいにおじさんドライバーに来てもらおうと考えていたのです。
(※ウインターパークにはバーガーキングとカフェがあります。VISITOR CENTER側にコンテナを改装したような建物がポツンとふたつあります。カフェはスタッフに聞いたところ、甘いメニューしかなくお食事メニューはないそうです。)
ですがあと15分でツアーが終了するわけがないと思い、急いでおじさんドライバーに13時に迎えに来て!と伝えました。
自由気ままに過ごし誰もバスに乗ろうとせず時間だけが過ぎていきます。 -
やっと全員がバスに乗り、次の目的地、ジャバル・イクマへと向かいます。
こちらはバスを降りてから10分ほど歩きますが、まずは、ウェルカムセンターでみんなしっかりと休憩を取り、そこからやっと歩き始めます。
が、舗装されたアスファルトの歩くと5分ちょっとの道をみなさん歩きたがらず、たった1台の電動カート(4人乗りくらい?)をひたすら待ち、電動カートが大忙し。
後半の5分くらいのこちら↑↑のハイキング道はさすがにみなさん歩きます。
全員が揃うまでにどれだけ時間がかかったことでしょう。
先に着いた人々は木陰でお休みしてみんなが来るのを待っています。 -
こちらは岩肌の至るところに文字や壁画が描かれていて大昔の生活を知ることができるため「野外図書館」と呼ばれています。
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あっちにもこっちにも文字や絵が。
ちなみにこちらは現在のアラビア語とも全く違う形をしているそうです。 -
みんな揃って説明を聞き、思い思いに写真を撮り、またもと来た道を戻ります。
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そして最初にバスを降りたウェルカムセンターの横には本日2回目のワークショップの建物があります。
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ここでは岩に字を掘ることがいかに大変かを体験します。
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ノミととんかちのようなもので石に字を掘ってみますが思いのほか大変!
大昔の人はどうやってあれだけのものをあの場所に掘ったのかと考えると改めてすごいなと思いますし何千年も前のものが今も残っていることに驚きです。
ちなみにこちらのワークショップでもおじさまたちは子供のようにはしゃいで一生懸命自分の名前を彫ったりしてお互い見せあった大喜びし、時刻はすでに12時半過ぎ…
結局ツアーが終わったのは12時45分で、予定より1時間オーバーでした。
他のツアーの予定を入れていないで本当に良かった。
ウインターパークに戻ってから急いでバーガーキングでオーダーしましたが、こちらはスタッフがたった一人だったので作るのも時間がかかっていました。
タクシーは飲食禁止の案内が窓に貼ってあったので急いで食べました。おじさんドライバーもいつも通りすこし遅れてきたので良かったですが、それでも食べきれず、バーガーキングのスタッフにビニール袋をもらい食べきれなかったハンバーガーを入れて宿に持って帰ってから食べることに。
ここからハッラ・ビューポイントへ向かいます。
びっっっっっくりするほどの急なくねくね道をひたすら登っていきます。
すれ違う際は崖から落ちそうになるくらいの道です。 -
20分ほどでハッラビューポイントに到着。
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こちらにはオシャレなレストランがありましたが、アルウラ一番の高台なので結構な風が吹いていたのでもしこの時期(2月)にレストランを利用するようであれば厚着していくことをお勧めします。
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崖の先端に向かって歩いていきます。
この時点で見晴らしがよさそうなのが分かりドキドキ! -
ビューポイントの先端からはナツメヤシの木や街並みが見え本当に素晴らしい眺めでした。
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下り坂のタクシーは時速3キロくらいで降りていく。
「歩いたほうが速い!!」と夫。
本当の本当にそんな速度でした。
麓の方に誰かが飼っていると思われるイヤリングをつけたラクダが3頭。
やはりここは中東ですね。 -
ちなみにウインターパークに迎えに来てもらい、ハッラ・ビューポイントへ寄って15分ほど待っててもらい、その後宿に帰り、タクシー代はSAR218(8,600円)。
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今回、出発前から帰る瞬間までお世話になったMr.N(右から2番目)ともう一人のバングラデシュからのスタッフ(右から3番目)とおじさんドライバー(1番左)と。
本当の本当にお世話になりました。
アルウラの中心部から離れていたけれど本当にこの宿にしてよかったです。
ちなみにこれから乗るバス停はアルウラの中心部にバス停があります。
二人にお別れしておじさんドライバーにバス停まで送ってもらいました。SAR80(3,200円)
今回アルウラでの交通費はやはり結構な額になりました。
2泊3日で約38,000円でした。
アルウラ中心部に泊まるとそれなりに高くなりますし、私たちのように離れたところに宿泊すると今度は交通費が高くなります。
レンタカーを借りられればどこに泊まってもレンタカーとガソリン代だけなのでおそらくもう少し安くなると思いますし、時間を気にせず行動できます。
中心部の少し高い宿を予約してタクシー代が少しお得になるか、離れたところの少しお財布に優しい宿を予約しタクシー代が少し多めにかかるか、どちらがお得かは分かりません。
ただ、タクシー移動をするか、車をレンタルするかのどちらかで考えると、本来サウジアラビアでは有効ではないはずの免許証を持っていき、たまたまスタッフの知識不足で借りられたとしても、万が一事故を起こしてしまい、その際に有効ではない免許証で運転していたことを警察が知ったら…と考えると38,000円も高くはなかったのかなと思っています。
実際に車を3日間レンタルし、ガソリン満タンで返却するのにどのくらいの料金かは分かりませんが、なんでも観光地価格で高額なアルウラでそこまで安く車を借りられるとは思えないので、タクシーとの差額はそこまでないような気もします。
あとはレンタカーで何かあったときの代償を考えると、やはりタクシー移動にして良かったなと私たちは思っています。
アルウラでの移動手段で迷っている方、不安に思っている方の少しでも参考になればと思い、あくまで私たちの経験ですが、今回は金額なども細かく書いてみました。
次はアルウラから長距離バスで5時間ちょっとかけてメディナへ向かいます。
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