讃岐から伊予へ、瀬戸の春風の中をドライブ　

2023/03/13 - 2023/03/14

　3月中旬の早朝、広島県呉市の自宅を自家用車で出発、山陽道・瀬戸中央道を通って香川県に向かった。途中、与島パーキングエリアで休憩。PA内の展望台に登り、波静かな青い瀬戸内海、島々そして北備讃瀬戸大橋が見え、まさに絶景であった。坂出北インターチェンジをおりて、北に4ｋｍほど走り瀬戸大橋記念公園に行ってみた。園内には、水の回廊や芝部広場、瀬戸大橋記念館、東山魁夷せとうち美術館などの施設があり、麓から見る瀬戸大橋は迫力があった。
　丸亀城に行ってみた。小さいながらも全国に12しか残っていない現存木造天守である。天守と美しい高石垣で「日本の名城100選」にも選ばれている。その後、車を東に走らせ、五色台スカイラインの北東の大崎山園地の展望台まで行き、眼下に青い瀬戸の海と島々、瀬戸大橋の素晴らしい景色を眺望することができた。
　五色台にある国民休暇村に宿をとった。夕・朝食ともバイキングは、料理の品数豊富で大変美味しい。夕食時にレストランのカーテンは閉まっていたが、食事の途中にカーテンが自動的に開いて、広いガラス窓の外に瀬戸に沈む夕日が見えて、素晴らしい景色に感動した。
　翌日、宿のチェックアウトを済ませ、近くにある瀬戸内海歴史民俗資料館を訪れた。内部の１～１０の展示室には、瀬戸内海の漁業や島々の暮らし、船大工用具、廻船などが展示されていた。資料館見学の後、国道11号を西に多度津市、三豊市、観音寺市と走った。三豊では津嶋神社を参拝した。この神社は子供の守り神として信仰を集める神社であり、対岸の島までは長さ約250ｍの赤い橋で結ばれている。
　さらに西に向かった。父母が浜では平日にもかかわらず比較的若い世代に人たちが多く訪れていた。砂浜の所々にある水たまりに人影が綺麗に映っていた。その後、琴弾公園山頂の展望台から銭形砂絵を見学した。今治を経て、西瀬戸自動車道を通り、広島までの帰宅を急いだ。途中、瀬戸田パーキングエリアで休憩をした。

エリア 香川

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

与島ＰＡの展望台は絶好のビューポイント。瀬戸大橋をのぞむ。

瀬戸内の景色を楽しむ。

瀬戸大橋記念公園。麓から見る備讃瀬戸大橋は迫力満点

瀬戸大橋記念公園は瀬戸大橋の完成を記念して開催された博覧会の会場を海浜公園として整備したものである。

瀬戸大橋記念館。ちかくに東山魁夷せとうち美術館もある。

丸亀城からみる丸亀の町。

　丸亀城は讃岐の高松城の支城として、1597年に築城が開始された。天守は、藩主となった京極氏によって1660年に創建されたもので、高さ15ｍと小さいながらも、全国に12しか残っていない現存木造天守である。

　三層の天守に入ると、展示物は少なく素朴ではあるが、昔の梁がそのまま残っており、歴史を感じることができる。

丸亀城主の系図。

丸亀城大手一の門。一の門の楼上の太鼓で城下に刻を知らせたそうだ。

五色台から見る瀬戸内海。

　大崎山園地にある彫刻。大崎山園地は、五色台スカイラインの北東の大崎山（標高231m）の山頂一帯にある公園で、芝生広場や瀬戸内海を眺めることのできる展望台がある。

休暇村讃岐五色台で、瀬戸内の絶景を見ながら夕食。

休暇村讃岐五色台からみる瀬戸内海。

休暇村讃岐五色台。付近には散策路がある。

瀬戸内海歴史民俗資料館。瀬戸内の漁業や島々の暮らしを紹介。

瀬戸内海歴史民俗資料館内の展示。

瀬戸内海歴史民俗資料館内の展示。

瀬戸内海歴史民俗資料館の屋上からの景色。

道の駅ふれあいパークみの。四国霊場弥谷寺近くにあり、温泉が併設されている。　

津島わたる赤い橋。島と対岸は長さ約250ｍの赤い橋で結ばれている。

津嶋神社。三豊市の北部にある子供の守り神として信仰を集める神社。

津島わたる赤い橋。

津嶋の宮駅。ＪＲ予讃線の海岸駅と詫間駅の間にある無人駅で、日本一営業日数の少ない駅ある。

父母が浜海水浴場

砂浜の水たまりの水面が鏡上に見え、人影が綺麗に映る。

観音寺市の有明浜にある銭形砂絵。巨大な寛永通宝、楕円だが真丸に見える。　

瀬戸田パーキングエリア。西瀬戸自動車道上り線最初のＰＡ。