2003/08/30 - 2003/09/03
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SamShinobuさん
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2003年当時は仕事の関係で韓国映画を観まくっていた。韓国出張も多くなったため韓国語を勉強したのを覚えている。同じアジアにもかかわらず似て非なる隣国は、食文化や生活習慣の違いも興味深かった。ソウルのような都会もいいが、釜山や慶州のような地方の旅も新たな発見があって楽しかった。
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2003年8月30日
9:30成田空港発大韓航空KE706便は、11:55仁川国際空港に到着。
今回のレートは1ウォン=0.1円。
明洞メトロホテルにチェックイン。 -
古宮 明洞店
ビビンバ発祥と言われている全州の伝統ビビンバを食べよう。 -
地下鉄で三世駅へ。COEXモールにあるシネコンのMEGABOXで「ラブ・インポッシブル~恋の統一戦線~」(2003年製作、日本公開2006年 原題「南男北女」)を観た。
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主演女優のキム・サランの舞台挨拶。隣りは監督かな。
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狎鴎亭洞(アックジョンドン)の有名焼肉店「三元ガーデン」で夕食。
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2003年8月31日
明洞大聖堂
朝、散歩がてら訪れた。 -
1898年に完成したゴシック建築は、厳かな雰囲気を醸し出す。
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ソウル総合撮影所
「JSA」のオープンセット。板門店を再現している。板門店とは朝鮮半島北緯38度線付近に設けられた非武装地帯のこと。南北が睨み合うこの境界線を越えることは現実には出来ないが、ここでは跨いだ写真を撮るのが定番だった。 -
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大道具、小道具室。
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民俗村のオープンセット。
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伝統韓屋。
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当時は韓国映画のセット撮影の8割が、この撮影所で行われていた。
ソウル総合撮影所はその後、南楊州総合撮影所と名称変更し、2019年についに閉所してしまった。 -
昼食
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当時雇っていたドライバーのM氏と焼肉を食べる。
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宗廟(チョンミョ)
1395年に創建された宗廟は、李氏朝鮮王朝の歴代王を祀り、祭祀を行っていた場所。 -
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昌慶宮(チャンギョングン)
昌慶宮は、昌徳宮(チャンドックン)、景福宮(キョンボックン)、徳寿宮(トクスグン)と同様、王宮のひとつ。 -
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この後、大韓シネマでイム・サンス監督の「浮気な家族」(日本公開2004年)を観た。
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コリアハウス
ここは韓国伝統芸能と料理を楽しめる、外国人向けの施設。
3棟の伝統家屋のうち、緑吟亭で宮中韓定食をいただく。朝鮮王朝の宮廷料理は辛くなくて体にも良さそう。 -
民俗劇場
コリアハウスにある全189席の劇場で、太鼓踊り、サムルノリ、仮面踊り、扇子舞など韓国伝統芸術の公演を観た。 -
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2003年9月1日
10:30金浦空港発、大韓航空KE1123便で釜山へ。
11:30釜山金海空港に到着。
釜山港を見下ろす高台に位置するコモドホテルにチェックイン。
宮殿のような外観がなかなかよろしい。 -
ホテルからの眺め。
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ホテルの部屋。
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2002年に日本で公開された「友へ チング」は、大好きな韓国映画だ。クァク・キョンテク監督は「スタンド・バイ・ミー」と日本のヤクザ映画を上手く組み合わせ、釜山の風土を背景に面白い映画を撮った。
幼馴染の4人組がそれぞれ成長した後、生きる世界が変わってしまった悲劇を描いている。特にジュンソクとドンスはそれぞれ敵対するヤクザの幹部になっており、昔のように何でも腹を割って話せる立場ではなくなっていた。
この作品はフイルムの「銀残し」という特殊な現像処理をしている。通常は現像過程でフイルムの銀を漂白(ブリーチ)するのだが、あえて銀を残すことで、彩度を抑えたコントラストの高い映像を創り出すことができる。技術的に非常に難しい「銀残し」を採用したことで、切なく苦しい男の世界を見事に描き出すことに成功している。 -
「友へ チング」の舞台は、まさにここ釜山だ。それならばと、ロケ地めぐりを思い立つ。映画ファンの血が騒いできたゾ。
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クルム鉄橋
学生時代の4人が学ランで走るシーンが印象的だった。 -
クルム鉄橋のワンシーン。
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三一(サミル)劇場
他校の学生と乱闘になるシーンを撮った映画館はポルノ映画専門館になっていた。 -
チケットを買って入ってみる。
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映画にも出てくる館内の階段。ていうか、ポルノ映画館の階段の写真を撮っている日本人って怪しすぎる笑。
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その階段のシーン。
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「友へ チング」のラストシーン、チャン・ドンゴンが刺された国際ホテルの前の電柱。思わずそのシーンを再現したくなる映画バカ笑。
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そのシーン。
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影島(ヨンド)大橋
少年時代の4人が歩いた橋。 -
乾物市場
学生時代の4人が疾走していた。 -
チャガルチ市場
釜山の名所。当然ここでもロケしていた。 -
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釜山港
「友へ チング」のロケ地を探し歩く聖地巡礼は、へとへとになったが実に楽しかった。 -
「PIFF広場」
釜山国際映画祭の英語略名はかつてはPIFFと表記されていたが、2011年からBIFFへ変更になったらしい。なのでこの時はまだPIFF広場と言っていた。 -
PIFF広場のシネコン「大映劇場」で「狐怪談」(日本公開2004年)を観た。女子高を舞台にした韓国ホラー映画「女校怪談」シリーズの第3弾だ。
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再び、チャガルチ市場へ
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チャガルチ市場の1階で魚介を購入し、3階で調理してもらう。
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初めてここに来た時、アジュンマ(おばさん)たちの傍若無人な接客ぶりに衝撃を受けた。初対面にもかかわらず驚くほど馴れ馴れしくて、それでいて憎めないアジュンマは面白すぎた。おせっかいな親戚のおばさんのように世話を焼いてくる。かと思えば勝手に隣に座り酒をねだってきて、いつの間にかおばさんたちと大宴会になっていた。
数カ月後再訪した時は、皆さん僕のことを覚えていてくれて、その歓待ぶりは凄まじかった。それに信じられないくらい安くしてくれて、その代わり絶対次も来なさいよと約束させられた。それ以来釜山に行くと必ずこの店を訪れている。 -
この時も一段落ついたおばさんたちは当然のように乱入してきて、お酒は飲むわ、残った料理はガンガン食べるわで、どっちが客か分からない状態に笑。
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料理担当のおばさん。
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3階からの眺め。潮の匂いがする夜風が気持ちいい。
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ここで、アカスリ初体験。
アカスリ台にスッポンポンの状態で寝かされ、おじさんにアカスリ専用のタオルで体を擦られる。古い角質や毛穴の老廃物を取り除き、マッサージで血行が促進されお肌はツルツルに。気持ちいいけど、素っ裸はさすがに気恥ずかしかった。 -
釜山駅。
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2003年9月2日
慶州に向かうため、釜山駅の立ち食いうどん屋でうどんを食べた。ちなみに韓国語でもうどんは우동(udon)と発音する。 -
釜山駅9:10発のムグンファ号に乗る。
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ムグンファ号の車内。
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約2時間乗車し、11:13に慶州到着。
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慶州駅。
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千年の都、慶州。
慶州は紀元前1世紀から約千年にわたって新羅の都だった。 -
慶州は街中いたるところに古墳が点在しており、また文化財の多さからも屋根のない博物館と呼ばれている。
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日本なら奈良といった感じか。
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特にこの天馬塚のある大陵苑は、大小23基の古墳があるそうだ。天馬塚は5~6世紀のもの。
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絵画のような美しい風景。
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「クロサンパプ」で昼食。
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慶州名物のサンパプを食べに来た。
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サンチュなどの葉野菜におかずを包んで食べる。テーブルいっぱいに並んだおかずに圧倒されるが、とてもヘルシーな料理だ。これで一人8,000ウォン(約800円)だった。いやぁ、安すぎるでしょ。
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国立慶州博物館。
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聖徳大王神鐘(エミレの鐘)
韓国最大の梵鐘。新羅時代、景徳王が父のために鐘を造るにあたり、人柱にひとりの若い娘を溶かし入れたそうだ。怖っ! -
石窟庵
石窟庵は8世紀に建てられた人工の石窟寺院で、本尊の釈迦如来像は韓国仏教美術を代表する傑作だ。この仏像はもともと2体あったが1体は日本に盗まれたと、韓国では言われていた。あの国にありがちな話だが、その後の調査で最初から仏像は1体しかなかったことが証明されている。
そもそも8世紀に建立された石窟庵は、朝鮮王朝の仏教弾圧でその後ずっと放置されていた。1909年に発見されると、日本統治政府はその文化的価値を重要視し3度にわたり修復したが、戦後韓国政府は再び放置してしまう。
1962年にようやくその価値に気付いた韓国政府は国宝に指定し、文化財管理局が復元を試みる。すると今度は日本がかつて行った修復に難癖をつけ、配置がデタラメだと言って並べ替えてしまった。それから40年以上経った2007年に、実は日本統治政府が正しくて文化財管理局が誤っていたことが判明してしまう。
韓国の文化財管理の杜撰さや、何でもかんでも日本のせいにしてしまうトホホな国民性はどうにかならないものか。 -
仏国寺
751年に創建された韓国仏教界にあって最大勢力の曹渓宗の寺院だ。 -
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海雲台実弾射撃場
実弾射撃を体験、ジェームズ・ボンド愛用のワルサーPPKと、ダーティハリーが持つスミス&ウェッソン44マグナムを撃たせてもらった。どちらも命中率93%だった。 -
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MEGABOXで、ユ・ジテ主演の韓国映画「鏡の中」を観る。
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夕食は屋台のラーメン(ラミョン)で軽く済ませた。韓国でラーメンと言うと、インスタントの辛ラーメンがデフォルトだ。この頃はまだ知らなかったので、いきなり辛ラーメンの袋麺を作り始めた時はびっくりした。でも基本的に使うのは麺だけで、具材やスープは店ごとに工夫している。
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翌日は、金海空港10:30発の大韓航空KE713便に乗った。
成田国際空港には12:25に到着した。
韓国といえば、2004年10月に一風変わった出張をした。その少し前に日韓合作映画の企画があり、韓国側のプロデューサーが製作費の一部を持ち逃げするという事件があった。その犯人が韓国で捕まり、ソウル裁判所で裁判が始まる。僕は直接の被害は無かったが、そのプロデューサーと面識がありビジネスもしていたので、韓国の裁判所で証言してほしいと依頼を受けた。渡航費用やホテルは裁判所が用意するというので、日本の製作サイドに協力するために渡韓した。日本ですら裁判所なんて行ったことがないのに、聖書に宣誓して証言した時は少なからず緊張した。
裁判所が取ってくれたホテルは随分と辺鄙な場所にあり、その夜仕事絡みで観たい映画があったが、そこからだと時間的に間に合わない。そこでそのホテルはキャンセルして、自腹で泊まろうと明洞までやって来た。ところが予想外にどのホテルもいっぱいで、明洞中探し回ったがどこも空いていない。途方に暮れていると、明洞のはずれで一軒のラブホテルが目に止まった。恐る恐る入って、窓口のおばちゃんに「どのホテルも満室で困っている。一人だけど泊まれますか」と訊くと、おばちゃんが笑いながらOKしてくれた。一泊30,000ウォン(約3,000円)だった。
今まで様々な旅をしてきたが、その時の韓国出張はちょっと不思議な体験だった。
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