2024/01/10 - 2024/01/13
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funasanさん
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1/10(水)夕方、シドニー港を出航したロイヤルプリンセス号はオーストラリアとニュージーランド(NZと略記)を隔てるタスマン海の大航海に出ます。
最初の目的地はNZ南島の景勝地「フィヨルドランド国立公園」で、シドニーから約1900㎞も離れています。その大海原を2泊3日かけて進みます。
帰路も同様に、最後の寄港地・NZ北島「ベイオブアイランド」から2泊3日かけてシドニーまで帰ってきます。往路・帰路含めて1週間くらい、どこにも寄港しない洋上クルーズ生活となります。
クルーズが大好きな私は「客船に乗っているだけで幸せ」です。だから洋上のクルーズ生活をやってみたかった!その模様をご覧ください。
私のホームページに著書紹介、旅行記多数あり。
『第二の人生を豊かに』
http://www.e-funahashi.jp/work/index.htm
※新著『がん患者よ、旅に出よう!』キンドル版・ペーパーバック版
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タスマン海の朝焼け(写真)です。日本の寒い寒い1月は南半球は夏本番で、夜明けのバルコニーに出ても寒くはありません。さわやかな海風が吹いてきます。
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妻はベッドで熟睡中なので、静かに、もの音立てずに、パソコンを持って早朝のビュッフェレストラン「Horizon Court」に行きます。カプチィーノ(有料)を注文し、甘いデニッシュをビュッフェカウンターから調達して、私の朝の幸せパソコンタイムが始まります。
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そのうち妻が起きてきて、ビュッフェレストラン(写真)で合流です。我々夫婦はいつも早起きで窓側の好きな席を確保します。そして大海原を見ながら、のんびり、ゆっくり、限りなく食欲に従い、でも、理性が少しブレーキをかけ、優雅で豪華な朝食を始めます。
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まずはサラダ類(写真)です。最近は胃袋が小さくなってきたせいか、サラダを大量に食べると、その後のメインのタンパク質補給に差しさわりがでます。
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嬉しいことに、朝からスモークサーモン(写真)がありました。蒸しエビもあり、揚げ物やポテト、チーズを調達します。スモークサーモンにレモンを絞って食べると、美味い!
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タンパク質補給のメインは「ビーフステーキ、ポークステーキ、焼き魚」です。これで30gくらいのタンパク質はとれるでしょう。最近の私は「タンパク質ファースト」の食事になりつつあります。
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最後は欲望のままに…、甘党の私はパン・ご飯・麺等の炭水化物を避けて、甘いデザートを少し頂きます。これでお腹も心も十分満たされます。ご馳走さまでした。なお、朝食はメインダイニングでも頂けます。しかも、かけもちもOKです。大食漢の人にとってはたまりませんね。
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実は1年くらい前にある本を読んで大きな影響を受けました。筋肉低下を避けるためには「体重1Kgに対して1gのタンパク質補給が必要」ということです。現在、体重60Kgの私は1日60gのタンパク質確保です。これって結構大変です。
写真:ビュッフェレストラン -
朝食後は夫婦別行動、お互いに干渉しません。妻は非常にアクティブです。毎日客室に配布される「event listings」をじっくり見て、その日の参加プログラムを計画します。私はまずは展望デッキ(写真)に出てタスマン海の大海原を眺めます。
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頭を空っぽにして、ただ、この青い海と青い空、そして巨大クルーズ船が作り出す白い波(写真)を眺めます。何だかとっても幸せな気持ちになります。
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展望デッキにはジョギング用とウォーキング用のトラック(写真)ができています。朝から走っている人がいます。
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展望デッキのラウンジチェアー(写真)は早いもの勝ちです。もしお好きな場所があれば、早めにボトルの水と愛読書を置いてキープしておけばいいでしょう。
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人がいない静かな場所(写真)で1人海を眺めて過ごすのも粋な感じですね。これがクルーズの醍醐味かもしれません。
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客船内の見学をしてみましょう。デッキ5からデッキ7まで3層吹き抜けの中央アトリウム(写真)が圧巻です。天井に巨大なシャンデリアが輝き豪華絢爛です。
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このアトリウムの周囲(写真)にカフェ・ラウンジ・レストラン・ショップなど様々な施設が集中しています。それはそれは華やかな雰囲気で、ここに様々な国から来た人達が集ってきます。
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中央アトリウムのベースがデッキ5の「The Piazza」です。ここで連日様々なイベントが開催されます。時々、女性2名によるヴァイオリン演奏があります。
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残念ながらクラシック音楽は非常に少ないです。以前、ホーランドアメリカの客船に乗った時、常に弦楽器のクラシック音楽が聴けたので大感激したのですが、船会社によって音楽のポリシーが違うようです。
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バンド演奏をバックに美しい女性の歌声がアトリウムに響きます。私は好きなコーヒーを調達してこの周りの椅子に座って生演奏を楽しみました。
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寄港地のない洋上クルーズはイベントが花盛りです。妻はデッキ5の「The Piazza」で開催されるダンス(写真)「Zumba」「Line Dance Class」に参加です。
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面白いことに、ダンス教室がなくてもバンド演奏などがあれば、乗客が勝手に踊っているのですね。この「The Piazza」の周囲にはカフェがあり、皆さん、コーヒー片手に音楽の生演奏やダンスを見て楽しんでいます。
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さて、私はパソコンと愛読書を持って「お気に入りの場所」探しです。客船内には趣向凝らした様々なカフェ・ラウンジ(写真)がありますので、最も居心地のいい場所を見つけるのです。
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ありました、ありました。中央アトリウムの上層階(7階)「クルーナーズ・バー」(写真)です。私好みのダークブラウンの内装で重厚なラウンジです。ただし、時間帯を選ばないと非常に込み合っています。
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単なるデッキ7の通路(写真)ですが、ここも私の好みの内装で気に入りました。美味しいコーヒーをテイクアウトして、ここのテーブル席でパソコンを開けばOKです。
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この先に「ビスタラウンジ」(写真)があります。ただ、ここはイベント会場なので普段は誰もいません。ここでもネットがつながりますので、1人、ここに籠ってパソコンやってもいいですが、気分は乗りませんね。
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有料レストラン「クラウングリル」の周囲もいい感じのラウンジになっています。ピアノのライブ演奏を聴きながらカクテルを楽しむのでしょう。
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船内探検してたら「ライブラリー」(写真)を発見しました。豪華客船に乗ってライブラリーで読書???往年の大西洋横断航路の名残なのでしょうか?忙しい現代では、勿体ないというか、究極の贅沢ですね。
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このライブラリーに私の出版した書籍『夢の豪華客船クルーズの旅:大衆レジャーとなった世界の船旅』(東京図書出版:2014年4月初版)を寄贈しておきました。本書は絶版となり、現在はアマゾンからキンドル版・ペーパーバック版として販売中です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B078LPSDYJ/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1514161467&sr=8-1&keywords=B078LPSDYJ -
午後3時からダイニングルーム(写真)でアフタヌーン・ティ―のサービスがあります。我々夫婦は朝食をしっかり食べたので、ランチを抜きにして、このアフタヌーン・ティ―を楽しみました。
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残念ながらインスタ映えする3段のアフタヌーン・ティ―セットではなく、すべてスタッフが給仕してくれる本格派でした。私はスコーンが好きなので、大満足、スイーツ三昧のティ―タイムでした。
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食べたカロリーは消費すべし!客船には本格的なフィットネスジム(写真)がありますから、各自のお好きなメニューで運動ができます。
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私はいつものように、「ジョギング・筋トレ・自転車」とこなして汗をかきます。
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汗をかいた後は客室(写真)にもどってきてシャワーです。時には湯船にお湯をいっぱい張ってお風呂に入ります。これが気持ちいい。
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カーテンを開ければ、そこは青い海(写真)。やはりバルコニー付き客室はいいです。
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風呂上り、バスローブに身を包んでバルコニーでコーヒータイムです。
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立ち上がって下を見れば、客船の航路から出る白いさざ波が、消えては出て、消えては出て、と繰り返します。さて、私の知的生産の時間です。まずは客室でネット接続してメールのチェック等をして日常生活の一部をします。
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以下、プリンセスクルーズのホームページよりネット接続の説明です。
「高速Wi-Fiと5Gを備えた「メダリオン・ネット」は、船上でもスピーディーで確実かつ制限のないインターネット環境を、お手頃な価格でお楽しみいただけます。Eメールやビデオ通話、写真投稿、お気に入りのテレビ番組や映画などの動画ストリーミングを船上でも快適にご利用いただけます。」 -
気になるインターネット使用料ですが、データ容量に応じて1日使い放題で14.99米ドルからです。1ドル150円換算で2250円です。ただし、1台ごとにです。
注:私は乗船前に割引価格で申し込みしたので、支払い総額は26325円でした。1880円/1日 -
私は客船内の色々な場所にパソコンを持参してネット接続してみたのですが、どこにいても全くストレスなく高速Wi-Fi接続ができました。
写真:クルーナーズ・バー -
これは本当に素晴らしく、クルーズのインターネット革命ですね。これなら日常的にリモートワークできる人にとって、「クルーズワーケーション」が現実化します。このネット環境をプリンセスクルーズは自らの売りにして、次のような宣伝もしています。
写真:5階「The Piazza」 -
《プリンセス・クルーズでワーケーション》
メダリオン・ネットを利用すれば、客室や共有スペース、さらにプールデッキでもパソコンを利用してのお仕事が可能です。お仕事中は船内で資料作成やオンライン会議を行い、自由時間は寄港地を観光したり、船内施設でショーやアクティビティ、スパ、フィットネスでリフレッシュなどという過ごし方もプリンセス・クルーズでなら叶えられます。オンとオフの時間を両立させ、充実した時間をお過ごしください。(プリンセスのホームページより)
写真:ビュッフェレストラン -
この洋上のネット革命を起こしたスターリンク採用のクルーズ会社はどんどん増えて現在「ロイヤル・カリビアン、セレブリティ、プリンセス、ホーランドアメリカ、日本郵船、商船三井、その他」です。もはやプリンセスに限らず多くのクルーズ会社で可能です。世界の海を就航しながらリモートワークする。凄い時代になってきたものです。
写真:ビュッフェレストラン -
本日(1月11日)のサンセットは午後8時頃です。私はサンセットが好きなので、ディナー予約は午後8時からにして、荘厳な太陽がタスマン海に沈む瞬間をカメラに収めてからダイニングルームに行きます。
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夕食は2か所のダイニングルームでフルコースの食事を頂きます。他にも有料レストランがありますが、まずは以下、ダイニングルームの料理をご覧ください。
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特別な料理以外は無料(クルーズ代金込み)なのでストレスなしに注文できます。でも、あまり注文しすぎて残すのは申し訳ありませんので、我々夫婦は全てのメニューをシェアします。
写真:前菜① -
前菜はそれほど量はないので、1人で2種類の前菜を注文しても大丈夫みたいですね。美食家にはたまりません。
写真:前菜② -
やはり、温かいスープも欲しい。
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スープにはパンが合います。マーガリンではなくちゃんとしたバターをつけて頂きます。
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やっぱり、サラダも欲しい。シーザーサラダを注文します。
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そしてメインの肉料理(写真)は牛肉です。
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メイン料理として魚(写真)も注文します。
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デザートも本格派です。メニューを見てもよく分からないので適当に注文したら写真のような見事なデザートが出てきました。
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そして、デザートの圧巻が「スワン」(写真)です。食べるのが惜しいくらいの出来です。
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レギュラーコーヒー、紅茶は無料なので、欲しかったら遠慮なく注文しましょう。もう大満足のフルコースディナーでした。
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夕食が終わってもお楽しみは続きます。デッキ7前方に「Princess Theater」(写真)があり、連日ここで様々なエンターテインメントが繰り広げられます。
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ただし、すべて英語の世界なので中身はよく分かりません。ラスベガススタイルのダンスショーや、ブロードウエイ並みのミュージカル(写真)がいいです。早朝から深夜までクルーズは楽しさ満載で、どこにも寄港しなくても十分楽しめます。
参考:舟橋栄二著『夢の豪華客船クルーズの旅:大衆レジャーとなった世界の船旅』 出版社:22世紀アート( Kindle版、ペーパーバック版)
https://www.amazon.co.jp/dp/B078LPSDYJ/
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