2024/02/06 - 2024/02/14
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fourtraさん
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コロナ直前でキャンセルせざるを得なかったエジプト旅行に再チャレンジする機会が訪れました。一度は見たいと思っていたピラミッドを訪れることができたほか、ツタンカーメンの黄金のマスクを展示してある考古学博物館、完全公開間近の大エジプト博物館にも入場し、日本の飛鳥地方のような王墓が集中している王家の谷にも行くことができとても内容の濃い旅行でした。
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1日目 成田→ドーハ→カイロ
今日から9日間のエジプト旅行に出かけた。コロナ以降では去年の9月に行ったバリ島旅行以来二回目の海外旅行だが、9日間の長い旅行に行くのは、5年前の中国旅行以来だ。
まず、9時55分発のカタール航空QR-0807でドーハに向かった。13時間のフライトだった。 -
2日目 ドーハ→カイロ→ギザ
ドーハ時間の朝5時ごろドーハ空港に到着。2時間ほどの乗り継ぎ時間で7時35分の飛行機でエジプトのカイロに向かった。 -
ほぼ4時間でカイロ空港に着き、昼食をとった。
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昼食はモロヘイヤ―のスープとアイシーというインドのナンに似たパンを食べた。
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その後、考古学博物館の見学に行った。途中、広大な墓地の中に貧しい人たちの住宅が進出してきている「死者の街」の脇を通り、
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ピラミッドの石切り場だったという山を遠目に見ながら
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博物館に到着した。
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ピラミッドから発掘された数々の展示がされていた。
まず、階段ピラミッドを造ったジェセルの像、 -
ギザ第一ピラミッドを造ったクフの像―この3インチの小さな象牙製の像がクフの姿を確認することができる完全な状態で残った唯一のものという、
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第二ピラミッドを造ったカフラーの像、
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アラファトとネフレットの像、
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ツタンカーメンの内臓が保管されていたアラバスターの箱、
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ツタンカーメンの黄金の椅子などを見た。
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もちろん、必見のツタンカーメンの黄金のマスクも展示されていたのだが、残念ながら写真撮影禁止だった。
2階にはパピルス、コイン、織物、木製棺などのコレクションが展示されていた。 -
3日目 カイロ→アスワン→アブ・シンベル
アスワンに移動のため、早朝の3時半にホテルを出発してカイロ空港からアスワンに向かった。まず、高さ70mのアスワン・ハイ・ダム記念塔をバスの車窓から見学後、アスワン・ハイ・ダムに到着した。 -
アスワン・ダムはアスワン・ハイ・ダムとアスワン・ロー・ダムの2つあり、現在では単に「アスワン・ダム」と言うとアスワン・ハイ・ダムを指す。
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アスワン・ダムは、ナイル川の氾濫防止と灌漑用水の確保のために造られたダムである。
しかし、1902年に作られたアスワン・ロウ・ダムだけでは力不足であったために、当時のエジプトのナセル大統領が、ソ連の支援を受けてアスワン・ハイ・ダムを国家的事業として建設された。 -
こうして1970年に新たに建設されたアスワン・ハイ・ダムは、堤の高さが111 m、堤の全長が3,600 mの巨大なロックフィルダムである。アスワン・ハイ・ダムによって出現した表面積5,250 km2の巨大な人造湖であるナセル湖の名は、ナセル大統領の功績を讃えて命名されたものである。
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287km先のアブ・シンベルに向かった。途中トイレ休憩で小さなお店寄った。
周辺は蜃気楼で有名ということで、確かに遠くの景色が水に浮いているように見えた。 -
ここのトイレは有料でチップ10ポンドだったーエジプトの通貨はエジプトポンドで1ドルが30ポンドだが、実際はほとんどドルで支払うことができる。
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15時10分にホテルに到着。アブ・シンベルで一番良いというコテージ式のSETIというホテルだった。全室ナセル湖に面していて眺望は抜群だった。そのあと、ホテル前から船に乗ってナセル湖遊覧に出発した。
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ホテルの前に広がるナセル湖は、アスワン・ハイ・ダムによってつくられた世界最大級の人造湖であり。「ナセル湖」の名称は、アスワン・ハイ・ダムプロジェクトを支持したナセル大統領にちなんで名づけられた。
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船からはテレビや写真でよく見るアブ・シンベルの大神殿と小神殿を同時に見ることができた。
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いったんホテルに戻って休憩後、夜は神殿で行われる「音と光のショー」の見学に出かけた。
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プロジェクションマッピングで神殿にエジプトの歴史が映し出された。
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昨日は船の上からアブ・シンベル神殿を見たが、今日は日の出を見ながらアブ・シンベル神殿を間近で見学するために、朝6時にホテルを出発した。6時半ごろ地平線から日がゆっくりと昇ってきた。
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3,300年の歴史を持つ寺院の前で見る日の出は本当に印象的だった。
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この複合施設は 2つの寺院で構成されています。大神殿の四体の像はラムセス2世で、その前に並んでいるのは家族の像である。ラムセス2世像のうち向かって左から2体目は神殿完成の数年後に起きた地震によって崩れ、頭部の一部が2体目の前に転がっている。
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小神殿には立像が6体あり、そのうちの4体は王、2体はネフェルタリである。脇には王子と王女が配置されている。
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アスワン・ハイ・ダムの建設に伴い水没の危機にあったアブ・シンベル神殿の大規模な移設工事がきっかけとなり、遺跡や自然を保護する世界遺産が創設された。アブ・シンベル神殿は世界遺産の象徴的な遺跡である。
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いったんホテルに帰り、バスで再びアスワンにあるフィラエ神殿の見学に出かけた。
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フィラエ神殿はイシス女神を祀っているため通常イシス神殿と呼ばれる。もともとフィラエ島にあったが、アスワン・ハイダムの建設により半水没状態になったため、現在のアギルキア島に移され、アギルキア島はフィラエ島と呼ばれるようになった。
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途中、ちょうど北回帰線上という場所で一時停止したが、特に何かあるというわけではなかった。到着すると、フィラエ島まで約10分船に乗って行った。
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トラヤヌス帝のキオスク
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第一塔門
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フィラエ神殿を見学後、今日からナイル川クルーズのために3泊するクルーズ船にチェックインした。
休憩した後、再び観光に出かけた。まず、製作途中でひびが入って放棄されたという「切りかけのオベリスク」を見学に行った。 -
オベリスクと広い採石場は、1979 年に他の上エジプト建築物とともに、「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビアの記念碑」の一部としてユネスコの世界遺産リストに登録された。
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クルーズ船からオベリスクまではバスで来たが、
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帰りはファルーカと言われるこの辺で使われている伝統的な帆船で戻った。
9日間エジプト旅行 2へ続く
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