20240210-2 築地 長生庵には、期待通りの春のホロ苦と爽やかな…春野菜の季節です。

2024/02/10 - 2024/02/10

豊洲の管理棟からバスで築地へ。お馴染みさんもお二人、同じバスです。んでも、一人掛けに座ってたんで会釈だけ…って事で、ウトウトしていたら、築地六丁目。お二人はそれぞれの方向へ。

わたしは、お蕎麦屋さんです。期待の品あるかしら…どうかしら？

エリア 築地(東京)

並んでます…んでも、客層的には春節とか旧正月とかでは無さそうね。

今日は店頭でお野菜とか卵を販売中…お代はどこで？

列が動かない感じなんで、亀さんにご挨拶を…頭隠してなんとやら状態です。帰りにも挨拶するかね。

意外と20分くらい待ちましたか。左奥の席へ。

あれ？おつまみが淋しい？

旬の方に力入れてるって事ね。ん…目移りし過ぎて辛い。余力もそれほどってのが、さらに辛い。

アテの目星をつけましたら、それに合いそうなお酒を。ん、燗酒に好みの蔵です。

佐賀は小城、光栄菊です。アナスタシアグリーン。

名前が何を意識したものかは解らねど。呑み易くて旨味も軽やかな気がする。程好い酸味だからかしら？

お通し。何でしょ？紅蓼の下に…緑色？

オイル漬けな感じは分るけれど、オイルで和えたのは…しらす？とすると、ちと勿体ないけれど。

ま、とりあえず酔っ払いには判らない酒のアテ。

吟味ってぇほどでは無いけれど。目移りのお品書きから、そら豆を。

すっかり暖かな季節の品の印象。んでも、菜の花もやけど、食材に春を感じる時期が早くなってる気がする。

お目当てさん。春野菜天盛り合わせ。塩でどうぞと…やっぱ、呑み助向けですよね。

衣で、見分けつきまへんけど。それぞれ、紹介いただけます。

んで、やっぱりフキノトウが一番の期待かな。

薄い衣の中で蒸されたフキノトウ、爽やかに春の味。

こっちは、タラの芽ですかね。

芽キャベツ。煮ても美味いが、天ぷらもえぇですねぇ。

この葉っぱ、なんだっけ？

右、行者ニンニク。左、菜の花。

次も光栄菊をお願いしましょうか。月影です。アナスタシアグリーンとは、だいぶ味わいがちゃうけど…違いが表現できまへん…

それに、まだこれの正体も…

泥酔な頃合いに、お蕎麦を。もり蕎麦がえぇかなと思いつつ、かしわ蕎麦ってどないかなと。

かしわのお供は、ほうれん草に白髪葱。柚子皮もかな？シンプルと言えばシンプル。

んで、お汁の味わいは…お出汁にかしわの味わいが滲んで、けっこ濃いかも。

ズルズルと。お蕎麦がかしわの甘味纏ってますね。

かしわ、けっこ噛み応えのある。噛みしめるほどに旨みですねぇ。

皮の食感もえぇ感じ。

ちうか、かしわの量が…お酒、も少し欲しくなる…んでも今日は我慢しましょ。

お汁もお蕎麦もえぇ感じやねんけど…

そろそろ七味なんぞでピリッとしましょか。

ごちそうさんでした。そいじゃ、亀さん、またよろしく。

もう水仙が花盛り。ってぇ事は…そろそろいつもの庭園に観梅に行かなくちゃかな？