2024/01/25 - 2024/01/29
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しん0912さん
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2ヶ月間の臨時休暇が間もなく終わるので、妻と温泉にでも行くかということで、前から興味のあった別府に4泊5日で行ってきました。
別府には8つの温泉街があるようで、その中から、別府温泉と鉄輪温泉に2泊ずつしてきました。
日程は以下のとおりです。
・1月25日 ANA791 羽田7:50発 大分9:35着
1月25日から27日 御宿野乃別府 泊
1月27日から29日 入湯貸間 陽光荘 泊
・1月29日 ANA2496 大分16:55発 羽田18:20着
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【1日目】
6時過ぎのバスで羽田に向かい、7時50分発の飛行機で、大分空港には9時半頃に到着。いきなり足湯がありました。 -
大分空港から別府駅までは、空港バスで50分程度。11時前には到着。銅像のおじさんは、油屋熊八さん。別府観光の産みの親だそう。
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駅から歩いて5分程で、今日から2泊する野乃へ。チェックインは15時からなので、荷物を預けました。
この宿は、一泊一部屋1万5千円くらいで手配できたのですが、もう少し払って、おおいた旅得キャンペーンの対象プランを予約しました。一泊二人で6千円のポイントがもらえたので、少しお得になりました。 -
取り敢えず、昼飯を食おうと、西口から別府公園方向に15分くらい歩いて、『水天』へ。回転寿司です。
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店内は割りと高級感あり。
寿司を各々7、8貫と、鯛アラの煮物、ビール数本で5千円くらい。美味しかったけど、写真撮り忘れた。 -
駅前に戻り、べっぷ駅市場へ。
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昔懐かしい市場ですが、リニューアル予定のせいか、開いている店は六軒程度でした。
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続いて、徒歩10分程度で竹瓦温泉へ。
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明治12年創設、昭和13年建て替え。
普通の浴場以外に、砂湯もあります。砂湯は少し高くて、1500円。 -
砂湯は、入り口は男女別ですが、貸し浴衣に着替えた後、浴室?は一緒。最大10人くらい入れます。砂の上に横たわると、係の女性が熱い砂をかけてくれます。時間は10分ちょいかな。入れ替え制で、入れ替えの都度、砂場に温泉を引き入れて、砂の洗浄と加熱をおこなっているとのこと。砂湯の後は、普通の浴場でくつろげます。指宿とは違う仕組みで、入ってみるべし、という感じ。
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16時頃に、野乃にチェックイン。
入口は和風旅館のような門構えですが、結構、高層階まであります。 -
フロントの床や廊下は、全て人工の畳敷き。部屋も畳の上にベッド。
ホテルのスタッフの話では、宿泊客の3分の2は外国人で、その多くは韓国人とのこと。
確かに、そのとおりでした。パワフルなヒト達。。 -
竹瓦温泉に入ったばかりだけど、最上階の大浴場へ。
循環式ですが、内湯、露天風呂、サウナ、水風呂と設備は整っており、文句ありませんでした。さすが、ドーミーインと同じグループ。 -
風呂からあがって、北浜方面へ歩いて夕食へ。5分程で、『食堂楽つかさ』へ。
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居酒屋です。一応、予約しましたが、フリの客は、満席で断られてました。
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ビールに付き出し。
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とさか盛り。関さばをはじめ、刺し盛り、りゅうきゅう、大入島オイスター等々、一通りのものが入ってます。
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鯛のかぶと焼きとか、
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とさか盛りで特に美味しかったオイスターの追加とか。
ビール、日本酒、ワイン、焼酎と一通り飲んで、二人で1万円くらい。安くて結構美味しかったです。
支払いは、『おおいた旅得キャンペーン』のポイントですみました。 -
続いて、別府の飲み屋街をブラブラ。昭和が漂っていて、楽しい。
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『香凛』という餃子屋に入りました。
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こじんまりした店ですが、なんとか席を確保。
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別府は餃子も名物ですが、ここは、少し趣の異なる店。中国東北地方風でしょうか。渡りガニのスパイス浸け。
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餃子は、色んな種類があって、一つずつ頼めました。これは、映りが悪いが、羊肉?
餃子を少しとハルピンビールとか杏子酒とかで、5千円くらい。珍しい店でした。
宿に戻って、風呂に入って就寝。 -
【2日目】
今日はノープランです。
朝起きて、まず、風呂です。
その後、朝飯も食べずにブラブラと散歩へ。
これは、別府タワー。展望台とミュージアムですが、まだ、開館時刻前。 -
さらにブラブラ歩いていると、春日温泉という共同浴場があったので、入ることに。
一応、受付があり、200円を払いました。 -
入口から入ると、正面すぐに浴槽。右に脱衣コーナー。
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この部分からお湯が出ており、熱い時は棒で塞いで、水道水で温度を下げるのですが、棒の仕組みがなかなか分からず、10分以上、極熱の湯を我慢しました。分かってからは、快適でしたが。
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お腹が空いてきたので、トキハ百貨店の地下へ。フードコートにある『六盛』という別府冷麺の店へ。
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冷麺を注文。そば粉の麺と、牛骨と魚系のだし。さっぱりとして美味しい。
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午後は、暇なので、県庁所在地の大分市に行ってみることに。
別府駅から日豊本線で15分程で大分駅に着きました。 -
大分駅周辺は、こじんまりした繁華街でした。
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少し散歩して、大分銀行赤レンガ館を見て、トキハ百貨店本店で土産物を物色。
いい街でした。 -
別府に戻って、荷物を宿に置いて少し休んで。夕食前に、また、風呂に行くことに。
これも共同浴場『駅前高等温泉』です。
2階には宿泊施設もあるそう。 -
あつ湯とぬる湯の2つがあり、各々、250円なので、最初に選ぶ必要があります。
番台の女性に、あつ湯は熱い、と言われて、ぬる湯にしました。 -
ぬる湯に入るとすぐに脱衣場。階段を下りると浴槽。別府の風呂は、どこもこのパターンです。
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お湯の吐き出し口。
ここは、そんなに熱くないので、湯を止める必要はなかったけど。 -
風呂をあがって、本日の夕食場所『大和田鮨』へブラブラ歩きます。高等温泉から数分でしたが。
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予約必須の有名店とのことで、一週間前に予約。無事、カウンターに案内されました。
寿司の前に、刺し盛りを頼もうと思い、おかみさんに相談したら、一人前で結構ある、と言われたので、刺し盛り一人前と、海鼠酢一つを頼みました。 -
すぐに付き出しが出ました。ものすごいボリューム。
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ナマコ酢も。
箸と比べれば分かりますが、これもすごい量。味は新鮮で美味しい。 -
刺し盛り。
写真では量感が分かりませんが、例えば、右側の鯛の刺身は、厚切りの羊羮みたいで、普通の店なら3切れ分くらいが1切れです。新鮮で旨いけど。 -
寿司は、地魚にぎりを2人前。
関アジ、関サバも当然入ってます。 -
関アジは、歯応えがよく、さっぱりした味。関サバは昨日も食べたけど、サバとは思えない上品さ。関サバの方が好きかも。
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カウンター席は、我々以外は中華系の夫婦と韓国人の若いカップル。皆さん、よく調べてますねえ。
ビールや日本酒も結構飲んで、1万5千円ほど。この値段では、何の文句もございませんでした。
満足して、宿に帰り、風呂に入って就寝。今日も風呂三昧でした。 -
【3日目】
今日は鉄輪温泉に移る日ですが、まずは、朝風呂へ。この宿は、大浴場以外に貸切湯が8つあり、各々、別府八湯の名前が付いています。使用中はパネルが点灯する仕組み。 -
これは、堀田温泉という名前。
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浴室は露天で、数名は入れる大きさ。
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貸切風呂は、韓国人カップルに大人気なので、大浴場でのんびり。
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風呂からあがって、休憩所からの眺め。別府湾が見渡せます。休憩所には、無料のアイスキャンディとかヤクルトとかがあるし、マッサージチェアも無料だし、よく出来ていました。そういえば、ドーミーイン得意の夜泣きそばのサービスもありました。
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荷物をまとめて、チェックアウト。別府駅まで歩いて、西口から亀の井バスに乗りました。
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20分くらいで、鉄輪温泉のバス停に着きました。思ったより近いです。
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バス停から、こういう道を5、6分歩いて、
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今日から2泊する『入湯貸間陽光荘』に着きました。
木造三階建て、下宿家のような雰囲気。 -
部屋は、8畳くらいの1間。
部屋に風呂、トイレはありません。
午前中に着いたので、荷物を預けて、鉄輪温泉散策へ。 -
たまたま、道を尋ねた地元のおじさんから、地獄巡りか、貴船城の展望台に行けばいい、と言われました。
取り敢えず、鉄輪むし湯の前へ。 -
こちらは、無料の足湯(むし湯)があるので、少し休憩。地図を調べると、貴船城経由で血の池地獄までは歩いて行けそうです。
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ということで、坂道を歩いていると、『ひでさん』が見えました。この店は、少し気になっていた店なので、まずは、昼食を取ることにしました。
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店内は煙でもくもく。テーブルは予約で一杯で、座敷に通されました。
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炭火焼き鳥2人前を注文。
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色んな部位が全部で7種類。
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鶏肉は、鹿児島から取り寄せているそうで、美味。ビールが進みますが、お代は4千円ほど。思わず、明日の夜を予約してしまいました。
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店を出て、坂道を10分ちょい歩いて、ようやく、貴船城に到着。
源為朝が砦を築いたとされる山上に昭和32年に建設された観光城。縁起が良いと言われる白蛇を飼っていたりと、かなり変わった『城』でした。 -
でも、城の上から見る景色は確かに良い。
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続いて、血の池地獄へ。地図だと、貴船城から直線距離ではすぐでしたが、山裾を迂回する形で、歩くと結構な時間がかかりました。30~40分?
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血の池地獄は、確かに赤い色でしたが、エンターテイメント性には、欠けていたかも。
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しかしながら、土産物は充実していて、入口の物販店は、外国人が殺到してたし、それとは別に、温泉成分で作った軟膏売り場もありました。
妻は、1500円の軟膏を購入。 -
帰りは、バスで鉄輪温泉まで戻って、形ばかりのチェックイン。夕食まで、時間があるので、宿の内湯に。内湯は2つあって、2時間毎くらいに男女用が入れ替わりです。
この時間は、男性用は狭い方で、湯船は3人くらいで一杯。熊本から来られたお客さんと、ご一緒でした。 -
風呂から上がって、歩いて夕食へ。10分くらいで、『焼鳥おおの』へ。ここも、予約しないと断られてました。店が少ないのかも。
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典型的な焼鳥屋です。
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酢もつ。
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焼鳥セット。
その他、適当に頼んで、ビールのほか、焼酎1本を注文して、8千円ほど。焼鳥は、十分なレベルで、少し余った焼酎は、宿に持ち帰りました。 -
宿には、このような温泉熱を利用した暖房設備もあります。たまたま、今回は故障していたので、本来は時間毎に課金されるエアコンを無料にしてくれました。(テレビは2時間毎に1百円)。
最後に、宿が組合員のため、宿泊者も無料になる共同浴場『地獄原温泉』に浸かってから、就寝。 -
【4日目】
朝起きて、昨日とは別の内湯へ。
湯船は昨日より少し大きく、奥には、むし湯の入口があります。
むし湯は、しゃがめる程度の高さで、数人が入れる大きさ。温泉の蒸気で熱く、窓のない湿式サウナみたいな感じ。熊本の杖立温泉に似たようなのがありました。 -
入浴の後、この宿のメインイベントとも言える地獄蒸しの朝食を作ります。温泉の蒸気を利用した蒸し釜が全部で27個もあり、他の宿泊者に遠慮なく使えます。
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前日のうちに、近所のマルショクというスーパーで、卵や鶏肉おにぎり、野菜を買っておいたので、それらを適当に蒸して、部屋に持ちかえって食べました。適当に作った割には、美味しかったです。
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朝食を終えて、『鉱泥温泉』にバスで向かいます。
鉱泥温泉は、『天然坊主地獄』にある温泉で、午前中しか開いていません。 -
坊主地獄とは別の入口です。
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坊主地獄から湧き出す熱泥を鉱泥ということから、この名前がつけられたらしい。
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入浴料は900円。
受付のおばさんは、営業時間中も鉱泥の管理や掃除やらで忙しいらしく、しばらく待ちました。 -
入浴の注意事項は、壁に貼ってありますが、おばさんが元気な声で説明してくれました。
温泉は、露天の普通のものと、その奥にある屋根付きの泥湯があり、露天風呂はかなり大きいですが、泥湯は6人くらいで一杯になります。
泥湯の温度はかなり高く、5分くらいが限界。休憩を挟みながら、おばさんの指示とおり、三回入りました。
きれいな泥湯でした。 -
鉱泥温泉を出て、徒歩で鉄輪方面へ少し戻って、『かまど地獄』へ。
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こちらは、血の池地獄よりはエンタメ性がありました。
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スタッフの方が、地獄に向けて、火のついた線香に強く息を吹き掛けると、湯煙(温泉蒸気)がもうもうと立って見えます。実際は、湯煙が立つのではなく、線香のせいで核となるものが提供されるので、もともとある湯煙が見えるようになるそうです。
韓国人観光客も大勢いるため、韓国語での説明も頻繁にありました。 -
かまど地獄から歩いて、宿へ戻ります。
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途中で昼食用にスーパーで買い物をして、陽光荘へ到着。
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朝食の残りの野菜や玉子以外に、買ってきた烏賊、ブリ、鶏肉、肉まんを地獄蒸しにしました。肉まんはうまくできましたが、それ以外は、蒸し過ぎて固くなってしまいました。。
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昼食後、少し休憩して、他に何もすることがないので、『鉄輪むし湯』へ。
入浴料700円、貸浴衣220円。 -
こちらは、普通の温泉とは別に蒸し風呂があります。8畳くらいの背の低い室内は温泉蒸気で高温に暖められており、石菖という薬草が敷き詰められた床に、浴衣を着て寝転びます。
サウナとは一味違い、なかなか気持ちのいいものでした。 -
宿に戻り休憩所した後、暇な夫婦は、陽光荘の別館へ。こちらには、貸切の内風呂と露天風呂があり、こちらは内風呂です。結構、広かったです。
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本日、何度目かの風呂の後、昨日の昼飯を食べた『ひでさん』に夕食に向かいました。
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まず、ひでさん鍋を注文。おかみさんに、炭火焼きも食べると伝えると、鍋は1人前にしたらどうか、と言われたので、1人前だけ。
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ジンギスカン鍋に鶏出汁を張ってあり、甘辛いタレに絡めていただきます。初めての食べ方。
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続いて、安定の炭火焼き鳥。
二日連続だが、うまいものはうまい。
たくさん飲んで、8千円ほど。
宿に帰り、無料の地獄原温泉に入ってから就寝。 -
【5日目】
今日は東京に戻る日です。
朝起きて、最後の地獄原温泉へ。 -
三日間、世話になりました。
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入ってすぐに脱衣コーナー。その奥を少しだけ下って風呂場。湯温はかなり高め。
入り納めです。 -
入浴の後、残り物を地獄釜で調理して、朝食を食べてチェックアウト。
歩いて、バス停へ。
これは、地獄蒸し工房。
後ろの煙は、温泉と蒸気を分離している煙突です。 -
鉄輪のバス停。
ここから、バスで別府駅西口へ。
トキハ百貨店で最後の買い物。
昼飯まで時間があるので、また、風呂にでも入ろうかと。 -
九日天温泉へ行ってみましたが、清掃中。
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すぐ近くの田の湯温泉、200円へ。
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他と同じような造りですが、脱衣所と風呂の間に、一応、ガラスの仕切りがありました。
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風呂から上がり、すぐ近くの寿司屋へ。
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『金太郎』です。
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直前に予約しました。予約していない韓国人の女の子二人組は、席が空くのを待っていました。どこにでも来てますね。
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塩握りセットと、アラ煮、あとはお好みで注文。ビール、日本酒も飲んで、5千円。安い。
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満足して、別府駅からバスで空港へ。
足湯があります。 -
足湯に浸かっている人も。
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空港の土産物売り場はとても充実。
あちこちで買い物しなくても、ここで全部買えたみたい。 -
定刻に離陸し、羽田に定刻に着陸。
温泉三昧の楽しい旅行でした。
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