2009年秋　さらば！400系「つばさ」に乗りに行く旅

2009/10/01 - 2009/10/01

2009年秋に、山形新幹線の400系「つばさ」に乗車した時の旅行記を作成しました。当時としても数少なくなった400系「つばさ」に、お別れ乗車しています。なお、今となっては正確な日付が不明なので、2009年10月1日扱いにしています。

思えば山形新幹線が開業する年の1992年、私は埼玉県浦和市に住んでいた小学1年生でした。5月頃に生活科の授業で南与野駅近くの小川に行くと、7月の山形新幹線開業を間近に控え、試運転中の山形新幹線400系と連結した200系がやってきたのを覚えています。（よそ見をしていて先生に怒られました。）
その年の夏には、父に連れられて山形新幹線に乗って山形へ行きました。夏の暑い日でした。

それから30年以上の歳月が流れ、2024年3月のダイヤ改正で山形新幹線3代目の車両となるE8系がデビューします。また、東北新幹線のダイヤ作成上のネックとなってしまった福島駅には、上りアプローチ線の建設も進み、2026年度末の完成を目指し建設が進んでいます。
大きく変化しようとしている山形新幹線。その礎を築いた400系に乗って旅をしたのを、ふと思い出して2024年2月に作成しました。

エリア 山形市(山形)

東京駅から400系「つばさ」に乗車します。

乗車するのは山形行きの「つばさ79号」です。
この列車は東北新幹線区間を単独で走ります。

方向幕がいい味出してます。

乗車するのはL3編成です。この編成は400系の中で最後まで残った編成で、鉄道博物館に展示されているのも、この編成の東京方制御電動車です。

そして偶然、ガラスに700系が映り込んでいるのが懐かしいですね～♪

「つばさ」のマークです。

「つばさ」同士で並びました。奥はE3系です。

それでは乗車します。

車内です。

平成4年に川崎重工で製造されました。

埼京線の205系を追い越していきます。

単独で走ってきたので福島駅での分割はなく福島駅を発車します。

福島駅で在来線に降りて、奥羽本線に入りました。

庭坂駅を通過すると右にカーブして板谷峠を登っていきます。

急こう配を登ると、徐々に福島の街並みが見えてくるのが今でも好きです。

松川を渡っていきます。

板谷峠の地上付近にある峠駅を通過します。

峠駅を過ぎ、下り勾配を降りていきます。

米沢駅に到着しました。

米沢駅で積み込んだ牛串弁当を購入しました。
これ美味しかったのですが、販売を終了してしまったんですよね。

赤湯駅に到着です。山形鉄道ですね。

山肌にビニールハウスが敷き詰められています。
初めて山形新幹線に乗った時、ここの景色が印象に残っています。

終点の山形駅に到着しました。
東京方制御電動車である写真の11号車が、鉄道博物館に保存されている車両です。

400系は、東京方へ折り返しておきます。

400系ありがとう～♪

山形から仙山線に乗車します。

作並駅で交換します。当時は719系も走っていたのか。

作並駅にある交流電化発祥の地の記念碑です。

仙台駅に到着しました。

仙台駅からは「スーパーひたち」で東京へ帰ります。

「スーパーひたち」の方向幕です。

仙台から常磐線に入りました。
この後、長らくこのルートを通れなくなるとは思いませんでした。

いわき駅で基本編成と連結します。

車内です。

藤代駅を過ぎるとデッドセクションで車内の灯りが消えます。
もう、そんな列車も数少なくなってしまいました。

当時、住んでいた柏駅を通過していき・・

終点の上野駅に到着です。
常磐線で柏まで戻って帰宅します。

翌日、上越新幹線に乗って荒川を超えていきます。

越後湯沢で降りて「はくたか」に乗車します。

十日町駅を発車して信濃川を渡っていきます。

直江津で「はくたか」を降ります。

直江津駅には京浜東北線から引退した209系が留置されています。
この旅行記を書いている2024年現在は、えちごトキめき鉄道の車両基地になっている場所ですね。

越後湯沢に戻ってきて、大きなおにぎりを食べて帰ります。
今回の旅は以上です。