2024/02/01 - 2024/02/08
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ハイペリオンさん
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時間や社会にとらわれず
幸福に空腹を満たす束の間
ぼくは自分勝手に、自由になる
誰にも邪魔されず、気を遣わず
ものを食べるという孤高の行為
これこそが現代人に平等に与え
られた最高の癒しと言えるので
ある!
特にこれと言った目的ももなく、
たまたま降りた駅で探し見つけた
街中華を載せただけの旅行記に
「孤独のグルメ」の冒頭のナレー
ションを丸パクリして挿入した。
井之頭五郎みたいなグルメ紀行で
はないが、まあなんせ行くところ
が町中華だから。あんまり期待し
ないでいただきたい。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
最近よくテレビで目にする「街中華」だ
が、これはどう定義すればいいんだろうか。
最近東京都内で多く見かけるのは中国か
らの移住者が経営している中華料理屋だ。
メニューはほとんど昔からある日本の中
華料理屋とは変わらない。
しかし、これは町中華とは言えないよなあ。
町中華とは、その場所で何十年も店を開
いていて、店主は日本人、それも高齢者
というのが正しい町中華というものでは
ないですかなあ。
店内は赤いカウンターとテーブル、厨房
は油でちょっと汚い。それが町中華とい
うものである。 -
そんなわけでやって来たのは西武新宿線
の小平駅。 -
西友と短い商店街が一体化している。
-
その入り口に中華料理屋があるではないか。
しかし、「大坂王将」かあ。チェーン店
だな。
これは町中華ではないが・・・。 -
しかし、店内は赤いカウンターと赤いテ
ーブル。完全な町中華仕様ではないか。
町中華でいいよ。 -
「餃子の王将」」ではないが、ビールと
ともに餃子を頼む。 -
しょう油と酢を混ぜた餃子のたれを
置いている。
さすが大阪のチェーン店。 -
で、天津飯を注文。
チェーン店らしく安定の味ではある。 -
さて、隣の駅の花小金井にやって来た。
-
きれいな建物が多く、新しく拓かれた
しゃれた町という雰囲気がある。
昔ながらの中華料理屋とかはなさそうだ。 -
しかしの、路地に入ると古びた店とか
がありそうだ。
この中華料理屋は・・・閉店か。残念。 -
しかし、その奥に一軒、営業中の中華料
理屋が。
「中国料理」などと看板を掲げているが、
中華料理屋との差別化のつもりなんだろ
うか。
年老いた料理人の店主と奥さんが働いて
いた。
常連らしいこれまた年老いたばあさんと
作業員風の客がいた。町中華ってこうい
う常連が行くとこなんだな。 -
やっぱりビールと餃子である。
-
それから、麻婆ラーメン。
汁が多いからだろうかちょっと薄い
かなあという感じ。 -
今度は西武新宿線のずっと奥の所沢まで
やってきた。
この辺は町中華も多そうだなあ。 -
プロぺ通りという商店街を歩いてみる。
しかし、新しいチェーン店だらけで、
町中華はここからは追い出されてしま
ったようだ。 -
プロぺ通りを出て車の往来が多い道路
沿いを歩くと、ややこしい五差路のよ
うなところに出た。 -
広い道路から人通りのほとんどない路地
に入ると、あったあった、中華料理屋が
一軒。
高齢夫婦が営む由緒正しき町中華である。
店内では高齢者二人がスポーツ新聞を見
ながら競輪の予想をしていた。 -
やっぱりビールと餃子である。
餃子は独特の形をしていた。しかし、油で
べとべとであった。 -
五目ラーメンを頼んだ。
関東の中華チェーンで出て来るうま煮ラー
メンみたいなあんかけラーメンだった。
店主の爺さんの愛想がよく餃子は油でギト
ギトだったが、さわやかな店であった。 -
一気に都会の新宿までやって来た。
中心部には町中華はほぼ絶滅してしまって
いるが、新宿東口のJR線の脇、思い出横丁
に一軒だけある。
小さい居酒屋が密集していて、新宿ゴール
デン街とともに欧米の旅行者が大好きな一
角である。おかげで、狭いエリアに密集し
ている居酒屋はどこも満員、路地も外人さ
んだらけ。歩きにくいったらありゃしない。 -
新宿中心部の町中華の生き残り、
「岐阜屋」である。
早朝は早朝で得体のしれない中高年が多く、
一晩中飲んで真っ赤になっているオヤジや
テーブルに突っ伏して動かないオカマたち
で一杯、昼は昼で外人さんやら昼飲みオヤ
ジで一杯。とにかく、一日中空席がないよ
うな繁盛店だが、この日はたまたま空いて
いた。 -
不愛想な顔の髭ヅラの男に水餃子とビールと
を注文。
水餃子は野菜の入った出汁に入っていた。
ワンタンを食べているような感じ。 -
麻婆丼を頼んだが、麻婆豆腐だけ出てきた。
まあしょうがない。
料理人はベトナム人の若者2人が担当して
いた。この二人、向こうでの料理経験など
なさそうだが、かなりうまい。
そういえば、なか卯でベトナム人が作った
かつ丼も卵が絶妙な半熟でとてもうまかった。
ベトナム人は料理のセンスがいいのだろうか。
男に代金を渡すと、べちゃべちゃに濡れた
手でお釣りを渡してきた。不愛想な男だが、
しゃべると優しい口調だった。 -
茨城に行ってきた。
JR常磐線の常陸多賀駅である。 -
駅から15分ほど歩いたところの塙山(はな
やま)十字路の一角。 -
交差点の小さな一角に塙山キャバレーとい
うスナック街がある。
戦後すぐに建てられたようなトタン張りの
バラックが互いを支えるようにして並んで
いる。 -
客もママもたぶん高齢者だろう。
なんでこういうのが改修もされずに残ってい
るんだろう。 -
塙山キャバレーを見た後、JR線鹿島線で鹿
島神宮駅まで来て、バスで銚子駅行きのバス
で神栖市を通り、銚子大橋を渡ったところで
降りた。田舎道を2~3人の客を乗せてずっ
と走り続けていた。1時間以上走っただろう
か。本当に銚子に着くのか、ちょっと怖くな
った。
翌日は銚子から房総半島をぐるっと館山まで
周るつもり。 -
車が時折り通るだけの寂しい夜道を歩いた
先に、中華料理屋の赤い看板がぽつんと見
えた。鳳蘭という店である。
ここは、4トラ仲間の妄想天国女史のイン
スタで知った。 -
餃子とビールを注文。
疲れと空腹で減っていたので、ビールが腹
に沁みる。
餃子はめちゃくちゃうまかった。今までの
町中華で一番うまかった。 -
で、麻婆丼で〆た。これもうまい。
食べログとかでは星が3つと評価は芳しく
ないが、十分うまいではないか。
メニューは中国の簡体字でも書かれていて、
店主は中国大陸出身のようだ。
店を出て、妄想天国女史に見つからないよ
う鼻メガネで変装して(嘘)銚子駅まで歩
いた。 -
さて、最後は12月から住み始めた大阪府
泉大津市。 -
商店街というものがなく、いろんな店があ
ちこちに点在しているところだ。
坂道というものが全くなく、ずっと平坦な
場所である。
こういう平野部に住むと東京というところ
はつくづく起伏の多い街だったと痛感する。 -
どこまで歩いても風景が変わらないところに、
-
一軒、中華料理屋があった。
築年数の経った自宅の一階を店に改装した、
なかなかのくたびれ具合である。色褪せた
暖簾がさらにくたびれ加減を増している。
予想通り高齢夫婦が営む店だが、主人は自
転車が好きなようで、壁に高そうなロード
レーサーを飾っていた。 -
なぜか唐揚げをビールにした。
-
で、ラーメンと酢豚のセット。
一般家庭の昼ごはんのレベル。 -
天安の先にもう一軒、八宝亭という店があ
った。
八宝菜が得意なのか?
ここも築年数を重ねた自宅兼店舗である。 -
入ると主人は椅子に寝ころびテレビを見て
いた。ヤル気が感じられぬ。
奥さんらしき人が厨房から「いらっしゃー
い」と元気な声を出した。 -
餃子を頼んだら、細い貧相なのが出てきた。
店主にやる気がないと餃子もこんな感じに
なってしまうのか。 -
ワンタン麺を頼んだ。これもまあ普通の味。
まずくもないがこれといってうまくもない。
思えば、町中華というのはソウルフードみ
たいなもので、味を追求するようなもので
はないんだろう。
家庭で食べる中華料理と言っていいのかも
しれない。
ほぼ全部が全部高齢者が自宅で営んでいる
ような店だった。
若い人がわざわざ開くとは思えず、おそら
く日本から消えていくジャンルの料理屋だ
ろう。
とりあえず、記録として残しておくのも意
味があるのかなと思う。
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