どこかにマイル利用で伊丹→伊根の舟屋に泊まる旅～

2024/01/09 - 2024/01/11

1月2回目の旅行記はJALの「どこかにマイル」を利用して出かけた伊根方面への旅模様です。どこかにマイルを申し込みヒットしたのは伊丹空港。ただ私は大阪の街が好きではないので紀伊半島か天橋立方面で検討することに。結果伊丹空港から近い天橋立方面に行くことにし、伊根の舟屋に泊まれる温泉宿に1泊。天気や体調がイマイチだったこともあり観光は最小限にしましたが、のんびり過ごせました。

エリア 天橋立・宮津(京都)

★11:40
羽田空港から伊丹行き飛行機に搭乗。機材変更でまさかの国際線プレエコに乗れるだなんて…でも意外と座り心地が固くてイマイチでした。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港

★13：30
伊丹空港に降り立った後、近くの蛍池まで歩いて阪急電車に乗車。時間が少しあったので、いろいろ電車を乗り継いでみましたが結構新車が多くてびっくり。

蛍池駅 駅

★14：30
宝塚駅から福知山線に乗車。ちょうど特急列車がない時間に当たってしまい、やむなく普通列車を乗り継ぐ羽目に。

宝塚駅 駅

篠山口で乗り換えた普通列車も途中駅で10分止まるなど、とにかく遅い…

篠山口駅 駅

★16：30
福知山に着いたのは16時半過ぎ。やっぱり遠いなぁ。

福知山駅 駅

福知山駅近くのスーパーで買い出しを済ませ、京都丹後鉄道に乗車。ですが車両はJRの113系。久々の国鉄電車の旅ということでテンションが上がりますね。

福知山駅 駅

車内は空いており終始ボックス席を占有。最近はロングシートの電車が増えてしまったので、こんな風に車内で弁当食べたのもまた久しぶり。以前と変わらないMT54のモーター音にもまた、旅情を誘われます。

京都丹後鉄道 宮福線 乗り物

★18：10
宮津に到着。ここから天橋立までは丹後鉄道のディーゼルカーに乗車。高校生の帰宅時間に当たり、かなり行列ができていたものの全員が窓側に着席。転換クロスばかりの丹後鉄道DCの収容力、恐るべし。

宮津駅 駅

そして天橋立に到着。家からほぼ1日がかりの移動となり、流石に疲れた…

天橋立駅 駅

今宵は夕食時間に間に合わないので、安く泊まれるこちらの宿へ。どうも天橋立ホテルの従業員向け寮を改修したホテルのようで、エレベーターがないなどちょっと見劣りする面も。

オーベルジュ天橋立 宿・ホテル

部屋は一部を除きトイレが共用とのことで、トイレが付いてたダブルルームを選択。しかし狭い部屋ですね…

オーベルジュ天橋立 宿・ホテル

シャワー付きトイレもまた狭く、正直使いづらかったです。ただ隣接する天橋立ホテルの温泉が無料で使えるのが救い。本当はそっちに泊まりたかったのですが、その天橋立ホテルは一人泊NGで残念です。

オーベルジュ天橋立 宿・ホテル

★10：00
この日は生憎の天気予報ということで、チェックアウト時間ギリギリまでホテルにお篭り。2日間2500円で天橋立エリアのバス＆船などが乗り放題のフリーパスは本当お得ですねぇ。

天橋立遊覧船 自然・景勝地

天橋立を右手に眺めながら湾を横断。天気が悪いのが残念でなりません。

★11：00
その後はケーブルで傘松公園へ。

傘松公園 公園・植物園

ここで食事して行こうかと思うも、思ってたよりボロくて微妙…この天気では観光するにもイマイチだし、日帰り温泉に篭ろうかと思えばそれもこの辺にはなし。食堂も平日休みばかりなので、船で天橋立に戻ることに。

傘松公園 公園・植物園

★12：00
評価の高かった天橋立駅近くのレストランへ。店内に生簀があり、美味しい海の幸が売りのお店でとても美味しかったです。

海鮮料理 美加茂 グルメ・レストラン

★13：30
食後は一気に大雨になってしまい、伊根までバスに避難し移動。

道の駅 舟屋の里伊根 道の駅

フリー切符のメリットを活かし、伊根奥にある道の駅までバスに乗車。ここはレストラン以外店がやってないのに暖房が効いてて暖かく、とても助かりました。

道の駅 舟屋の里伊根 道の駅

★14：40
天気が良かったら伊根の街を歩きたいところですが、この天気なので宿に向かっちゃます。

道の駅 舟屋の里伊根 道の駅

★15:00
ということで今宵の宿へチェックイン。「伊根の舟屋　雅別邸」は、舟屋に泊まれる上に温泉露天風呂が付いてるラグジュアリーな離れと、リーズナブルに伊根に泊まれる母屋(シャワーのみなので注意)がある宿。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

今回は折角なので舟屋の「離れ」に宿泊。清雅の部屋は1軒の舟屋を2分割した、左側になります。共有玄関を通り部屋に入ると(玄関との間のドアは勿論鍵が掛かります)、伊根湾を望む座卓スペース。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

1階奥は水回りスペースとなっており、綺麗な洗面所＋シャワールームに…

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

伊根湾を望む最高のロケーションに、奥伊根温泉から運んだと思われる温泉露天風呂があります。雰囲気開放感共に最高ですねぇ。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

温泉の奥にはこんなスペース(専用です)もあり、優雅な滞在にピッタリ。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

そして洗面所の反対側にはトイレと内風呂。フタが勝手に開く最新トイレは高級宿らしいところで便利です。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

浴室は私の家の風呂に似た雰囲気ですが、広くて使いやすいです。ただ温泉にしか入らなかったのでこちらは使用しませんでしたが。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

さてこの清雅はメゾネットタイプになっており、2階にも客室があります。2階にもトイレが付いているのは便利。尚昔の建物らしく天井が低いので、177cmの私は気を抜いた隙に何度も頭をぶつけました(笑)

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

道路側の部屋はベッドルーム。無駄な設備は一切なく、寝るのに特化した感じです。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

そしてベッドルームの手前にあるのはテレビや冷蔵庫のある茶の間。窓が小さいのでなんだか秘密基地のよう。テーブルの下にはホットカーペットが敷かれ、建物の断熱も気を使っているようで、夜冷えを殆ど感じなかったことは好ポイント。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

後は夕食の時間まで部屋でゆっくり過ごしましょう。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

★18:00
伊根の夕食事情は最悪で、予約していないとかなりの確率で食事難民と化します。しかしここ雅別邸では宿の食事処「酔雅」があり、ここを予約しておけば楽に豪華な夕食を味わえます。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

カニや京都牛などのフルコースは、質量共に大満足。ただドリンク類の欠品が多く、私に合うお酒がなく。アルコールと一緒に頂けなかったのは残念でした。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

★8:00
朝食は宿で食べれないので2日前に福知山で調達しておきました。1階の茶の間に移動し、伊根の景色を眺めながらのんびりと。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

伝統的な家屋である「舟屋」でありながら、現代のニーズに応じたラグジュアリー設備を持つ雅別邸さん。こんな新旧時代の良いとこどりみたいな宿がもっともっと、日本各地に増えてほしいものです。

伊根の舟屋 雅 別邸 宿・ホテル

★10:00
最終日は宿近くの桟橋から、伊根湾を巡る観光船に乗ります。

伊根湾めぐり遊覧船 乗り物

ちょうど団体客と同乗となった為、エサをやる方が沢山いたお陰でカモメたちが次々と飛んできます。

伊根湾めぐり遊覧船 乗り物

伊根の舟屋を眺めながら、カモメへの餌やりにはしゃぐひと時。大人も子供も大興奮間違いなしです。

伊根湾めぐり遊覧船 乗り物

船の乗り場はバス停の真ん前な上に、2日間の伊根エリアのバスフリー切符を持っていればこの遊覧船も乗船可能。これはオススメです。

伊根湾めぐり遊覧船 乗り物

★10:34
遊覧船下船後、数分でやって来る天橋立行きバスに乗車。本来は天橋立を歩こうかとも思いましたが、少し風邪気味だったこともありパス。

そのまま天橋立駅に直行し、良さげな食堂へ入店。

天橋立松吟 グルメ・レストラン

店の方におすすめされた「ぶりしゃぶ定食」を注文。2500円ほどと少し値が張りますが、新鮮なブリはしゃぶしゃぶに加えてお刺身でも頂けサイコー。

天橋立松吟 グルメ・レストラン

お店から天橋立へ続く橋は旋回橋となっており、船が通る際は通行不可になります。大都会でこんなことしたらブーイングそのものでしょうが、観光客ばかりのここなら文句を言う方おらず、物珍しさで写真を撮る方ばかり。のんびりした時が流れていきます。

★12:45
復路は丁度時間が合ったので、大阪空港まで直行してくれるバスに乗れました。

天橋立駅 駅

天橋立から僅か1時間で、篠山口駅に程近い場所にある「西紀SA」へ。

西紀サービスエリア 道の駅

SAで売ってた踊りたこ焼きが美味しそうだったので購入して食べました。いくつか選べるソースのうち、ピリ辛ソースをチョイスしましたが辛さが程よいアクセントになってうまい逸品です。

西紀サービスエリア 道の駅

★15:00
伊丹空港には渋滞もなく、定刻よりも数分早く到着。天橋立駅からの所要時間は2時間ちょっと。5時間も掛かった往路の半分で、超極楽でした。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

こちらは保安検査場通過後の、空港構内の様子。もうショッピングモールのようでお店がとっても充実していました。こうなるともうここで夕飯食って帰っても良さそうです。

大阪国際空港 (伊丹空港) 空港

★17:30
復路はクラスJシートの最前列が予約できたので、アップグレードして乗っちゃいました。でも思ってたより硬めの座席で肘掛けも広くなく。これなら足元が広い、普通席最前列でも十分な気がします。

しかし窓側の席だったので、夕焼けの中を飛ぶフライトの眺めは最高でした。

クラスJではこの点、翼やエンジンに遮られにくい眺望の効く前方座席となるので有利。

夜景も含めて窓側からの景色を楽しみ、羽田へ戻ってきました。さてしばらく旅はお休みっと。

羽田空港 第1旅客ターミナル 空港