アルバニアの美しき伝統建築群は素晴らしいので行っておいたほうがいいかも案件

2023/12/31 - 2024/01/02

ギリシアのコルフ島から船でアルバニアのサランダに入って、ジロカストラとベラトを観光してティラナに行きました。アルバニアの物価がヨーロッパのように高くなっていてレクも日本円に対て１．５倍くらいに上がっていたため気軽に旅行できる国ではなくなっていました。ホテルも１泊５０００円程度とはいえ高いので１泊は空港野宿しましたよ。
アルバニアは交通機関が不便でバスを乗り継いでの移動は現実的ではありませんでした。主要なアルバニアの街のバスの時刻表の写真を載せておきます。

アルバニア過去に１回だけ訪問したことがあるのですがコソボから入国してティラナを経由してモンテネグロに抜けるルートで通過しただけのため、いつか再訪してみたいと思っていて、モンテネグロからレンタカーで入ろうとしたことがあったのですが入国審査で入国拒否を受けて以来、行く機会を失っていました。今回、旅の計画にて自然な流れで再訪が実現しました。

今回の２０２３年末旅行は１１か国の訪問となりました。
ここまでの行程
・エチオピア
・ギリシア（コルフ島）
・アルバニア

エリア ベラト(アルバニア)

• 旅行の満足度: 5.0

コルフ島のフェリーターミナルは出航の１時間前を切ったころにようやくオープン。冬場は利用者が少ないようで朝の１便しかないため不便。

サランダに到着。
リゾート地だ。

両替所で３０ユーロを両替したら３０００レクのところ２０００レクしか返さず１０ユーロ分をピンハネしてきたので、両替やめる旨を伝えたら、３０ユーロだったか！危ないところだったと胸に手を当てて偽リアクションする両替所のインチキクソじじい。レート自体は公式レートだった。

バスターミナルに行きジロカストラ行きに乗り込んだ

ジロカストラに到着
大きな町で交通量も多くガヤガヤしていた

ライスを揚げたボールのようなものが名物とのことなので注文
お店がハズレだったかあまり美味しくない。しかもコーヒーとこれだけで９００レクもした。
クレジットカード使えなかったため３０００レクの所持金に対してバス代４００レク出費のため残り１７００レクでいきなり金欠となり貧乏ランプ点灯。

坂を登り山を上がると石畳の道になりガラリと雰囲気が変わってきた

ジロカストラ城が見えた

千の窓の集落

独特な形状の建物

良い眺めだ。
バスの時間を確認してなくて適当に戻ったら１時間待ちだった。

ホテルにチェックインした。
１泊目＝２万
２泊目＝１万
３泊目＝５千円と毎日ホテル代が半分に下がってきたが
明日は０円の空港野宿を強行することにした。

近場の街にもう１か所くらい行っておきたかったが夕方でバスが終わりのため早々と本日は終了となった。

なんとなく日本家屋に似た感じの建物

街中にトーチカが残っていたりする
アルバニアの物価が高すぎて現金が足りなくなったので追加で３０ユーロ両替した。
ＡＴＭのキャッシングはＡＴＭ手数料が７００レクと激高なため利用しなかった。

夕食はパスタを食べた。
猫が食べたそーに凝視してくる。
パスタの上にシャコが載っていたのだが中身が抜き取られて殻だけだった。

海岸はイルミネーションで飾られていた。

年越しカウントダウンのイベントは行われたと思うが面倒なので外に行かず寝て年越した。

２０２４年元旦
サランダから各地へのバスの時刻表
元旦は全部のバスが運休ですなんてこともあり得なくないので一番懸念していたが、時刻表どおり運行されていた。各町中の市バスは減便や運休されていたっぽい。
これからベラトに行く

ベラトのバスターミナルから町中に行くバスは運休していたため３キロくらい歩いてベラト城まで登った。

山の上に千の窓の家が並んでいた。
これって写真でよく見るのとは違う風景なので写真の場所がどこなのか分からず。。。

石造りの集落内を歩いた

絶景だ

ベラト城の下山道に行くと、千の窓の集落が見えた。

ベラトの街並み
てっきり千の窓の集落しかないものだと思っていたので大きく栄えた街があるのは意外だった。

誰も歩いてないし道があまりに急で険しいので不安になってきた。
この道、写真中央のところでぽっくり曲がって真下に落ちている。。。
写真で見ると垂直だが実際にはそうでもなかったので行けてよかったけど。

下まで降り切ったので繁華街に行ってみるとカフェがたくさん並んで賑わっていた

うおー
美しい
アルバニアに来たらここは必須だな

さきほど、こんなすごい崖を降りてきたんだな
ちぐはぐに並んだ建物が美しく、ちょっと角度を変えてみるだけでも様々な景観を楽しめる

川を挟んで反対側にある集落内を歩いてバスターミナルへ向かった。

ここら辺の界隈でよく見かけるデザインの橋だ

途中のスーパーでパンを買った。
６０レクで手ごろでよい。
こういう共産アパートっぽいの見かけると異国って実感が沸いてくる

ベラトから各地へのバスの時刻表
わりと頻発しているわりにティラナ最終が１５：４０と早い。
バスでティラナへ向かった。

ティラナに到着した。
道路も広く大都会だ。
街の中心部から外れた場所が終着のため路線バスで中心部に向かった。

ティラナのバスターミナルから各地へのバスの時刻表

広場はイルミネーションとたくさんの屋台が出ていた。
夕食として利用したかったが、大した食べ物が無いし金額が書かれていないためやめた。レストランで食事しようとしたら多くは１７時に終了していて食いはぐれることになった。できるだけ街中で時間をつぶそうと思っていたが雨が酷いので切り上げて空港へ

空港行のバスは毎時０分発で１時間おきに２４時間運行されているので便利だ

空港のケンタッキーを狙っていたのだが年中無休２４時間営業のはずが閉店していてあてを外した。仕方なく空港近くのホテルのレストランで一番安いリゾットを食べて空腹を満たした。
空港は小綺麗で野宿に適したソファーもありある程度の静寂が保たれていたので良かった。翌朝５：３０の便で出発なのでホテルを朝の３時前にチェックアウトとか現実的ではないので野宿でよかったと思うがプライオリティ・パスラウンジが休業中で使えず。
ITA航空で移動

ローマにて乗り継ぎ
プライオリティバスのラウンジで朝食をいただいた。美味しい朝食だった。
ヨーロッパは食費が高いので食費節約のため今回の旅に合わせてプライオリティパスを作った。

この旅４か国目に間もなく到着。
ここからはヨーロッパの国々の離島の鉄道縦断旅行となる。

続く

この旅行記へのコメント （2）

• wakabunさん 2024/01/18 00:16:23

  アルバニア

  こぼちゃさん、こんばんは。
  
  今年もどうぞよろしくお願いします。
  
  アルバニアの伝統建築群いいですよね！私も大好きでした。しかし今そんなに物価上がっているとは。もはやヨーロッパ最後の秘境ではなくなってしまったんですね。
  
  お米の入った揚げたものはシチリアのアランチーニみたいなものですかね。立地的にも、食文化似ていますよね。
  
  Wakabun

  こぼちゃさん からの返信 2024/01/18 12:52:10

  Re: アルバニア

  Wakabunさん
  
  お米の揚げたものはチフチという名前でミントの香りがして塩辛いしょっぱさでした。イタリアにも似たものがあるんですね。イタリアへの依存が高いので関係あるのかもしれませんね。
  過去のアルバニアはほどよい物価も魅力の一つだったのですが、ここまで高騰してしまうと対価に見合わない感じです。
  建築物は他にはないデザインでとても魅力的でしたね。
  
  今年もよろしくお願いします。
  
  こぼちゃ