オアフ島旅行記(ブログ) 一覧に戻る
2008年2月2日から2月9日までNorwegian Cruise Lineの<br />客船&quot;Pride of America&quot;に乗船し、ハワイ諸島を巡りながら、<br />各寄港地で本船企画の島内観光ツアーに参加した。<br />クルーズ終了後、オアフ島ホノルル・ワイキキに4日間滞在し、<br />オアフ島のあちらこちらを散策した。  <br /><br />旅をした時期の2月はハワイでは雨季にあたり、<br />天候が不安定であったが、日中の気温は摂氏22~23度と<br />日本での5月の陽気でさわやかで過しやすかった。<br />足の指に出来たシモヤケはいつの間にか治っていた。<br /><br />ハワイは初めての地で、しかも、本格的なクルージングも<br />初めての体験だった。<br />ただ、ハワイ諸島各地で見られたポリネシアン文化は<br />以前訪れたニュージーランドのポリネシアン文化と対比できて<br />とても興味深くいろいろなところで見学ができた。  <br /><br />ハワイ滞在は実質2週間と短期間であったがシーズンオフの<br />静かなハワイを楽しむ事が出来たことは幸いであった。<br />また、クルージングをしながら各地を巡ることの便利さ<br />移動のたびに荷物をパッキングする煩わしさから開放される!<br />いつものカミサンと二人のデコボコ個人旅行である。<br /><br /><br /><br /><br />

ハワイ4島めぐり(1) 成田~ホノルル

4いいね!

2008/02/02 - 2008/02/09

9378位(同エリア11216件中)

0

14

リュック

リュックさん

2008年2月2日から2月9日までNorwegian Cruise Lineの
客船"Pride of America"に乗船し、ハワイ諸島を巡りながら、
各寄港地で本船企画の島内観光ツアーに参加した。
クルーズ終了後、オアフ島ホノルル・ワイキキに4日間滞在し、
オアフ島のあちらこちらを散策した。

旅をした時期の2月はハワイでは雨季にあたり、
天候が不安定であったが、日中の気温は摂氏22~23度と
日本での5月の陽気でさわやかで過しやすかった。
足の指に出来たシモヤケはいつの間にか治っていた。

ハワイは初めての地で、しかも、本格的なクルージングも
初めての体験だった。
ただ、ハワイ諸島各地で見られたポリネシアン文化は
以前訪れたニュージーランドのポリネシアン文化と対比できて
とても興味深くいろいろなところで見学ができた。

ハワイ滞在は実質2週間と短期間であったがシーズンオフの
静かなハワイを楽しむ事が出来たことは幸いであった。
また、クルージングをしながら各地を巡ることの便利さ
移動のたびに荷物をパッキングする煩わしさから開放される!
いつものカミサンと二人のデコボコ個人旅行である。




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  •  ハワイ4島クルーズ・オアフ島 旅程<br /><br />・2月2日:出発・ホノルル・乗船<br />・2月3日:ハワイ島ヒロ<br />・2月4,5日:マウイマウイ島ラハイナ	<br />・2月6日:マウイ島 イアオ渓谷	<br />     ・ハワイ島コナ	<br />・2月7,8日:カウアイ島ナウィリウィリ  <br />・2月9日~13日:ホノルル<br />      ・ノース・ショアー<br />      ・ダイヤモンド・ヘッド<br />      ・ホノルル・ワイキキ<br />・旅を終えて

     ハワイ4島クルーズ・オアフ島 旅程

    ・2月2日:出発・ホノルル・乗船
    ・2月3日:ハワイ島ヒロ
    ・2月4,5日:マウイマウイ島ラハイナ
    ・2月6日:マウイ島 イアオ渓谷
         ・ハワイ島コナ
    ・2月7,8日:カウアイ島ナウィリウィリ
    ・2月9日~13日:ホノルル
          ・ノース・ショアー
          ・ダイヤモンド・ヘッド
          ・ホノルル・ワイキキ
    ・旅を終えて

  • 2月2日(土)出発・ホノルル・乗船<br />身を切るような寒い2008年2月2日(土)16時30分。<br />いつものように大きなスーツケースをガラガラ引きながら<br />成田空港行き電車に乗る。  <br /><br />・成田空港<br />久し振りの成田空港。<br />今回は第一ターミナルから19時25分、ユナイテッド航空88便で<br />ハワイ・ホノルル空港に向かう。<br />第一ターミナルはすっかり改装され、しかも広くなりきれいになった。<br />ユナイテッド航空カウンターで搭乗券を受ける。<br />E-チケットを利用しているので、<br />カウンターに設置のコンピューターがパスポートで本人確認を行い、<br />搭乗券が自動的にプリントされる。<br />便利になったものだ。<br />このチケットはいままでの旅行で貯まったスターアライアンズの<br />マイレージの一部を取り崩して得た無料の航空券。<br /><br />2008年4月から町内会役員の順番が来ること、<br />カミサンの習い事のタイミング、クルージングの料金、<br />希望のバルコニー付き船室の確保、<br />無料航空券での利用可能な時期と便、希望座席の確保、<br />ホテルの宿泊料金など諸条件を全て満足する時期が<br />2008年2月2日となった。<br /><br />しかし、各便とも無料の航空券利用可能な座席数が少ない。<br />まず、2007年8月に2008年2月2日出発便を確保した。<br />当初、半年近くも先の予約で心配があったが、<br />その後、原油価格が急激に上昇し、無料航空券といえども<br />特別加算金(サーチャージ)が付加されるが、<br />8月に得た航空券には殆ど無に等しい燃料サーチャージ額<br />であったことは幸いであった。<br />また、クルージング代金も予約した8月は<br />為替レートが123 \/$で、代金支払い時の11月は<br />110 ¥/$と円高基調になり実質決済の負担が軽減されありがたかった。  <br /><br />空港で両替をする。アメリカ・サブプライムローン問題が解決せず<br />ドル安、円高で、110¥/$のレートで両替できた。<br />ホノルルに到着後すぐにチップなどの需要があるので<br />1$札も入れた両替になったので見た目にもずっしりとした札束になった。<br />1$、10$札はズボンのポケットにねじ込み、<br />残りはチョッキの内ポケットに収めた。  <br /><br />搭乗時間まで時間があるのでクレジットカード会社が運営している<br />ラウンジでコーヒーを飲みながらしばし休息。<br />この時間が一番楽しい。<br />これから旅に出るんだ!と心が弾む。<br />毎回、旅に出るときは何かしら大きなニュースがある。<br />今回はアメリカの大統領予備選挙。クリントンとオバマの接戦が<br />新聞、テレビで報じられている。  <br /><br />いよいよ出国。出国ゲートで厳しいセキュリティー検査がある。<br />帽子、ベルト、時計、カメラなどの金属類を身から外し、<br />履いていた靴まで脱がされる。<br />出国審査でパスポートチェック。「OK」で無事通過。  <br /><br />搭乗開始。多くの乗客が機内に乗り込む。<br />上空からホノルルが良く見えるように事前に座席を確保した。<br />席に着く。周囲はハネムーンカップルと思しき若い人。<br />それにわれわれを含む老人カップル。中年の人達が少ない。<br />そりゃーそうだ。中年の人達は皆、仕事をしている。<br /><br />しかも、今は2月でシーズンオフ。静かな旅立ちとなった。  <br /><br />離陸。ホノルルまで6時間半の飛行時間。<br />ヨーロッパ行きに比較して半分の時間だ。<br />飽きた頃にホノルルに着く。<br />助かる。<br />機内で食前にビールを飲み、<br />夕食のビーフにはカルフォルニア・ワインを飲んだ。<br />明日に備えて寝る様に努めるが、殆ど眠れないまま、<br />	<br />ホノルル空港上空は雲に覆われ、視界が悪かったが<br />上空からホノルルの町が眺められた。<br />当日の2月2日午前7時ハワイ、オアフ島、ホノルル空港に着いた。<br />  <br />

    2月2日(土)出発・ホノルル・乗船
    身を切るような寒い2008年2月2日(土)16時30分。
    いつものように大きなスーツケースをガラガラ引きながら
    成田空港行き電車に乗る。

    ・成田空港
    久し振りの成田空港。
    今回は第一ターミナルから19時25分、ユナイテッド航空88便で
    ハワイ・ホノルル空港に向かう。
    第一ターミナルはすっかり改装され、しかも広くなりきれいになった。
    ユナイテッド航空カウンターで搭乗券を受ける。
    E-チケットを利用しているので、
    カウンターに設置のコンピューターがパスポートで本人確認を行い、
    搭乗券が自動的にプリントされる。
    便利になったものだ。
    このチケットはいままでの旅行で貯まったスターアライアンズの
    マイレージの一部を取り崩して得た無料の航空券。

    2008年4月から町内会役員の順番が来ること、
    カミサンの習い事のタイミング、クルージングの料金、
    希望のバルコニー付き船室の確保、
    無料航空券での利用可能な時期と便、希望座席の確保、
    ホテルの宿泊料金など諸条件を全て満足する時期が
    2008年2月2日となった。

    しかし、各便とも無料の航空券利用可能な座席数が少ない。
    まず、2007年8月に2008年2月2日出発便を確保した。
    当初、半年近くも先の予約で心配があったが、
    その後、原油価格が急激に上昇し、無料航空券といえども
    特別加算金(サーチャージ)が付加されるが、
    8月に得た航空券には殆ど無に等しい燃料サーチャージ額
    であったことは幸いであった。
    また、クルージング代金も予約した8月は
    為替レートが123 \/$で、代金支払い時の11月は
    110 ¥/$と円高基調になり実質決済の負担が軽減されありがたかった。

    空港で両替をする。アメリカ・サブプライムローン問題が解決せず
    ドル安、円高で、110¥/$のレートで両替できた。
    ホノルルに到着後すぐにチップなどの需要があるので
    1$札も入れた両替になったので見た目にもずっしりとした札束になった。
    1$、10$札はズボンのポケットにねじ込み、
    残りはチョッキの内ポケットに収めた。

    搭乗時間まで時間があるのでクレジットカード会社が運営している
    ラウンジでコーヒーを飲みながらしばし休息。
    この時間が一番楽しい。
    これから旅に出るんだ!と心が弾む。
    毎回、旅に出るときは何かしら大きなニュースがある。
    今回はアメリカの大統領予備選挙。クリントンとオバマの接戦が
    新聞、テレビで報じられている。

    いよいよ出国。出国ゲートで厳しいセキュリティー検査がある。
    帽子、ベルト、時計、カメラなどの金属類を身から外し、
    履いていた靴まで脱がされる。
    出国審査でパスポートチェック。「OK」で無事通過。

    搭乗開始。多くの乗客が機内に乗り込む。
    上空からホノルルが良く見えるように事前に座席を確保した。
    席に着く。周囲はハネムーンカップルと思しき若い人。
    それにわれわれを含む老人カップル。中年の人達が少ない。
    そりゃーそうだ。中年の人達は皆、仕事をしている。

    しかも、今は2月でシーズンオフ。静かな旅立ちとなった。

    離陸。ホノルルまで6時間半の飛行時間。
    ヨーロッパ行きに比較して半分の時間だ。
    飽きた頃にホノルルに着く。
    助かる。
    機内で食前にビールを飲み、
    夕食のビーフにはカルフォルニア・ワインを飲んだ。
    明日に備えて寝る様に努めるが、殆ど眠れないまま、

    ホノルル空港上空は雲に覆われ、視界が悪かったが
    上空からホノルルの町が眺められた。
    当日の2月2日午前7時ハワイ、オアフ島、ホノルル空港に着いた。

  • ・ホノルル空港<br />到着ロビーから「ウキウキ」という二両連結のバスの乗り込み本館に。<br />ここで機内で作成した入国カードを携え、入国審査。<br />左右の人指し指の指紋、顔写真を取られ無事入国。荷物を受け取る。<br />成田で荷物を預ける際、スーツケースは施鍵しないように要求されたので<br />輸送中にバッグが開いて中味が出ないか心配であったが、<br />大丈夫であった。<br />スーツケースにベルトを付けておいて良かった。  <br />到着ロビーから外に出る。<br />湿気が強く、蒸し暑い。額から汗が出る。<br />成田を出発してから冬服のままの厚着。余計に暑い。<br /><br />タレントがハワイに休暇旅行する際に取材を受ける椰子の木がある<br />通路を<br />ガラガラとスーツケースを引いてパーキングタワーに行く。<br />ここにあるロッカーに荷物を預け、身軽になって、<br />空港から路線バスでワイキキまで行き、<br />9時から行われる歴史散策ツアーに参加する予定であった。

    ・ホノルル空港
    到着ロビーから「ウキウキ」という二両連結のバスの乗り込み本館に。
    ここで機内で作成した入国カードを携え、入国審査。
    左右の人指し指の指紋、顔写真を取られ無事入国。荷物を受け取る。
    成田で荷物を預ける際、スーツケースは施鍵しないように要求されたので
    輸送中にバッグが開いて中味が出ないか心配であったが、
    大丈夫であった。
    スーツケースにベルトを付けておいて良かった。
    到着ロビーから外に出る。
    湿気が強く、蒸し暑い。額から汗が出る。
    成田を出発してから冬服のままの厚着。余計に暑い。

    タレントがハワイに休暇旅行する際に取材を受ける椰子の木がある
    通路を
    ガラガラとスーツケースを引いてパーキングタワーに行く。
    ここにあるロッカーに荷物を預け、身軽になって、
    空港から路線バスでワイキキまで行き、
    9時から行われる歴史散策ツアーに参加する予定であった。

  • パーキングタワー内の駐車場にあるロッカールームを探す。<br />見つからない。駐車場の奥に「Locker」の案内表示。<br />「あった!」そこに行くと「Close」と表示のある事務所の中に入る。<br />初老の係員がいた。 <br />「荷物を預けたいがロッカールームが見つからない」  <br />「その施設はもう無い」  <br />「ガイドブックにロッカールームがあるように書いてあるが」<br />「セキュリティーの問題で荷物預かり、<br />ロッカールームなどの設備は廃止した」  <br />「短時間でも、預かってもらえないか」<br />「4時間、8ドルで荷物を預かる外部業者があるが。<br />電話で空港まできてもらうように頼み、<br />荷物を預ける方法以外に無い」  <br />仕方が無い。<br />ワイキキ行きは諦め、<br />荷物を抱えたまま昼ごろまで時間を潰すことにした。<br />ホノルル空港は雨。しかも時折、南国特有の激しい雨。  <br />ロッカールームを探すために広い駐車場の中を<br />あちこち歩き回ったので<br />すっかり汗をかいた。暑い。<br />駐車場事務所前で冬服から半袖のシャツに着替えた。<br />空港到着ロビーに戻る。<br />時折、雨脚が強くなる。ムシムシする。<br />ホノルル空港到着ロビーは簡素で<br />ゆっくり休息を取る場所がない。<br /> 今、8時。ホノルル港で乗船客が荷物を預けられる時刻は<br />11時で、それまで3時間もある。<br /><br />何時までも空港に居ても仕方が無い。<br />タクシーでホノルル港、第2埠頭に向かった。<br />空港内の係員の殆どがポリネシア系。<br />乗ったタクシーのドライバーもポリネシア系。<br />車はホンダのワゴン。タクシー代24$、チップ2$。<br /><br />第2埠頭にはすでに我々が乗船する<br />プライド オブ アメリカの巨体が着岸していた。<br />クルージングを終えた客が続々と下船して来た。<br />見たところ、東洋人、黒人はいない。<br />全てリタイヤをしたとおぼしき白人のカップル。<br />スーツケースを幾つも抱え、ゲート前のタクシーに乗り込む。<br />ここもセキュリティーは厳しく、<br />大勢のガードマンが埠頭入り口ゲートで下船客をさばいていた。<br /><br />ゲートに行き、ガードマンに乗船まで荷物を預ける場所は<br />無いかと尋ねた。<br />「無い」と冷たい返事。<br />「この辺でコーヒーなど飲むところは無い?」<br />「第2埠頭の向かい側のビルに色々ある」<br />埠頭内の凸凹通路を重いスーツケースを引いてゆく。<br />近くに見えるビルまで歩くと意外と遠い。<br />交通量の多いパンチボール通りを横断し向かいのビルに行く。<br /><br />以前、ドイツで石畳の道をスーツケースを引いて歩いたので、<br />スーツケースの車が壊れ、その後、修理していなかった。<br />車が良く回転せず重い。腕が痛くなった。<br />次回の旅行までに修理しよう。<br /><br />ビルに着いた。<br />ここは小さな店が軒を連れねるショッピングアーケード街。<br />確かに色々な食べ物屋がある。<br />しかし、この時間、どの店も閉まっている。<br />人影が無く、静まり返っていた。<br />しばらく広場のベンチで休んでいると幾人かの人が<br />食料品を入れた袋をぶら下げて歩いている。<br />その方向に行ってみると一軒のコンビニが開店していた。<br />日本茶とサンドウィッチを買い、店の前のベンチで食べながら、<br />休息兼時間つぶしをした。<br />サンドウィッチを食べているとたくさんの雀やきじ鳩が集まってきた。  <br />パンの耳を小さくちぎり、投げ与える。<br />皆我先にえさを取り合う。<br />小柄で素早い雀が多くのえさを啄ばみ、<br />大柄のきじ鳩は遅れを取る。<br />雀の生活力には驚かされる。<br />こちらが食べ終わるといつの間にか一羽も居なくなった。<br />賢い!

    パーキングタワー内の駐車場にあるロッカールームを探す。
    見つからない。駐車場の奥に「Locker」の案内表示。
    「あった!」そこに行くと「Close」と表示のある事務所の中に入る。
    初老の係員がいた。
    「荷物を預けたいがロッカールームが見つからない」
    「その施設はもう無い」
    「ガイドブックにロッカールームがあるように書いてあるが」
    「セキュリティーの問題で荷物預かり、
    ロッカールームなどの設備は廃止した」
    「短時間でも、預かってもらえないか」
    「4時間、8ドルで荷物を預かる外部業者があるが。
    電話で空港まできてもらうように頼み、
    荷物を預ける方法以外に無い」
    仕方が無い。
    ワイキキ行きは諦め、
    荷物を抱えたまま昼ごろまで時間を潰すことにした。
    ホノルル空港は雨。しかも時折、南国特有の激しい雨。
    ロッカールームを探すために広い駐車場の中を
    あちこち歩き回ったので
    すっかり汗をかいた。暑い。
    駐車場事務所前で冬服から半袖のシャツに着替えた。
    空港到着ロビーに戻る。
    時折、雨脚が強くなる。ムシムシする。
    ホノルル空港到着ロビーは簡素で
    ゆっくり休息を取る場所がない。
    今、8時。ホノルル港で乗船客が荷物を預けられる時刻は
    11時で、それまで3時間もある。

    何時までも空港に居ても仕方が無い。
    タクシーでホノルル港、第2埠頭に向かった。
    空港内の係員の殆どがポリネシア系。
    乗ったタクシーのドライバーもポリネシア系。
    車はホンダのワゴン。タクシー代24$、チップ2$。

    第2埠頭にはすでに我々が乗船する
    プライド オブ アメリカの巨体が着岸していた。
    クルージングを終えた客が続々と下船して来た。
    見たところ、東洋人、黒人はいない。
    全てリタイヤをしたとおぼしき白人のカップル。
    スーツケースを幾つも抱え、ゲート前のタクシーに乗り込む。
    ここもセキュリティーは厳しく、
    大勢のガードマンが埠頭入り口ゲートで下船客をさばいていた。

    ゲートに行き、ガードマンに乗船まで荷物を預ける場所は
    無いかと尋ねた。
    「無い」と冷たい返事。
    「この辺でコーヒーなど飲むところは無い?」
    「第2埠頭の向かい側のビルに色々ある」
    埠頭内の凸凹通路を重いスーツケースを引いてゆく。
    近くに見えるビルまで歩くと意外と遠い。
    交通量の多いパンチボール通りを横断し向かいのビルに行く。

    以前、ドイツで石畳の道をスーツケースを引いて歩いたので、
    スーツケースの車が壊れ、その後、修理していなかった。
    車が良く回転せず重い。腕が痛くなった。
    次回の旅行までに修理しよう。

    ビルに着いた。
    ここは小さな店が軒を連れねるショッピングアーケード街。
    確かに色々な食べ物屋がある。
    しかし、この時間、どの店も閉まっている。
    人影が無く、静まり返っていた。
    しばらく広場のベンチで休んでいると幾人かの人が
    食料品を入れた袋をぶら下げて歩いている。
    その方向に行ってみると一軒のコンビニが開店していた。
    日本茶とサンドウィッチを買い、店の前のベンチで食べながら、
    休息兼時間つぶしをした。
    サンドウィッチを食べているとたくさんの雀やきじ鳩が集まってきた。
    パンの耳を小さくちぎり、投げ与える。
    皆我先にえさを取り合う。
    小柄で素早い雀が多くのえさを啄ばみ、
    大柄のきじ鳩は遅れを取る。
    雀の生活力には驚かされる。
    こちらが食べ終わるといつの間にか一羽も居なくなった。
    賢い!

  • 11時少し前になったので再度埠頭に戻り、<br />ゲート前の広場に荷物を置き乗船受付時間まで待った。<br />我々と同じように早く埠頭に着いた数組の白人グループが<br />山のようなスーツケースの間に腰掛て乗船開始時間を待っていた。<br />天候は急速に回復し、強い日差しが照り始めた。<br /><br />11時、乗船客の荷物預かり開始。  <br />乗船ゲートに行く。ポリネシア系ガードマンの「ウエルカム」で<br />無機質な倉庫に入る。<br />すでに多くの客がベンチに座り、乗船開始を待っている。<br />倉庫の入り口で女性係員が我々の乗船チケットと予約船室番号を確認し、<br />荷物の預かり作業を開始するまで、待機するベンチを指定する。<br />どうやら、船内のデッキごとに客を分けている様だ。<br />11時。船室番号を記入したタグをスーツケースに貼り付け、<br />荷物を預ける。これで、やっと身軽になった。

    11時少し前になったので再度埠頭に戻り、
    ゲート前の広場に荷物を置き乗船受付時間まで待った。
    我々と同じように早く埠頭に着いた数組の白人グループが
    山のようなスーツケースの間に腰掛て乗船開始時間を待っていた。
    天候は急速に回復し、強い日差しが照り始めた。

    11時、乗船客の荷物預かり開始。
    乗船ゲートに行く。ポリネシア系ガードマンの「ウエルカム」で
    無機質な倉庫に入る。
    すでに多くの客がベンチに座り、乗船開始を待っている。
    倉庫の入り口で女性係員が我々の乗船チケットと予約船室番号を確認し、
    荷物の預かり作業を開始するまで、待機するベンチを指定する。
    どうやら、船内のデッキごとに客を分けている様だ。
    11時。船室番号を記入したタグをスーツケースに貼り付け、
    荷物を預ける。これで、やっと身軽になった。

  • 乗船手続き開始の13時が少し早まり12時10分となっていた。<br />しかし、本船出港の20時まで充分時間がある。<br />ホノルル港にあるアロハタワーまで行ってみる事にした。<br />倉庫から外に出ると、快晴。日差しが強い。<br />気温は摂氏23度ほどだろうか。とてもさわやか。<br />第2埠頭を出て岸壁沿いにアロハタワーまで歩く。  <br /><br />	<br />

    乗船手続き開始の13時が少し早まり12時10分となっていた。
    しかし、本船出港の20時まで充分時間がある。
    ホノルル港にあるアロハタワーまで行ってみる事にした。
    倉庫から外に出ると、快晴。日差しが強い。
    気温は摂氏23度ほどだろうか。とてもさわやか。
    第2埠頭を出て岸壁沿いにアロハタワーまで歩く。


  • 岸壁に打ち寄せる波は白く、海はどこまでも青く澄んでいる。<br />色とりどりの熱帯魚がたくさん泳いでいる。<br />この辺りからもプライド オブ アメリカの巨体が見える。 <br />

    岸壁に打ち寄せる波は白く、海はどこまでも青く澄んでいる。
    色とりどりの熱帯魚がたくさん泳いでいる。
    この辺りからもプライド オブ アメリカの巨体が見える。

  • 第2埠頭から岸壁沿いにアロハタワーまで散策する。<br />天候が回復した。日差しが強く、すこし汗ばむ。<br />道路沿いの岸壁の下は澄んだ海水で色とりどりの熱帯魚が泳いでいた。<br />マリタイムセンターからアロハマーケットプレイスに行く。

    第2埠頭から岸壁沿いにアロハタワーまで散策する。
    天候が回復した。日差しが強く、すこし汗ばむ。
    道路沿いの岸壁の下は澄んだ海水で色とりどりの熱帯魚が泳いでいた。
    マリタイムセンターからアロハマーケットプレイスに行く。

  • アロハタワーにショッピングセンターがある。<br />陸側にはアロハシャツなどのカラフルな衣類や土産物店、<br />食べ物屋がある。<br />店の雰囲気は華僑の経営のようだ。

    アロハタワーにショッピングセンターがある。
    陸側にはアロハシャツなどのカラフルな衣類や土産物店、
    食べ物屋がある。
    店の雰囲気は華僑の経営のようだ。

  • タワー前の広場に「日立の木」のように枝を広げた<br />大きな木や椰子の木が<br />たくさん植えられ南国情緒たっぷり。<br />計画ではホノルルに着いたら「日立の木」を見にゆく<br />ことにしていたが<br />町中至る所に「日立の木」があり、<br />わざわざバスで見に行くことはないと思い止めた。  <br />

    タワー前の広場に「日立の木」のように枝を広げた
    大きな木や椰子の木が
    たくさん植えられ南国情緒たっぷり。
    計画ではホノルルに着いたら「日立の木」を見にゆく
    ことにしていたが
    町中至る所に「日立の木」があり、
    わざわざバスで見に行くことはないと思い止めた。

  • タワー入り口でハワイフラダンス嬢の像に迎えられ、アロハタワーへ。  <br />

    タワー入り口でハワイフラダンス嬢の像に迎えられ、アロハタワーへ。

  • アロハタワーは1926年に建てられたホノルル港のシンボル的タワー。<br />当時はハワイ諸島の中でもっとも高い建物であった。<br /><br />4面に取り付けられている時計は、<br />ボストンのハワード・クロック・カンパニーで製造され<br />運ばれたもので、ひとつの重量が7トンもあるという。<br /><br />エレベーターで10階に上がると、4方向に展望デッキがあり、<br />ここから海側、山側の景色のほか、ホノルル港に出入りする<br />いろいろな船舶が見える。<br />このタワーはホノルル港へ出入りする船舶の監視と船舶への<br />指令をする港湾管制塔で1926年に建てられた。<br />第二次大戦以前は貿易港として栄え、<br />タワーの役割は重要であったが、<br />その後、観光客は航空機に移り、通信技術の進歩で<br />監視塔や信号塔の任務は終わった。<br />ワイキキの高層ビル街の奥にダイヤモンド・ヘッド、<br />海側はホノルル港が一望に見渡せる。<br />我々が乗船するプライド・オブ・アメリカもここからよく見える。<br />しかし、風が強い。吹き飛ばされそうだ。  <br /><br />

    アロハタワーは1926年に建てられたホノルル港のシンボル的タワー。
    当時はハワイ諸島の中でもっとも高い建物であった。

    4面に取り付けられている時計は、
    ボストンのハワード・クロック・カンパニーで製造され
    運ばれたもので、ひとつの重量が7トンもあるという。

    エレベーターで10階に上がると、4方向に展望デッキがあり、
    ここから海側、山側の景色のほか、ホノルル港に出入りする
    いろいろな船舶が見える。
    このタワーはホノルル港へ出入りする船舶の監視と船舶への
    指令をする港湾管制塔で1926年に建てられた。
    第二次大戦以前は貿易港として栄え、
    タワーの役割は重要であったが、
    その後、観光客は航空機に移り、通信技術の進歩で
    監視塔や信号塔の任務は終わった。
    ワイキキの高層ビル街の奥にダイヤモンド・ヘッド、
    海側はホノルル港が一望に見渡せる。
    我々が乗船するプライド・オブ・アメリカもここからよく見える。
    しかし、風が強い。吹き飛ばされそうだ。

  • かつての倉庫群も今はショッピングセンターに変貌し、<br />タワーも観光名所で活躍し、ホノルル港のランドマークになっている。<br />ここから眺める景色はすばらしい。  <br /><br />ショッピングセンターの海側はテラス席のあるレストランで<br />ここは白人の経営。<br />昼時なので多くの白人観光客が食事をしていた。<br />途中すれ違う東洋人は中国系の観光客で、<br />彼らは中国系のレストランに向かっている。 <br /><br />岸壁付近で綺麗な色のムームーを着た<br />中年女性を何人か見かけた。<br />胸にバッジをつけ、何かファイルを抱えている。<br />どうやら現地の観光ガイドらしい。<br /><br />マーケットプレイスの岸壁でもプライド・オブ・アメリカの巨体が<br />よく見える。<br /><br /> 

    かつての倉庫群も今はショッピングセンターに変貌し、
    タワーも観光名所で活躍し、ホノルル港のランドマークになっている。
    ここから眺める景色はすばらしい。

    ショッピングセンターの海側はテラス席のあるレストランで
    ここは白人の経営。
    昼時なので多くの白人観光客が食事をしていた。
    途中すれ違う東洋人は中国系の観光客で、
    彼らは中国系のレストランに向かっている。

    岸壁付近で綺麗な色のムームーを着た
    中年女性を何人か見かけた。
    胸にバッジをつけ、何かファイルを抱えている。
    どうやら現地の観光ガイドらしい。

    マーケットプレイスの岸壁でもプライド・オブ・アメリカの巨体が
    よく見える。

     

  •  第二埠頭入口の標識。背後に我々が乗船する客船が見える。<br />この船はアメリカ船籍の客船で8万1千グロストン、<br />全長は921フィート、<br />収容乗客数は2450人、乗組員は921人、<br />11のレストラン、9つのバー、劇場、プール、スポーツジムなどあり、<br />デッキ数は14。<br />他の姉妹船2隻とともにハワイ諸島のクルーズをする。<br /><br />我々はこの船の11デッキにあるベランダ付き船室に滞在し<br />これから一週間、ハワイ諸島を巡る。<br /><br />次回はいよいよ乗船<br />

    第二埠頭入口の標識。背後に我々が乗船する客船が見える。
    この船はアメリカ船籍の客船で8万1千グロストン、
    全長は921フィート、
    収容乗客数は2450人、乗組員は921人、
    11のレストラン、9つのバー、劇場、プール、スポーツジムなどあり、
    デッキ数は14。
    他の姉妹船2隻とともにハワイ諸島のクルーズをする。

    我々はこの船の11デッキにあるベランダ付き船室に滞在し
    これから一週間、ハワイ諸島を巡る。

    次回はいよいよ乗船

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