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Pride of america に乗船、翌日はハワイ島ヒロを訪ねる。

ハワイ4島めぐり(2)乗船

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2008/02/02 - 2008/02/03

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リュック

リュックさん

Pride of america に乗船、翌日はハワイ島ヒロを訪ねる。

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  • Norwegian Cruise Line の Pride of Americaでハワイ4島をめぐる<br />クルージングでどのように希望通り船室を予約するかが今回の旅で<br />一番の問題であった。<br />国内のクルージング代理店に問い合わせると、<br />バルコニー付船室のタイプは予約できるが、<br />具体的な船室の選択はできないとのこと。<br />どこかのコメントで代理店から指定された船室は確かに<br />希望の海側船室であったが、目の前に救命ボートがあり、<br />視界が悪かった。これでは海側船室予約の意味がない。<br /><br />このようなことがないように、<br />希望の船室を指定した予約がしたい。<br />複数の代理店にコンタクトしたが、答えは皆同じ。<br /><br />Norwegian Cruise Line USAに直接コンタクトし、<br />船室が指定できるかと尋ねた。<br />「No. Problem!」<br />インターネットで表示のデッキプランで検討の結果、<br />デッキ11に海側ツインベッド、バルコニー付きの船室に<br />空室があった。<br />即予約。船首側で高層階、見晴らし抜群デッキ11の船室<br />11524は希望通りに予約できた。<br />

    Norwegian Cruise Line の Pride of Americaでハワイ4島をめぐる
    クルージングでどのように希望通り船室を予約するかが今回の旅で
    一番の問題であった。
    国内のクルージング代理店に問い合わせると、
    バルコニー付船室のタイプは予約できるが、
    具体的な船室の選択はできないとのこと。
    どこかのコメントで代理店から指定された船室は確かに
    希望の海側船室であったが、目の前に救命ボートがあり、
    視界が悪かった。これでは海側船室予約の意味がない。

    このようなことがないように、
    希望の船室を指定した予約がしたい。
    複数の代理店にコンタクトしたが、答えは皆同じ。

    Norwegian Cruise Line USAに直接コンタクトし、
    船室が指定できるかと尋ねた。
    「No. Problem!」
    インターネットで表示のデッキプランで検討の結果、
    デッキ11に海側ツインベッド、バルコニー付きの船室に
    空室があった。
    即予約。船首側で高層階、見晴らし抜群デッキ11の船室
    11524は希望通りに予約できた。

  • 船室11524は画像上部の白いテントがある入口に近い。<br />デッキ11はプールなどの施設があり、<br />また食事をするレストランも近く、とても便利。<br />

    船室11524は画像上部の白いテントがある入口に近い。
    デッキ11はプールなどの施設があり、
    また食事をするレストランも近く、とても便利。

  • ・いよいよ乗船<br />そろそろ乗船できる時間になってきた。<br />ハワイ州の花であるハイビスカスや色とりどりの花で飾られた<br />プロムナードから本船の待つ第2埠頭へと戻ることにする。<br />乗船手続きをする倉庫に入る。<br />チェックインをする多くの乗船客で賑わっている。<br />荷物、身体検査を受ける順番を待つために並んでいる。<br />ここでは、空港のような金属探知機が無いので、<br />帽子、時計、カメラなど身につけていたものをかごにいれ、<br />一人一人身体検査。時間がかかる。無事パス。  <br /><br />先に進むと簡易設置の乗船受付カウンターがずらり並んでいる。<br />乗船チケット、クレジットカードを提示し、<br />パスポートのチェック、顔写真の撮影が手際よく行われ、<br />クレジットカードのような「Embarkation Card」が渡される。  <br />クルージング中、このカードで船内で全ての決済が出来、<br />船室に入るルームキーにもなる。<br />カードホルダーが渡され、その中にカードを入れた。<br />乗船手続きが無事終了し、<br />これから乗船用のエスカレーターに乗ろうとしたときに、<br />後から日本語で声をかけられた。<br />林さんという日本人向けの船内コーディネーターだった。<br />「航海中お世話をします林です。よろしく」<br />航海中林さんにはほとんど会わなかった。彼は忙しいのだろう。<br />

    ・いよいよ乗船
    そろそろ乗船できる時間になってきた。
    ハワイ州の花であるハイビスカスや色とりどりの花で飾られた
    プロムナードから本船の待つ第2埠頭へと戻ることにする。
    乗船手続きをする倉庫に入る。
    チェックインをする多くの乗船客で賑わっている。
    荷物、身体検査を受ける順番を待つために並んでいる。
    ここでは、空港のような金属探知機が無いので、
    帽子、時計、カメラなど身につけていたものをかごにいれ、
    一人一人身体検査。時間がかかる。無事パス。

    先に進むと簡易設置の乗船受付カウンターがずらり並んでいる。
    乗船チケット、クレジットカードを提示し、
    パスポートのチェック、顔写真の撮影が手際よく行われ、
    クレジットカードのような「Embarkation Card」が渡される。
    クルージング中、このカードで船内で全ての決済が出来、
    船室に入るルームキーにもなる。
    カードホルダーが渡され、その中にカードを入れた。
    乗船手続きが無事終了し、
    これから乗船用のエスカレーターに乗ろうとしたときに、
    後から日本語で声をかけられた。
    林さんという日本人向けの船内コーディネーターだった。
    「航海中お世話をします林です。よろしく」
    航海中林さんにはほとんど会わなかった。彼は忙しいのだろう。

  • 「今回は乗船客、2400名のうち日本の乗客が23名と少ないので<br />寄港する島での観光は全て英語になります」との事。<br />エスカレーターを乗り継ぎ、3階にある本船への乗船ゲートを入ると、<br />「アロ-ハ」と乗組員の歓迎挨拶を受ける。<br />ここは本船の5階(デッキ5)で広いレセプションデスクルーム。<br />

    「今回は乗船客、2400名のうち日本の乗客が23名と少ないので
    寄港する島での観光は全て英語になります」との事。
    エスカレーターを乗り継ぎ、3階にある本船への乗船ゲートを入ると、
    「アロ-ハ」と乗組員の歓迎挨拶を受ける。
    ここは本船の5階(デッキ5)で広いレセプションデスクルーム。

  • 床には大きなアメリカの国旗を描いた紋章あり、<br />周囲には州の名前が並ぶ。なかなか豪華な内装だ。<br /><br />エレベーターでデッキ11まで行く。エレベーター内は賑やか。<br />「ハロー、あなたはどちらから?」<br />「我々はテキサスだ」<br />「我々はオレゴンだ」<br />など大きな声で挨拶しあう。皆アメリカ人。<br />しかも皆、退職した老人夫婦で、身体が大きく、しかも超デブ。<br />我々は押しつぶられそう。デッキ11に着く。  <br />	<br />分厚い絨毯を敷いた通路を通り先ほど渡されたかカードで<br />船室番号11524のドアーを開け、部屋に入る。<br />荷物が届いている。<br />大きなダブルベッド、トイレ、シャワールーム、クローゼットなどが<br />コンパクトに纏められ、収納スペースも十分あり、機能的。<br />正面のガラス戸を開けるとそこには広いプライベートデッキ。

    床には大きなアメリカの国旗を描いた紋章あり、
    周囲には州の名前が並ぶ。なかなか豪華な内装だ。

    エレベーターでデッキ11まで行く。エレベーター内は賑やか。
    「ハロー、あなたはどちらから?」
    「我々はテキサスだ」
    「我々はオレゴンだ」
    など大きな声で挨拶しあう。皆アメリカ人。
    しかも皆、退職した老人夫婦で、身体が大きく、しかも超デブ。
    我々は押しつぶられそう。デッキ11に着く。

    分厚い絨毯を敷いた通路を通り先ほど渡されたかカードで
    船室番号11524のドアーを開け、部屋に入る。
    荷物が届いている。
    大きなダブルベッド、トイレ、シャワールーム、クローゼットなどが
    コンパクトに纏められ、収納スペースも十分あり、機能的。
    正面のガラス戸を開けるとそこには広いプライベートデッキ。

  • ステートルーム バルコニー<br />クイーンサイズベッド2台、リビングスペース、床から天井までの<br />ガラスドア、眺めが良いプライベートバルコニー。<br />客室:16-26 m2<br />バルコニーの広さ: 3-5 m2<br /><br />このタイプの部屋はデッキ7, 8, 9, 10, 11にある。<br />デッキ11の部屋が確保できれば、最高!<br />場所は前部、中央部分、船尾にあるが、揺れが少ない前部が良い。<br /><br />デッキに出るとホノルル港が見渡せる。<br />海面ははるか下に。<br />我々は奮発して船首側デッキ11のオープンデッキの部屋を取った。<br />結果よし!バルコニーに出てみた。眩しいほどの日差しで、<br />風が強く吹き飛ばされそう。ここからの眺めは素晴らしい。<br />11階建てのビルの屋上にいるようで埠頭を歩く人は小さく見え、<br />ホノルル港は眼前にひろがり、たくさんのコンテナー船が往来している。<br />陸のほうは高層ビル街のワイキキの町が広がり、<br />遠方にダイヤモンド・ヘッドがはっきり。<br />やっとハワイに来たと実感する。

    ステートルーム バルコニー
    クイーンサイズベッド2台、リビングスペース、床から天井までの
    ガラスドア、眺めが良いプライベートバルコニー。
    客室:16-26 m2
    バルコニーの広さ: 3-5 m2

    このタイプの部屋はデッキ7, 8, 9, 10, 11にある。
    デッキ11の部屋が確保できれば、最高!
    場所は前部、中央部分、船尾にあるが、揺れが少ない前部が良い。

    デッキに出るとホノルル港が見渡せる。
    海面ははるか下に。
    我々は奮発して船首側デッキ11のオープンデッキの部屋を取った。
    結果よし!バルコニーに出てみた。眩しいほどの日差しで、
    風が強く吹き飛ばされそう。ここからの眺めは素晴らしい。
    11階建てのビルの屋上にいるようで埠頭を歩く人は小さく見え、
    ホノルル港は眼前にひろがり、たくさんのコンテナー船が往来している。
    陸のほうは高層ビル街のワイキキの町が広がり、
    遠方にダイヤモンド・ヘッドがはっきり。
    やっとハワイに来たと実感する。

  • 部屋のレイアウト。<br />コンパクトで機能的。

    部屋のレイアウト。
    コンパクトで機能的。

  • 中年の品の良いご夫婦が写真をとってくれた。<br />風が強いのでカメラをかまえるご主人の体を奥さんが支え、<br />慎重に撮ってくれた。ありがとう!<br /><br />背後にダイヤモンドヘッドが。<br />後日登る。

    中年の品の良いご夫婦が写真をとってくれた。
    風が強いのでカメラをかまえるご主人の体を奥さんが支え、
    慎重に撮ってくれた。ありがとう!

    背後にダイヤモンドヘッドが。
    後日登る。

  • もう、14時近くになりお腹が空いた。<br />デッキ11にあるアロハ・カフェに行く。<br /><br />ここのレストランはビュッフェスタイルで、<br />たくさんの種類の食べ物や飲み物があり、各自、自由に選んで、<br />好きなだけ食べられる。<br />レストランには既に多くの人達が食事をしていた。<br />ローストビーフ、ソーセージ、ハムなどを大きなパンに挟んで<br />サンドウィッチを作る為に混雑しているコーナを避け、<br />比較的空いているサラダコーナで野菜サラダとフルーツで昼食を取った。<br />アメリカ人の異様とも言える食欲に圧倒された。<br />大きな皿に肉類をたっぷり載せ、テーブル席に付き、食べる。<br />いや、かぶりつく。大量に摂取した脂肪が皆身体にたまる。<br />我々の3日分の量だ。<br /><br />船内では超肥満で歩くことが困難で杖や車いすのお世話に<br />なっている人達を多く見かけた。<br /><br />3時から日本語の乗船説明会があるとのことでデッキ13に行く。<br />ここはプー ル、ジャグジー風呂などがあるデッキで、<br />すでに水着姿でデッキチェアーやプールでくつろいでいる人達がいる。<br />(水着姿の写真を撮ることはプライバシーの問題があり遠慮した)<br />かみさんも水着を新調し持参したが、他の客のスタイルに圧倒され、<br />プールには入らず、水着はそのまま持ち帰り、箪笥の肥やしに。<br /><br />説明会場に行く。<br />広い会場に10名足らずの日本人が説明を待っていた。<br />船内での過ごし方、寄港地でのツアーの参加方法など説明があり、<br />4時30分から行う乗客全員の避難訓練に参加するように求められた。<br />今回の航海には日本人の団体ツアーが参加していない。<br />他の日本人客はどうやら、JTB、HISなどのトラベル・エイジェント<br />経由の予約で個人参加の人達らしい。<br />皆、老夫婦。全くの個人手配旅行者は我々のみ。

    もう、14時近くになりお腹が空いた。
    デッキ11にあるアロハ・カフェに行く。

    ここのレストランはビュッフェスタイルで、
    たくさんの種類の食べ物や飲み物があり、各自、自由に選んで、
    好きなだけ食べられる。
    レストランには既に多くの人達が食事をしていた。
    ローストビーフ、ソーセージ、ハムなどを大きなパンに挟んで
    サンドウィッチを作る為に混雑しているコーナを避け、
    比較的空いているサラダコーナで野菜サラダとフルーツで昼食を取った。
    アメリカ人の異様とも言える食欲に圧倒された。
    大きな皿に肉類をたっぷり載せ、テーブル席に付き、食べる。
    いや、かぶりつく。大量に摂取した脂肪が皆身体にたまる。
    我々の3日分の量だ。

    船内では超肥満で歩くことが困難で杖や車いすのお世話に
    なっている人達を多く見かけた。

    3時から日本語の乗船説明会があるとのことでデッキ13に行く。
    ここはプー ル、ジャグジー風呂などがあるデッキで、
    すでに水着姿でデッキチェアーやプールでくつろいでいる人達がいる。
    (水着姿の写真を撮ることはプライバシーの問題があり遠慮した)
    かみさんも水着を新調し持参したが、他の客のスタイルに圧倒され、
    プールには入らず、水着はそのまま持ち帰り、箪笥の肥やしに。

    説明会場に行く。
    広い会場に10名足らずの日本人が説明を待っていた。
    船内での過ごし方、寄港地でのツアーの参加方法など説明があり、
    4時30分から行う乗客全員の避難訓練に参加するように求められた。
    今回の航海には日本人の団体ツアーが参加していない。
    他の日本人客はどうやら、JTB、HISなどのトラベル・エイジェント
    経由の予約で個人参加の人達らしい。
    皆、老夫婦。全くの個人手配旅行者は我々のみ。

  • ・避難訓練  <br />デッキごとに避難場所が決められていて、<br />デッキ11の乗船客はハリウッド・シアター。<br />4時30分の合図でエレベーターを使わず、<br />避難場所に多くの人達が一斉に殺到すると通路や階段が多くの人達で<br />大混雑するので、早めに避難場所にライフジャケットを持って出かけた。<br /><br />エレベーターホールを出ると清掃担当のミスターフィリピーノも<br />ライフジャケットを着て避難訓練の誘導係。<br />写真を撮って良いかと聞くとポーズをとってくれた。<br />誘導係のジャケットは彼にとって大きすぎたようだ。<br /><br />指定された避難場所であるハリウッド・シアターに行く。<br />すでに多くの人達が集まっていた。<br />乗組員が避難訓練参加者の名前をチェックする。<br />訓練をサボると後で別途訓練させられる。 

    ・避難訓練
    デッキごとに避難場所が決められていて、
    デッキ11の乗船客はハリウッド・シアター。
    4時30分の合図でエレベーターを使わず、
    避難場所に多くの人達が一斉に殺到すると通路や階段が多くの人達で
    大混雑するので、早めに避難場所にライフジャケットを持って出かけた。

    エレベーターホールを出ると清掃担当のミスターフィリピーノも
    ライフジャケットを着て避難訓練の誘導係。
    写真を撮って良いかと聞くとポーズをとってくれた。
    誘導係のジャケットは彼にとって大きすぎたようだ。

    指定された避難場所であるハリウッド・シアターに行く。
    すでに多くの人達が集まっていた。
    乗組員が避難訓練参加者の名前をチェックする。
    訓練をサボると後で別途訓練させられる。 

  • 避難場所で緊急時の注意とライフジャケットの着用方法のトレーニングが<br />全員参加で行われた。すべて英語。<br />初めてライフジャケットをつける経験をした。<br />アメリカではこの避難訓練を法律で義務付けているそうだ。<br />良いことだと思う。 

    避難場所で緊急時の注意とライフジャケットの着用方法のトレーニングが
    全員参加で行われた。すべて英語。
    初めてライフジャケットをつける経験をした。
    アメリカではこの避難訓練を法律で義務付けているそうだ。
    良いことだと思う。 

  • ・出港<br />ホノルル到着時の悪天候はウソのように回復し、<br />ホノルル港の水平線に沈む夕日は美しい。  <br />夜8時。本船は静かに岸壁を離れる。<br />出港時に行われる、蛍の光などの音楽や テープ投げなど無い。<br />その代わり、本船デッキ11でウエルカムレセプションがあり、<br />ハワイアンとフラダンスのショーがあった。

    ・出港
    ホノルル到着時の悪天候はウソのように回復し、
    ホノルル港の水平線に沈む夕日は美しい。
    夜8時。本船は静かに岸壁を離れる。
    出港時に行われる、蛍の光などの音楽や テープ投げなど無い。
    その代わり、本船デッキ11でウエルカムレセプションがあり、
    ハワイアンとフラダンスのショーがあった。

  • 船は揺れることも無く、滑るように進む。<br />部屋のデッキから見るワイキキの夜景が綺麗。  <br />浜辺では我々を歓迎しているかのように盛んに花火が上がる。<br />この花火は旧正月を祝う中国人が上げている。  <br />やがて、オアフ島は次第に小さくなり、ハワイ島に向かう。<br />明日の朝、8時にハワイ島、ヒロ港に着岸する。<br /><br />・夕食はすし! <br />夕食前にもう一つしておかなければならない事がある。<br />それは明日からハワイ諸島を訪れるが<br />訪れた島での観光ツアーに参加するためには事前に予約が必要。

    船は揺れることも無く、滑るように進む。
    部屋のデッキから見るワイキキの夜景が綺麗。
    浜辺では我々を歓迎しているかのように盛んに花火が上がる。
    この花火は旧正月を祝う中国人が上げている。
    やがて、オアフ島は次第に小さくなり、ハワイ島に向かう。
    明日の朝、8時にハワイ島、ヒロ港に着岸する。

    ・夕食はすし! 
    夕食前にもう一つしておかなければならない事がある。
    それは明日からハワイ諸島を訪れるが
    訪れた島での観光ツアーに参加するためには事前に予約が必要。

  • ・島内観光(Shore Excursions )<br /><br />クルージングを楽しむ乗船客は二つに大きく分けられる。<br />どの寄港地でも船内 にとどまり、<br />屋上デッキで日光浴やプールを楽しみ、好きな本を持ち込んで<br />ひたすら読書に励む組。<br />もう一組は寄港した島の観光ツアーに積極的に参加をして、<br />あちこち動き周る。<br />したがって、屋上デッキでゆっくりプールや日光浴を楽しむ時間が無い。<br />それぞれお好みの過ごし方でクルージングをエンジョイしている。<br /><br />今回のクルージングの乗船客は2400人ほどとのこと。<br />日本人客は23名。<br />したがって、日本語の現地ツアーは無く、<br />他のアメリカ人と一緒に英語のみのツアーに<br />参加することになった。<br />申し込み用紙に各寄港地でのツアー名を記入し、<br />デッキ5にあるレセプションデスク脇の<br />Shore Excursionsデスクにゆく。<br /><br />そこには若いアメリカ人のカップルがデスクの女性に<br />あれこれ聞きながらツアーリストを検討している。<br />なかなか結論が出ない。<br />10分ほど待った。まだあれこれ検討している。<br />デスク嬢も困ったような顔をしてこちらを見る。<br />更に10分待った。まだあれこれ検討している。<br /><br />申込の順番を待っている他の人達が諦めて帰ってゆく。<br />小生、年を取り、多少気長になったが、痺れを切らし、<br />ぐずぐずカップルに聞こえるように、<br />「ツアーの申し込みをこの用紙に書いておきました。<br />後で又来ます」とデスク嬢に渡す。<br />  <br />しばらくしてデスクに行くと、小生が申し込んだツアーは<br />すべてOKでセットされていた。<br />6日分のツアー[Shore Excursion Ticket]をカミサンの分をいれて<br />12枚受け取る。<br />  さ~あ、これで今日中に行うべき作業はすべて完了。

    ・島内観光(Shore Excursions )

    クルージングを楽しむ乗船客は二つに大きく分けられる。
    どの寄港地でも船内 にとどまり、
    屋上デッキで日光浴やプールを楽しみ、好きな本を持ち込んで
    ひたすら読書に励む組。
    もう一組は寄港した島の観光ツアーに積極的に参加をして、
    あちこち動き周る。
    したがって、屋上デッキでゆっくりプールや日光浴を楽しむ時間が無い。
    それぞれお好みの過ごし方でクルージングをエンジョイしている。

    今回のクルージングの乗船客は2400人ほどとのこと。
    日本人客は23名。
    したがって、日本語の現地ツアーは無く、
    他のアメリカ人と一緒に英語のみのツアーに
    参加することになった。
    申し込み用紙に各寄港地でのツアー名を記入し、
    デッキ5にあるレセプションデスク脇の
    Shore Excursionsデスクにゆく。

    そこには若いアメリカ人のカップルがデスクの女性に
    あれこれ聞きながらツアーリストを検討している。
    なかなか結論が出ない。
    10分ほど待った。まだあれこれ検討している。
    デスク嬢も困ったような顔をしてこちらを見る。
    更に10分待った。まだあれこれ検討している。

    申込の順番を待っている他の人達が諦めて帰ってゆく。
    小生、年を取り、多少気長になったが、痺れを切らし、
    ぐずぐずカップルに聞こえるように、
    「ツアーの申し込みをこの用紙に書いておきました。
    後で又来ます」とデスク嬢に渡す。

    しばらくしてデスクに行くと、小生が申し込んだツアーは
    すべてOKでセットされていた。
    6日分のツアー[Shore Excursion Ticket]をカミサンの分をいれて
    12枚受け取る。
    さ~あ、これで今日中に行うべき作業はすべて完了。

  • ・夕食  <br />毎日、「Freestyle Daily」と題した英文と日本文で書かれた新聞?が<br />船室入り口の船室番号プレートに差し込まれてくる。<br />その内容は、船内でこれからのイベント、レストランなどの<br />内容、明日の予定などの情報が記載されている。 <br />その中の「Freestyle Dinning」の項目に今夜の夕食が出来る<br />レストランのリスト、所在デッキ番号、営業時間、<br />カバーチャージなどの情報がある。<br /><br />日本を出発してから20時間あまり、今日は色々な出来事があった。<br />睡眠不足も手伝い、少々疲れた。<br />今夜はあっさりした日本食、寿司を食べようと決めた。<br />予約制なので7時にスシバー・カウンターを予約した。  <br /><br />部屋でパッキングを解き、クローゼットなどに衣類を収納する。<br />7日後の下船までパッキングをしなくて済むのでありがたい。<br />引き出しなどの収納スペースが充分あるので<br />持参した衣類は全て収まった。<br />部屋でシャワーを浴び、少しドレスアップして、<br />レセプションデスクのあるデッキ5まで行き、<br /> レストラン「East meets West」にあるスシバーに行った。

    ・夕食
    毎日、「Freestyle Daily」と題した英文と日本文で書かれた新聞?が
    船室入り口の船室番号プレートに差し込まれてくる。
    その内容は、船内でこれからのイベント、レストランなどの
    内容、明日の予定などの情報が記載されている。
    その中の「Freestyle Dinning」の項目に今夜の夕食が出来る
    レストランのリスト、所在デッキ番号、営業時間、
    カバーチャージなどの情報がある。

    日本を出発してから20時間あまり、今日は色々な出来事があった。
    睡眠不足も手伝い、少々疲れた。
    今夜はあっさりした日本食、寿司を食べようと決めた。
    予約制なので7時にスシバー・カウンターを予約した。

    部屋でパッキングを解き、クローゼットなどに衣類を収納する。
    7日後の下船までパッキングをしなくて済むのでありがたい。
    引き出しなどの収納スペースが充分あるので
    持参した衣類は全て収まった。
    部屋でシャワーを浴び、少しドレスアップして、
    レセプションデスクのあるデッキ5まで行き、
    レストラン「East meets West」にあるスシバーに行った。

  • ここのレストランには鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、スシバーなどの<br />コーナがあり、カバーチャージが別途加算される。<br />カバーチャージが別途加算されるレストランは<br />フランス料理、ステーキハウスで残りのレストランは<br />全てカバーチャージがなく、コース料理でもアラカルトで<br />自由に注文し食事を楽しむことが出来る。<br /><br />さて、問題のスシバー。<br />中国人のような女性の案内でカウンターに座る。<br />皿などの食器類は日本のデザイン。<br />箸のカバーは真紅。<br />カウンター正面にかけられた壁掛けは漆塗りのプレートに中国画。<br />カウンターの向こうの板前さんはアメリカ人。<br />アメリカ人の板前さん、中国系の女性ウエイトレスの接客態度は<br />顧客志向で良い。<br />今日は気分良く、思いっきりスシを楽しめるぞ!と期待に胸が膨らむ。<br /><br />カウンターの上のスシネタを入れたケースを見てびっくり。<br />キハダマグロ、サーモン、蛸、赤身のマグロ、練り物のかに風かまぼこ、<br />きゅうりで全て。<br />どれも回転すし程度のネタばかり。仕方が無い。<br />ここで帰るわけには行かない。<br /><br />刺身の盛り合わせ、巻物(海苔の無いカルフォリニア巻き)など<br />手当たり次第に注文した。<br />色々形は変わるが、同じネタを使うのでどれも新鮮味が無い。<br />味噌汁が出た。<br />お椀ではなく、湯呑みに入っている。味は甘い。<br />不味くは無いが風情が無い。<br /> 飲み物は?と聞かれる。<br />メニューを見るとあまり見たことが無い銘柄の日本酒と<br />アサヒ、キリンビールに何故か「青島」のビール。<br />何故、日本スシコーナーで青島(中国製チンタオ)が出るのか?  <br />青い目の板前に「Local Beerはあるか?」  <br />「あるよ」<br />「Kona Beer!」  <br />驚いたような顔をして、ウエイトレスに指示をしていた。<br />しばらくして、Kona ”Fire Rock” Pale Aleの小瓶を手にして  <br />「これでよいか?」  <br />「OK」<br /> Pale Ale タイプのビールは以前イギリス旅行中に<br />好んで飲んでいたので、懐かしい味だ。  <br />「美味い!」 <br />アメリカの板前はビニールの手袋をしてすしを握っている。<br />「日本ですしの握り方を習ったことがある?」  <br />「無い、日本にも行ったことが無い」<br /><br />「機会があれば日本に行ってスシを食べてごらん、<br />勉強になるよ。<br />このスシバーは”Ginza Style”と書いてある。<br />銀座のスシはこれとは全く違うよ」<br /> 彼にこんなことを言っても仕方が無いが、<br />飲み物、カバーチャージの15%とチップを含め<br />6千円とはメチャクチャだ。<br />鉄板焼きコ-ナ-は白人客で混んでいたが、スシバーは<br />日本の老カップルが一組だけ。<br />白人客は良く研究をしている。<br />翌日からはカバーチャ-ジ付きのレストランでの夕食はやめた。<br />本当に美味いものを食べたければ、<br />街のレストランで食べればよいと思った。<br />フランス料理、ステーキハウスのレストランも空いていた。<br />似たり寄ったりであろう。

    ここのレストランには鉄板焼き、しゃぶしゃぶ、スシバーなどの
    コーナがあり、カバーチャージが別途加算される。
    カバーチャージが別途加算されるレストランは
    フランス料理、ステーキハウスで残りのレストランは
    全てカバーチャージがなく、コース料理でもアラカルトで
    自由に注文し食事を楽しむことが出来る。

    さて、問題のスシバー。
    中国人のような女性の案内でカウンターに座る。
    皿などの食器類は日本のデザイン。
    箸のカバーは真紅。
    カウンター正面にかけられた壁掛けは漆塗りのプレートに中国画。
    カウンターの向こうの板前さんはアメリカ人。
    アメリカ人の板前さん、中国系の女性ウエイトレスの接客態度は
    顧客志向で良い。
    今日は気分良く、思いっきりスシを楽しめるぞ!と期待に胸が膨らむ。

    カウンターの上のスシネタを入れたケースを見てびっくり。
    キハダマグロ、サーモン、蛸、赤身のマグロ、練り物のかに風かまぼこ、
    きゅうりで全て。
    どれも回転すし程度のネタばかり。仕方が無い。
    ここで帰るわけには行かない。

    刺身の盛り合わせ、巻物(海苔の無いカルフォリニア巻き)など
    手当たり次第に注文した。
    色々形は変わるが、同じネタを使うのでどれも新鮮味が無い。
    味噌汁が出た。
    お椀ではなく、湯呑みに入っている。味は甘い。
    不味くは無いが風情が無い。
    飲み物は?と聞かれる。
    メニューを見るとあまり見たことが無い銘柄の日本酒と
    アサヒ、キリンビールに何故か「青島」のビール。
    何故、日本スシコーナーで青島(中国製チンタオ)が出るのか?
    青い目の板前に「Local Beerはあるか?」
    「あるよ」
    「Kona Beer!」
    驚いたような顔をして、ウエイトレスに指示をしていた。
    しばらくして、Kona ”Fire Rock” Pale Aleの小瓶を手にして
    「これでよいか?」
    「OK」
    Pale Ale タイプのビールは以前イギリス旅行中に
    好んで飲んでいたので、懐かしい味だ。
    「美味い!」
    アメリカの板前はビニールの手袋をしてすしを握っている。
    「日本ですしの握り方を習ったことがある?」
    「無い、日本にも行ったことが無い」

    「機会があれば日本に行ってスシを食べてごらん、
    勉強になるよ。
    このスシバーは”Ginza Style”と書いてある。
    銀座のスシはこれとは全く違うよ」
    彼にこんなことを言っても仕方が無いが、
    飲み物、カバーチャージの15%とチップを含め
    6千円とはメチャクチャだ。
    鉄板焼きコ-ナ-は白人客で混んでいたが、スシバーは
    日本の老カップルが一組だけ。
    白人客は良く研究をしている。
    翌日からはカバーチャ-ジ付きのレストランでの夕食はやめた。
    本当に美味いものを食べたければ、
    街のレストランで食べればよいと思った。
    フランス料理、ステーキハウスのレストランも空いていた。
    似たり寄ったりであろう。

  • 部屋に戻る前に、毎日色々なショーを見せる<br />ハリウッド・シアターに行く。<br />今夜は「エルトン・ジョンに捧げる歌」と題したピアノ弾き語り。<br />ピアノは上手であったが、聴いたことがない歌ばかりで感銘しない。  <br /> 眠くなった。早々に部屋に戻る。<br />デッキから外を見ると海面は波頭が立ち、風が強く、船が大きく揺れる。<br />ベッドに潜り込む。風の音が聞こえる。かなり時化てきた。<br />色々なことが今日はあった。<br />今日の出来事を日記に書く。<br />明日はハワイ島、ヒロ港に8時着岸。<br />12時15分にキラウエア火山に行くツアーに参加する。

    部屋に戻る前に、毎日色々なショーを見せる
    ハリウッド・シアターに行く。
    今夜は「エルトン・ジョンに捧げる歌」と題したピアノ弾き語り。
    ピアノは上手であったが、聴いたことがない歌ばかりで感銘しない。
    眠くなった。早々に部屋に戻る。
    デッキから外を見ると海面は波頭が立ち、風が強く、船が大きく揺れる。
    ベッドに潜り込む。風の音が聞こえる。かなり時化てきた。
    色々なことが今日はあった。
    今日の出来事を日記に書く。
    明日はハワイ島、ヒロ港に8時着岸。
    12時15分にキラウエア火山に行くツアーに参加する。

  • ・クルージングの日程<br />いよいよ明日からハワイ諸島へオアフ島から出港して<br />3島(ハワイ島、カウアイ島、マウイ島)を訪れる7泊8日の<br />クルージングが始まる。  <br /><br />クルージングの旅程は下記のとおり。<br />ハワイ諸島の各島を夕刻出航し、早朝に次の島に入港。<br />日中は港に停泊しているので寄港地では現地観光をする時間が十分ある。<br /><br />明日はハワイ島 ヒロを訪れる。<br /><br />続く

    ・クルージングの日程
    いよいよ明日からハワイ諸島へオアフ島から出港して
    3島(ハワイ島、カウアイ島、マウイ島)を訪れる7泊8日の
    クルージングが始まる。

    クルージングの旅程は下記のとおり。
    ハワイ諸島の各島を夕刻出航し、早朝に次の島に入港。
    日中は港に停泊しているので寄港地では現地観光をする時間が十分ある。

    明日はハワイ島 ヒロを訪れる。

    続く

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