チェスター旅行記(ブログ) 一覧に戻る
11月1日(水)晴 <br />ChesterからCotswold (200 Km)英国滞在11日目 <br /> 通算走行距離 (2050Km)<br /><br />11月2日(木)<br />シェイクスピアの生家のあるStratford-upon-Avonから<br />CotswoldのBouton-on-the-Water (102 Km) <br />英国滞在11目 通算走行距離(2152Km)<br /><br /><br /><br /><br />

英国ドライブ紀行(8)Chester~Stratford-upon-Avon

3いいね!

2000/11/01 - 2000/11/02

70位(同エリア96件中)

0

24

リュック

リュックさん

11月1日(水)晴
ChesterからCotswold (200 Km)英国滞在11日目 
通算走行距離 (2050Km)

11月2日(木)
シェイクスピアの生家のあるStratford-upon-Avonから
CotswoldのBouton-on-the-Water (102 Km)
英国滞在11目 通算走行距離(2152Km)




PR

  • 目抜き通りの美しい木骨組の建物。<br />Chester市内に近づくにつれ<br />今まで慣れ親しんだ石作りの家並みと全く異なり、<br />木で骨組みをし、純白の土壁の建物が多くなり、<br />やがて市内にはいる。<br /><br />旧市街はすべて分厚い石の城壁に囲まれ、<br />観光名所はこの中に有り、<br />徒歩で十分見て歩ける。<br />この町は2000年前にローマ人が要塞として築いたもので<br />町のあちこちに遺跡が有る。<br /><br />観光客は必ずここを訪れる。<br />周囲は木骨組の商店街が並び、 独特の雰囲気。

    目抜き通りの美しい木骨組の建物。
    Chester市内に近づくにつれ
    今まで慣れ親しんだ石作りの家並みと全く異なり、
    木で骨組みをし、純白の土壁の建物が多くなり、
    やがて市内にはいる。

    旧市街はすべて分厚い石の城壁に囲まれ、
    観光名所はこの中に有り、
    徒歩で十分見て歩ける。
    この町は2000年前にローマ人が要塞として築いたもので
    町のあちこちに遺跡が有る。

    観光客は必ずここを訪れる。
    周囲は木骨組の商店街が並び、 独特の雰囲気。

  • チェスターの街の中心地[Cross}<br />町には3つ門(East Gate, Water Gate, Bridge Gate)から<br />出る通りが交差したところが「Cross」と呼ばれ、町の中心街。<br />観光客は必ずここを訪れる。<br />周囲は木骨組の商店街が並び、 独特の雰囲気。<br />ガイドブックによると毎日正午にこのCrossで<br />当時の衣装で「おふれ」の<br />デモンストレーションをやると書いてあったので、<br />近くの博物館を見学し、<br />Cross周辺を散策しているうちに正午になった。<br />しかし、いつまで経っても何のも催しもない。<br />他の観光客もうろうろ。<br />Crossに近い教会に入り、<br />「おふれ」は何時に始まるのか聞いたら<br />「正午でしょう」<br />「でも今日はなかった」<br />「シーズンオフはお休み」<br />やれやれ、このために2時間も待ったのに。<br />Chesterにはもう一つ10世紀に赤い砂岩で建造された<br />チェスター大聖堂がある。<br />「見学無料」とあるので中に入ると<br />まちのボランティアが片っ端から、<br />2ポンド以上の寄付を取り立てる。<br />こりゃーあこぎなやり方だ。<br />大聖堂がすることではない。<br />寄付をして中に入るとこんどはお土産売り場!<br />ここを通らないと中に入れない。<br />心を鬼にして素通り。<br />やっと大聖堂の回廊にでた。<br />長い間に増改築が行われた。<br />ノルマン時代の様式からゴッシク様式まで<br />つぎはぎに入り組んでいる。<br />最所は聖歌隊の席が木彫りでその彫刻が見事。<br />これだけおおきな古い大聖堂を維持管理するのは<br />大変だと思うが、<br />あのような強制的な寄付の取り立ては感心しない。<br />見学料のほうがすっきりしている。<br />

    チェスターの街の中心地[Cross}
    町には3つ門(East Gate, Water Gate, Bridge Gate)から
    出る通りが交差したところが「Cross」と呼ばれ、町の中心街。
    観光客は必ずここを訪れる。
    周囲は木骨組の商店街が並び、 独特の雰囲気。
    ガイドブックによると毎日正午にこのCrossで
    当時の衣装で「おふれ」の
    デモンストレーションをやると書いてあったので、
    近くの博物館を見学し、
    Cross周辺を散策しているうちに正午になった。
    しかし、いつまで経っても何のも催しもない。
    他の観光客もうろうろ。
    Crossに近い教会に入り、
    「おふれ」は何時に始まるのか聞いたら
    「正午でしょう」
    「でも今日はなかった」
    「シーズンオフはお休み」
    やれやれ、このために2時間も待ったのに。
    Chesterにはもう一つ10世紀に赤い砂岩で建造された
    チェスター大聖堂がある。
    「見学無料」とあるので中に入ると
    まちのボランティアが片っ端から、
    2ポンド以上の寄付を取り立てる。
    こりゃーあこぎなやり方だ。
    大聖堂がすることではない。
    寄付をして中に入るとこんどはお土産売り場!
    ここを通らないと中に入れない。
    心を鬼にして素通り。
    やっと大聖堂の回廊にでた。
    長い間に増改築が行われた。
    ノルマン時代の様式からゴッシク様式まで
    つぎはぎに入り組んでいる。
    最所は聖歌隊の席が木彫りでその彫刻が見事。
    これだけおおきな古い大聖堂を維持管理するのは
    大変だと思うが、
    あのような強制的な寄付の取り立ては感心しない。
    見学料のほうがすっきりしている。

  • ローマ兵の扮した町の案内人。<br />説明に聞き入る子供たち。

    ローマ兵の扮した町の案内人。
    説明に聞き入る子供たち。

  • 街の中心地の商店は2階で営業している。<br />地表に近い道はローマ時代の遺跡が多いためか。<br />2階部分は回廊で優雅な細工の手すりがついた<br />バルコニー状の歩道。

    街の中心地の商店は2階で営業している。
    地表に近い道はローマ時代の遺跡が多いためか。
    2階部分は回廊で優雅な細工の手すりがついた
    バルコニー状の歩道。

  • チェスター名物の「正午のおふれ」を見ようと待っていたが...<br />冬はお休みとのこと。<br />城壁に囲まれたチェスター。<br />城壁東門の上にある時計塔。<br />ヴィクトリア女王即位60周年を祝って作った(1897年)

    チェスター名物の「正午のおふれ」を見ようと待っていたが...
    冬はお休みとのこと。
    城壁に囲まれたチェスター。
    城壁東門の上にある時計塔。
    ヴィクトリア女王即位60周年を祝って作った(1897年)

  • 大聖堂付近の美しい木組みの家

    大聖堂付近の美しい木組みの家

  • Chester Cathedral(チェスター大聖堂)<br />19世紀に赤い砂岩で造られた。<br />以降、改築を重ね、ノルマン時代からゴッシック末期まで<br />種々の様式が混在している。<br />背後の柱はゴシック様式<br />

    Chester Cathedral(チェスター大聖堂)
    19世紀に赤い砂岩で造られた。
    以降、改築を重ね、ノルマン時代からゴッシック末期まで
    種々の様式が混在している。
    背後の柱はゴシック様式

  • 2000年前、ウエールズの部族を鎮圧するためにローマ軍により<br />要塞が築かれた町。<br />いたるところにローマの遺跡がある。

    2000年前、ウエールズの部族を鎮圧するためにローマ軍により
    要塞が築かれた町。
    いたるところにローマの遺跡がある。

  • 夕刻のチェスター<br />幻想的<br />チェスターで時間を取りすぎた。<br />

    夕刻のチェスター
    幻想的
    チェスターで時間を取りすぎた。

  • なだらかな丘陵地帯に点在する小さな集落は<br />13-14世紀に羊毛の生産、出荷で栄え以後<br />時計の針が止まった様に当時のままで、<br />新たな開発の手が加えられず今日にその姿を留めている。<br />蜂蜜色 の石板で造られた家、屋根、曲がりくねった細い道、<br />チムニーから出る紫色の薪が燃える懐かしい煙の匂い。<br />車も人影も殆どない集落のメインストリート。<br />時折、鶏かとよく見ると、雉の親子があちらこちらの草むらから<br />顔をだし道路を悠然と横断していく。<br />何とものどかで静か。<br />しかし夏になれば大勢の観光客が押し寄せ、騒がしくなるだろう。<br />今夜の宿Old New InnがあるBourton -on -the-Waterに到着したのが<br />日もとっぷり暮れた5時。<br />Old New Innに無事到着。<br />ホテルロビーの暖炉で一休み。<br />1717年に建てられた建物、しっかりしているが古い。

    なだらかな丘陵地帯に点在する小さな集落は
    13-14世紀に羊毛の生産、出荷で栄え以後
    時計の針が止まった様に当時のままで、
    新たな開発の手が加えられず今日にその姿を留めている。
    蜂蜜色 の石板で造られた家、屋根、曲がりくねった細い道、
    チムニーから出る紫色の薪が燃える懐かしい煙の匂い。
    車も人影も殆どない集落のメインストリート。
    時折、鶏かとよく見ると、雉の親子があちらこちらの草むらから
    顔をだし道路を悠然と横断していく。
    何とものどかで静か。
    しかし夏になれば大勢の観光客が押し寄せ、騒がしくなるだろう。
    今夜の宿Old New InnがあるBourton -on -the-Waterに到着したのが
    日もとっぷり暮れた5時。
    Old New Innに無事到着。
    ホテルロビーの暖炉で一休み。
    1717年に建てられた建物、しっかりしているが古い。

  • このホテルで朝夕2食する。<br />窓際の席は朝夕、2泊とも同じ席。

    このホテルで朝夕2食する。
    窓際の席は朝夕、2泊とも同じ席。

  • 昨夜は少し疲れが出た。熟睡。<br />朝、ドアにノックの音。<br />ドアを開けると「朝食前にお茶をどうぞ」と<br />香りの好いティーを部屋まで持ってきてくれた。<br />美味しかった。眠気も一気に抜け元気100倍。<br />TVを付ける。<br />数日来からひっきりなしに来る低気圧の為<br />York, England南部の各地で発生した洪水は<br />依然引くこともなく町の中を大河のように悠然と流れる様子を<br />TVでキャスターが報道している。<br /><br />さらにYorkでの死者がでる列車脱線事故、<br />ガソリン不足と値上がりでブレア首相が<br />国民に冷静な行動を求めていた。<br />そして、BushとGoreとの大統領選のもたつき、<br />エルサレムでの爆弾テロなど<br />およそ静かな田舎の村、Cotswoldには似つかわしくない<br />ニュースばかりが飛び込んで来る。<br /><br />さて昨晩から宿泊しているこの宿は2星のB&B。<br />Cotswoldで一番美しいBourton-on-the-Water村の中心にある。<br />Old New Innという名の通り館は相当古い。<br />暖炉のある広いバー、ダイニングルーム、ティールームは贅沢な作り。<br />シーズンオフで部屋が空いていたので二部屋を自由に使えた。<br />シーズン中は高いがオフでの利用は料金は安価でお勧め。<br />これだけ設備が整っているのに何故2つ星?<br />かみさん曰く、「立派なバスタブがあるのにシャワーがない」<br />評価がきびしい。<br /><br /><br />食後、部屋でゆっくりお茶を楽しむ。

    昨夜は少し疲れが出た。熟睡。
    朝、ドアにノックの音。
    ドアを開けると「朝食前にお茶をどうぞ」と
    香りの好いティーを部屋まで持ってきてくれた。
    美味しかった。眠気も一気に抜け元気100倍。
    TVを付ける。
    数日来からひっきりなしに来る低気圧の為
    York, England南部の各地で発生した洪水は
    依然引くこともなく町の中を大河のように悠然と流れる様子を
    TVでキャスターが報道している。

    さらにYorkでの死者がでる列車脱線事故、
    ガソリン不足と値上がりでブレア首相が
    国民に冷静な行動を求めていた。
    そして、BushとGoreとの大統領選のもたつき、
    エルサレムでの爆弾テロなど
    およそ静かな田舎の村、Cotswoldには似つかわしくない
    ニュースばかりが飛び込んで来る。

    さて昨晩から宿泊しているこの宿は2星のB&B。
    Cotswoldで一番美しいBourton-on-the-Water村の中心にある。
    Old New Innという名の通り館は相当古い。
    暖炉のある広いバー、ダイニングルーム、ティールームは贅沢な作り。
    シーズンオフで部屋が空いていたので二部屋を自由に使えた。
    シーズン中は高いがオフでの利用は料金は安価でお勧め。
    これだけ設備が整っているのに何故2つ星?
    かみさん曰く、「立派なバスタブがあるのにシャワーがない」
    評価がきびしい。


    食後、部屋でゆっくりお茶を楽しむ。

  • 朝食<br />Full English Breakfastは朝の定食になった。<br />味よし。しっかり食べる。<br />カリカリのベーコン、トースト。<br />甘いジャム。

    朝食
    Full English Breakfastは朝の定食になった。
    味よし。しっかり食べる。
    カリカリのベーコン、トースト。
    甘いジャム。

  • Old New Innの入口

    Old New Innの入口

  • 麗しのコッツウォルズ地方に入る。<br />The Cotswoldsと定冠詞をつけ、<br />複数形にする場合は「コッツウォルズ地方」<br />コッツウォルズ産の羊毛はCotswool,<br />石の場合はCotsstone 単数形になる。<br />「コッツ」の由来は8世紀この地方に入植した<br />サクソン人の部族長の名前か、<br />羊を囲む柵のコットから来たのか?<br />「ウォルズ」は草地になった丘陵のこと。<br />コッツウォルズで一番美しいとされる<br />Bouton-on-the-Waterにある<br />The Old  New Innに2泊する。

    麗しのコッツウォルズ地方に入る。
    The Cotswoldsと定冠詞をつけ、
    複数形にする場合は「コッツウォルズ地方」
    コッツウォルズ産の羊毛はCotswool,
    石の場合はCotsstone 単数形になる。
    「コッツ」の由来は8世紀この地方に入植した
    サクソン人の部族長の名前か、
    羊を囲む柵のコットから来たのか?
    「ウォルズ」は草地になった丘陵のこと。
    コッツウォルズで一番美しいとされる
    Bouton-on-the-Waterにある
    The Old New Innに2泊する。

  • これからシェイクスピアの生家のあるStratford-upon-Avonに寄り、<br />Cotswoldに行く予定であったが時間に余裕が無くなったので<br />Stratford-upon-Avonは翌日に回し、<br />Cotswoldに直接向かう。<br />予定変更が簡単にできるのが個人旅行の良い所。<br /><br /><br /><br /><br />Old New Inn

    これからシェイクスピアの生家のあるStratford-upon-Avonに寄り、
    Cotswoldに行く予定であったが時間に余裕が無くなったので
    Stratford-upon-Avonは翌日に回し、
    Cotswoldに直接向かう。
    予定変更が簡単にできるのが個人旅行の良い所。




    Old New Inn

  • ドライブで活躍しているフォード2000のレンターカーだいぶ<br />汚れてきた。

    ドライブで活躍しているフォード2000のレンターカーだいぶ
    汚れてきた。

  • 絵葉書のような天気はどこに行ったのか。<br />連日、曇りのち雨。

    絵葉書のような天気はどこに行ったのか。
    連日、曇りのち雨。

  • Borton-on-the-Water<br /><br />ホテル前のウインドラッシュ川が数日来の雨で増水、<br />川から道路に水があふれている。

    Borton-on-the-Water

    ホテル前のウインドラッシュ川が数日来の雨で増水、
    川から道路に水があふれている。

  • 増水しているウインドラッシュ川の橋の上から見る<br />ハニーカラーのライムストーン(凝灰岩)の町並みを望む。

    増水しているウインドラッシュ川の橋の上から見る
    ハニーカラーのライムストーン(凝灰岩)の町並みを望む。

  • 以前訪れたときは浅い、きれいな流れだった。

    以前訪れたときは浅い、きれいな流れだった。

  • Borton-on-the-Waterの街の中心部<br />少しにぎやか。<br />

    Borton-on-the-Waterの街の中心部
    少しにぎやか。

  • このように可愛らしい店がたくさんある。<br />格子窓に商品を飾る。英国の典型的スタイル。<br />シーズン中は観光客で混み合う。<br /><br />

    このように可愛らしい店がたくさんある。
    格子窓に商品を飾る。英国の典型的スタイル。
    シーズン中は観光客で混み合う。

  • 大雨の後の街。<br />河は濁って、増水し流れが早い。<br /><br />続く

    大雨の後の街。
    河は濁って、増水し流れが早い。

    続く

この旅行記のタグ

関連タグ

3いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

イギリスで使うWi-Fiはレンタルしましたか?

フォートラベル GLOBAL WiFiなら
イギリス最安 364円/日~

  • 空港で受取・返却可能
  • お得なポイントがたまる

イギリスの料金プランを見る

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから海外旅行記(ブログ)を探す

PAGE TOP