2006/04/11 - 2006/04/14
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SamShinobuさん
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近年台湾有事への懸念がますます強まっている。2021年12月、安倍首相は「台湾有事は日本、日米同盟の有事だ。この点の認識を習近平国家主席は断じて見誤るべきではない」と、台湾に軍事的圧力を強める中国を強く牽制した。それは中国共産党に対してだけでなく、お花畑の日本国民や思考停止している政治家たちにも共通の危機感を持つべきだと警鐘を鳴らしたと言える。今現在ウクライナ情勢、イスラエルとハマスの戦争状態を目の当たりにして、台湾有事が他人事ではないとようやく感じ始めている国民も多いのではないだろうか。
台湾では2024年1月に次期総統選挙が実施される。現行憲法では総統の任期は連続2期までなので、このタイミングで現総統である蔡英文氏が出馬できないのはとても痛い。なにかと緊張感の高まっている台湾だが、2006年当時の訪台は今思えばのんびりとした緩い旅だった。その頃は中国の底しれぬ不気味さに魅了されていたので、危うさのかけらも感じられない台湾は、まるで日本の地方都市にいるような感覚だった。今となっては懐かしい限りだが、そんなお気楽だった旅の追想に耽ってみたいと思う。
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4/11(火)
10:50品川発成田エクスプレス17号に乗車。
11:54成田空港第2ターミナル着。
13:45発日本アジア航空EG203便は、16:15中正国際空港(現在の桃園国際空港)に到着した。
台湾の時差は中国と同じで、日本からマイナス1時間。
両替すると、1台湾ドル=3.8円だった。
今回は3名の方をお連れしたので、ガイドも合わせるとタクシー1台に全員乗りきれない。そこで車を4日間チャーターした。ガイドは三普旅行社有限公司の蔡倩文さん。空港まで迎えにきて貰った。1年ぶりの再会だ。この前年初めての台湾出張でガイドをお願いしたが、よく気が回る人だったので今回もリクエストした。しっかりしているが、ちょっと天然なところもある23歳のお嬢さんだ。
ホテル 晶華酒店
晶華酒店(Grand Formosa Regent Taipei)
中山北路に位置する高級ホテル。前回も同ホテルに宿泊したが、台北の中心地に位置しており何かと便利だった。部屋にウエルカムフルーツが置かれていたりして、そこそこ高級なのでアテンドには最適だった。 -
ホテルの部屋
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饒河街観光夜市
先ずは台湾名物の夜市に行こう。
饒河街観光夜市は500mほどの一本道に並んでいるので迷うことはない。概ね18時頃から始まり0時には閉める店が多い。 -
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炸鮮奶(牛乳の天ぷら)
これをフライヤーで揚げると丸くなる。 -
ガイドの蔡倩文さんは2度目ともあって、こちらの要望をすぐに飲み込み案内も卒がない。屋台の食べ歩きがしたいとリクエストすると、「これはどうですか、あれはどうですか」と次々と紹介してくれて夜市グルメを満喫することができた。
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日本人はお祭りや縁日の屋台に馴染みがあるので、台湾の夜市はどことなくノスタルジーにかられる。
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当時中国の屋台料理は当たり外れが大きくてあまりいい印象がなかったが、台湾の屋台は総じて美味しかった。
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ついつい食べ過ぎてしまったが、特に海鮮系が旨かったのを覚えている。
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松山慈祐宮
饒河街夜市の東側入り口の横にある慈祐宮は、1753年に創建された。 -
道教の女神、媽祖様を祀っている。
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4/12(水)
永和清粥豆漿大王 双城示範店 -
台湾式の朝食は身体に良い。
ここは24時間営業の人気店だ。好きなおかずを自分でチョイスして、最後におかゆをよそってもらう。 -
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中正紀念堂
中正とは蒋介石の本名である蒋中正のこと。1975年4月5日に亡くなった中華民国初代総統の蒋介石を悼んで建てられた。台湾を代表する観光名所だ。 -
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台北101
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地上101階建てなので台北101。2004年の竣工時は世界一の超高層ビルだった。
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展望台から台北市内を一望する。
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屋外展望台に出てみる。
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91階、地上400メートルからの眺め。
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風を感じながら見る景色は最高だ。
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度小月担仔面 台北忠孝店
創業1895年、担仔麺発祥の店。台湾と言ったら、やはり担仔麺と魯肉飯は外せない。屋台も美味しそうだが、ここなら間違いないだろう。 -
担仔麺
そぼろ豚肉と海老、もやし、ニラ、ニンニクがのった麺。元祖だけあって、度小月の担仔麺は旨かったなあ。 -
魯肉飯
生姜で甘辛く味付けした豚バラ肉を白米にのせ煮汁をかける。このB級グルメにも心奪われた。 -
京兆尹
清の宮廷菓子と北京料理の店。アメリカ、カナダ、香港にも出店する有名店だったが、今は閉業してしまった。 -
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お菓子を食べながらのんびり寛いだ。
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中国電影文化城
太秦映画村のような施設。残念ながら休業だった。 -
外双渓車輪釣蝦場
川沿いにエビ釣り施設が何軒もある。 -
時間制で前払い。受付で料金を支払う。1人1時間250台湾ドル(950円)だった。
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竿とエサを貰って好きな場所でエビを釣ろう。
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エサは小エビ。エビでエビを釣るのだ。
これが結構難しくてなかなか釣れない。確か僕は2、3匹釣ったが、同行者の中にはぼうずの人もいた。 -
釣れた!
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釣ったエビは無料で塩焼きにしてその場で食べられる。親切な店のおじさんがエビに塩をまぶして焼いてくれた。
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僕らのしょぼい釣果に同情したのか、別のおじさんがエビを10匹ほど分けてくれた。お客なのか店の人なのか分からなかったが、なんていい人なんだ。
自然の中で、ビールと一緒に食べるエビの塩焼きは格別だった。 -
瀧乃湯
日本統治時代の1907年に作られた北投温泉の公衆浴場。だから番台があったり、男湯女湯が左右で分かれる日本の銭湯のような造りなのだ。台湾には水着で入る温泉施設が多くあるが、瀧乃湯は日本の銭湯と同じく裸で入る。
この建物は1923年に当時皇太子であった昭和天皇が来られた時に建てらたそうだ。2017年にリニューアルしたが、訪れた2006年時は老朽化が凄まじく薄暗い廃墟のようだった。温泉情緒を味わう雰囲気ではなかったが、泉質は強烈で肌がピリピリして痛かったことを覚えている。調べてみたら瀧乃湯のお湯は強酸性硫鉱泉でPH値1.2もある。日本一と言われる強酸性の玉川温泉と同じだ。
入浴後はいつまで経っても身体の火照りが治まらなかった。 -
圓山大飯店
台湾を代表する宮殿のようなホテルで夕食。
豪華絢爛な歴史的建造物に圧倒され、次回は絶対このホテルに泊まろうと思った。次の訪台はこの13年後になってしまったが、その時は家族で念願の圓山大飯店に宿泊できた。 -
金龍庁
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今夜のメニュー
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鮑と椎茸の姿煮
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蟹肉入りフカヒレ姿煮スープ
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車海老のマヨネーズ和え
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ゆで豚
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2種類の海鮮の揚げ物
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牛タンの煮込み
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ハタとアスパラガスのソテー
ハタは中華料理の高級魚だ。 -
XO醤ヌードル
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ココナッツ雪蛤露と季節のフルーツ
デザート。雪蛤は林蛙という蛙のメスの輪卵管。マジか!この時は知らずに食べていたが、雪蛤ってめちゃくちゃ身体に良いらしい。 -
これにビールや紹興酒1本頼んで、合計9768台湾ドル。一人当たり約9200円。安い!
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死ぬほど食べてお腹が裂けるかと思った。
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京美健康足裏按摩
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志村けん、吉田栄作、酒井法子他日本の芸能人のサインが多数あった。
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4/13(木)
朝食。 -
油条という細長い揚げパンをクレープのような生地で巻いている。それと豆乳の組合わせは鉄板。
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台湾の定番朝ごはん、蛋餅(ダンピン)。
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国立故宮博物院
フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並ぶ世界四大博物館の1つ。
1948年、蒋介石は北京の故宮博物院と南京の中央博物院から特に貴重な文物を台湾へ移し始めた。もちろん全てではないが重要な物を選りすぐったので、高価なお宝はこちらにある。 -
塗姆埔里小吃
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刺葱皮蛋豆腐
ピータン豆腐の上に載っている刺葱は、山椒とミントをかけ合わせたようなハーブ。甘酸っぱいタレも美味しい。 -
鹹蜆仔
しじみの醤油漬け。台湾料理には欠かせない。お隣りは何だろう? -
空芯菜
みんなが大好き空芯菜。
今でこそどこでも食べられるが、この頃は日本ではまだマイナーな食材だったので、中国や台湾に行くと必ず注文していた。茎が空洞になっていてシャキシャキした食感が特徴の中国野菜だ。たっぷりのにんにくと炒める。 -
葱油土雞
蒸した地鶏にピリ辛醤油の葱油をかけたもの。 -
烤鹹豚肉
チャーシューも旨い! -
はまぐりのスープ
新鮮なはまぐりの出し汁はさっぱりしているがコクと甘みがある。生姜とネギがいい仕事をしている。 -
炒埔里米粉
焼きビーフンには、椎茸、人参、台湾切り干し大根等入っている。 -
百香南瓜
カボチャのパッションフルーツジュース漬け。 -
何を食べても美味しくて大満足でした。
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午後は淡水へ。
観光前に足裏マッサージをしよう。10分100台湾ドル(380円)だった。 -
遊覧船に乗る。
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滬尾砲台(こびほうだい)は1886年に建造された大砲の砲台跡。初代台湾巡撫の劉銘伝が淡水港防衛のために作ったもの。
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清仏戦争後に諸外国の侵攻を食い止めるため、ドイツ人技師を招いて作られた砲台だ。
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紅毛城。
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オランダとスペインが台湾の植民地統治を巡ってしのぎを削っていた頃、1628年にスペインが建設した。その後スペインはオランダに駆逐され、1644年に紅毛城はオランダ人に再建される。
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夕食のレストラン、紅楼餐庁 に向かう。
長い階段を登った先にあるので、たどり着くまでけっこう疲れる。でもそれだけの価値はある。 -
紅楼餐庁 (Red Castle)
1899年に竣工した建物を2000年にリノベーションしてレストランにした。赤レンガ造りなので、紅楼という。3階はカフェで、前回訪れた時はカフェを利用した。雰囲気と景観が見事だったので、今回は高級海鮮料理を食べてみよう。 -
中華風味付けのロブスター
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いろいろ頼んでいるが、コースだったのかな。思い出せない。
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台湾最後の夜の集合写真。
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ホテルに戻ってきた。
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ジャズシンガーの歌を聴きながら、ホテルのラウンジで軽く飲もう。
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ショートカクテルを飲んでる。多分ギムレットだろう。
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4/14(金)
朝の通勤風景。バイクが多い。 -
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龍山寺。 台北の人気パワースポット。
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1738年に創建された。本尊の観世音菩薩をはじめ100以上の神様が祀られているそうだ。こりゃ神様のデパートだな。
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台湾の英雄といえば、鄭成功。その人気は絶大で、孫文、蔣介石と並び「三人の国神」の一人として尊敬されている。また日本でも近松門左衛門の「国性爺合戦」のモデルになったことで、鄭成功の名は広く知れ渡っている。
鄭成功は勢力を伸ばしつつあった清に対抗しつつ、1662年には台湾を植民地にしていたオランダ軍を駆逐して鄭氏政権を樹立した。外国の侵略から台湾を守り、独自の政権を打ち立てた鄭成功。もし彼が現在の台湾に軍事的圧力を強める中国を見たら、一体何を思うだろうか。
かつて日清戦争の勝利から50年間も日本だった台湾は、いまだに親日家が多い。ちなみに1624年に長崎の平戸で生まれた鄭成功の母親は日本人で、それも台湾の日本びいきのひとつの要因ではないかと僕は勝手に思っている。 -
15:00中正国際空港(現在の桃園国際空港)発、日本アジア航空EG206便は、19:15に成田空港に到着した。
成田空港からはエアポートリムジンで横浜まで帰った。運賃は3500円。この当時はまだ武蔵小杉に成田エクスプレスは停まらなかったので、気が向くとこんな帰り方もしていた。
数え切れないくらい海外出張したが、いつも帰路は家に着くまでずっと撮った写真の整理をしていた。どんなに疲れていてもその手間を惜しまなかったお陰で、今見たい写真をすぐに見つけることが出来る。偉かったぞ、オレ!
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この旅行記へのコメント (1)
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- Antonioさん 2023/12/22 08:29:17
- 台湾
- おはようございます。台湾は12年程前に行ったことがありますが、台湾有事がいつ起きてもおかしくない時勢なので、年末に行こうかと考えたのですが、円安もありチケットが割高なので、今回はパスしました。その代わりに沖縄に行ってきます。
近年は台湾が経済力をつけ、半導体会社(TSMC)が進出する熊本はおかげで経済が活性化しています。熊本空港の工事が今年初めに完了し、地方空港にしては豪華なリニューアルと感じましたが、TSMC進出が一因と理解しました。
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