2泊3日 安く身軽に初めての釜山旅行

2023/12/01 - 2023/12/03

エアプサン(Air Busan)で大阪から釜山まで旅費は1人往復3万円ほど。
宿泊は、東横INN釜山西面(ソミョン)で2人で8000円ほど。
夫婦二人で荷物はお互いリュック1個だけ。

旅費、宿泊費、移動時間、全て関西からだと東京に行くくらいの感覚で行くことができました。

エリア 釜山(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 タクシー 徒歩
• 航空会社: エアプサン
• 旅行の手配内容: 個別手配

関空から金海国際空港まで1時間半ほどのフライトと、地下鉄を乗り継いで釜山駅に到着。
関空11:00発で釜山駅に着いたのが14:15頃でした。

空港の銀行で両替しましたが、後述しますが空港の両替はレートが悪いです。
空港で両替するなら必要最低限がいいですね。

空港ではコンビニにも寄って韓国の交通カード（T-MONEYカード）を購入。
釜山の地下鉄はすごくわかりやすく乗り方も日本と同じ感覚で乗れるので、初めての釜山でも迷うことは全然なかったですよ。

T-MONEYカードはコンビニで買ってその場でチャージしてもらいましたが、20,000ウォンチャージして3日間で使いきりませんでした。

釜山駅に来たのは『テゴンミョンガテジクッパ』というテジクッパ（豚肉のクッパ）のお店でお昼ご飯を食べるため。

韓国ではGoogleマップが使えない所があると聞いたのですが、釜山で使う分には不便を感じませんでした。自分の現在地もちゃんと表示されました。

韓国語が全然わからないので、今回の旅行のために翻訳アプリの「Papago」と、タクシーの配車アプリの「Kakao T」と入れていきましたが、どっちも役に立ちました。
でも飲食店ではわりと日本語を使ってくれるので、今回行った範囲では翻訳アプリはなくても大丈夫だったと思います。

このお店のメニューを「Papago」で画像翻訳するとこんな感じ。

ダンナさんはスンデ（内臓）入り豚肉クッパ、私はポッサム定食にしました。

ポッサム定食はスープにゆで豚がつく感じ。
ダンナさんのテジクッパは豚肉がスープの中に入っていました。
スープに塩味がないので自分で調整して食べます。

釜山最初のご飯から美味しかった！
シャキシャキな白菜のキムチがすごく好きです。

昼食後はタクシーで甘川文化村へ。

バスでもアクセス可能ですが、韓国は日本と比べてタクシーが安いのでタクシーでもいいかと思います。
タクシーは「Kakao T」で配車しましたが楽でいいですね。
表示された目安の料金より安く着きました。
（釜山駅近くから甘川文化村入口までで14,000ウォンだったと思います）
何よりルートがアプリで目に見えるので安心でした。

甘川文化村は全部回ると結構広いので、入口近くのインフォメーションでスタンプラリー付きのマップを買いました。
確か2,000ウォンだったと思います。
日本語でマップの説明をしてくれます。

甘川文化村は本当にカラフルでとってもアートな村でした！

あまり時間がなかったので全体はまわりませんでしたが、どこを見ても可愛いので時間をかけて見てまわるのもいいと思います。

帰りも「Kakao T」でタクシーを呼びましたが、甘川文化村の入口付近で呼んでしまったので、流しのタクシーを拾おうとしていた別の人に乗り込まれてしまい…！！

タクシーが走り出す直前に窓をコンコンとノックしてスマホで「Kakao T」の画面を見せたら、乗り込んでいた人が謝って降りてくれたんですが…。
そのまま別の人乗せて走って行ったらどうなってたんでしょう？
言葉がわからないのでトラブル時は困りそうです。

「Kakao T」でタクシーを呼ぶなら混んでいなくてわかりやすい所が良さそうです。

甘川文化村から宿泊する東横INN釜山西面へ。

タクシーで40分くらい、18,000ウォンくらいで着きました。
知らない土地で長い距離タクシーに乗る時に、アプリの表示通りのルート、所要時間、金額なのは安心感がありました。

東横INN釜山西面ではかわいい子がお出迎え。

ホテルのイメージは日本の東横インと同じです。
フロントの方が日本語がお上手なので本当に日本の東横インと変わりません。
ロビーで浴衣を持って部屋にあがります。

お部屋の感じもまったく一緒ですね。
歯ブラシはないので持参する必要がありますが、本当に差はそれぐらい。

ホテルの朝食はコーヒーくらいしか利用してないのですが、日本より種類は多そうでした。

ホテルに荷物を置いて夕食へ。
ホテルから西面の駅は多少歩きますが、私個人の感想では全然遠くないです。
西面駅の8番出口がホテルの最寄りですが、10番出口を使うとエスカレーターがあります。

西面の駅付近はなんでもあるので本当に便利です。
ロッテ百貨店釜山本店の周囲には夜になると屋台が出ていましたが、覗き込んで入る勇気はありませんでした。

夕食は外観を撮り忘れましたが、『マッチャントゥル王ソグムクイ 西面店』というお店でサムギョプサルです。
地元の人にも人気なようです。

店員さんは日本語で説明してくれて、お肉も店員さんが焼いてくれます。

お肉は3人前からで、バラ肉2人前、ロース？（脂身の少ない肉）1人前で頼みました。

焼き上がり。
サムギョプサルとは別に芹も頼みましたが、お肉はもちろん芹も美味しかった！

夕食後は、ホテルの近くのカフェ『メガコーヒー』でコーヒーを飲みました。
ここは潔く1サイズで大きい。

釜山はカフェが多くて、日本よりコーヒーのサイズが全体的に大きめだと思いました。
カフェが多いのは本当にありがたいです。

翌朝は朝ご飯のために地下鉄で南浦に移動。

街はクリスマス準備をしていましたが、残念ながら夜でも点灯していませんでした。
いつ頃イルミネーションが始まるんだろう？
始まったらすごく綺麗そう！

南浦洞の歩道は有名人の足跡がいっぱい。
韓流スターに詳しければもっと楽しめたと思います。

朝食は『トルゴレスンドゥブ』
この写真の入口を上がって2階で、お店のドアの外にセルフのお水があるので自分で持って入ります。

キムチと酸っぱいスープ。
奥の銀のコップが入口で持ってきたお水です。

YouTubeで紹介されているからか、今回行ったお店の中では一番日本からのお客さんが多かったです。

ここのスンドゥブは本当に美味しい。
あんまり辛くはないです。
今まで食べたスンドゥブの中で一番好きかも。

朝食後は龍頭山公園の裏手（北側）から釜山タワーへ。

龍頭山公園には南浦の駅近くのエスカレーターで上がる人が多いかと思いますが、北側からも階段で上ることができます。

綺麗に整備された公園らしい公園で、地元の方がたくさんお散歩していました。

公園を正面から見るとこんな感じ。

よく晴れた暖かな冬の日でしばらくのんびりしました。

南浦駅近くのエスカレーターの入口はこんな感じ。

ここのエスカレーターは上りしかないので、下りは階段です。
帰りはここの階段を下りました。

その後は海に行こうと、地下鉄の冬柏の駅で降りました。
ここからウェスティンホテルの方へ歩いていきます。

途中カフェ051があったのでいちごミルクを購入。
美味しい。

韓国はカササギが普通にいますね。

少し歩くと海雲台の海に着きました。

冬柏で降りて歩くとビーチの西側に着いてビーチ全体がよく見えます。

12月でしたが穏やかな春のような日でした。
海と空の色がとても綺麗。
砂もサラサラです。

海雲台の駅近くになると色々オブジェが置いてあって写真を撮るのが楽しいです。

ビーチを横断するようにかなり歩いたので海が見えるカフェで休憩。
ちょうど半額セール中で大きなサイズのアイスコーヒーが1,400ウォンくらいでした。

お昼ご飯は『ハルメチッ元祖ポックッ』というフグ屋さん。
ビーチ沿いと言ってもいいほどビーチのすぐ近くにあります。

店員さんも親切でメニューには日本語の表記もあります。

私が食べたのは12,000ウォンのしろさばふぐのスープ。
辛くない方を選びました。

ダンナさんは辛い方。
どちらも美味しいですが、辛くない方がフグの出汁がわかりやすくて私は好きです。

それからフグの天ぷら。
とっても美味しかった！

お昼ご飯の後は地下鉄で西面まで戻って韓国伝統茶のカフェに。

私は五味茶（赤いお茶）、ダンナさんは双和茶（黒いお茶）

五味茶は甘酸っぱくて美味しい！
双和茶も薬膳茶といった感じで体に良さそう。
味も私は嫌いじゃないです。
どちらも気に入って自分のお土産用にスーパーで買ってきました。

お菓子の芋とあんこの羊羹は日本よりあっさりめでした。

空港でほとんど両替しなかったため、さすがに現金が少なくなり西面で有名なナヨン両替所に。

細い路地に入るので目的がないと行かない感じですが、西面駅すぐ近くで治安は悪くないです。
雑貨屋さん？駄菓子屋さん？で両替もしている感じ？？
日本人に有名なのかひっきりなしに両替にくる人がいます。

レートは空港の銀行よりかなりよくて、2023年12月の1万円が

空港の銀行 ： 81,500ウォン
ナヨン両替所： 87,300ウォン

結構差がありました。

夜はBIFF広場に。
屋台がたくさんあって賑やかです。

名物のホットク。
すごく並んでいて、列の途中でお店の方がお金を取りにくる先払いでした。
番号札も何もくれないのでちょっと不安でしたが大丈夫でした。

大量のマーガリン？バター？で揚げ焼きのように焼くのでカロリーはすごいことになりそうです！

カロリーはさておき、味はめちゃくちゃ美味しい！
思ってたより美味しかった！

また釜山に行ったら絶対食べると思います。

ホットクの後はホルモン焼き屋さん。
『ペックァヤンコプチャン』というお店です。
結構な行列ができていました。

店内の雰囲気。
カウンターになっていてお店の方が焼いてくれて、日本語で説明もしてくれます。

店内は韓国のお客さんでいっぱいでした。

私たちが頼んだのは 塩×1皿、タレ×1皿、焼飯、ビール、焼酎、コーラ各1本で100,000ウォンくらいだったと思います。

ちょっと高めですが美味しいの。

私は塩のミノとハツが特に美味しいと思いましたが、タレもおすすめ。
両方食べたい。

そして焼き飯も美味しくて、海苔で挟んで手で食べます。
手で持つのが熱い！でも美味しい。

帰りにまたホテル近くの『メガコーヒー』でお茶してから宿に帰りました。
コーヒーだけじゃなくて結構メニューが豊富で、この日は本当に暖かかったので二人とも冷たいもの。
私はやっぱりいちごミルクです。

翌朝はテジクッパを食べに松亭3代クッパに。
朝早くから開いている（24時間営業？）なので、朝ご飯にちょうどいいです。
西面のホテルだと歩ける範囲い美味しいお店がたくさんあっていいです。
逆にホテルで朝ご飯は食べなくなりますね。
食べたいものが多すぎて…。

ここも味つけは自分で。
テジクッパ美味しいですね。
薄切りの豚肉が入っているものを頼みましたが、他のテーブルで茹で豚が別皿のもの（初日のお昼に私が食べたようなもの）を頼んでいる人もいて美味しそうでした。

おかずのおかわりや麺はセルフで取りに行きます。

日曜だからかいつもなのかわかりませんが、お昼頃にはたくさん屋台が出ていて、おでんが美味しそうでした。

百貨店や地下街でお土産を買って、釜山での最後のお昼ご飯は『ケミチブ』というお店へ。

ここで頼んだのは、「ナッコッセポックン（タコとエビとホルモンの炒め鍋＋ご飯）」というもの。
麺はオプションでプラスしました！

タコとホルモンからでる出汁で本当に美味しい！
ホルモンが苦手な方はホルモンなしのものもあります。

鍋は店員さんが調理してくれて、出来上がったものをご飯にのせて食べる感じです。
麺も美味しいですが、お隣の席の韓国の女性が春雨を追加していてそっちの方が美味しそうでした！
次に行くなら春雨で食べたい！

最後は金海空港の待ち時間でまたいちごミルク。

スーパーでお土産に買ったキムチは機内に持ち込めないので、日本から持っていったジップロックで密封して布バッグに入れて、空港で預け入れをお願いしました。
エアプサンのカウンターのお姉さんが、それを小さな段ボールに入れて預かってくれましたよ。
私たちみたいにリュックだけで行く場合でも、ちゃんとキムチは持って帰れました。


釜山は近くて美味しいものが多くて気軽に行けるのでいいですね。
不自由に思うことが全然なくて快適でした。
そして、海をお散歩できるのが思った以上に楽しくて…。
美味しいものを食べてのんびりしたい方におすすめです！