高知空港から足摺岬～四万十～四国カルスト～仁淀川～桂浜へ2泊3日①

2023/06/22 - 2023/06/24

最近の旅は夫のリクエストが多い。
今回は「足摺岬に行きたい」とのことだけど、地図で見ると足摺岬って遠いなぁ～(^^;)

飛行機が譲れない私は羽田～高知の往復にするべきか、はたまた高知から上がって松山から出るべきか。
かなり迷って行程を考えたけど、結局今回は足摺岬を中心に、高知市内に戻るルートにした。

ざっくりとルートを決めて、あとはドライブの時間を見ながら廻ることに。
2泊3日の高知ドライブ旅です。



【費用】羽田～高知　往復2名分　27,880円（プロモーション）　
ホテル　1泊目（ザマナビレッジ/1泊2食付き）39,450円　　2泊目　（亀の井ホテル高知/1泊2食付き）21,704円
レンタカー　20,610円　ガソリン代その他　10,000円　食事・土産　30,000円　　

合計　149,644円（約15万円/1人約75,000円）


【行程】1日目　羽田（07：35）～高知（09：00）レンタカーで足摺岬方面へ＝＝＝足摺岬灯台---白山洞門＝＝＝ザマナビレッジ（泊）

2日目　ザマナビレッジ出発＝＝＝沈下橋＝＝＝雲の上の図書館＝＝＝四国カルスト＝＝＝亀の井ホテル高知（泊）

3日目　亀の井ホテル高知出発＝＝＝仁淀川＝＝＝にこ淵＝＝＝桂浜＝＝＝高知空港（16：20）～羽田（17：45）

エリア 足摺岬周辺(高知)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

またしてもJALのプロモーションセールに釣られてどこかへ行こうということになりました。

夫のリクエストで足摺岬方面へ。とにかく岬好きな夫であります(^^;)

07：30出発なのでいつもよりも1時間くらいはゆったり家を出られました。
しっかり朝食を食べて出発します。

羽田空港第一ターミナル　JAL国内線ダイヤモンド プレミア ラウンジ 空港ラウンジ

4番ゲートより高知龍馬空港行きです。

乗り込む飛行機は737です。

1時間半で高知龍馬空港に到着です。
雨が降っていたようです。

私は2回目の高知。以前はジェットスターで市内観光でした。
↓
https://4travel.jp/travelogue/11436504
（ジェットスター初便で高知ぶらり旅①）
https://4travel.jp/travelogue/11443354
（ジェットスター初便で高知ぶらり旅②）

高知空港（高知龍馬空港） 空港

到着ロビーには坂本龍馬像があります。

高知空港（高知龍馬空港） 空港

レンタカーで足摺岬方面に出発です。

道の駅があるので寄ってみます。

「かわうその里　すざき」です。

お土産コーナー、カツオのたたき実演コーナー、2階はレストランになっています。
レストランで名物鍋ラーメンを食べたかったのですが11：00オープンということで諦めて先を急ぎます。

道の駅 かわうその里すさき 道の駅

道路の向こう側のローソンに巨大なバルーン！

須崎のマスコットキャラクター、しんじょうくんでした。

また途中で道の駅があったので覗いてみます。

道の駅 なぶら土佐佐賀 道の駅

道の駅「なぶら土佐佐賀」です。
比較的新しい感じです。

道の駅 なぶら土佐佐賀 道の駅

こちらでもカツオのたたき実演コーナーがありました。
撮影OK！と書いてありますが、見に行った時には終わってた(^^;)
奥が食堂になってます。

道の駅 なぶら土佐佐賀 道の駅

黒潮町の大きな案内板。

道の駅 なぶら土佐佐賀 道の駅

お昼になったので何か食べたいけどなかなかありつけず、街道沿いにあったうどん屋「いろりや」さんに入ってみます。

入ってみると広い店内は地元の人でいっぱい。これ、当たりの予感がします!(^^)!
よく見ると店内は芸能人の色紙でいっぱいでした。

いろりや グルメ・レストラン

夫は大好きな釜揚げうどん。
この日は途中から暑くなってきて汗をかきながら食べていました。

いろりや グルメ・レストラン

それに店頭に「卵かけご飯がうまい」とあったのでそれも注文していました。
確かに美味しかった！
かけるタレがまた美味しかったからでしょうか。

いろりや グルメ・レストラン

私は名物っぽいカレーうどんにしようと思ったけど何せ暑い(>_<)
諦めてぶっかけの肉うどんにしました。
コシがあってショウガも効いててペロリと完食。ごちそうさまでした。

いろりや グルメ・レストラン

四万十川が見えてきました。

かれこれ3時間半くらいかかって、ようやく足摺岬に到着しました。

足摺岬 自然・景勝地

四国最南端、東西南北の果てに行くのが夫の趣味。

足摺岬展望台 名所・史跡

展望台からの眺めは素晴らしい。
遠くに灯台が見えますが、行くの？？

足摺岬展望台 名所・史跡

はい、遊歩道を上がったり下がったりして灯台まで来ました(^^;)
中には入れません。

足摺岬 自然・景勝地

ここの遊歩道には「足摺七不思議」があります。

足摺岬 自然・景勝地

こちらは「地獄の穴」
硬貨を落とすといつまでもチリンチリンと落ちていき、穴は金剛福寺の本堂まで通じているらしいです。

足摺岬 自然・景勝地

こちらは「弘法大師の爪書き石」
爪で南無阿弥陀仏と彫ったとか。見えませんが(^^;)

足摺岬 自然・景勝地

「亀呼場」は弘法大師がここから亀を呼び、眼下の不動岩に渡って身体、海上安全を祈祷したことから亀の像が飾られています。

亀の像はまだ新しそう。

足摺岬 自然・景勝地

「ならずの華表」は弘法大師が一夜で華表（とりい）を造らせようとした時に天邪鬼が鳥の鳴き真似をしたので夜明けと勘違いして造るのをやめたと言われているそうです。

足摺岬 自然・景勝地

「汐の満干手水鉢」です。
岩の上のくぼみに、潮が満ちている時に水が溜まり、引いてる時はなくなる不思議な石。とあります。

足摺岬 自然・景勝地

確かに水が溜まっていましたが、これは潮の満ち引きに関係してるのでしょうか？？

足摺岬 自然・景勝地

亀のように見える「亀石」

あと1つ、何かを見落としたらしいです(^^;)
6つしかない・・

足摺岬 自然・景勝地

そのまま遊歩道を突き進んで白山洞門まで来ました。
かなりの急なくだり坂です。

足摺岬 自然・景勝地

こちらが白山神社の鳥居です。危険なので中に入ることはできないようです。

白山洞門 自然・景勝地

さらに坂を下って有名な白山洞門の岩場まできました。
くり抜かれた岩がハート型に見えますね。

白山洞門 自然・景勝地

ここは洞門の中でも大きくて花崗岩洞門では日本一の規模と言われているそうです。

天気が良くていい景色でしたが荒天の時は来るのが大変かも。

白山洞門 自然・景勝地

何せ下から見上げてもこの階段の高さ(>_<)

途中に先ほどの白山神社の鳥居が見えますが、さらに道路までは上がっていきます。
道路沿いに「万次郎の足湯」という建物があり、そこから見下ろすこともできるので、体力に自信のない人にはそちらがオススメです。

白山洞門 自然・景勝地

足摺岬からほど近い今日の宿に到着しました。

「TheMana Village(ザマナビレッジ）」と言います。

元々は「足摺パシフィックホテル花椿」という名称でした。
大がかりに改築、改装してリゾートホテルに生まれ変わったようです。

こちらが入り口、前が広い駐車場です。

TheMana Village 宿・ホテル

入ってフロントを抜けてからのロビーが素晴らしい！
こちらは大改築した部分です。

TheMana Village 宿・ホテル

こちらのロビーにてチェックイン。

TheMana Village 宿・ホテル

ウェルカムドリンクいただきました。

TheMana Village 宿・ホテル

この時はまだ地域クーポンがあったので2人で4,000円いただきました。

ロビーから見えるレストランとテラス。
ここもホテルのウリになっています。行くのが楽しみです。

TheMana Village 宿・ホテル

お部屋は突き当たりにある和洋室の「菊椿」です。

なんだかすごい入り口だ・・・
昔は特別室とかだったのかなぁ。

TheMana Village 宿・ホテル

ドアを開けるとまず広いたたきがあり、ここで靴を脱ぎます。

TheMana Village 宿・ホテル

すぐに板の間に囲炉裏がある座敷。
こちらに冷蔵庫やテレビがあります。
その奥が和室と廊下。

TheMana Village 宿・ホテル

廊下にはイスとテーブル、窓からは足摺岬が一望。

TheMana Village 宿・ホテル

続き間の部屋に廊下。
一体どれだけの広さがあるんでしょう(^^;)

TheMana Village 宿・ホテル

そしてその奥がようやくベッドルームです。

TheMana Village 宿・ホテル

ベッドルームには小さい窓がひとつ。

TheMana Village 宿・ホテル

こちらは洗面台。ちょっと手作り感のある改装？

TheMana Village 宿・ホテル

温泉があるのでシャワールームのみ。使用していません。

TheMana Village 宿・ホテル

シャワールームの隣がトイレです。

TheMana Village 宿・ホテル

クローゼットの中に浴衣、タオルなどがありました。
かごバッグに入れて移動できます。

TheMana Village 宿・ホテル

お風呂に行きます。
私たちの部屋「花椿」は入り口と同じ階の奥で、一度フロント周りを覗いてみます。
こちらのカフェでは数種類のドリンクが宿泊者は無料です。

TheMana Village 宿・ホテル

こちらが入り口とフロント。

TheMana Village 宿・ホテル

フロントの前にはレンタサイクル。

TheMana Village 宿・ホテル

その横にはショップがあります。

TheMana Village 宿・ホテル

お風呂に行くには一度下に下がってから長い通路を通って行くことになります。
イタリアンレストランもこちら側。
長い通路は昭和時代を物語っていますね。
天井に風車の演出、外からの風に廻っていました。

TheMana Village 宿・ホテル

通路側から見た本館です。
右側のロビーとその下にあるスイート？などが改装しています。
私たちの部屋は左手の奥です。

TheMana Village 宿・ホテル

通路の先に行くとここも広いロビーがあり、上がイタリアンレストランで下がお風呂になっているようです。

TheMana Village 宿・ホテル

こちらがお風呂です。
すごかったのは内湯から露天風呂に行くまで、また長い通路を通って行くんです。
これも昭和ならではの造り方ですね。
あの時代は足腰の元気な人しか旅行にいけない時代だったのかも。

古い旅館やホテルは移動や段差が多いですね。
ユニバーサルじゃないのがちょっと残念なポイント。

でも元気な人には風情があるし、露天風呂も海に突き出るようにあって眺めがとても良かったです(^_^)

TheMana Village 宿・ホテル

お風呂の反対側の方はまだ改装されてないようで、、
この昭和感！とっても懐かしい～～

TheMana Village 宿・ホテル

それを逆手に取ったのか、こちらは教室風にアレンジして卓球ができるようになっていました。
ついついやってしまったけど。

TheMana Village 宿・ホテル

卓球場から外にも出られます（遊歩道）
レストランのテラスの下は使われていない倉庫のようになっていました。

全部一度にやらないで少しずつ進めていくようですね。

足摺岬といえば昔は有名な景勝地で観光客も多く訪れたのでしょうが、今は人も少なくなって何とか再生しようと頑張っているようです。
地方再生が上手くいきますように！

TheMana Village 宿・ホテル

お風呂に行く前にウエルカムドリンクをいただきに、レストランに行ってみました。

TheMana Village 宿・ホテル

ワインかジュースを選べます。マンゴージュースをいただきました。
晴れていたけど少し風が強かったです。

TheMana Village 宿・ホテル

天気が良くて無風だったらテラスもいいですね～

かなり条件が厳しそうですけど(^^;)

TheMana Village 宿・ホテル

お風呂を出てから本館の方に戻る途中でお休み処があります。
冷凍庫に無料のアイスもありました。

TheMana Village 宿・ホテル

夜は本館の方で土佐会席をいただきます。

畳敷きでテーブルと椅子での食事です。
まずは土佐野菜のゼリー寄せ

TheMana Village 宿・ホテル

土佐の鴨を炒った土佐ネギと一緒にいただきます。
柚子のソースにつけると絶品でした(^o^)

TheMana Village 宿・ホテル

ひと組ずつの分のカツオのたたきを専門シェフが焼いていきます。
そのため、サーブする側も少しずつ時間をずらし、自分たちの番が来たらガラス越しまで近づいて撮影などができるように配慮していただけます。

これは嬉しいサービスですね。
インバウンドの方もいましたが喜ばれていました。

TheMana Village 宿・ホテル

先ほど焼いていただいたカツオのたたきをいただきます。
専用のタレ、もしくは塩で食べますが塩が美味しかったです。

TheMana Village 宿・ホテル

四万十の鰻です。
こちらも塩とタレを選べます。

TheMana Village 宿・ホテル

イサキ、カンパチ、土佐牛の握り3貫とショウガの握り。

TheMana Village 宿・ホテル

はまぐりのお吸い物

TheMana Village 宿・ホテル

「お寿司のお代りいかがですか？」と言われたので遠慮なく。
お腹いっぱいだけどとても美味しい握りでした。

TheMana Village 宿・ホテル

最後はメロンとミルクのアイスクリーム。
どれも美味しかったです。ご馳走様でした。

TheMana Village 宿・ホテル

フロントロビーでカフェラテをいただきます。無料です。

TheMana Village 宿・ホテル

21時からスターウォッチングツアーが開催されるとのことでロビーで待機。
今日は月が出ているので星空指数は60％のこと。
参加者は私たちを入れて5組くらい。

TheMana Village 宿・ホテル

懐中電灯を照らしながらガイドさんの後に続きます。
星空広場という広い敷地から見上げるのですが、月が明るくて途中まではうっすら、そのうちにだんだんと星が見えてきました。

スマホなのでほぼ見えませんが綺麗でしたよ。

TheMana Village 宿・ホテル

次の朝食はこちらのイタリアンでいただきます。
最初に来たのでまだ誰もいなくてテラスを撮影できました。

TheMana Village 宿・ホテル

ドリンクのラインナップが面白い。
提携農園のものを絞っているようです。

TheMana Village 宿・ホテル

まだ人がいないのでレストランの中からテラスを撮影。
とても雰囲気がいいです。

TheMana Village 宿・ホテル

朝食は和食か洋食かがチェックイン時に選べます。
私は洋食にしました。すごいボリュームのサラダ(^^;)
パンが自家製なのかめちゃくちゃ美味♪
フルーツは2人分です。

TheMana Village 宿・ホテル

卵はポーチドエッグとミネストローネ。

TheMana Village 宿・ホテル

ソーセージも自家製みたいです。
お腹いっぱいになります。

TheMana Village 宿・ホテル

夫は和食。こちらは宇和島の鯛めしと味噌汁。

とてもよい空間でゆったりと朝ごはんを食べることができました。
スタッフのおもてなしも良かったです。
お世話様でした(^-^)

TheMana Village 宿・ホテル

ホテルをチェックアウトしてからは四万十川にある沈下橋を見に行きます。
一番有名なのはこの手前にある「佐田の沈下橋」
駐車場も広いのでツアーの団体もたくさんいらしてました。

佐田沈下橋 名所・史跡

ちなみに沈下橋とは川が増水した時に欄干を作らないことによって橋が流されないように設計されたもの。
建設費を低く抑えるのが目的とも言われています。

ツアーの方たちが帰るのを待ってから写真を撮ります。
ちょうど軽トラが走ってきていい絵になりました。

佐田沈下橋 名所・史跡

今度は実際に車で走行してみます。
運転しないけどやっぱりドキドキでした。
向こう岸に行ってまた戻ってきます。

佐田沈下橋 名所・史跡

沈下橋はいくつもあって、佐田の沈下橋から少し奥に行った「三里沈下橋」に来ました。ここは駐車場はないので歩道の奥にとめます。

三里の沈下橋 名所・史跡

こちらの方が古いのか趣がありました。

三里の沈下橋 名所・史跡

向こう側にも沈下橋が見えます。
四万十川には47の沈下橋があるそうです。

四万十川をさかのぼって道の駅「よって西土佐」に到着しました。

道の駅よって西土佐 道の駅

隣にカフェなどもあり、まだ新しいのか地元の人もけっこういらしてました。

道の駅よって西土佐 道の駅

1階がお土産、物産コーナーで2階が会議室や談話室などになっているようです。

道の駅よって西土佐 道の駅

2階の奥に展示コーナーもあり。
地域の人で活性させようという雰囲気があります。

道の駅よって西土佐 道の駅

テラスもあって1階で買ったお弁当などもこちらで食べることができます。
私たちもこちらで軽くお昼。

道の駅よって西土佐 道の駅

1階の奥には鮎のコーナーがあり。

道の駅よって西土佐 道の駅

鮎の塩焼きやコロッケなどが売っていました。

道の駅よって西土佐 道の駅

鮎の塩焼きが大好きな夫は大喜び。
何本でも食べられそうだと（笑）

このまま更にあがって檮原～四国カルストまで行きます。
その様子は②でご覧下さい～！

道の駅よって西土佐 道の駅