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※撮影不可の施設なので写真はありません<br /><br />知る人ぞ知るドイツのサウナ。彼の地のサウナは男女混浴で、しかもネイキッドであると聞きます。それは体験してみたいと思うじゃないですか。ということで、昨年行けなかったドイツサウナ、今回はあらかじめ予定に組み込みました。<br /><br />ケルン滞在最終日夕方、いよいよ挑戦の時がやってまいりました。事前に調べたところによると、ケルン近郊には4ヶ所のサウナがあるようで、しかも市街地エリアにも2ヶ所あるようです。<br /><br />その2つのうち、当初はクラウディウスというサウナに行こうと計画していました。理由は近そうだったから。<br />https://www.claudius-therme.de/gastronomie/<br /><br />ところが、当日朝、調べ直していて行き先を変更しました。同じ市街地にあります「ネプチューンバッド Neptunbad Sports &amp; Spa」<br />https://www.neptunbad.de/<br /><br />変更の理由ですか?<br />プールがなく、全部サウナ。つまり全エリアスッポンポン、迷いがなくなるからです。プールエリアがあると、そこは水着着用になります。一方、サウナは着衣不可、水着も不可、潔く突入できます。<br /><br />Köln HBF ケルン中央駅でタクシーに乗りました。タクシー乗り場があって、いつもたくさんのタクシーが待機してます。<br /><br />行き先を告げ、Google mapで確認しながら進みます。初タクシーで驚いたのは、料金メーターの上がり方が凄いの!10セントずつと、上がり幅が小さいせいもあるけど、カチャカチャ上がります。信号待ちでも容赦なく上がります。どこまで上がるんや、と思うほど上がります。実際には16ユーロほどで到着しました。ただし、施設前に行くためには一方通行の都合で大回りをしてこなければならず、しかもかなり渋滞していたので、お金と時間の節約のため、近くの交差点で降り、最後1分ほど歩きました。<br /><br />到着。ドーンと目の前にたたずむ建物は、とてもサウナには見えない荘厳な雰囲気を醸し出しています。では、覚悟を決めて突入しますか!<br /><br />正面外階段を上って扉を開けると、いきなりカウンターです。とにかく作法がわからないので「サウナ、2人お願いしまっす!」と声をかけます。事前学習していたので「タオルとバスローブもお願いします!」と追加注文。受付のお姉さんが「あんさん、ここ来るの、初めてか?」と尋ねてきたので、そうやで~と答えると、ルール説明が始まりました。<br /><br />まずリストバンドが渡され、全てはこれで行うと。ロッカーの施錠開錠、バーやレストランでの飲食、マッサージなどの特別メニュー、全てリストバンドで管理し、最後に精算とのこと。日本のスーパー銭湯でも取り入れられているシステムだからすぐ理解できました。<br />あとはロッカーの場所と使い方を教えてもらい、終了。行くぞ!<br /><br />ロッカーは自由に選べました。空いてるロッカーに荷物や着替えを入れ、飛び出してるボタンにリストバンドをくっつけて押し込むとロックされ、再びリストバンドをくっつけると開錠される仕組み。スマートです。開く時にカチャッと回転して開くのが面白く、無駄に何度も施錠開錠を繰り返して遊びました(なにしとん!)<br /><br />さて、この時点ではまだバスローブを羽織り、手にはバスタオルを持っています。そな状態で階段を降りていくと、薄暗い怪しげな雰囲気のエリアが眼前に広がり、想像していたよりはるかに大勢の人たちがおりました。<br />真ん中に20mくらいのプールがあり、その周りに大小さまざまなサウナがあります。休憩用のベッドが並ぶ少し暖を取れるエリアがありましたが、結構混んでます。<br /><br />サウナは入り口に60、70、80と、温度が表示されています。とりあえず70の部屋に入ることにしました。<br /><br />ドア付近にベンチやコート掛けみたいなのがあり、そこにバスローブを引っ掛けます。はい、この時点で全裸です。そして大きめのバスタオルを持って中に入ります。<br />ドイツのサウナでは、タオルなどは敷いてありません。自分のタオルを敷くようです。しかも、足元も、背中側にもタオルを伸ばし、汗が床につかないようにしなければならないそうです。なので持参したタオルを伸ばして敷き、そこに座り、足もタオルの上におきました。周りの人たちの真似です。<br /><br />70℃は低めですから、ゆっくり入る部屋ですね。驚いたことに寝転がってる人もいます。男女問わず、しかも寝転がってるのは若い方が多いように見受けられます。いやはや聞きしに勝る光景です。<br /><br />程よく汗をかいたら、プールで体を冷やします。冷水ではなく30℃くらいでしょうか。そしてまたサウナへ。<br /><br />アロマ水を石にかけて温度を上げ、熱波を送るアウフグースもあります。どのサウナ室でいつ何が行われるか、掲示板に予定が記されているので、時間になるとその部屋が急に混みます。私たちも一度体験しました。<br /><br />2階に露天エリアがあるようなので行ってみます。ロッカールームとは反対側の階段を上がり、外に出ます。12月なのでめちゃ寒い!とりあえずサウナに飛び込みます。汗をかいたら、外にぬるめのお風呂があるので、そこにポチャン。もはやここまで来るとタオルなんて置きっぱなしの裸天国。何という解放感。変な目でジロジロ見る人もいないし、みんな大人の対応ですから、おひとり様の若い女の子もリラックスして楽しんでる様子です。なんせ、おひとり様の若い女の子が、全裸で仰向けに寝てるんですからね、安全性は間違いなさそうです。<br /><br />他に気付いたことと言えば、やはりカップルや夫婦がは普通にたくさんいらっしゃる。おひとり様も男女問わずおられますが、おひとり様はやはり男性の割合が高いです。女性のみだと老若問わずお友だちと連れ立って来てる感じです。<br />アンダーヘアはほとんど処理してて、皆さんパイパンでした。少なくとも、日本の銭湯で見るような股間から足にかけて逞しく毛で覆われてる人は1人も見ませんでした。処理していないのがダメではないそうです。ただ、かなり目立つと思いますので、処理した方が良いかなと。<br /><br />そんなこんなで、入ったり出たりを繰り返し、存分に楽しみました。注意したいのは、給水機などはありませんから、水はペットボトルで持参したほうが良いです。<br /><br />ミニマムリミットが3時間だったので、3時間になる前に出ました。タオル合わせて2人で77ユーロでした。<br /><br />帰りは、プラプラ徒歩。NEU MARKTのクリスマスマーケットを覗き、ケルン中央駅の宿まで帰りました。

ドイツでサウナ(ケルン編)

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2023/12/04 - 2023/12/09

907位(同エリア1156件中)

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1

ヨロレイ

ヨロレイさん

※撮影不可の施設なので写真はありません

知る人ぞ知るドイツのサウナ。彼の地のサウナは男女混浴で、しかもネイキッドであると聞きます。それは体験してみたいと思うじゃないですか。ということで、昨年行けなかったドイツサウナ、今回はあらかじめ予定に組み込みました。

ケルン滞在最終日夕方、いよいよ挑戦の時がやってまいりました。事前に調べたところによると、ケルン近郊には4ヶ所のサウナがあるようで、しかも市街地エリアにも2ヶ所あるようです。

その2つのうち、当初はクラウディウスというサウナに行こうと計画していました。理由は近そうだったから。
https://www.claudius-therme.de/gastronomie/

ところが、当日朝、調べ直していて行き先を変更しました。同じ市街地にあります「ネプチューンバッド Neptunbad Sports & Spa」
https://www.neptunbad.de/

変更の理由ですか?
プールがなく、全部サウナ。つまり全エリアスッポンポン、迷いがなくなるからです。プールエリアがあると、そこは水着着用になります。一方、サウナは着衣不可、水着も不可、潔く突入できます。

Köln HBF ケルン中央駅でタクシーに乗りました。タクシー乗り場があって、いつもたくさんのタクシーが待機してます。

行き先を告げ、Google mapで確認しながら進みます。初タクシーで驚いたのは、料金メーターの上がり方が凄いの!10セントずつと、上がり幅が小さいせいもあるけど、カチャカチャ上がります。信号待ちでも容赦なく上がります。どこまで上がるんや、と思うほど上がります。実際には16ユーロほどで到着しました。ただし、施設前に行くためには一方通行の都合で大回りをしてこなければならず、しかもかなり渋滞していたので、お金と時間の節約のため、近くの交差点で降り、最後1分ほど歩きました。

到着。ドーンと目の前にたたずむ建物は、とてもサウナには見えない荘厳な雰囲気を醸し出しています。では、覚悟を決めて突入しますか!

正面外階段を上って扉を開けると、いきなりカウンターです。とにかく作法がわからないので「サウナ、2人お願いしまっす!」と声をかけます。事前学習していたので「タオルとバスローブもお願いします!」と追加注文。受付のお姉さんが「あんさん、ここ来るの、初めてか?」と尋ねてきたので、そうやで~と答えると、ルール説明が始まりました。

まずリストバンドが渡され、全てはこれで行うと。ロッカーの施錠開錠、バーやレストランでの飲食、マッサージなどの特別メニュー、全てリストバンドで管理し、最後に精算とのこと。日本のスーパー銭湯でも取り入れられているシステムだからすぐ理解できました。
あとはロッカーの場所と使い方を教えてもらい、終了。行くぞ!

ロッカーは自由に選べました。空いてるロッカーに荷物や着替えを入れ、飛び出してるボタンにリストバンドをくっつけて押し込むとロックされ、再びリストバンドをくっつけると開錠される仕組み。スマートです。開く時にカチャッと回転して開くのが面白く、無駄に何度も施錠開錠を繰り返して遊びました(なにしとん!)

さて、この時点ではまだバスローブを羽織り、手にはバスタオルを持っています。そな状態で階段を降りていくと、薄暗い怪しげな雰囲気のエリアが眼前に広がり、想像していたよりはるかに大勢の人たちがおりました。
真ん中に20mくらいのプールがあり、その周りに大小さまざまなサウナがあります。休憩用のベッドが並ぶ少し暖を取れるエリアがありましたが、結構混んでます。

サウナは入り口に60、70、80と、温度が表示されています。とりあえず70の部屋に入ることにしました。

ドア付近にベンチやコート掛けみたいなのがあり、そこにバスローブを引っ掛けます。はい、この時点で全裸です。そして大きめのバスタオルを持って中に入ります。
ドイツのサウナでは、タオルなどは敷いてありません。自分のタオルを敷くようです。しかも、足元も、背中側にもタオルを伸ばし、汗が床につかないようにしなければならないそうです。なので持参したタオルを伸ばして敷き、そこに座り、足もタオルの上におきました。周りの人たちの真似です。

70℃は低めですから、ゆっくり入る部屋ですね。驚いたことに寝転がってる人もいます。男女問わず、しかも寝転がってるのは若い方が多いように見受けられます。いやはや聞きしに勝る光景です。

程よく汗をかいたら、プールで体を冷やします。冷水ではなく30℃くらいでしょうか。そしてまたサウナへ。

アロマ水を石にかけて温度を上げ、熱波を送るアウフグースもあります。どのサウナ室でいつ何が行われるか、掲示板に予定が記されているので、時間になるとその部屋が急に混みます。私たちも一度体験しました。

2階に露天エリアがあるようなので行ってみます。ロッカールームとは反対側の階段を上がり、外に出ます。12月なのでめちゃ寒い!とりあえずサウナに飛び込みます。汗をかいたら、外にぬるめのお風呂があるので、そこにポチャン。もはやここまで来るとタオルなんて置きっぱなしの裸天国。何という解放感。変な目でジロジロ見る人もいないし、みんな大人の対応ですから、おひとり様の若い女の子もリラックスして楽しんでる様子です。なんせ、おひとり様の若い女の子が、全裸で仰向けに寝てるんですからね、安全性は間違いなさそうです。

他に気付いたことと言えば、やはりカップルや夫婦がは普通にたくさんいらっしゃる。おひとり様も男女問わずおられますが、おひとり様はやはり男性の割合が高いです。女性のみだと老若問わずお友だちと連れ立って来てる感じです。
アンダーヘアはほとんど処理してて、皆さんパイパンでした。少なくとも、日本の銭湯で見るような股間から足にかけて逞しく毛で覆われてる人は1人も見ませんでした。処理していないのがダメではないそうです。ただ、かなり目立つと思いますので、処理した方が良いかなと。

そんなこんなで、入ったり出たりを繰り返し、存分に楽しみました。注意したいのは、給水機などはありませんから、水はペットボトルで持参したほうが良いです。

ミニマムリミットが3時間だったので、3時間になる前に出ました。タオル合わせて2人で77ユーロでした。

帰りは、プラプラ徒歩。NEU MARKTのクリスマスマーケットを覗き、ケルン中央駅の宿まで帰りました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
4.5
グルメ
3.5
ショッピング
4.5

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