SAGA佐賀旅！③太宰府天満宮を詣で、九州国立博物館で古代メキシコ展を観る。

2023/12/03 - 2023/12/05

今回は、先日定年を迎えた夫の慰労会を兼ねた夫婦旅です。

【1日目】
（旅行記① https://4travel.jp/travelogue/11871385）

自宅→羽田空港→福岡空港からレンタカー移動。
↓
福岡県糸島市で海鮮ランチ、海沿いを西へ。
↓
佐賀県唐津市・唐津シーサイドホテルに宿泊

【2日目】
（旅行記② https://4travel.jp/travelogue/11871389）

唐津市内から伊万里市の秘窯の里・大川内山へ。
↓
有田焼を求めて、有田市のアリタセラへ。
↓
さらに南下して長崎県波佐見町へ。
西の原というエリアを散策し、波佐見焼を見る、そして買う。
↓
嬉野温泉のホテル桜に宿泊

【3日目】
嬉野温泉から長崎自動車道→九州自動車道で福岡県・太宰府天満宮へ。
↓
↓
［③旅行記はここから］
九州国立博物館へ。
↓
福岡空港でレンタカーを返却
↓
羽田空港から帰宅。

以上、ご覧いただければ幸いです(^-^)

エリア 佐賀

引き続き、太宰府天満宮にて。

宝物殿で催されていた「描かれた天神さま」
あ！観たいなぁ、と思ったら、開催前でした。
残念。

敷地内にかなりの数の梅の木が植えられていました。
調べてみたら、約200種類・約6000本もあるとか。
何度もしつこいですが、菅原道真公の梅、ですね。

早春の満開の時期は見事な景観となるのでしょう、その頃に見てみたかった！

太宰府天満宮の敷地奥に九州国立博物館のエントランスがあります。

オットの希望で、古代メキシコ展を鑑賞することにしました。

長ーいエスカレーター。
山の斜面を削って造ったとか。

2023年夏に東京都で、今秋に福岡県、来年2024年2月6日（火）～5月6日大阪会場で開催。

先ほどの長いエスカレーターの後、壁の照明がレインボーに移り変わる動く歩道に乗り、やっとここまで来れました。

九州国立博物館。
菊竹清訓氏の建築。

山の景色が映り込んで綺麗でした。

ここが入り口です。

入り口から見て左手にカフェ。
全面窓で彩光が広く取られていて、明るいです。

パンフレット。

天神の人形師さんの作品とのこと。
華やかです。

チケット購入後、1分半ほどのイントロダクション・ムービーを観ます。

始めはマヤ文明のジャガーの土器から。
600～950年ごろ、自然に敬意を表したものが発見されているとか。

クモザルの容器。目には黒曜石が使われている。

熟したトウモロコシの女神を表した、チコメコアルト神の香炉。

トウモロコシがピースサインに見えた私の頭は平和ボケ？！

美しい首飾りでした。

テオティワカン文明　200～250年の遺跡から。

同じくテオティワカン文明のピラミッド地下室から出土した像。

オードリーの春日さんに似てる…かな？

発掘者によって「奇抜なアヒル」と名付けられた、テオティワカン文明の土器。

テオティワカン様式の土器。
子供の玩具だったかもしれない？とのこと。
夢がありますね。

マヤ文明の土器。お皿系。

捕えられた捕虜の石彫とのこと。後ろ手で縛られています。

実物はカラフルなグリーンでした。
カメラ機能の限界かな、なにせ旧式iPhoneですので(･･;)

1番印象的だった、マヤ文明の「赤の女王」レイナ・ロハ。
【以下、パンフレットより】
「マヤの代表的な都市国家パレンケの黄金時代を築いたパカル王（615年～683年）の妃とされるのが、赤い砂に覆われて見つかった通称「赤の女王」スペイン語でレイナ・ロハです。

その墓の出土品を、メキシコ国内とアメリカ以外で初めて公開、パカル王の息子と孫、ひ孫に関連する遺物も合わせ、200年にわたる王朝一族の物語を浮き彫りにします」

とても見応えがありました。

トルテカ文明のアトランティス像。

アステカ文明の鷲の戦士像。
うん、鷲ですね。

マヤ文明の時代、実用か供物用かは不明ですが、人身供犠の生贄が履いていた可能性もあるサンダル。

ただでさえ生贄という苛烈な最期が待っているのに、こんなペラッペラのサンダルを履かされてたのか、、、と、暗澹たる気持ちになってしまいました。

眼力の圧がすごいお面。

かと思えば、ちょっとユーモラスな像たち。

綺麗～、キラキラの金のイヤリング。

古代メキシコ・マヤ、アステカ、テオティワカンの展示会、は、かなりの見応えがあり、1時間ほどの時間を要しました。

音声ガイドはメキシコ在住経験のある女優、上白石萌音さんも担当していたので、レンタルするか迷いました。結局、やめましたが。

古代メキシコ展の出口はグッズと、made in メキシコのお土産コーナーが人で溢れかえっていました。

古代メキシコ展に思いの外、時間を要し、旅の疲れもあって目がショボショボしていましたが。

せっかく常設展のチケットも一緒に購入しているので、ワンフロア上の階に上がります。

旧石器時代から江戸時代までを5テーマに分け、アジアそれぞれの文化交流を物語る作品を展示している常設展。

一歩入ってみて、「こ、これは広いぞ」と怯む私達。
メインルームから、各テーマに沿って小部屋が枝分かれしています。

元気な時ならいいのですが、旅の疲れ（2回言いましたね、しつこくてゴメンなさい）とメキシコ展を熱心に鑑賞した後なので、今ひとつ集中力を欠いてしまいそう。

とりあえず、手近な小部屋へ。
アジアの服飾・装飾品の展示だそうです。

すっごい頭飾り！

こちらは埴輪のお部屋。

仏像のお部屋。

船。
もうこの辺りに来ると、説明を読む気力がありませんでした(^^;;

欧州を魅了した、伊万里焼の展示。
17世紀ごろの作品だけど、華やかで美しい。

こちらの常設展は、30分ほどしか滞在しませんでしたが、速足で通り過ぎるのが悔やまれる内容だったなぁ、と思いました。

再び、長い長いエスカレーターを降りて博物館を去ります。

出口でふと横を見ると「だざいふ遊園地」が。
可愛らしい遊園地ですね。

本日、火曜日は休園のようです。

帰り道でも境内で紅葉を愛でます。

14時、遅めの軽食ランチ。

どこかお店に入るよりも、参道で気軽にホットドッグを買って食べたい気分でした。

上段の二つ、太宰府ドッグと飛梅ドッグを注文。

両方ともピクルス味のカリカリ梅がのっていて、良いアクセントになっています。
ここでも梅の登場ですね。

持ち歩くうちに、どっちがどっち？と、分からなくなりました。
もういいや、美味しければ。と、テキトーに食べます。

お肉屋さんのホットドッグというだけあり、期待以上の旨さでした！

ホットドッグ屋さんの横道から入ってすぐの上島珈琲店。

店構えは、一般のお宅みたい。

ふぅー、飲み慣れたチェーンの珈琲店は落ち着きます。

上島珈琲さんが空いているのをいいことに、歩き疲れた脚をベンチ椅子に乗せてモミモミ。
これでかなり、楽になりました。

アイス珈琲一杯で、約40分滞在。

ガソリン満タンにして、ニッポンレンタカーへ車を返却します。
太宰府天満宮からは45分ほどかかり、16時に到着。

飛行機は18時45分の離陸なので、なんと3時間弱近く早く福岡空港に来てしまいました。

まぁ、空港で夕食とったり、お土産を選んだりすることにします。

せっかくなので博多ラーメンを食べて帰ろう！ということに。

空港から出るのは面倒くさいので、3階にあるラーメン滑走路というエリアへ向かいます。

「まだあんまりお腹空いてないよ」と言うオット。
けれど、私の野生の勘では17時を過ぎてしまうと絶対大行列のはず！

そう思い、16時45分にラーメン店入店です。

10店舗の中から、博多一幸舎さんに決定！
呼び込みのお姉さんも可愛いかったし（笑）

プレーンな豚骨ラーメン。

見た目よりアッサリ、なのにクリーミィで獣ぽい香りも控えめ。今まで食べた豚骨ラーメンの中で1番美味しかった、ごちそうさまでした♪

お店を出ると、やはり大行列が発生しています。
早めに食べちゃって良かった。


この後、飛行機は5分だけ遅延して離陸、羽田空港駅から電車で最寄駅到着が22時。
この旅行中、ずっと降らないでいてくれた雨がパラパラと降ってきます。

歩数計の数字、旅行初日は約8000歩、2日目が約11000歩、最終日は約12000歩を記録していたので、脚はパンパン。

帰宅後、お風呂を沸かし、狭いながらも楽しい我が家で、ホッと一息つくのでした。

以上、私たち夫婦の九州旅は終了でございます。
長きにわたってのお付き合い、ありがとうございました(^-^)

【おまけ】お土産・唐津編

○唐津くんちカレー
○いかまつばフライ
○小城羊羹（唐津名物ではないけど）

お土産
○唐津のホテルのお部屋菓子で美味しかった、塩キャラメル味の佐賀クッキー。
○うれしの茶の美肌石けん
○うれしの緑茶ティーパック

福岡空港で明太子関連商品。

○明太トースト（あとでカルディでも売ってることを知りショック）
○ハッピーターン
○ジャガビー
○（私が大好きな）博多・通りもん

その他写真ありませんが、
波佐見焼の食器、
ふくやの博多明太子。