2023/12/05 - 2023/12/05
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まりあさん
このところ、寒暖差が激しく、急に真冬の寒さになったり、春のような気温になったり、朝は冷え込みがきつく、午後はジェットコースター並みに気温上昇。
暖かいのは大歓迎ですが、雪が積もるような寒さは大の苦手です。
もともとは、また日本海の海をめざそうかと考えてましたが、この寒さの中、「南の海に行きたい」と思うに至り、かといって、国道42号線を延々と走るマイカーの旅はしんどいので、いっそ、ありきたりな白浜温泉に、特急くろしおに乗って行ってみようかと思い立ちました。
白浜温泉は、大阪生まれの私にとって、あまりに何度も行く機会があり、新鮮味のまったくないところでもあります。
何度か訪問してますが、マイカーで一泊旅行などすると、行き帰りの大混雑高速道路の長時間ドライブで、温泉に癒されるよりは、行き来の運転で疲れ果てるのです。
それで、ここしばらくはご無沙汰しておりました。
白浜というと、クエとかなんとか、私にはまったく魅力のない刺身や魚料理になってしまうのかなと検索していると、南紀白浜マリオットホテルというのにめぐり会いました。
グリル料理の洋食コース付きのプランがあり、お値段は少し高い目ですが、部屋に温泉のついているのもありました。
思い切って、少し贅沢してみることにしました。
マリオットに2食つきで2泊して、63000円。
ビューバスとあるから、海を眺めながらの温泉が部屋にあるのも魅力的です。
白浜駅から、白浜温泉の旅館をめぐる無料シャトルバスがあり、その時間に合わせて、特急くろしおの座席を、チケットレス特急券でアプリで購入しました。
アプリを使ってのネット予約のおかげで、いちいち駅に紙のチケットを受け取りに行く必要もなくなり、とても便利になりました。
それに、アプリで予約を試みると、「女性専用車両」があるとわかり、それなら、一人旅でも、隣席は女性になるし、かさ高いオジサンが座ることもない安心感があります(笑)。
5号車の「女性専用車両」の入り口に並んだ時、男性も一人並ばれていたので、「ここは女性専用車両ですよ」と言おうかと思いましたが、言わずに置いて、良かったです。
「女性専用車両」という表現に誤りがあり、女性専用は、たったの6席で、頭のカバーが白色ではなく、ピンク色で区別しているようでした。
行きの電車は、女性専用席を買っていたのは私だけで、おかげで周囲に誰もおらず、気楽でした。
帰りは、6席のうち、4席ぐらいが買われていて、海の景色を見るためには、行きも返りも、D席の窓側がいいのですが、帰りの電車は、D席に空きがなく、A席で取ってました。
帰りの電車に乗る直前に、座席変更を試みて、女性専用席以外の方が空きが多いことに気づき、普通の席の空席が多いエリアのD席に変更しました。
アプリ予約の良い点は、出発前までは、何度でも変更が可能なことです。
結果的に、行きも帰りも、一人の乗客が2席を独占できる程度の混み具合で、新幹線よりも少し狭い目の座席ピッチの空間ですが、スーツケースがあっても、隣の席におけて、リラックスして電車の旅を楽しめます。
かなり長い間、列車の旅をしてなかったですが、今年は、新幹線も何度も利用して、その他の特急は、長野への「しなの」と、今回の「くろしお」だけですが、地方への特急電車は、昼間の時間帯なら混雑せず、田舎の景色をのんびり楽しめて、これはなかなかいいもんだわ、と思うに至りました。
さらに、最近見つけた、新しいオモチャの「ANAポケット」というアプリがあります。
「移動」するとポイントが貯まります。歩数計のように、歩く歩数、という数え方ではなく、GPSを利用して、「移動」することでポイントが増えるのですが、電車、車、飛行機、自転車などの移動手段により、ポイントの増え方が違います。
また、日々、「チャレンジ」という形で、「今日は、1キロ歩く」とか「10キロ車で移動」とかを設定すると、それを達成したときにポイントが増えます。
私は、ここ10年ぐらい、「一日1万歩」をめざして歩いてますが、雨の日などは、ポケットにスマホを入れて、部屋で、エアロビクスをしたり、映画を見ながら、エアロバイクを来いだりして、姑息な手段で、歩数を稼いでます(笑)。
ところが、ANAポケットでは、同じ場所で足踏みしても、「移動」にはならないので、あくまで空間的に「移動」しないとカウントされません。
でも、一歩も歩かなくても、電車に乗ったり、バスに乗ったりしているだけでも「移動」はカウントされます。
いくらポイントを貯めても、たいした賞品はなく、マイルに交換するのも、1000ポイントで7マイルと、景品はぜんぜん魅力的ではないのですが、単純な性格なので、ポイントの数値が上がるだけで、しっかりとモチベーションになるようです。
来年は、国内線の飛行機を多用して旅しようと画策してますが、交通手段により、移動することで、どんどんポイントが増えるこのアプリは、私の新しいオモチャとして、旅の楽しみを与えてくれるようです。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- JR特急 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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女性専用席。
5号車の後ろの3列が、ピンクのシートカバーで、女性専用席を意味しているようでした。近くには、女性専用のトイレがあるのも、いいです。
白浜駅からは、無料のシャトルバスで、ほとんど歩数を増やさないままに、ホテルに到着しました。 -
ホテルの部屋の温泉は、かなりのゆったりサイズで、ホテルの前の白良浜を見下ろす立地でした。
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窓から手を出して、写した写真。
到着日と、出発日は快晴でしたが、中の日が一日中雨という、最悪な天気でした。
まあ、今の今まで、今年は晴れまくったので、たまには雨の日もしゃあないです。 -
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温泉付きは嬉しいのですが、窓側のスペースをお風呂に取られてしまうから、部屋のソファに座ったままに、せっかくの海の景色を見られないのが欠点でした。
温泉は、とってもいいお湯でしたが、次回、この手のホテルに泊まるときは、温泉は無しにして、部屋から服を着たまま、ゆっくり景色を見れる方がいいかなぁ・・・ -
チェックインの後、まずは、白良浜から、千畳敷まで、片道30分を歩きました。
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千畳敷からの帰り道、脇道に入ったとこで、猫ちゃん発見。
この子は、餌も見せてないのに、走り寄ってきてくれて、撫でようとしても逃げずに、撫でさせてくれました。
リュックのポケットに入れた、チャオチュールを取り出すと、顔を近づけてきます。
よほど、お腹が空いているようでした。
食べ終わった後も、まだ、リュックのポケットに何か入っていないかと、リュックに興味津々のようでした。 -
さらに、もう1匹が近づいてきたので、カリカリタイプの餌を、あげました。
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茶色の猫の後ろから、もっと小さい子猫が、おっかなびっくり近づいてきますが、手を挙げると、すぐ逃げます。
なので、遠くまで、餌を投げて、食べさせました。
この3匹、今まで出会った野良猫ちゃんの中では、とびきり可愛かったです。
それで、コンビニで、餌を買い足して、出発日の早朝に、いそいそとここまで来たのですが、猫ちゃんはいませんでした(笑)。
そうなんですよね。野良猫ちゃんとの交流は、まさに「一期一会」です。
出会った時に、持っている餌を与える時間だけの、「一期一会」。
今年から、猫にハマり出した私ですが、餌を持ち歩くと、猫ちゃんとの交流を楽しむこともできて、それはそれで、旅の楽しみの一つになっていきました。
旅って、奥深いわ(笑)。 -
白良浜まで戻った頃には、夕陽が始まってました。
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この岩の群れは、もしかしたら、串本の橋杭い岩を模したオブジェなのかしら。
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白良浜の夕陽です。
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さて、夕食です。
アミューズのコロッケ -
白浜ゆえか、魚の刺身っぽい料理が多くて、私のために火を通してはくれましたが、あんまり美味しくはないんですよね。
付け合わせの野菜やソースは、工夫されていて美味しかったです -
アクアパッツァは、紙に包まれてましたが、すごくいい味を出してました。
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お肉料理は、私のリクエストで、しっかり火を通してくれましたが、冷めるとかなり硬くなってました。
こちらも、ソースは、梅を使ったもので、ソースの味はなかなかでした。 -
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やっぱり、白浜は、パンダ、なんですね。
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翌日は、見事に、一日中の雨。
もっとも、部屋にいる時は、お風呂越しの窓なので、雨の降り方がよく観察できず、おそらく止んでいる時間帯も長かったようですが、長い目のウォーキングに出る気分にはなれない、暗い暗い空が続きました。 -
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11階の大浴場のフロアにある、展望スペース。
お客の少ない昼前後は、ここで読書をして、雨のようすを見て、止んだら歩こう、と思いましたが、結局、降ったり止んだりを繰り返しいて、こうなったら、お風呂に入りまくって楽しもうと決めました -
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夕食の前の、トワイライト・タイムに、浜辺に降りました。
前夜に、イルミネーションしてるのに気がついたからでした。
虹色のLEDと、音楽とで、なかなか素敵なショーを演出してました。 -
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二日目の夕食のメニューです。
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みかんのポタージュ
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夕食前は、少し薄明るい空に雲も見えましたが、夕食後は、漆黒の闇の中です。
少し風合いは変わりますが、イルミネーションは素敵でした。 -
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翌朝は、路線バスで、千畳敷まで行き、猫ちゃんを探しましたが、どこにも見えず、すごすごと、歩いて戻りました(笑)。
海の景色を見ながらウォーキングできるので、私は、歩く時間が大好きです。 -
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白良浜は、ほとんど間近では見たことなかったので、真っ白い、サラサラの砂と、グリーンがかった海の色は、個性的です。
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帰りのくろしお
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ガラス越しで、画像はイマイチですが、電車の窓からも、時々雄大な海の景色を楽しめます。
新幹線より、田舎特急の方が、楽しめるなぁと実感した、今回の旅でした。 -
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