泉屋博古館東京「日本画の棲み家」見学と麻布十番で町中華ランチ

2023/12/02 - 2023/12/02

六本木一丁目に在る美術館の記念講演会を聴きに行く予定を立てたので、南北線で１駅の麻布十番にも寄ることにしました。　「ポワンタージュ」でパンを購入し、お昼に「新香飯店」で中華丼を食べてから六本木に向かいました。　初めて降りた「六本木一丁目」のセレブな駅前の光景に圧倒されました。

エリア 六本木(東京)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

ハード系のパンが好きなので久しぶりに麻布十番「pointage」に行けるのを、楽しみにしていました。　抜かりがないように、バゲットは前日に予約しておきました。　次から次とお客さんが入って来ます。　キッシュもサラダもあり、イートインも可能です。

購入した３種類。　手前から、全粒粉パンドカンパーニュ、トラディショナルバゲット、パンドロデヴプレーン。　外側のカリカリと中のモチモチ感が、とても美味しいです。

ポワンタージュから歩いて数分、「新香飯店」　入口は狭いですが、中は奥に広く、店内きれいです。　満席でしたが、回転が速いのであまり待たず入れました。

海老とイカが中に隠れていた「五目中華丼」　強い火力で野菜を炒めているであろう香りが立ち、食べる前から ”美味しい” のが分かりました。　黒板に書かれているのが材料を準備してあるので早く出来て、メニュー表のは２０分位掛かると言われました。　それ位は待てる範囲なので、初志貫徹「五目中華丼」を注文しました。　実際は15分程で到着～　　美味しさが口の中に広がりました。　

お腹いっぱいになったので、少し散策。　お洒落な「DEANE & DELUCA」寒い中、外国人の方々は、外でお茶していました。　

浪花家総本店で「たい焼き」を買おうと行ったら、１時間待ちと言われ、甘～い匂いを嗅いだだけで駅に向かいました。　残念！　

上島珈琲店 麻布十番店　
和洋折衷で素敵。　次回はこちらでのんびりしたい。

東京メトロ・南北線「六本木一丁目」駅の改札を出ると右前方に巨大クリスマスツリー

左に、これまた巨大な万華鏡のような飾り

その横を外に出ると、高層ビルにクリスマスツリー

丸太と木の組合せが素敵

駅からの道順用にポスター　この展示を見に行きます。　真ん中の絵は、岸田劉生「四時競甘」で、岸田劉生と言えば油彩の「麗子像」が有名ですが、このような床の間用の日本画も描いていたんですね。　

エスカレーターを上って行きます。

彼女は？

途中に、また違うクリスマス装飾が、外とビルの中にも。

そして振り返って高層ビルを見上げ、ああ、「六本木一丁目」で降りて良かった。　泉屋博古館東京（SEN-OKU HAKUKOKAN MUSEUM TOKYO) に着くまでに、もう満足してしまいました！　

いやいや、展示会場も見て講演会も聴かないと。。
美術館は、ガラス張りのHARIO CAFE と中で続いていて、最初カフェだけだと思い違うギャラリーの方向へ行ってしました。　入口は、この大きなポスターの右側でした。

旧住友家別邸に建てられた、住友家が収集した美術品が主に展示されている美術館で、2022年３月にリニューアルオープンしたそうです。　存在知らず、今回初めての訪問になりました。　「泉屋」とは、住友家の江戸時代の屋号だそうです。　

残念ながら、現代作家の第３章の展示以外は写真不可でした。

感動したのは、第１章で飾られていた望月玉泉の「雪中櫨雁図」です。　畳約1畳の大きさの絵が12枚繋がっている（6枚+6枚）屏風絵で、沢山飛んでいるカモの中に１羽、水の中に顔を入れているカモの描写があり、自然の情景が広がりました。

写真可能な現代作家の展示
小林明日香「partition」

京都の祇園祭を元に制作したそうです。

松平莉奈「ニュー・オランピア」

澁澤星「Water」
絵と組み合わせて置いてあるのは、作家さんの私物だそうです。

彼女だったんですね。　美術館の案内にエスカレーターの上に飾ってあった旗の主人公は。

床の間の絵は、絵だけでなくその周りの表装もよく考えられていて、その繋がりを見るのも楽しみでした。　第２章の「神雛之図」は、桃の節句の絵の周りがピンク色の裂地で祝賀の心を表していたり、「秋野孤鹿」の薄緑色の女郎花の裂地が素敵でした。

展示を見てから、２時から始まる記念講演会を聴いて帰宅しました。