2023/06/20 - 2023/06/24
26位(同エリア64件中)
bettykoさん
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ユカタン半島2日目はレンタカー利用でウシュマル遺跡をはじめ周辺の小規模遺跡を観光、からのバヤドリドという町へ。ローカル道を走ったので、車窓からいろいろな村の風景も楽しめた。ウシュマル遺跡前のチョコ・ストーリーは個人的には子供のいる家族向けかな、と。しかもバヤドリドの町にもあることを後で知った時のがっかり感。
数多くあるウシュマル周辺遺跡のうち、今回訪れたのはカバー遺跡とラブナ遺跡。どちらも小規模ながらかなりの見応え。しかも訪れる人も少ないのでのんびり静かに見学できたのが最高だった。同じ道沿いにあったサイル遺跡とシュラパック遺跡は時間が足りず断念。
バヤドリドの町はウシュマル周辺とカンクンのちょうど中間地点に位置するので休憩がてらここで1晩を過ごし、翌朝カンクン方面に向けて出発。旅の最後は海側でのんびり滞在することを優先したため、バヤドリドの日中観光は断念。町中にセノーテまである色々見どころの多い町だったのだけど。
旅程:
6/9 パリ発ーシティ着 エアフランス利用
6/9 - 6/12 メキシコ・シティ3泊
6/12 - 6/15 オアハカ州:オアハカ3泊
6/15 - 6/19 チアパス州:サンクリストバル・デ・ラス・カサス2泊、パレンケ2泊
6/19 - 6/20 タバスコ州:ヴィラヘルモサ1泊(乗り継ぎのため)
6/20 - 6/24 ユカタン半島:テオティワカン1泊、ウシュマル1泊、ヴァヤドリッド1泊、トゥルム1泊 ←今ココ
6/24 - 6/25 機内泊 カンクン発ーパリ着 エアフランス利用
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー
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翌朝7時半、朝食。プール横のテラス席で。宿泊客はやはり私達だけの模様。チェックアウトは12時なので荷物はそのままに出発
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8時過ぎ、ウシュマル遺跡到着。宿からは車で15分弱
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駐車場も空いている。パーキング料80ペソ(約650円)。ウシュマル遺跡はカンクンビーチからはかなり距離があることもあり、チチェン・イッツァ遺跡に比べると観光客の数はグンと少ない
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ここも入場料は高い。外国人は531ペソ(約4,400円)
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遺跡内に入ってまず目に入るのが魔法使いのピラミッド(Piramide del Adivino)
断然人が少ない!独り占めでお決まりの写真。ピラミッド前で手を叩くと音が反響する構造 -
ここのピラミッドは全体的に丸みを帯びている。高さ38m
内部には4つの神殿が隠されているそうな -
横(北側)からみたほうが丸みがわかるかな
周囲は立ち入り禁止 -
尼僧院から撮影したピラミッド西側
ガイドブックにはピラミッドの西側階段にはカギ鼻の神の装飾が頂上まで施されていて圧巻とあるけれど、残念ながら近づけないので知っていないと気付きにくい。旅行後に撮った何枚かの写真をPC上でズームしてみたら、この写真に写る階段向かって左下方にもカギ鼻の神の装飾がみとめられた。でも頂上まで続いてはいないのできっと崩壊してしまってると想像。 -
実際には宮殿だったとも推測されている尼僧院(Cuadrangulo de las Monjas)。たくさんの小部屋があるから尼僧院と名付けられたのだとか
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広い中庭をぐるっと囲んで建てられている
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切り石をはめこんだモザイク、蛇神ククルカンや雨神チャックなどのレリーフがごてごてに施されていて美しい
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マヤ・アーチから見えるのは
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球技場(Juego de Pelota)
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ゴール
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球技場側から見た尼僧院のマヤ・アーチ
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総督の宮殿(Palacio del Gobernador)
気品のある外観から貴族の住居や行政府だったという諸説ありだけれど、実際のところはこれまた不明 -
プウク様式の装飾が見応えありの美しさ
ここの階段も昇降禁止 -
ジャガー像
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亀の家
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マヤ神話で亀は水の使者
雨乞いのために祀られたとか。こういうアミニズム的発想は日本人には理解しやすい -
亀の家は少し高いところに建てられているのでそこからの眺め
左が尼僧院、右が魔法使いのピラミッド -
グラン・ピラミッド
以前はこのピラミッドの頂上から360度のジャングルを望むことができたようだけれど、現在は昇降禁止。残念。 -
隣接する鳩の家
携帯ズームで撮影。修復中なのか、全く近づくことさえできなかったので形状からあれがそうなのね、と認識できる程度に遠くから眺められただけ。というわけでその奥の雨の神殿に至っては全く確認できずだった -
2時間ほどで遺跡観光は終了、迷った結果ほんのちょっと覗く程度という感覚で向かいのチョコレート博物館「チョコ・ストーリー」(Choco Story)に行ってみた。
マヤの時代から神聖な薬として用いられてきたカカオの文化や歴史を学べる。展示パネルはよくできていて、展示品もきちんときれいに陳列されていたのでわかりやすく勉強になった -
カカオドリンクのデモンストレーションの部屋
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オフシーズンで私たちしかいなかったのでデモはなかったけれど試飲はさせてくれた
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チリや胡椒などスパイスと一緒に飲んでみる。意外な組み合わせだけど結構イケた。私は胡椒が好みだった
ここは植物園やジャガーなどがいる動物園も併設していて(入るまで知らなかった)予想以上に広いので、時間があればお子さんのいる家族連れは楽しめると思う。時間があまりなかった私達的にはわざわざ安くない入場料を払って来なくてもよかったな -
ただ併設のショップはお土産に最適なものが売っていておすすめ。ここでチョコレートのソープ(写真右)をゲット。ちなみに左のも同じカカオのソープだけれどスーパーで買ったもの。値段もほぼ一緒だったので、ここで買ったもののほうが人へのお土産にはいい感じ
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宿のあるサンタ・エレーナの町の様子
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車窓から眺めただけだけれど、建物がカラフルでかわいかった
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黄色い家と水色の自転車もかわいい。博物館へ行かないでここで少しのんびり町散歩すればよかったとちょっと後悔
一旦宿に戻り、プールで少し泳いで身体をクールダウンした後、荷物をまとめてチェクアウト -
向かった先はウシュマルから23km東南に位置するカバー(Kabah)遺跡。入場料75ペソ。キャッシュオンリーだった気がする。
この遺跡は道路を挟んで東側エリアと西側エリアに分かれている。まずはチケット売り場のある東側エリアを見学
写真左側が宮殿 -
圧巻だったコズ・ポープ(Coz Poop)(西側)
カギ鼻の神の顔のオンパレード。ゆえに仮面の宮殿という異名あり -
イチオシ
アップすると顔がよくわかる
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横からみるとカギ鼻がさらによくわかっておもしろい
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内部入口には残念ながら網が張られいて入れず
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コズ・ポープ(Coz Poop)前の祭壇跡。6.2メートルの正方形をしていたのだとか。
4面に浅彫りの絵文字が刻まれていたらしいけれど、完全に解読はされていないらしい。 -
コズ・ポープ(Coz Poop)の反対側(東側)
2000年~2006年にここを訪問された方のサイトの建造物の写真をみたら全体的にかなり傷んでいる状態だったので、それと比べるととてもきれいに修復されているのがわかる -
強い手を持つ男の像
カバー遺跡の「カバー」は強い手を持つ主という意味 -
コズ・ポープの脇壁?の彫刻
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コズ・ポープ南側
この壁面にもカギ鼻の顔がいっぱい -
宮殿の南側。おそらくコズ・ポープの裏側(東側)から撮ったもの
なぜか宮殿正面(西側)を近くから撮った写真がないことに今更ながら気づいた。修復中で立ち入りできなかったのかも?!記憶なし。。。 -
道路を渡って西側エリアへ
東側と違って西側の建造物はほとんど元の形がわからないくらいの崩壊状態。それらを横目にどんどん奥へ行くとアーチが出現 -
アーチの向こう側はマヤ時代のサクベ(sacbé)と呼ばれる道。カバーはウシュマルを中心とする衛星都市の1つで、この道はウシュマル遺跡に繋がっているらしい
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アーチ裏側
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次に訪れた先はラブナ遺跡(Labna)。ウシュマル同様600-900年頃に栄え、1200年頃放棄されたプーク様式の都の一つ。入口付近は工事中。観光客用施設を建設している感じだった。入場料70ペソ前後だったかな
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王宮(El Palacio)
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蛇の口に飲み込まれている人物像
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かお~
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宮殿内にもカギ鼻の神の鼻
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宮殿の上はこんな感じや
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こんな感じになっていた
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この遺跡内にもサクベ(sacbé)というマヤ時代の白い道
このサクべは宮殿ゾーンとアーチや展望台のあるゾーンを結んでいる -
エル・ミラドール(El Mirador)= 展望台(あるいはピラミッドの神殿)
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とっていも土台は崩壊寸前状態なので頂上まで行くのは不可。遠目で見ても透かし彫りが美しい。初期プウク様式で内部には5つのアーチ型の部屋から成っているらしい。当時は各角に2体の人物像と、南側正面に1体の人物像があったと考えられているとのこと。いつか修復されて上まで行けるようになるのかな
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エル・ミラドール向かいの複合施設
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この複合施設を構成する建造物の1つであるアーチ(東側)はこの遺跡の見所の1つ
2つの中庭の間の入り口として機能 -
反対側(西側)はゴージャスな幾何学模様の装飾
アーチを挟むように2つの小部屋があって、上部には様式化された2つの藁葺き小屋がデザインされている。 -
この藁葺き小屋には多少色が残っているので、当時はカラフルだったことがわかる。
門の角にもカギ鼻の顔。鼻がもげちゃってるけど、、、 -
アーチ西側中庭の壁の装飾も豪華
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エル・ミラドールから奥へ進んだ場所にある柱の神殿。6つの部屋で構成されているらしい
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この日の遺跡見学はこれでおしまい。実はカーバからラブナ遺跡に来る途中でサイル遺跡(Sayil)とシュラパック(Xlapak)遺跡前を通り過ぎた。時間的な理由もあるけれど、正直結構お腹いっぱいということで見学はパスした次第苦笑。
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ユカタン半島の町の至るところで見かけたコカコーラ
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ここにもコーラ
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カラフル
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ところどころで結構みかけた藁?葺民家
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中はどうなっているのか気になって入口の開いている家を車窓越しに覗いたら、奥は裏庭につながっていて扉のない出口がみえた
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途中、ソトゥタ(SOTUTA)という名前の町を通り過ぎた。
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19時少し前、今晩泊まるヴァヤドリド(Valladolid)という街に到着。メリダとカンクンのちょうど中間あたり。
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翌朝撮ったホテル正面
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シーズンオフ&ラストミニットのおかげで通常の半額以下(51ユーロ)で予約できた宿「Hotel Boutique Refugio 41」。旅も終盤なので少しいいホテルでゆっくり
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洗面所もかわいい。テラコッタ色と胴色の蛇口がすてき
シャンプーなどもかわいい瓶に入っていていい感じ。エコだし。 -
宿の人が町の見所をチェックした地図をくれたので、夕食がてら夜散歩
ソカロ前のカトリック教会。周辺は地元民でものすごく賑わっていた -
バヤドリドはとても治安がいい町らしく、宿の人が言ったとおり一晩車を路駐しても全く問題がなかった
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カルサダ・デ・ロス・フライレス (Calzada de los Frailes)通りで見つけた素敵な雑貨店
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夕食は宿の人に教えてもらった店「Restaurante De los Santos」
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インテリアがかわいい
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日本のお通しのように自動的にでてくるチップス
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床のタイルがかわいい~。こんなタイルのキッチン憧れる
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これはなんだったか?土製の器や赤いテーブルクロスがかわいい
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何を頼んだのか全く思い出せないのだけれど美味しかったのはたしか。値段もお手頃だった
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イチオシ
入口にディスプレイされていたワンピースがかわいくて思わず惹かれるように入ってしまったお店「Mazehual México」
リゾートヴァカンスにピッタリな服が比較的手頃な値段で売られていた -
で、買っちゃった。ロングワンピ(1,150ペソ)と黒のレザーベルト(293ペソ)
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同じ通りのカフェ「Conkafecito」で一息
アメリカーノ、53ペソ -
吹き抜けの店内
地元の若い子達や観光客らしき欧米人でいっぱいだった -
ライトアップされたConvento de San Bernardino de Siena
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翌朝の中庭
手前の黒いのはハンモック。プールは泳ぐには小さすぎるサイズだった -
玄関ホール
このタイルもツボ -
サロン
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朝8時頃の街の様子。昨晩とは打って変わった静けさ
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朝のカルサダ・デ・ロス・フライレス (Calzada de los Frailes)通り
ゆっくり日中の町観光をする時間がなかったのはちょっと残念だけれど、旅の最後は海沿いで過ごす予定なのでカンクン方面に向けて出発
メキシコ旅最終回⑦つづく
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