2000/10/26 - 2000/10/26
586位(同エリア688件中)
リュックさん
DarlingtonからKirkcaldy (382 Km) 英国滞在4日目
通算走行距離 (931Km)
イングランド北部Darlingtonの郊外にあるClow Beck村の朝は
真っ青な空とすがすがしい無色透明な空気だ。
昨日、出迎えてくれたワンちゃん、猫ちゃんに再度出迎えられ
朝露で靴を濡らしながら庭を散歩。
ダイニングルームでもうお馴染みになったFull English
Breakfastを済ませ、Armstrong 夫妻に送られ、出発するとき、
トヨタ車に乗り宿泊していたセールスマン風の客から声をかけられ、
日本車の良さを褒められた。
そして、我々は内陸のA68号線経由でScotlandに行くと話したら、
彼は「海岸線沿いにA1経由で行った方が道も平坦で楽だ」と勧める。
計画は不用意に変更すべきではないが、
宿のオーナー、Armstrongさんもそのほうが良いとのことで
急遽山岳ドライブのA68から海岸ルートA1に変更し
Scotlandに向かうことにした。
実は、前日 Nottinghamで苦い経験をした。
宿からNottingham城迄近いし、道も単純だったので、
地図など何も持たずに出かけた。
帰路はもう真っ暗でしかも駐車した駐車場の出口が入口と違う。
全く違い景色だ。
街の中をうろうろして、とにかく宿への道らしき大通りを進む。
かなり走った。完全に道に迷った。
夕方、真っ暗な道路には人影がない。
運送会社の事務所の灯が見えたので事務所を訪ねた。
会社の人が対応に出てくれた。
道に迷った旨伝えると、
「何処に行くの?」
ここで自分の不用意さが分かった。
宿の所在を示す資料はすべて宿に置いたまま出てきてしまった。
ただ宿の名前を言うと「知らない」の返事。
困っていると、彼は宿に電話を入れてくれた。
そして、宿までの道を説明してくれたので無事宿に戻れた。
海外で、しかも個人旅行では細心の注意が必要だ。
彼が親切に宿に連絡をしてくれなければ、
夫婦で見知らぬ海外の国で路頭に迷うところであった。
もし、この人たちに悪意があったなら命に係わる
危険をはらんでいたことになる。
あの時の不注意と心細さはいまだに忘れられない。
朝食後、Armstrong夫妻に見送られて出発。
急遽変更したルートでScotlandに向かう。
昨日素通りしたDarlingtonn市内に入る。
赤い郵便車など物珍しいものばかり。
これぞ、イギリス、英国!
Darlingtonの駅は立派で大きい。
駅で列車を見ようと時刻表を見て待ったが、来ない。
Darlingtonは二つの川の合流てにあり、交通の要の街。
炭田、鉄山があることから19世紀以降工業が発展した。
でも、かつては賑わっていたであろうメーンストリートは
とても静か。
幹線道路A1は相変わらず交通量は多い。
でもイングランドからスコットランドに入る辺りから
車の数はぐっと減り、快適なドライブとなった。
そして風が強まりうっかりするとハンドルを取られそうになる。
Bordersの標識辺りから海岸線が近くに迫る。
木一本生えていない荒涼として低い起伏の小山が連なり、
麓の牧草地帯は羊が風上に向かって一列に並び、草を食べている。
Bordersはイングランドとスコットランドとの国境の意味で
ここにはブリテン島「イギリス本島」を南北に分断するかのように
西海岸から東海岸まで延々120kmに及ぶ長い防壁が残っていると言う。
ただ西海岸に近い所は破壊され標識のみ。
ローマ軍が北方からの侵略を防いだイギリス版万里の長城、
Harinan's Wallだ。
A1を北上しEdinburghの手前の海岸線に沿った小さい町Dunbarで
遅い昼食と両替をする。
町は大通りに沿って家並みが連なり、町はずれに教会とホテルがある。
Scotland銀行でTCを現金に交換した。
手数料ゼロ。後日ロンドンなど、他の銀行で両替したときは
しっかり手数料として5ポンドをとられた。
ここでも、親切な人に出会えた。
Scotland銀行の窓口の女性が我々を見るとびっくりした顔で
「この銀行に日本人が来るのは初めて!」
これからScotlandに行くと話したら、
「良い旅を」と笑顔で送り出してくれた。
A1をさらに北上しながらForth湾に沿って内陸を走り、
Edinburghの外郭環状道路からA90に入る。
夕方の為だろうかひどい混雑。車は延々と連なりのろのろ運転。
結局、Edinburghの外郭を通り抜けるのに1時間以上かかった。
やがて東京湾に懸かるレインボーブリッジのような
大きなForth Road Bridge「有料」を
渡り右折してForth湾沿いに走るA921号線を進み
Kirkcaldyにある今宵の宿に着いた。
ここでも道が分からず、地元の人に道を尋ねた。
B&Bは個人邸宅が多く、広告や道案内の標識がない。
宿の前の標識を見て初めて到着したと分かる。
時刻は日もとっぷり暮れた5時。
今日と明日と2泊する宿はKirkcaldyのあるInvertiel Guest House。
Scotlandの南部フォース湾に面した港町。対岸はEdinburgh。
A921号線の河岸通りを行くと、St. Andrewsまで1時間
宿は1885年に教会の牧師宅として建てられた石造りで
がっしりとした館。
大変古いが綺麗に手入れされている。
オーナーの Harry、Linda夫妻に迎えられ部屋に案内された。
部屋、バスルームとも広くきれい。
夕食は外でと考えていたけれど、家で食べたらということで
夕食をお願いした。
「2コース?」、{3コース?}と聞かれた。
残念、昼に食べたパスタがもたれて「1コース」と言ったら
harryさんはびっくり。
明日は「3コース頼む」と言ったら安心していた。
出された料理は白身の魚のムニエルでわらじの様に大きい。
飲み物は Harryさんご推薦のスコットランド産の生ビール、
「Caffrey's Real Ale」
まろやかな泡に琥珀色の液体。
味に癖がなく、軽い。ラガーに近い。
昨日、今日といろいろトラブルなどあった。
でも、これらは地元の人たちの親切で無事乗り越えられた。
Harryさん、
「明日はどこへ行くの?」
「St.Andrewsに行くつもり」
「え!ゴルフやるの! 良ければ靴もクラブも貸してあげるよ」
「St.Andrews Old Courseはパブリックだから電話で予約出来るよ」
「ありがとう。プレーはしない。見学だけ」
それから、Harryさんとスコッチをちびちびやりながら
St.Andrews Old Courseにまつわるゴルフ談義。
話が長くなったのでゴルフ談義は次回に
続く
-
Darlingtonの駅はレンガ造りのがっしりとした駅舎。
駅舎に人の往来は少ない。
昔の繁栄が偲ばれる。 -
Darlington駅に入る列車を見たくて、時刻表に合わせて待ったが来ない。
乗客は気にすることもなくのんびりしている。 -
Darlingtonのメインストリート
静か! -
国道1号線を海岸線に沿って走る。
この辺りは車の数が少なく、落ち着いてハンドルが握れる。
ランドアバウトの標識。
信号機がないのでスムスな走行が出来る。
でも、横断歩道がない。
歩行者はどうするのかな。 -
このあたりの風はすごい。吹き飛ばされそう。
イングランドからスコットランドに入る境界線 Bouders。
昔、ローマ人が築いたイギリス版万里の長城。
今はほとんど残っていない。 -
海岸線がきれい。
相変わらず、スコットランド特有の強い風。
視界に高い山がない。どこまでも続くなだらかな丘陵地帯。
スピード取り締まりの標識がある。
制限速度を守って、快適なドライブ。車の扱いも慣れてきた。 -
Edinburg市街をバイパスする。
Forth Road Bridge を渡る。今回の旅で唯一、有料の道路、橋。
橋を渡ると、Scotlannd。 -
Scotlandの南、Forth湾に面したKirkcaldyにある
Invertial Guest Hauseのダイニングルーム。
とても豪華な内装。 -
今日の宿泊客は我々のみ。
ダイニングルームを独占し、一休み。
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