名古屋近郊漫遊三泊四日　三日目＝下呂温泉

2023/11/14 - 2023/11/15

中部方面旅最終日は、岐阜県の下呂温泉でのんびり湯治。
下呂温泉は、草津・有馬と並んで日本三大温泉の一つなんだそうです。

でも…三大とか七大ナントカなんて、誰がどうやって決めてるんだろう？？
よう分からんけど、とにかく、すごいんだよ！ってことなんでしょうね？！

名古屋まで来たんだもの、この際、下呂温泉に行きたいよねっ！

お宿は「湯之島館」。下呂温泉では、老舗中の老舗らしいです。

エリア 下呂温泉(岐阜)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JR特急
• 旅行の手配内容: 個別手配

JR名古屋駅から、高山本線「特急ひだ11号」に乗って下呂温泉に向かいます。12：48発、下呂着14：28．約2時間の列車旅。　

名古屋からは色んな所へ行けるんだね！　
名古屋は日本の真ん中だもんね。信長も秀吉もここらの出身なわけだし。

名古屋駅 駅

在来線の特急。凛々しいな～～
在来線って、新幹線にはない味わいがありますよね　　(#^.^#)
　と、昭和世代は思います・・

ひだ号は、飛騨川に沿って、どんどん山の中に入っていきます。

川に沿って走る列車、いいな～～！！　　　ヽ(^o^)丿

下呂温泉駅に到着。
色んな旅館の送迎車がずらりと並んでお客さんを待っていました。
下呂温泉は人気なんですね！

私たちの今夜の宿は「湯之島館」。宿の送迎マイクロバスに乗り込みます。

下呂温泉 温泉

ものの5～6分で到着。
有形文化財だ！やっぱりね。

こいう何気ないおもてなしもちょっと嬉しい。

湯之島館は山腹に沿って建てられています。
なので、増築は上へ上へ。現在は7階まであるようですが、元々は木造3階建て。

下呂温泉 湯之島館 宿・ホテル

到着時はすぐに部屋に案内されたので、旅館全景の写真が撮れませんでした。この写真は、夜、改めて撮影したものです。

なんとなく、会津若松の「向瀧」に似てると思いません？
好みだな～～　　(*^▽^*)

廊下も天井が高くて風情があります。
まぁ、気に入った宿だから、どうしても良いほうに解釈してしまいがちではありますが・・

部屋は3階の312「山楽荘」。由緒ある本館の最上階です。
ちょっと古びてますが、そこがまたいい・・・かな？

部屋玄関の内側から。

伝統的な和室。

いい眺め。下呂の町って、川沿いの可愛い町ですね。

でも、温泉街の散歩に出かけるのはかなり腰が引けます。だって、あそこまで下ったら、帰りはずいぶんな上りだもの。
　　　　　　　(*_*;

下呂の町を眼下に一望できる、というほどでもありませんが、気持ちのいい眺めです。

卓は木曽の塗り物。
向う側の踏み込みの外も、戸を開けて解放感を味わうことが出来ます。小庭に山肌が迫っていて狭いんですけれど・・

昔懐かしい姫鏡台も置いてあったりして。

脱衣・洗面室。右側に内湯、バルコニーには丸い露天風呂が設えてあります。源泉かけ流し。

内湯。

露天風呂。いいお湯でした。

茶室も付いていました。全然使いませんでしたけど。

全体としては年季が入っていますが、トイレなど水回りは最新設備が整っています。材木も新しいので、改築あるいは増築したのでしょう。

実はこのお部屋、その昔昭和30年代、昭和天皇皇后両陛下が宿泊された部屋なんだそうです。また、今の上皇上皇后両陛下も、皇太子時代に泊まられたとか。

たいてい、そういう部屋は見学のみで宿泊不可なことが多いんですが、こちらは今でも普通に泊まれるんです。もちろん料金はそれなりですが。

心根が根っからのミーハーなハナが見逃すはずはありません！
一生に一度のチャーンスとばかりに予約したんです。

部屋としては特に立派でも煌びやかでもなく、普通な感じでしたから、ちょっと拍子抜けがしたのは確かですが、そんなこと、問題じゃありませんよね？！
　　　　　　(^▽^;)

皇太子殿下と妃殿下。

温泉に泊まるのにもいっぱい気を使われたんでしょうね。両殿下も、お供の方も、宿の方も・・・

庶民でよかった～、私ら。　気楽でさ。

昭和天皇の餐のための器。
　「ご宿泊の栄を賜る」　って読むのかな？

お待ちかね、今夜のご飯です。個室の食事処で。

品数も多く、とても美味！　特にひだ牛がおいしかったな～～

私たちのお世話をして下さった仲居さん。
とても親切で物腰柔らかく、素敵なお嬢さんでした。

でも、発音にちょっと違和感があったのでふとお尋ねしたら、なんとベトナムからいらしたんですって！日本人より日本人らしくてビックリです。

ツーショットをお願いしちゃいました。

宿には大浴場もあったようですが、私たちは部屋のお風呂ですっかり満足して、他へは行きませんでした。
露天も良かったけれど、この内湯がことのほか気持ちよくて・・

翌日の朝食も同じ食事処で。
昨夜が満腹だったので、朝は食べられないかなと思っていたのに、そんなことはありませんでした。完食！

チェックアウトを済ませ、ロビーで送迎車を待ちます。

私らの部屋はどの辺りだったのかなぁ？

帰りも特急ひだ号で。12：22発名古屋14：04着、ひだ8号。

また、飛騨川沿いをひた走ります。

こんな川幅の広い所もありました。往きの車内からは見えなかったなぁ。
緑色の川面が美しい。

日本の秋ですね～～

山と川と温泉の旅。　
　　　癒されました。。。

最後に、博多まで新幹線に乗って帰りましたが、遠かった！　長かった！
名古屋ー博多は、飛行機にするか新幹線にするか、微妙な距離です・・・