2023/11/18 - 2023/11/18
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パリ好きおばさん
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3年前にテレビを買い替えてから、BSの番組を定期的に見るようになりました。「友近礼二の妄想トレイン」「百年名家」「ヒューマニエンス」時々見るのは、鉄道と絶景とか、BSプレミアムの美術またはお宝特別番組。
百年名家は終了しましたが、心に残る建築がいくつかあって、その中で行けそうなのが松殿山荘でした。
そして、新聞に小さく載ったのです。秋の一般公開。
調べてみたら、普段は10人以上で予約して見学できるけれど、少人数では一般公開に行くしかなさそうです。naniwa lady さんを誘いました。一般公開も予約します。
行った日は、格別の寒い日でした。山荘だから庭を歩くとかなり寒いだろうと真冬のダウンを着ていきます。電車の中では暑い!
HPを見ると、最寄りの木幡駅から徒歩20分。坂道を登るのと道が分かりにくいだろうと、1つ隣の六地蔵駅からタクシーで行くことにしました。しかし、JRの六地蔵駅までの電車賃が高いのです。京阪の六地蔵駅からちょっと歩けば、JRの駅に行けます。JRならランチの店がありそうだし、一石二鳥です。
そして、タクシー乗り場から行こうとしたら…運転手さんが「それ、どこ?」。あれま。カーナビにもないそうです。地図で見て、何とかたどり着きました。
もうすっかり、百年名家の中身は覚えていませんでした。ただ、テレビで取り上げられるだけあって、けっこう風変わりな感じでした。それで、行きたかったのかな?抹茶とお菓子をいただいて、話を聞いて(これもすっかり忘れている)庭を巡って、充実した1日になりました。
また別の百年名家を訪ねてみたいです。
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JRの駅からすぐの店で「本日の定食」注文。5,6品から2品選びます。私は刺身と蕪のクリーム煮。変な取り合わせかな?クリーム煮が温まるように感じました。
ところで、その店で偶然同じ時間に入っていた2人組。どうも、松殿山荘に行くようなのです。それでは、一緒にタクシーに乗りましょう。2人共に大阪から来たようでした。 -
それにしても、ちっとも知られていない山荘なんですね。運ちゃん、一度も見たことも聞いたこともないって言ってました。門構えが立派です。
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階段を写した方が良さそうです。
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道が続きます。
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変わった玄関。
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右の方から入ります。
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もらったパンフ。
後で聞いた話が書いてあります。平安時代の関白の藤原氏の別業が松殿で(って、松の売買をしていた?)、その土地の10万坪を大正時代に高谷恒太郎が買って、10年以上かけて建てたそうです。茶道の起源は広間でのお茶ですって。まったく知らないことでした。その広間での茶道(書院式というそうです)を復興したいと思って建てた、すごい意志ですね。 -
茶室?茶席?が13もあるそうです。ちょっと小高い山の上に木材や瓦、壁も塗らないといけないし。運ぶのも大変だったでしょうね。
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入ると、こんなものがありました。
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玄関の横の応接間。パンフには小玄関と書いてあります。
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まず、眺望閣に行きます。2階に上がると、確かにいい眺めです。
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比叡山?あの小さく見える山かな?
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樹木が多いです。
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眺望閣の説明文。
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たぶん、眺望閣の下の部屋です。
中書院かな? -
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こっちが中書院?
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面白い天井です。この建物は、〇と□で構成されているのだそうです。そう言えば、玄関もそんな感じだったな。
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現代的。
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〇と□。
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玄関前の大書院に戻ります。
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はて、どういう部屋でしょう?
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大書院。すごく広い!
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四隅にしか柱がありません。昔の大工は、柱がなくても大丈夫な鴨居や天井を作ったんですね。襖を入れてもすいすい動くでしょうと説明してくれました。
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ただ、百年なので、畳や壁が…
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高谷家でなく、保存会が運営しているようなのです。
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午後は天気が良く
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庭も気持ちよさそうです。
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すごく新しいように見えるけれど、古いのです。
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廊下も畳です。
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一瞬、仏壇と思いました。違うような気がします。
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はっきり、畳が傷んでいます。畳替えしようと思っても、膨大な料金になるでしょう。
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楽只庵だと思います。ホントに〇と□。
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庵から外に出ても、〇と□。
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庵の手前の部屋。お茶を用意するところかな?何を見ても、お宝に見えます。
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天五楼でお茶席があります。
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寒いので、暖房しています。
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畳が…大きな建物は、庭も併せ維持するのが後々の困りごとです。
和三盆。こういうお菓子は、苦手なのです。我慢して食べます。お茶はおいしかったのですが。
そうそう、お茶を運んできたのは若い男の人でした。若い人に引き継いでいかないと、何でも滅んでしまいますよね。 -
天五楼は元々、もっと広かったのではないかと聞きました。
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茶杓も、由緒ある品物でしょう。あ、茶入を上から写すのを忘れてた…ので、見たのにどんな模様か覚えていない。
naniwa lady さんの旅行記にありました。 -
長年使用してきた道具類でしょう。
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読めない…下から二番目は、秋かな?
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上にいるのは誰でしょう?
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青磁の壺のようです。
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庭は紅葉がありそうです。
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庭に行きます。
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今年はどこも紅葉が遅いように聞いています。
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2年前の床紅葉と水鏡が一番思い描いた紅葉に近いように感じます。今年は、紅葉を見に行く気がしません。
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大書院だと思います。
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丸い池の上に作った蓮斎。公開したかったけれど、中をきれいにするのが大変なようでした。
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奥行きがあって、とても広いようです。
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眺望閣が特徴的です。
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聖賢堂。丸い聖堂と角の賢堂とパンフにありました。塀にも〇と□。
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角い方を撮ったけれど、丸い方を写し忘れました。
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大書院。立派ですね。
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神社がありました。
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庭にあった建物。撫松庵かな?
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たぶん、中書院に続くと思います。
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眺望閣が見えます。
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戻ってきました。
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JRの木幡駅へ歩いていきます。
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帰り道で若い男性2人がいて、JRまで行くと言ってたので、道を知らない私たちは彼らを頼りに帰りました。そして、案外男性も見学に来ていたことを思い出しました。
京都駅まで行って、新快速で大阪、それから神戸線。東福寺駅では大勢乗り込んできました。なかなか魅力のある訪問になりました。
旅行記をご覧いただき、本当にありがとうございました。
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