秋の葉山1泊旅行

2023/11/09 - 2023/11/10

今年は3月始めに来た葉山の宿。
食事が季節毎に変わるため、年4回来るのが目標だったのだけれど、あまりにも今年は暑くてずるずると伸ばしていました。
葉山に関して最近では防備録も書かない事が多かったのですが、久しぶりに書いてみました。
宿泊施設は企業の福利厚生を代行する事業を展開する、ベネフィットワンという会社が、独自運営している「ベネフィットステーションおもてなしの宿」。現在箱根、熱海、葉山、志摩の4カ所あります。その他全国の宿泊施設などと提供して、会員になっている会社の社員がお得な価格で利用出来るようにしています。
会社が自前で保養所を保有するのはコストがかかりすぎるし、社員が全国いろいろな施設を安く利用したいという声を反映するには、このような福利厚生代行企業を利用するほうが得です。自分が昔いた会社も自社保養施設を数カ所持っていたのですが、このような会社のサービスを利用するようになり、保養施設は売却しました。
今後企業も経費節減で、このような会社を利用するところが増加するのではないでしょうか？

エリア 逗子・葉山(神奈川)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

昼ご飯を食べるために、途中の藤沢駅で下車。
北口です。

駅から徒歩5分。
本日の昼食はここにしました。

カレーうどん 富貴堂 グルメ・レストラン

メニュー表。
品数が多いので選ぶのが大変だ。

やはり店名にも表記のカレーうどんにしました。

うどんはよく食べますが、関西風の出汁を使ったうどんがメインです。
カレーうどんは記憶に無いほどかなり昔、どこかのおそば屋さんで食べたきりです。
久しぶりに食べて、たまにはカレーうどんも有りかなと思いました。

このお店、2015年にミシュランを取ったことがあるお店とのこと。
Googleマップでレストランを探していて、偶然それを見つけて来たわけです。
もしかしたらミシュランのお店で食べるのは初めてかもしれません。
気づかないだけで入ったことがあるのかもしれませんが。

藤沢からJRにて大船乗り換えで逗子駅へ。

逗子では老舗のケーキ屋さんで時間を潰すことにします。
今までも葉山に行くときはどこかで時間調整をします。
逗子にこのような老舗のケーキ屋さんがあったのは見落としでした。

珠屋洋菓子店 グルメ・レストラン

ケーキセットを注文しようと思っていますが、ケーキを2個選ぶことが出来るプランがあるようです。

これはかみさんが選んだケーキ。
ピーチロールとアップルパイ。

自分が選んだのは創業時からあるというザバロールとメロンケーキ。
懐かしいバタークリーム使用のケーキがマイブームなのです。

店内の雰囲気。
隣に座っていたグループがいなくなった隙に撮影したのですが、地元のオバちゃまたちのたまり場といった雰囲気です。

逗子駅からバスに乗り、森戸海岸で下車。
森戸神社の参道を歩きます。

建物が並んでいますが、松の木の並木がもっとたくさんあったのかも知れません。
以前旅行記に書いたカイガラ・テラスはこの通りにありました。
1984年の旅行記だから、かなり前からこの道を歩いていることになります。

森戸神社の先に小さな砂浜があります。
砂浜といってもこのあたりは砂粒が粗い砂浜です。

小さな貝殻が思ったよりも多く落ちていました。
巻き貝を拾うときは中にヤドカリ君がいることもあり、気をつけないといけません。

ここには葉山を愛した石原裕次郎さんの碑があります。

チェックイン時間の3時近くになったので、宿のベネフィットステーション葉山に行きます。

ここはチェックイン時間が厳密で、午後3時前は荷物も預けることが出来ません。
3時からしか利用できないのです。

307号室、長者ヶ先という部屋です。
多分以前宿泊した部屋だと思います。

８畳の和室です。

床の間にテレビや貴重品入れなどが置いてあります。

クロゼット内です。

広縁にはコンパクトな冷凍冷蔵庫があります。
夏の葉山だと冷凍冷蔵庫は非常に重宝しますね。
近くの薬局でアイスを売っているので、それを冷やしておくのも良いと思います。

入口脇には洗面台とその奥にはトイレがあります。

広めのトイレです。

窓の外を見たら浜辺で結婚式用？の写真撮影をしていました。

あいにくの曇り空ですが、水平線近くが赤く染まっていました。

ズームして菜島の鳥居と夕陽を撮影。

江ノ島の灯台（江の島シーキャンドル）が光っています。

宿の説明図とキー。
計11室の小さな施設です。
元々は某銀行の保養施設だったようです。
超一流企業らしく立地は最高です。
この施設を低料金で使用できるのが嬉しいところ。

夕食時間になったので、2階のダイニングへ。

部屋ごとにテーブルが決められています。

季節毎に食事内容が変わります。
今は秋のメニュー。
以前はメニューが置いてあったのですが、今は無くなってしまったのが残念。

前菜です。

お刺身。

焼き物。

煮物。

汁物。

そして秋らしく栗ご飯。
たっぷりお茶碗2杯分でお腹いっぱいになりました。

デザートはカボチャプリン。

夕食の後は本日2回目のお風呂。
他の皆さんはアルコールを飲んでゆっくり食事をしているようで、お風呂は貸切状態です。

大きなお風呂ではありませんが、全11室なのでこんなものでしょう。
葉山なので温泉ではありません。

洗い場。

ロビーです。
葉山らしくヨットが置いてあります。

ロビーに置いてあるコーヒーメーカー。
自由に飲むことが出来ます。
新しいものに置き換わっていました。

翌朝。部屋の窓から。
朝早く地元の皆さんがワンコと散歩しています。

森戸海岸です。
夏はこのあたりに海の家がずらりと設置されてしまい、景色が残念なことになります。なので夏に来るのは避けるようになりました。

晴れていれば海の向こうに富士山が見えるのですが、ここに来る時はいつも曇り。きれいな富士山を見ることが出来たのは今まで1回しかありません。

朝食です。
夕食と同じ2階のダイニングで頂きます。

2階には子供が喜びそうなプレイルームがあります。

おもちゃがたくさん並んでいます。

隣の部屋は卓球ルーム。
一般的な保養所にある娯楽設備ですね。
この後はチェックアウト時間の10時まで部屋でくつろぎ、帰りのバス停へ。
本当は途中でバスを降りて、昼ご飯を有名な日影茶屋で食べたいのですが、一番リーズナブルなランチの弁当でも二人だと諭吉さんが飛んでいくので、決断できないままずるずるとバスに揺られて逗子駅へ行くのです。

この宿はベネフィットワンに加入している企業の社員か、ベネフットワンの株主のみが宿泊できます。要は身元がある程度わかっている人が多いのです。
お金さえ支払えば誰でも宿泊出来る一般の宿とは異なり、妙なインバウンド客とかは全くいないため、安くても安心出来る宿なのです。
インバウンドの増加にともない、このような宿も必要だと思っています。