比叡山で４年に一度の行事に偶然出会う

2023/10/04 - 2023/10/04

１年ぶりの京都旅行の中で、以前から行きたかった比叡山に行ってきました。
しかも、ちょうど４年に一度の「法華大会広学竪義（ほっけだいえこうがくりゅうぎ）」という行事の最中とあって、知らなかっただけに驚きました。
根本中堂は現在改修中で、中は一部のみ写真が許可されています。
完成したらまた行きたいと思っています。

エリア 大津(滋賀)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 高速・路線バス タクシー JALグループ 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

比叡山へはケーブルカーとかロープウェイを使いたいと思っていたため、京都市内から近い叡山ケーブルとロープウェイを使うことにしました。
30分おきに出発する、ケーブル八瀬駅です。

高いところが好きなので、ケーブルカーとかロープウェイとか、わくわくします。
大人げなく先頭に並び、いい場所に陣取ります。

小さい感じがしますが、案外、そこそこの人数のれます。
京阪電車と組み合わせた三千円台のお得な切符が、京都側と琵琶湖側のそれぞれにあります。比叡山以外の観光地との組み合わせで上手に選ぶといいと思います。

車窓からだと、勾配や高さがあまり伝わりませんが、ぐんぐん標高が高くなります。
約９分の乗車時間です。

続けて叡山ロープウェイ。３分ほどで比叡山頂駅に着きます。

比叡山頂駅からは徒歩道を10分ほど進み、比叡山内シャトルバス乗り場へ向かいます。

比叡山内シャトルバス。てくてくと歩いて、ちょうどよい時間に出発。
うまくできています。

今回は東塔エリアのみ参詣します。788年、最澄が創建した延暦寺、ついに来ました！
お天気が心配されましたが、とりあえず雨にあたらずに済みそうです。
霧が少し出ていました。

駐車場から坂を上がって大講堂へ向かいます。

大講堂。この日は、４年に一度の「法華大会 広学竪義（ほっけだいえ こうがくりゅうぎ）」が開かれるとのことで、もう少し遅い到着だったら危うく見学もままならなくなるところでした。参拝者が多く集っています。

今日は行事のため中に入ることはできませんでした。
人が少なくなったところでパチリ。

入れなくても中は覗きますよ。せっかく来ましたので。

根本中堂では御本尊や建物は写真撮影ができないのですが、改修中の屋根部分は撮影がOKでした。
御本尊は我々参拝者と同じ目線になるような造りとなっていて、非常にめずらしいのだとか。
「不滅の法灯」は1200年もの間、灯され続けていることにも感動を覚えます。

自分の無知さに恥じ入るばかりですが、このような大切な行事が行われているのですね。
偶然の出会いに感謝です。

根本中堂の入り口です。
みこしから降りて、中に入るところを見守りました。
入口の向かい側には御朱印をいただける場所があるので、記念にいただきました。

多くの方が訪れる場所ですが、千年以上も大切に守られて、整えられていることは、こうして着てみなければ考えもしないでしょう。

文殊楼です。前までは中に入ることができたようですが、今は入ることができません。趣きのあるたたずまいです。

大黒堂。三面大黒天に手を合わせました。一回のお詣りで、３人分の出世が叶うとか。

開運の鐘、鳴らしたかった！

思いがけなくも、４年に１度の行事と巡り合い、比叡山そばを食べ、しっかりお詣りしました。
タクシーでの帰り道、眼下の琵琶湖が美しかった。