2023/09/12 - 2023/09/27
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nisecuroroさん
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エジプトの遺跡観光を中心に、ジンバブエのビクトリアフォールズ、ボツワナのチョベ国立公園、南アフリカのケープタウンまで抜けるアフリカ縦断一人旅の旅行記です
長いので2分割して、この旅行記はエジプト編です。カイロ→ルクソール→アスワンへとナイル川沿いに南下してエジプト縦断しながら各遺跡を巡ります
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さて、まずは成田からアフリカの玄関口となるエジプトを目指します。
今回はエティハド航空でのアラビア経由でカイロに向かいます。 -
エティハドのラウンジはプレミアムラウンジとかいう共用ラウンジです。搭乗口に近いですが小さいです。
ここのラウンジのレポートは他の人も山ほど書いてるし、一つ一つのラウンジを詳しく紹介すると終わらないので詳細は割愛します。シャワー浴びて長距離フライトに備えます。 -
B787-9です。多分F1の特別塗装っぽい。
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コロナ期間中で旅行できずに貯まりに貯まったマイルの消化もこの旅の目的でもありビジネスクラスです。エティハド航空を選んだのは特典航空券が取りやすい中で比較的マシな会社を選んだという感じです。
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ウェルカムシャンパン
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機内食は凝ってはいるけど、正直美味しくないです。パンもパサパサだし、アラビア風の味付けも日本人には合わないと思います。
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アブダビ空港到着。海沿いの砂漠地帯とあってめっちゃ蒸し暑かったです。少しラウンジで時間を潰します。ここも詳細は割愛。
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アブダビ→エジプト行き
4時間くらいの路線なのでA320でシートも短距離向けのものですね -
カイロ空港到着。アライバルビザの購入に25USDが現金で必要なので、日本でUSDを多めに両替しておかないとダメです。
エジプトポンドも必要ですが、USDさえ持っておけば割とどこでも両替できますが日本円は殆ど扱ってくれません。
また入国審査がすごく並ぶという話をレポートしていた人が多いですが、新ターミナルも出来て現在はほぼ並ぶことは無かったです。 -
とりあえずUberを使うのにSIM必須なのでSIMを買います。vodacomでいいかと思ってましたがスタッフが離席中だったのでtelecomegyptとかいう現地会社で購入しました。価格忘れましたが安かったし快適に使えました。
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Uberを捕まえてギザのピラミッド付近に宿をとっているので移動します。
エジプトの空港はテロ対策で航空券を持たない人は近づけないように警備されており、Uberを拾うためにはTerminal2→Terminal3に徒歩移動して駐車場で捕まえる必要がありました。
この辺りの情報は調べれば出てくるので見ておくといいです。 -
ホテルに到着しましたが、まだ朝の7時くらいで当然チェックインできません。
荷物だけ預けたらスタッフの厚意で朝食バイキング食っていけと言われたのでありがたく頂きます。
この辺りのホテルはどこも屋上がレストランになっていてピラミッドの眺めが良い造りになっています。 -
ピラミッドは翌日見ようかなと思ってたんですが実物を見ちゃうと見に行きたくなってしまったので早速行きます。
ゲートでぼったくりラクダ乗り達の猛攻を受けます。ラクダも馬車も全員漏れなくボッタクってきます。
セキュリティスタッフだと言い張る連中も含めて全員ぼったくりです。
ぼったくられても記念なのでラクダに乗ってみたい人も居るとは思いますが、乗り心地は悪い上にぼったくりとの会話はメンタルも削られるのでお勧めはしません。 -
これは一番小さいメンカウラー王のピラミッドかな
入口のゲートからは結構遠いです -
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ここは後世にイスラム勢力が壊そうとした跡があることで有名です。
何てことをしてくれたんだという感じですが、このお陰でピラミッドの内部構造の研究が進んだという面もあるらしいです。 -
これが二番目にでかいカフラー王のかな、でも3つの中でトップ2が明らかにデカい。
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ラストの最大のクフ王ピラミッド
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ここは別売の高いチケットでピラミッド内部に入れます。入口までは無料で登ることもできます。人と比べると石のデカさが分かりますね
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登りやすいように階段を増築しちゃってますね
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上から見ると駐車場に観光バスとかが一杯見えます。私のように個人でUberで自力移動してくるのは少数で大半は団体ツアーで来る人です。
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内部への通路。これは盗掘用の穴で正式な通路ではないらしいですが、入りやすさでこちらが観光用に使われているのでしょう
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内部はかなり蒸し暑く、通路も急坂なので汗だくになります。狭すぎてすれ違うのも大変です。
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大回廊だけは高さがすごいです。ここ以外は中腰にならないといけないぐらい高さが無いです。
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素っ気ない玄室。隙間の無さとか平面の綺麗さを見ると2500年前の工事だとは思えませんね。
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またスフィンクスの横を通って帰ります。
スフィンクスも鼻がナポレオンの砲撃で潰されたとか、昔はヒゲのパーツがあったとか、秘密の空間があるんじゃないかとか世界ふしぎ発見で紹介されていたのを覚えています。 -
有名なピラミッドが見えるピザハットとケンタッキー
マジでゲートの真ん前にあります -
付近はこんな感じでホテルとお土産屋やツアー会社などが並んでいます。
アジア人が一人で歩こうものなら、あっという間にぼったくりに囲まれます。うざいです。
ただしテロ警戒でライフル持った軍人がいっぱい警備してるので、治安自体は悪くなく危険は無いです。ぼったくりも取り締まって欲しい。 -
完全な観光エリアでレストランも高くて不味そうな店しかないので、この日の晩飯はKFCです
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夕暮れのピラミッド
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夜はライトアップもあります
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光と音のショーなるものがやってるらしいのですが、これがそうなのかはよく分かりませんでした。
そんなことをツイートしてたら付近の日本人が「楽しみにしてたのにこれ・・・?」的な反応をしていましたw -
一泊2500円くらいだったかな?安いけどシャワーはお湯が出ませんでした
まあ気候が暑いので寒くて震えるようなことはないです -
翌朝、チェックアウトしてUberでカイロ考古学博物館に向かいます
信号は中心地に一つしかない割に大渋滞なので、道路事情はカオスすぎです。
徒歩で横断するのも命がけで自分はカイロで運転できる自信ありませんね -
考古学博物館。プチ情報ですが、大きい荷物は近くに荷物預かりの小屋があり、そこに預けるよう誘導されます。
預けるのは無料でした。預けると引き換えの番号札を渡されます。 -
さて、一つ一つ解説していると時間がかかりすぎるので雰囲気だけ感じ取ってくださいw
ざっと見て回るだけでも2時間はかかると思います。じっくり見ていくと半日はかかりそうです。 -
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ツタンカーメンコーナーだけは写真撮影厳禁です。
しかし棺にしても財宝にしても、ここだけは全てがレベルが違うのでおススメです -
出口のカフェでしがない飯を食って空港にUberで移動します
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国内線でカイロ→ルクソールに移動します。
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ルクソール空港からルクソール市内への移動はタクシーしかなく、全てのタクシーがぼったくりと言っていいです。
深夜に不快な交渉をしたくなかったのでbooking.comを通じてツアー会社の迎えを手配しておきスムーズに移動できました。 -
ルクソールは遺跡が多いので、ここで3泊します
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翌朝の朝食バイキングですが、メニューはカイロとほぼ同じでした。全般的に不味いですw
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頼めばスタッフがオムレツを焼いてくれるのもエジプトの全ホテル共通でした
具材の選択肢もどこも同じ。何故なんだ? -
徒歩でルクソール神殿に行きます。
団体ツアーでなく、個人で回る場合は徒歩orレンタサイクルorぼったくりタクシーの3択です。
私は徒歩で頑張りました -
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スフィンクス参道。数キロ離れたカルナック神殿まで続いています
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続いて炎天下を頑張って歩いてカルナック神殿まで移動。入口にでっかい模型があります。
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ルクソール市内最大の遺跡だけあって全部回るのは結構大変な広さです
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柱をよく見ると修復の跡が見えますね。元々は全体的にボロボロだったのを頑張ってパズルのように繋ぎ合わせてかなり復元したんでしょうね
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裏手には未修復のパーツがゴロゴロと転がっています。まだまだ修復完了には数十年はかかりそうです
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オベリスク
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裏手にはカフェがあります
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観光地価格でしょうが、雰囲気が良いのでお金を出してもいいかもしれません
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くっそ暑かったのでホテルに戻ってプールで涼みます。ナイル川に沈む夕日が綺麗でした
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晩飯はイタリアンレストランを見つけたのでそこにしました。
結局どこに国に行ってもイタリアンと中華は美味いんですよ
このトマトスープめっちゃ美味かった -
具沢山ピザ。これ日本で出しても覇権取れるくらい美味かった!
Pizza Roma-itというお店です。ルクソールに来た場合は是非!
https://www.tripadvisor.jp/Restaurant_Review-g294205-d1866431-Reviews-Pizza_Roma_it-Luxor_Nile_River_Valley.html -
さて、翌朝は川を渡って王家の谷へと向かいます。あの岩山地帯へと行きます。
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川を渡るのはすごく遠回りの橋をぼったくりタクシーで迂回するか、ぼったくり個人ボートに乗るか、公共フェリーで渡るかの3択です。
当然公共フェリーを選択してナイル川を渡ります。 -
操縦席が簡素すぎ問題
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川を渡ってから王家の谷までは数Kmあり、ゆるやかな岩山を登っていく必要があります。
ここは徒歩では流石に無理で、かといってぼったくりタクシーを使いたくもないのでレンタサイクルで頑張ることにします。
フェリー乗り場近辺で2件くらいは確認できました -
想像していたよりはずっとまともな自転車でした
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こうした道を自転車で走っているとアフリカに来たことを実感させてくれます
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途中はこんな感じの農地が広がっています
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ところどころ遺跡も点在しています
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最初に来たのはハトシェプスト女王葬祭殿
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色が結構残っていますね
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駐車場から徒歩数分歩かなければいけないので、ゴルフカートみたいなやつで送迎してくれますが、有料な上に追加でチップもせがんできます
欧米人がチップで揉めてるのを見て自分は徒歩を選びました
徒歩を選択したのは自分1人だけでしたが、本当に数分の距離なので歩きで全く問題無いです -
ここへのルートは大したことありませんでしたが、自転車でこんな坂を上る必要があり、砂漠の暑さで喉がすぐに乾くので駐車場でぼったくり価格のコーラを買ってしまいました
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続いて王家の谷。ここは登りが結構大変でしんどかった。
墓がたくさん密集してますが、ノーマルチケットだと、このうち3つを選択して入れます。
有名なツタンカーメンの墓などは高額な別チケットですが、事前情報ではショボいと聞いていたのでノーマルチケットだけとしました -
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まずは入口に一番近いラムセス4世の墓
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保存状態が素晴らしい
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かなり奥深いです
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続いてメルエンプタハの墓
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これは入らなかったけどツタンカーメンの墓の入口
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最後、ラムセス3世の墓
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これが一番でかかったかな
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帰りに寄ったセティ1世の葬祭殿。誰もおらず貸し切りだった
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これも全然世界遺産級だと思うんですけどね
団体ツアーバスのルートではないと考古学者ぐらいしか来ないんですかね -
また農地を自転車で頑張って走って帰る
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帰りのフェリー
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またプールで夕日を眺めつつ涼む。涼むというか日が暮れると寒くなってくる(プールに入るには寒い、という程度)
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ルクソールではPizza Roma-it以外で飯を食う選択肢は無い。
パスタ超美味い -
翌日からこれを食べれないと思うと悲しすぎてピザも食ってしまったw
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翌日ルクソールの駅まで商店街を歩きながら向かう。
魚屋だけど絶対にここの魚は食いたくないw -
チキンは生きたまま売るスタイル
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肉屋。ここの肉も出来れば食いたくない
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そんなこんなルクソール駅。見た目だけはご立派。
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エジプトの電車は日本の常識は何も通用しない。
チケットカウンターに行っても「外人は電車の中で買え」と言われチケットが買えない。
なのでノーチケットで乗って適当に空いてる席に座る。そしたら車掌なんだかどうかも分からん私服の謎のおっさんが巡回してきてチケットを売ってくる。
私服なので本物の車掌かどうか分からない上に、メモ用紙に謎のメモを書いたものをチケットだと言い張る。
怪しさ満点だけど、事前情報でそういうもんだと聞いていたので言われた通りに支払った -
最終目的地はアスワン市だが、途中エドフという田舎町に見たい遺跡があるので下車
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適当なトゥクトゥクを捕まえて値段交渉して乗る
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トゥクトゥクで10分ほど移動してホルス神殿に来た
これはエジプト王朝末期に作られてデカさと保存状態の良さで有名 -
ハヤブサの神ホルスを祭る神殿
ここに来るのはナイル川クルーズ船以外では個人で来るのは大変なのでマイナーな場所です。
詳しくは河江先生の解説動画が大変参考になります
https://www.youtube.com/watch?v=wUoxJxDZDno -
ホルスの妻のハトホルの神殿に船でお神輿をかついでいく祭事を表現したレリーフらしい
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ホルスは父オシリスを殺した叔父のセト神と地上の覇権を巡って争って勝ったというエピソードのレリーフ
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セト神はカバの神様なので上に乗ってるところを他の神々に戦勝報告してるらしいよ -
保存状態は良いけど顔などが潰されてるのは偶像崇拝を否定するイスラム教徒によるものらしい
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ナイロメーターといわれるナイル川が氾濫した時に水が入ってくるところ
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神殿の一番奥
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中庭より
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帰りは神殿付近にはトゥクトゥクは待機してないので、徒歩で住宅街をうろついて探す
アラビア語で駅という単語を伝えるのにスマホで翻訳を見せてコミュニケーションなので大変だった。
ちなみに行きは神殿の画像を見せたら神殿まで行ってくれた。
英語は何一つとして通じない -
いつ来るかも分からない電車を小一時間ほど待って、無事にアスワンまで移動できた
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駅前からマーケットという名のぼったくりストリートを歩いてホテルに向かう
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ホテルはセキュリティがしっかりしていて、景色もよく別世界
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夜に町を歩いたけど、ぼったくりと衛星的にやばそうな店しかなかったので、この日もケンタッキーで晩飯を済ませで就寝。
翌朝はアブシンベル神殿まで車で長距離移動です -
暗いうちからこんな砂漠の道を3時間ほど車で走って移動
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アブシンベル大神殿。ここはアスワンダム建築時に水没予定だったので解体して高台に移築したことで有名。
ユネスコ世界遺産という枠組みを作るきっかけになった遺跡なんだとか -
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よく見ると解体時に切断した跡が分かりますよね。
この切断のために専用のノコギリをスイスだかで開発したとかなんとか -
神殿内部
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神殿最奥のご神体
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横にある小神殿。王妃のためのものらしい
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アスワン湖。本来ならこの下に神殿が沈む予定だった。
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帰りも砂漠。ずっとこんな景色なんでサハラ砂漠ってやっぱでかいんだなと思った。
道中、フランス人のおっさんがウンコ我慢できなくなり砂漠のど真ん中で停車。
その際に紙は無いかと聞かれて反射的に無いと言ってしまったんだけど、日本からトイレットペーパーを持参して常備していることを思い出して渡したら死ぬほど感謝されたw -
そしてこのままアスワン市に戻るよりも途中の空港で降ろしてくれた方が都合が良かったので運転手と交渉したら途中下車させてくれることに。
しかし空港への分岐の曲がり角で降ろされてしまったので空港まで1‐2km歩くハメになり猛暑で死にかけてたら親切なイケメンが車に乗せてくれた!イケメンは心までイケメンらしいw -
アスワンからカイロに移動
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そのまま深夜便でエチオピア経由でジンバブエに向かいます。長くなったのでジンバブエ以降は次の旅行記に書きます
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旅行記グループ アフリカ縦断一人旅
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