プラサット・バッチュム

2023/10/27 - 2023/10/27

プラサット・バッチュム遺跡は10世紀中頃ラジェンドラヴァルマンニ世と言う王様の時代で作られた仏教の寺院で

す。同一基壇の上に東向きの3塔が並ぶ、3主堂式のレンガ造りの小さな遺跡だが、東には楼門、環濠貯水池がありま

した。開口部の補強材として砂岩が使われており、3つの塔それぞれに石に刻まれた碑文が残っています。中央には

日本の狛犬にも似た砂岩製の獅子像が残っています。

貯水池スラスランの南にあるこの遺跡は、長らく道が整備されず訪れることができまませんでしたが、1994年にフラ

ンス極東学院とアプサラ機構・文化遺跡局の協力によって道路整備が行われました。この道は古い道で、ベン・ メ

リアに続いていました。

この仏教寺院は東メボンを計画したのと同じ建築 家が造ったことがわかっている。比較的碑文が多く残るクメール

時代でも珍しく、名前のわかる 唯一の建築家であります。

エリア シェムリアップ(カンボジア)

3つの塔が東向きに建てられています。遺跡周辺は人が少ないため、単

独で訪れないほうがよいです。