2023/10/25 - 2023/10/25
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まりあさん
箱根をめざしたきっかけは、またまたケータイ国盗り合戦ゲームでした。
夏の陣が終わり、秋の陣が始まったのですが、箱根のラリック美術館が、レア地のスポットというのが、動機のきっかけでした。
もう一つは、原田マハさんの小説をだいぶ読み漁っていて、美術ミステリーを楽しむにつれ、ますます美術館好きに拍車がかかり、久しぶりに箱根のポーラ美術館に行きたいなぁ、という気持ちが、強くなってきていたことでした。
それで、ラリック美術館の近くに、フレンチを食べさせるホテルがあればいいけどなぁ・・・・・・・・
と検索したら、ビンゴっ、と出てきたのが、小田急、箱根ハイランドホテルでした。
そこで、エネルギーをもらって、行く計画を立てていったのでした。
箱根は、私の通訳ガイドのキャリアの前半の15年間は、グループを率いての東京から大阪への7-10日間ツアーで、必ず訪問する地であり、また、定期観光バスルートのサンライズツアーでもよく行くスポットで、ちゃんと数えてないけど、おそらく50回以上は訪問したと思います。(京都の二条城なら500回以上ですが)
でも、円高を記録した1995年以降は、「ガイドたちは、箱根の山を越えられない」なんて言われるようになったのですが、関東のガイドが箱根までの三日間を担当して、新幹線車内はガイド無しで、客だけで移動して、関西のガイドが、京都奈良を担当する、というスタイルが中心になり、ガイドの関東と関西の行き来は、お客の予算の激減で、消滅して行ったのでした。
そしてまた今は、通訳ガイドが足らないぐらいに、インバウンドが盛況になってますが、ふりかえると、円ドルレートに、ものすごく左右されるのが通訳ガイドの宿命でした。
キャリアの前半のツアーの95%以上が、大型観光バスを利用して、20-40名の団体を案内するもので、箱根経験のほぼすべてが、貸切バス利用でした。
今回、箱根へ新幹線で行き、フリーパスを利用して観光したのは、自分自身の旅としては、バリバリの初体験だったのですが、ふと、思い出したのは、円安から円高へと移行していった時期に、一度だけ、中南米からの団体さんを、フリーパスで、案内したことがありました。
急激な円高で、スペイン語圏のほとんどの国で、団体ツアーの20名ぐらいの人数を集客できなくなり、ツアーのほとんどが消滅しました。
そんな中、15名ぐらいの小さな団体だったと記憶してますが、人数が少なくても、なんとかツアーを催行しようと、予算を削って、削って、削っていたっら、貸切バスを使う費用が出ず、「フリーパスを使って、公共交通移動」となったようでした。
関西に住むガイドの私としてら、「フリーパスって、何なの???」という状態で、まだ仕事もたくさんあって、忙しい日々の中、「フリーパス」について調べて、新幹線と登山電車やケーブルカーやロープウェイで、箱根観光をしたのでした。
お客さんは、とっても楽しく優しい方々で、医師や弁護士という、いわばまあ富裕層の方々でしたので、その国のレートが悪かったために、お高いツアー費用を払っても、貸切バス代が出なかったのだったと思います。
次々に乗り物が変わる箱根のルートで、お客たちは、とても楽しそうに、いろんな乗り物を満喫して、「この次は何に乗るんだい。馬か、それとも自転車か」なんて、楽しそうにギャグを飛ばしてました(笑)。
あれから何十年もたち、今は、デジタルチケットのフリーパスを、スマホで買って、使いこなすのは、老いた私の頭には、強烈な脳トレでした。
おかげで、ハードに頭を使い倒して、帰宅して、今、身体は元気ですが、頭はぐったり疲れてます(笑)。
元々は、2泊3日で、フレンチとラリック美術館とポーラ美術館だけ行くつもりが、フリーパスは、数百円プラスすると、2日券、3日券を買えて、往復の小田原への交通費もすべて含まれる。
だんだん、予習を進めていって、思わず、延泊することにしました。
ハイランドホテルは、箱根物価で、ちょっとお高いのですが、最初の2泊は、2食付きで、ツインのシングルユースで一泊3万円。
探してみた、延泊の日は、「軽い朝食をお部屋で」という朝食のみのプランで、16000円ほどでした。
3泊目を予約してから、フリーパスを購入。
5400円で、芦ノ湖の遊覧船、ロープウェイ、登山バス、登山電車など、乗り放題。ロープウェイなど、一度乗るだけでも、2000円ぐらいするので、それらが乗り放題で、この値段はものすごくお得でした。
でも、いざ購入しようとすると、その5400円のチケットの選択肢がない。
もうここで、理解できずにウロウロしましたけど、神奈川鉄道割とかいう、割引が適用されていて、3800円ほどに値段が下がっているのでした。
デジタルチケットにのみ付与された割引のようでした。
ハイランドホテルは、登山鉄道の強羅駅から、登山バスで20分ほどなのですが、スーツケースを持って、路線バスはきつい。しかもオーバーツーリズムが問題になっている今、どの程度の混雑かが見えない。
それで、新宿駅からの、小田急ハイウェイバスを、事前に予約することで、バスタ新宿から、ハイランドホテルまで、指定席のバスで、直行で行く道を選びました。
所要2時間の予定が、渋滞気味で遅れて、2時間半。
そうやった、バスは遅れるんやった。
そして、帰る時は、スーツケースは宅配で送ることにして、ホテルの前のバス停から、小田原駅行きのバスに乗りました。
このバス、桃源台から出発して、ハイランドホテルまで20分、私が乗る時点で、6割の座席が埋まってましたが、そこから小田原駅まで、50分ほど、とりわけ、宮ノ下あたりから、乗客が増えてきて、とあるバス停で、20人ほどが乗り込んできて、もう通路もぎっしり。荷物台も満杯になり、スーツケースを持って通路に立つ人もぎっしりで、バスは、その後もヘアピンカーブの連続です。
幸い、最前列の座席に座れていたので、バス酔いもせずでしたが、さらに混んできたら、通路の外人が右や左に揺れるたびに、その人のでっかいリュックで、顔パンチを受けそうだなぁ、という恐怖がヒタヒタと膨らんでいきました。
と、その直後に、湯本駅、というアナウンスが聞こえたので、「そうだ、ここで、このバスから退避して、湯本駅からの登山電車に乗ろう」と即決して、逃げ出しました。
箱根の混雑、かなりです。
平日で、紅葉のピークよりは少し早く、ホテルの空き状況を見たら、10月末から11月初頭の、2週間は、平日でも満室になってました。
だから、やはり紅葉の時期の箱根は、道路の渋滞、バスや遊覧船の、鈴なり状態が予想されます。
若かりし頃の、元・職場の、「今」を旅して、懐かしく過去を振り返り、過ぎ去った時間を愛おしく思い起こし、「今」の箱根を実感して、盛りだくさんに楽しんできました。
撮った写真の数は、過去最高ぐらいに多かったので、心して取捨選択して、選り分けました。
何より、今月は、毎週毎週、最高の秋晴れに恵まれているので、やっぱり、天気という要素が何より大切で、天気さえ良ければ、秋は、どこに行っても、素晴らしい景色を楽しめます。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス 新幹線
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
バスタ新宿って、なんやねん、とツッコミました。
Bastaと書けば、スペイン語やイタリア語では、「もう十分」「やめてくれ」「もうええ」というイメージですが、これは単純に、バスターミナルの省略形なんですね。
そういえば、人生でもっとも縁が薄かったのが、高速バスとか、長距離バスの利用でした。
今回の印象、一応は、トイレ付きだったけど、やっぱり電車のほうがいいです。 -
誰よりも先に、予約したので、選び放題だったので、1Bの席を予約しました。
幸い、そう混まずに、最前列の2席を独占できました。
で、考えたら、最前列の席は、通訳ガイドの仕事では、ガイド席として利用していたので、こここそが、元・職場だったなぁと思いました。 -
この日は、夕方にホテルにチェックインして、ホテルの遊歩道を散歩したぐらい。
やはり、関西からの箱根は、けっこう遠いですね。 -
ホテルから、大涌谷の山肌が見えました
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夕食は、もう少しカジュアルで、かなりお安いプランもあったようでしたが、しっかりフレンチを楽しもうという魂胆で、フルコースを食べました。
さすがの箱根、美味しかったです。 -
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朝食は、かなり軽い目ですが、オムレツではなく、フレンチ・トーストを選択しました。ちょっと物足らない。
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1日目の芦ノ湖遊覧船。
フリーパスを利用するルートでは、桃源台からの遊覧船になり、海賊船というド派手な船になると、予習で知りました。
仕事で利用していたのは、この箱根園の駒ヶ岳ロープウェイを利用していたので、シンプルな白い船の方を使っていました。(山頂に見える四角いのが、ロープウェイの駅です) -
1日目は、予報が変わって、曇りがちの1日になりました。
空が白いので、湖の景色はイマイチ。
でも、富士山は、この日のほうがよく見えました。
箱根神社の鳥居と、富士山の頭がちょっぴり -
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やはり、秋でも、富士山のまわりは、すぐに雲がわいて、見えなくなるんですよね。
スペイン人観光客が日本に来るのはいつも夏で、夏に富士山が見える確率は、たったの5%。お客の失望がいつものパターンでした(笑)。 -
桃源台からのロープウェイ。
ここで一緒になった、フランス人の若いカップルと、何度も出会ったので、かなりおしゃべりしました。ほとんど英語で、ちょっぴりフランス語で。 -
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強羅駅から、小田原方面に行く登山電車で、一つ目の駅が、彫刻の森美術館。
天気は、翌日のほうが良さそうだったので、この日は美術館めぐりにしました。 -
一時期は、ツアーでも訪れていた、彫刻の森美術館。
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そして、お目当ての、ポーラ美術館。
展示は、そう魅力的でもなかったのですが、さすがのポーラ美術館。いい絵は、たくさんありました。
それに、最近の日本の美術館。写真撮影が「基本はOK」、作品により撮影不可で、不可と書かれた作品だけは、撮さないで、というスタンスになってきたようです。
インバウンドが増えて、やっと美術館の写真の可否が、「国際化」して、「ヨーロッパの基準に近づいた」ようです。
ここしばらく訪れた、3つぐらいの美術館で、このスタイルが取られていたので、これは、私には、とっても嬉しい、日本の変化、日本の「国際化」です。 -
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到着したのが、13時半ぐらいだったので、まずは腹ごしらえ。
なかなかおしゃれなレストランがあり、単品から、コース料理まで、しっかり食べられます。
夜はフレンチが待ってるので、私はパスタだけです。 -
シン・ジャパニーズという展示会で、残念ながら、日本の絵画なのですが、斬新で、インパクトのある絵画が集められていたので、楽しめました
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常設展は、数は少なかったですが、大好きな絵がたくさんありました
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周辺の散歩道も、秋の陽光が素敵です
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2日目の夕食。
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生魚が食べられない私ゆえ、少しメニューをアレンジしてくれました
大好きなホタテのお料理 -
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翌日は和朝食にしました。
人手不足か、スタッフ一人で、受付からお茶入れ、食事の運びまでされてたから、
「お運びのお手伝いしましょか」と言いたかったですが、私に持ってこられたお客が嫌がるでしょうから、グッと我慢して、忍耐で、お待ちしました(笑)。 -
2日目は、素晴らしい青空が広がりました。
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路線バスで、またまた最前列の席をゲット。
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仙石原のススキ
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前日の遊覧船、小学生の修学旅行生が押し寄せてきて、ものすごい混雑でした。インフルエンザ大流行の今、年寄りの私は、「子供が怖い」のです(笑)。
二日目の遊覧船は、往復で一千円を払って、特等室にチケットをゲットしました。
朝イチの便での特等席は、スペースリッチにゆっくり楽しめました
このチケット、乗船してからであっても、片道600円の差額で特別室に入れるようです。 -
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元箱根港から、箱根神社まで、Googleマップで、徒歩20分と出て、歩くことにしました。
たくさんの人が神社へ向かいます。境内の道と、湖そいの道があり、私は湖そいを歩きました。
と、前方に、すごい人だかりが見えました。
いったい何なのかしら????? -
神社の鳥居が、インスタ映えの撮影スポットのようで、40-50人が行列してました。
2割ぐらいが欧米人で、残りは、日本を含むアジア系。 -
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鳥居の下で、ポーズして撮影。
ひと組ずつ、みなさん、お行儀よく順番待ちされてました -
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帰りのバスも最前列ゲット
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この日は、ホテルの夕食はないのですが、ホテルから徒歩数分のところに、高級イタリアンを見つけていたので、一休で予約してました。
アルベルゴ・バンブーという店です。歴史もあるようです。 -
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オマール海老とチキンを選んで、7000円ほどのランチ。
邸宅風の建物の中での、リッチなランチでした。
この折も、4組のうち、私以外にも一人旅の女性がランチしてましたし、ホテルの夕食でも、30-50代ぐらいの女性が、3-4人、一人で夕食されてました。そのうちのお一人、若い女性は、ほんとうに美味しそうに、幸せそうに、フレンチを楽しまれていて、その表情を見ていると、私も幸せな気分にさせてもらえました。
さすがの関東、自立した女性が多いのか、一人で箱根に来て、一人旅を楽しまれているのだなあと、嬉しくなりました。 -
さっぱりしたチーズを、薄くスライスして、フレッシュのマッシュルームとのサラダ、美味しかったです。
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ゲームのスポットのラリック美術館。
1時間ごとに、GPSでスポットを取れるのですが、美術館には行かず、ゲームだけを楽しみました。 -
それより気になったのが、バスで何回か通りがかった、仙石原のススキでした。
みなさん、この遊歩道を歩かれてますが、行き止まりみたいで、人も多そうなので、私はパス。
道路沿いをウォーキングして、景色を楽しみました -
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最後に、ホテルから歩いてすぐの、箱根ガラスの森美術館に行きました。
なるほど、評判通りに、フォトジェニックな建物や風景がたくさんあり、撮影ごっこを楽しみました。
秋の夕暮れの光が清々しい景色をくれました -
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太陽の光線の具合で、ガラスが、いろんな色に光ります。
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小田原駅行きのバスで、わりと早くに小田原駅につけたので、1時間余りの時間を利用して、今まで、さんざん駅からの景色を見ていた、小田原城に、初めて出かけました
これは、駅からお城に行く道にある商業施設です -
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快晴の秋、お堀をはさんで、白く輝く城の建物が美しい
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さらに桜並木の葉っぱの紅葉も風情がありました
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小田原駅に着いて、箱根の旅も終わり。
箱根からのひかり号は、レールパス利用の外国人で満杯。おそらく、乗客の8-9割が、外国人ツーリストだったと思います。
隣席はフランスからの家族旅行で、私の横の若い兄ちゃんは、トンカツ弁当を食べて、ソースをご飯にもふりかけて、僕、こうするのが好きなんだ、と食べてました(笑)。
そやったそやった、欧米人は、白いご飯が苦手で、味噌汁や醤油やソースをかけて食べてましたわ。
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