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重慶を離れ、次は三峡ダムを見に行きます。僕はダム萌えな人間なので、ずっと以前からいつか行きたいと思っていました。でも、ここもネット上に観光情報が多くないので、どの様に行けばいいのか良く分かりません。とにかく現地ヘ行けばどうにかなるだろうと、ダムの近くに宿をとって、列車の予約を入れました。三峡ダムの観光の仕方を記録として残しておきます。<br /><br />フォートラベルの三峡ダムの扱いが、重慶の分類されているみたいなので、本当は湖北省宜昌ですが、エリアを重慶にしています。

三峡ダムを見に行く  重慶から上海への列車移動の途中で

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2023/10/18 - 2023/10/20

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翻天大叔さん

重慶を離れ、次は三峡ダムを見に行きます。僕はダム萌えな人間なので、ずっと以前からいつか行きたいと思っていました。でも、ここもネット上に観光情報が多くないので、どの様に行けばいいのか良く分かりません。とにかく現地ヘ行けばどうにかなるだろうと、ダムの近くに宿をとって、列車の予約を入れました。三峡ダムの観光の仕方を記録として残しておきます。

フォートラベルの三峡ダムの扱いが、重慶の分類されているみたいなので、本当は湖北省宜昌ですが、エリアを重慶にしています。

旅行の満足度
4.0
同行者
一人旅
交通手段
鉄道 高速・路線バス
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 今回も最初に行き方をまとめておきます。<br /><br />・宜昌東駅の横にある宜昌汽車客運中心站から、秭帰809便というバスで、三峡ダムのすぐ近くのバス停まで行ける。1時間程度、料金17元。<br />・三峡ダム観光は、観光客乗り換えセンター(遊客換乗中心)から、シャトルバスで巡る。35元。現金OK、パスポート必要。<br />・秭帰809便のバス停は、観光客乗り換えセンターから長江の方へ500mくらい歩いた長江沿いの道にある。<br />・乗り換えセンターの裏側の道路にも、216便(216路)というバスのバス停があって、これは宜昌市街北部の夜明珠公路客運站というバスターミナルと秭帰を行き来している。このバスでも三峡ダムにアプローチできる。<br />・半日あれば、歩きで見られる場所は全部回れる。<br /><br />です。<br /><br /><br /><br />重慶を離れ、次は三峡ダムを見に行きます。僕はダム萌えな人間なので、ずっと以前からいつか行きたいと思っていました。でも、ここもネット上に観光情報が少なくて、どの様に行けばいいのか良く分かりません。とにかく現地ヘ行けばどうにかなるだろうと、ダムの近くに宿をとって、列車の予約を入れました。僕は鉄分が少し多めなので、いろんな列車に乗りたくて、今回の一連の旅では、一等寝台(軟臥)、二等寝台(硬臥)、二等座席(硬座)、高鉄一等座席、高鉄二等座席と、いろいろ予約を入れています。<br /><br />今回の行程は、お昼頃に重慶から高鉄に乗って、夕方に三峡ダムの最寄り駅である湖北省の宜昌東駅に到着。そこからバスに三峡ダム周辺に行って、宿屋で一泊。朝から三峡ダムを見学して、夕方に宜昌東駅へ戻り、そこからまた高鉄で武漢に行って、武漢で寝台列車に乗り換えて翌朝上海へ、というスケジュールを考えていました。<br /><br />まず重慶から宜昌までは高鉄の一等座席です。成都から武漢に行く高速鉄道で、重慶北駅12:26発、宜昌東駅16:48着の4時間半の行程。列車出発の1時前に重慶北駅に到着。チケットとパスポートを見せて入場します。今はふつうネット予約で、eチケットなので、本来は紙のチケットはないはずです。僕は中国に到着した直後に上海南駅の窓口で実名認証をしてもらおうと思って(これが実は不必要で、しかも不可能な手続きでした)失敗し、eチケット情報が全て表示されなくなったので、かわりに紙のチケットを出してもらったという一悶着があったので、紙のチケットを使っているのです。<br /><br />入場直後に保安検査です。荷物をX線透視機に寝かせて置いて、ペットボトルを手に持って金属探知を受けます。ペットボトルの検査は場所ごとにいろいろですね。ペットボトル用の機械に置いて調べる方法、蓋を開けて係員さんが臭いを嗅ぐ方法、実際に自分で少し飲む方法、あるいはまったく調べず素通り。重慶北駅は、臭いを嗅いでいました。重慶では長距離列車でも地下鉄でも、ペットボトルの扱いが面倒なので、持ち込むペットボトルは必ず1本だけにして、保安検査後に買い増すようにしていました。上海は素通りでしたね。<br /><br />改札が始まる直前は、ずらっと人が並びますが、これは身分証を持ってる中国の人用の自動改札。係員がチェックする「人工通道」は一人も並んでません。なので外国人は改札が始まるとすぐに通過できます。ホームに出ると、大勢ずらっと人が並びました。

    今回も最初に行き方をまとめておきます。

    ・宜昌東駅の横にある宜昌汽車客運中心站から、秭帰809便というバスで、三峡ダムのすぐ近くのバス停まで行ける。1時間程度、料金17元。
    ・三峡ダム観光は、観光客乗り換えセンター(遊客換乗中心)から、シャトルバスで巡る。35元。現金OK、パスポート必要。
    ・秭帰809便のバス停は、観光客乗り換えセンターから長江の方へ500mくらい歩いた長江沿いの道にある。
    ・乗り換えセンターの裏側の道路にも、216便(216路)というバスのバス停があって、これは宜昌市街北部の夜明珠公路客運站というバスターミナルと秭帰を行き来している。このバスでも三峡ダムにアプローチできる。
    ・半日あれば、歩きで見られる場所は全部回れる。

    です。



    重慶を離れ、次は三峡ダムを見に行きます。僕はダム萌えな人間なので、ずっと以前からいつか行きたいと思っていました。でも、ここもネット上に観光情報が少なくて、どの様に行けばいいのか良く分かりません。とにかく現地ヘ行けばどうにかなるだろうと、ダムの近くに宿をとって、列車の予約を入れました。僕は鉄分が少し多めなので、いろんな列車に乗りたくて、今回の一連の旅では、一等寝台(軟臥)、二等寝台(硬臥)、二等座席(硬座)、高鉄一等座席、高鉄二等座席と、いろいろ予約を入れています。

    今回の行程は、お昼頃に重慶から高鉄に乗って、夕方に三峡ダムの最寄り駅である湖北省の宜昌東駅に到着。そこからバスに三峡ダム周辺に行って、宿屋で一泊。朝から三峡ダムを見学して、夕方に宜昌東駅へ戻り、そこからまた高鉄で武漢に行って、武漢で寝台列車に乗り換えて翌朝上海へ、というスケジュールを考えていました。

    まず重慶から宜昌までは高鉄の一等座席です。成都から武漢に行く高速鉄道で、重慶北駅12:26発、宜昌東駅16:48着の4時間半の行程。列車出発の1時前に重慶北駅に到着。チケットとパスポートを見せて入場します。今はふつうネット予約で、eチケットなので、本来は紙のチケットはないはずです。僕は中国に到着した直後に上海南駅の窓口で実名認証をしてもらおうと思って(これが実は不必要で、しかも不可能な手続きでした)失敗し、eチケット情報が全て表示されなくなったので、かわりに紙のチケットを出してもらったという一悶着があったので、紙のチケットを使っているのです。

    入場直後に保安検査です。荷物をX線透視機に寝かせて置いて、ペットボトルを手に持って金属探知を受けます。ペットボトルの検査は場所ごとにいろいろですね。ペットボトル用の機械に置いて調べる方法、蓋を開けて係員さんが臭いを嗅ぐ方法、実際に自分で少し飲む方法、あるいはまったく調べず素通り。重慶北駅は、臭いを嗅いでいました。重慶では長距離列車でも地下鉄でも、ペットボトルの扱いが面倒なので、持ち込むペットボトルは必ず1本だけにして、保安検査後に買い増すようにしていました。上海は素通りでしたね。

    改札が始まる直前は、ずらっと人が並びますが、これは身分証を持ってる中国の人用の自動改札。係員がチェックする「人工通道」は一人も並んでません。なので外国人は改札が始まるとすぐに通過できます。ホームに出ると、大勢ずらっと人が並びました。

    重慶北駅

  • 1枚目の写真を撮ったところから、振り返るとこんな感じで、突然人が居ません。自分の乗る1号車の場所なのですが、ほぼ人が居ません。かなり不安でしたが、本当にほぼ全ての人が2等座席だったようです。

    1枚目の写真を撮ったところから、振り返るとこんな感じで、突然人が居ません。自分の乗る1号車の場所なのですが、ほぼ人が居ません。かなり不安でしたが、本当にほぼ全ての人が2等座席だったようです。

  • では誰も1等座席に乗らないのかと言うとそうでもないようです。列車が到着すると、1号車からぞくぞくと人が降り続け、ようやく発車時刻間際にぎりぎり乗車できたくらいですから。成都から重慶は一等座席も満席だったのでしょう。重慶から先は数人しか乗っていない状況でした。車内販売のお姉さんがトレーにお弁当を乗せて売りに来ていました。

    では誰も1等座席に乗らないのかと言うとそうでもないようです。列車が到着すると、1号車からぞくぞくと人が降り続け、ようやく発車時刻間際にぎりぎり乗車できたくらいですから。成都から重慶は一等座席も満席だったのでしょう。重慶から先は数人しか乗っていない状況でした。車内販売のお姉さんがトレーにお弁当を乗せて売りに来ていました。

  • 重慶から宜昌では、列車は和諧号で高速鉄道の車輌のはずですが、通る路線は高鉄用路線ではなく快速用路線なので、200Km/Hまでで、300Km/Hは出してくれませんでした。ちょっと残念。揺れないし、乗り心地は良好です。ちなみに一等座席でもスマホの充電設備はありませんでした。二等座席との違いは座席のゆったりさだけみたいです。日本と違って車内販売が充実しているのは嬉しいです。<br /><br />重慶、宜昌、武漢、上海あたりの緯度だと、車窓から見える風景は、日本の風景とほとんど同じような感じですね。田舎なのに、高層マンションが多かったりとか、違いはあるのですが、緑豊かです。以前、銀川、太原、石家荘あたりの緯度を通る鉄道に乗った時は、黄土高原の一面の荒野で、時々ヤオトンのような独特な建築もあったりしましたが、このあたりの風景は、日本の山間を旅しているようでのどかです。

    重慶から宜昌では、列車は和諧号で高速鉄道の車輌のはずですが、通る路線は高鉄用路線ではなく快速用路線なので、200Km/Hまでで、300Km/Hは出してくれませんでした。ちょっと残念。揺れないし、乗り心地は良好です。ちなみに一等座席でもスマホの充電設備はありませんでした。二等座席との違いは座席のゆったりさだけみたいです。日本と違って車内販売が充実しているのは嬉しいです。

    重慶、宜昌、武漢、上海あたりの緯度だと、車窓から見える風景は、日本の風景とほとんど同じような感じですね。田舎なのに、高層マンションが多かったりとか、違いはあるのですが、緑豊かです。以前、銀川、太原、石家荘あたりの緯度を通る鉄道に乗った時は、黄土高原の一面の荒野で、時々ヤオトンのような独特な建築もあったりしましたが、このあたりの風景は、日本の山間を旅しているようでのどかです。

  • 宜昌東駅

  • 宜昌東駅に着き、駅を出ると左の方にバスターミナルがあるはずと思って見ると、少し離れた所に大きく「宜昌汽車客運中心站」の看板掲げた大きな建物がありました。

    宜昌東駅に着き、駅を出ると左の方にバスターミナルがあるはずと思って見ると、少し離れた所に大きく「宜昌汽車客運中心站」の看板掲げた大きな建物がありました。

    宜昌東駅

  • そこまで歩いて行き、建物の中に入るとチケット売り場があって、券売機と窓口があります。<br /><br />三峡ダムの北岸にある宿に予約をとってあるので、窓口で「三峡ダム乗り換えセンター付近に行きたい。」と伝えると、「身分証」と言われ、パスポートを提出。17元ですんなりチケットが買えました。チケットには「3912番のバス、三峡ダム乗り換えセンター、2番改札口、18:40発車」と書いてあります。窓口の人は、何か言ってすぐに行けというような素振りをしてましたが、何を言っているのか聞き取れなかったので、とりあえず待合ホールの様子を見に行こうと、すぐ横にあるエスカレータに乗りました。バス乗り場は3階にあります。

    そこまで歩いて行き、建物の中に入るとチケット売り場があって、券売機と窓口があります。

    三峡ダムの北岸にある宿に予約をとってあるので、窓口で「三峡ダム乗り換えセンター付近に行きたい。」と伝えると、「身分証」と言われ、パスポートを提出。17元ですんなりチケットが買えました。チケットには「3912番のバス、三峡ダム乗り換えセンター、2番改札口、18:40発車」と書いてあります。窓口の人は、何か言ってすぐに行けというような素振りをしてましたが、何を言っているのか聞き取れなかったので、とりあえず待合ホールの様子を見に行こうと、すぐ横にあるエスカレータに乗りました。バス乗り場は3階にあります。

  • バスターミナルも、鉄道と同じ様に、保安検査が有って待合ホールが有って、改札口があるのだな...と様子が分かって、バスの発車予定の表示板を見て確認すると、自分の乗るバスの番号は全く表示されません。不可解に思いながらも、まだ時間は十分あるのだろうと、1階に戻ってチケット売り場の横にあるケンタッキーに入り食事をしました。<br /><br />食事が終わって、3階へ上がり、保安検査を通って、待合ホールに入ります。2番改札の表示板を見ると「3912  流水  正在検票」との表示。発車予定時刻が流水?  その時の状況次第という意味かしら、今すぐという意味かしら。分からないまま、「正在検票」と書かれているのですぐ改札すると、目の前のバスにすぐ乗れとの指示。バスの表示板には「秭帰809」。飛行機のコードシェア便みたいに、ひとつのバスに複数の便名が割り当てられてるのだろうと思い、トランクを開けて荷物を押し込み、バスに乗り込みました。

    バスターミナルも、鉄道と同じ様に、保安検査が有って待合ホールが有って、改札口があるのだな...と様子が分かって、バスの発車予定の表示板を見て確認すると、自分の乗るバスの番号は全く表示されません。不可解に思いながらも、まだ時間は十分あるのだろうと、1階に戻ってチケット売り場の横にあるケンタッキーに入り食事をしました。

    食事が終わって、3階へ上がり、保安検査を通って、待合ホールに入ります。2番改札の表示板を見ると「3912 流水 正在検票」との表示。発車予定時刻が流水? その時の状況次第という意味かしら、今すぐという意味かしら。分からないまま、「正在検票」と書かれているのですぐ改札すると、目の前のバスにすぐ乗れとの指示。バスの表示板には「秭帰809」。飛行機のコードシェア便みたいに、ひとつのバスに複数の便名が割り当てられてるのだろうと思い、トランクを開けて荷物を押し込み、バスに乗り込みました。

  • 秭帰(ズーグイ)は三峡ダムの南岸の町です。百度地図で検索すると、809便は長江南側の翻壩高速を通って直接秭帰に行くように表示されます。なので、長江北岸にある三峡ダム乗り換えセンターまで本当に行くのだろうかと心配になりました。しかし百度地図で現在地を追っていくと、現在は北岸の三峡大道・三峡専用公路を通るルートに変更されて、三峡ダムのすぐ下流の橋を渡って南岸の秭帰へ行くみたいです。<br /><br />夜になって真っ暗になった中を1時間ほどバスにのって、三峡ダム乗り換えセンターのバス停でひとり降ろされました。バス停があるだけで他には何もありません。人も居ません。よく見ればバス停にはバス停名も表示されてません。とても不安な感じです。

    秭帰(ズーグイ)は三峡ダムの南岸の町です。百度地図で検索すると、809便は長江南側の翻壩高速を通って直接秭帰に行くように表示されます。なので、長江北岸にある三峡ダム乗り換えセンターまで本当に行くのだろうかと心配になりました。しかし百度地図で現在地を追っていくと、現在は北岸の三峡大道・三峡専用公路を通るルートに変更されて、三峡ダムのすぐ下流の橋を渡って南岸の秭帰へ行くみたいです。

    夜になって真っ暗になった中を1時間ほどバスにのって、三峡ダム乗り換えセンターのバス停でひとり降ろされました。バス停があるだけで他には何もありません。人も居ません。よく見ればバス停にはバス停名も表示されてません。とても不安な感じです。

  • バス停の目の前は長江の川岸の公園です。対岸の旅館街の灯りや橋の照明で、夜景が綺麗ですが、人も居なくて寂しいです。ここから宿までは2Kmくらい。中国語が堪能なら、宿に電話して迎えに来てもらいますが、そこまで話せる能力はありません。DiDiでタクシー探してみると、付近にはタクシーも居ません。そこでDiDiで一般の自家用車まで検索範囲を広げると、すぐに1台来てくれました。2Kmくらいで8元くらいでした。すごく安い。<br /><br />この日は、この付近の客棧という種類の宿屋さんに一泊しました。

    バス停の目の前は長江の川岸の公園です。対岸の旅館街の灯りや橋の照明で、夜景が綺麗ですが、人も居なくて寂しいです。ここから宿までは2Kmくらい。中国語が堪能なら、宿に電話して迎えに来てもらいますが、そこまで話せる能力はありません。DiDiでタクシー探してみると、付近にはタクシーも居ません。そこでDiDiで一般の自家用車まで検索範囲を広げると、すぐに1台来てくれました。2Kmくらいで8元くらいでした。すごく安い。

    この日は、この付近の客棧という種類の宿屋さんに一泊しました。

  • よく朝は、宿の人に観光客乗り換えセンター(遊客換乗中心)まで送ってもらいました。送迎料金は20元でした。乗り換えセンターは、百度地図などの案内では、8時から開いているようです。宿屋のお姉さんは8時半からだと言っていました。<br /><br />センターの建物に入ると、左側に窓口、右側に2階へ上がる入口があります。ほとんどの中国の人は、携程旅行(Trip.comの中国国内向け版)というトラベルアプリなどで事前予約して料金を前払いしているので、窓口にはほとんど人は居ません。窓口でパスポート出すと、バスに乗るか乗らないかを尋ねられます。乗ると回答すると、料金は35元だと言われます。三峡ダムは、偉大な建造物として中国の誇りですから、人々に多く見てもらうため入場料は無料です。35元はシャトルバス(観光車)の料金です。歩いて行くなら無料ですが、歩きたい距離ではありません。以前のネット情報では、外国人に対して200元くらいの入場料が必要との記載があったので、窓口の人に外国人も無料かと確認すると、現在は無料だとのことでした。いきなり窓口にパスポートと35元を出せば、すぐチケットを渡してくれるでしょう。現金もOKです。

    よく朝は、宿の人に観光客乗り換えセンター(遊客換乗中心)まで送ってもらいました。送迎料金は20元でした。乗り換えセンターは、百度地図などの案内では、8時から開いているようです。宿屋のお姉さんは8時半からだと言っていました。

    センターの建物に入ると、左側に窓口、右側に2階へ上がる入口があります。ほとんどの中国の人は、携程旅行(Trip.comの中国国内向け版)というトラベルアプリなどで事前予約して料金を前払いしているので、窓口にはほとんど人は居ません。窓口でパスポート出すと、バスに乗るか乗らないかを尋ねられます。乗ると回答すると、料金は35元だと言われます。三峡ダムは、偉大な建造物として中国の誇りですから、人々に多く見てもらうため入場料は無料です。35元はシャトルバス(観光車)の料金です。歩いて行くなら無料ですが、歩きたい距離ではありません。以前のネット情報では、外国人に対して200元くらいの入場料が必要との記載があったので、窓口の人に外国人も無料かと確認すると、現在は無料だとのことでした。いきなり窓口にパスポートと35元を出せば、すぐチケットを渡してくれるでしょう。現金もOKです。

  • 2階へ上がると、左に保安検査、右に手荷物預かり所とコインロッカーがあります。

    2階へ上がると、左に保安検査、右に手荷物預かり所とコインロッカーがあります。

  • 右に行って、荷物を預けます。コインロッカーは微信が必須ですが、高機能です。ロッカーの反対側にも通路があり、ロッカーの扉は両側に着いていて、こちら側から荷物を入れて預け、向こう側(出口側)で受け取ります。コインロッカーは無料ですが、10元のデポジットを取られ、後で返却されます。人が対応してくれる手荷物預かり所も併設されているので、微信無くても大丈夫な様子です。

    右に行って、荷物を預けます。コインロッカーは微信が必須ですが、高機能です。ロッカーの反対側にも通路があり、ロッカーの扉は両側に着いていて、こちら側から荷物を入れて預け、向こう側(出口側)で受け取ります。コインロッカーは無料ですが、10元のデポジットを取られ、後で返却されます。人が対応してくれる手荷物預かり所も併設されているので、微信無くても大丈夫な様子です。

  • シャトルバス乗り場の入口の保安検査場です。実はコインロッカーに荷物を預けに行く直前は、ここは黒山の人だかりで、シャトルバスに乗るのにすごく待つのかなと覚悟しましたが、コインロッカーに荷物を預けた5分ほどの間に全て捌けていて、がらがらになっていました。

    シャトルバス乗り場の入口の保安検査場です。実はコインロッカーに荷物を預けに行く直前は、ここは黒山の人だかりで、シャトルバスに乗るのにすごく待つのかなと覚悟しましたが、コインロッカーに荷物を預けた5分ほどの間に全て捌けていて、がらがらになっていました。

  • 保安検査を抜けて、実際にバスに乗る出口です。<br /><br />入場してしまえば、後は出てくるまで人の流れに乗っていればOKです。途中には検問はありません。観光バスや自家用車、路線バスから観光車と呼ばれるシャトルバスに乗り換える場所なので、乗り換えセンター(遊客換乗中心)と呼ばれます。自由に見て回れますが、場所の移動の順序は固定されています。<br />乗り換えセンター(遊客換乗中心) → バス → 壇子嶺俯瞰展望台 → 閘門展望台 → 185景区展望台 → バス → 截流記念公園 → バス → 乗り換えセンター。

    保安検査を抜けて、実際にバスに乗る出口です。

    入場してしまえば、後は出てくるまで人の流れに乗っていればOKです。途中には検問はありません。観光バスや自家用車、路線バスから観光車と呼ばれるシャトルバスに乗り換える場所なので、乗り換えセンター(遊客換乗中心)と呼ばれます。自由に見て回れますが、場所の移動の順序は固定されています。
    乗り換えセンター(遊客換乗中心) → バス → 壇子嶺俯瞰展望台 → 閘門展望台 → 185景区展望台 → バス → 截流記念公園 → バス → 乗り換えセンター。

  • バスに乗って壇子嶺俯瞰展望台に行く途中に、一瞬ですが閘門の正面を通ります。閘門を真正面から見られるのは、このバスの一瞬の風景だけです。壇子嶺へ行くバスではバスの右側に、截流記念公園へ向かうバスではバスの左側に座ると見られます。

    バスに乗って壇子嶺俯瞰展望台に行く途中に、一瞬ですが閘門の正面を通ります。閘門を真正面から見られるのは、このバスの一瞬の風景だけです。壇子嶺へ行くバスではバスの右側に、截流記念公園へ向かうバスではバスの左側に座ると見られます。

  • バスで降りた正面には、三峡ダムの大きな模型がある建屋があり、その右側に屋外エスカレータで登っていく高台が壇子嶺です。壇子嶺というのは、展望台のある高台の名前で、伏せた瓶(壇子)の形の展望台の形から名付けられたそうです。ここから遠景の三峡ダムと閘門を眺めます。<br /><br />ここにあった案内板で知ったのですが、三峡ダムは、国家AAAAA級観光地区なんですね。だから自由に写真が撮れるんですね。中国だとダムも軍事禁区や飛行機のように、写真を撮ると罰せられるという話を聞いたことがあったので、三峡ダムの写真を自由に撮ってもよいものか心配していました。

    バスで降りた正面には、三峡ダムの大きな模型がある建屋があり、その右側に屋外エスカレータで登っていく高台が壇子嶺です。壇子嶺というのは、展望台のある高台の名前で、伏せた瓶(壇子)の形の展望台の形から名付けられたそうです。ここから遠景の三峡ダムと閘門を眺めます。

    ここにあった案内板で知ったのですが、三峡ダムは、国家AAAAA級観光地区なんですね。だから自由に写真が撮れるんですね。中国だとダムも軍事禁区や飛行機のように、写真を撮ると罰せられるという話を聞いたことがあったので、三峡ダムの写真を自由に撮ってもよいものか心配していました。

  • 壇子嶺のほうの写真です。国旗が掲げられ、「大国重器我自豪」とか書かれています。三峡ダムのような国家規模の高技術や困難克服での成果を大国重器と表現するんですね。

    壇子嶺のほうの写真です。国旗が掲げられ、「大国重器我自豪」とか書かれています。三峡ダムのような国家規模の高技術や困難克服での成果を大国重器と表現するんですね。

  • ここで上空を見ると、たくさんの送電線群が見えます。<br /><br />三峡ダムは、世界最大の水力発電所で、最大出力2250万キロワットの電力を出荷できるそうです。だいたい原発1機で100万~150万キロワットですから、原発15~20機分くらいですかね。ものすごい規模です。水力発電所の規模もすごいですが、長江自体の持つエネルギーの大きさにも感動します。<br /><br />日本で原発から出てくる電線を見てると、鉄塔1本にぶら下がった6本の電線とか、鉄塔2本にぶら下がった12本の電線でした。ここは、鉄塔4本を使って、24本の電線で送電しています。実は、対岸にも6本の鉄塔が建っているみたいです。合計10系統の送電網で送電しているんですね。

    ここで上空を見ると、たくさんの送電線群が見えます。

    三峡ダムは、世界最大の水力発電所で、最大出力2250万キロワットの電力を出荷できるそうです。だいたい原発1機で100万~150万キロワットですから、原発15~20機分くらいですかね。ものすごい規模です。水力発電所の規模もすごいですが、長江自体の持つエネルギーの大きさにも感動します。

    日本で原発から出てくる電線を見てると、鉄塔1本にぶら下がった6本の電線とか、鉄塔2本にぶら下がった12本の電線でした。ここは、鉄塔4本を使って、24本の電線で送電しています。実は、対岸にも6本の鉄塔が建っているみたいです。合計10系統の送電網で送電しているんですね。

  • 壇子嶺の頂上です。木曜日の午前中で、小雨も降っていますが、このくらいの混み具合です。きっと空いているほうなんだと思います。

    壇子嶺の頂上です。木曜日の午前中で、小雨も降っていますが、このくらいの混み具合です。きっと空いているほうなんだと思います。

  • 壇子嶺の頂上から見た三峡ダムの堤体です。大きすぎて、遠くにかすんでしまっています。

    壇子嶺の頂上から見た三峡ダムの堤体です。大きすぎて、遠くにかすんでしまっています。

  • 反対側には閘門。

    反対側には閘門。

  • 壇子嶺から、なだらかな下り坂を下っていくと、閘門の展望台を経て、185景区へ行けます。

    壇子嶺から、なだらかな下り坂を下っていくと、閘門の展望台を経て、185景区へ行けます。

  • 閘門が閉じたり開いたりするのを見たかったのですが、その工程はとても時間がかかるようで、しばらく見ていても動きはありませんでした。

    閘門が閉じたり開いたりするのを見たかったのですが、その工程はとても時間がかかるようで、しばらく見ていても動きはありませんでした。

  • 185景区は公園になっていて、ある程度広いので、有料の電動カートがあります。10元です。でも大した距離じゃないし、歩けば閘門のクレーンや、ダム湖などゆっくりと見られるので、乗る価値はあまり高くないと思います。歩いて行けば、ダム湖の上流のほうをゆっくり観望することができます。<br />185景区の名前の由来は、ダムの高さが185mというところから来ています。<br />

    185景区は公園になっていて、ある程度広いので、有料の電動カートがあります。10元です。でも大した距離じゃないし、歩けば閘門のクレーンや、ダム湖などゆっくりと見られるので、乗る価値はあまり高くないと思います。歩いて行けば、ダム湖の上流のほうをゆっくり観望することができます。
    185景区の名前の由来は、ダムの高さが185mというところから来ています。

  • ダム湖の上流のほうの風景です。写真に写っていませんが、対岸には秭帰(ズーグイ)の街並みが見えます。

    ダム湖の上流のほうの風景です。写真に写っていませんが、対岸には秭帰(ズーグイ)の街並みが見えます。

  • ダムの堤体が見えてきました。

    ダムの堤体が見えてきました。

  • 堤体のダム湖側です。手前に見える構造物は、小型船舶の昇降機(昇船機)です。船舶昇降機としては、高低差世界一だそうです。<br /><br />船に乗って船舶昇降機を体験するツアーも組まれていて、宜昌市街や、ダムのすぐ上流から船が出ているようです。

    堤体のダム湖側です。手前に見える構造物は、小型船舶の昇降機(昇船機)です。船舶昇降機としては、高低差世界一だそうです。

    船に乗って船舶昇降機を体験するツアーも組まれていて、宜昌市街や、ダムのすぐ上流から船が出ているようです。

    三峡ダム 建造物

  • 堤体に最も近づいた場所から撮った写真です。堤体の下流側は185景区からは見えません。

    堤体に最も近づいた場所から撮った写真です。堤体の下流側は185景区からは見えません。

    三峡ダム 建造物

  • 堤体の正面は、やや遠景ですが截流記念公園から見ます。截流とは堰き止めるという意味ですね。

    堤体の正面は、やや遠景ですが截流記念公園から見ます。截流とは堰き止めるという意味ですね。

  • 工事に使った大きな建機も展示されています。

    工事に使った大きな建機も展示されています。

  • やや遠景からみた堤体です。やや遠景とは言っても、ダムそのものが巨大なので、横幅は写真に納まりません。あまりに大きくて、ちょっと大きさの感覚が麻痺してしまいます。水面から堤頂まで100mの高さがあるはずですが、あまり高さを感じません。<br />

    やや遠景からみた堤体です。やや遠景とは言っても、ダムそのものが巨大なので、横幅は写真に納まりません。あまりに大きくて、ちょっと大きさの感覚が麻痺してしまいます。水面から堤頂まで100mの高さがあるはずですが、あまり高さを感じません。

  • 中央の洪水吐き部分です。この両側の部分が水力発電所です。水力発電所は左側の山の地下にもあるそうです。

    中央の洪水吐き部分です。この両側の部分が水力発電所です。水力発電所は左側の山の地下にもあるそうです。

  • 截流記念公園内に、三峡行程体験館という建物があります。球面スクリーンに映した全視界映像で、三峡ダムの周囲を飛び回るというものです。ちょっと酔いますがけっこう楽しめます。でも5分くらいの短いもので、料金30元の価値は無いように思います。30元くらい無駄にしてもいいや、くらいの気持ちがあれば、ぜひ見ていってください。

    截流記念公園内に、三峡行程体験館という建物があります。球面スクリーンに映した全視界映像で、三峡ダムの周囲を飛び回るというものです。ちょっと酔いますがけっこう楽しめます。でも5分くらいの短いもので、料金30元の価値は無いように思います。30元くらい無駄にしてもいいや、くらいの気持ちがあれば、ぜひ見ていってください。

  • 公園の目の前の長江です。これだけの大河ですが、水面を見ていると歩く程度の速度で流れているのが分かります。重慶で見た長江は、大河のくせにちゃらちゃらと水が流れる音もしていました。長江の水の勢いが分かります。よくこんな大河にダムを作ったものだと感心します。

    公園の目の前の長江です。これだけの大河ですが、水面を見ていると歩く程度の速度で流れているのが分かります。重慶で見た長江は、大河のくせにちゃらちゃらと水が流れる音もしていました。長江の水の勢いが分かります。よくこんな大河にダムを作ったものだと感心します。

  • 截流記念公園からシャトルバスに乗って、乗り換えセンターに戻りました。朝9時に入場して、かなりのんびり見学して、出てきたのは13時でした。

    截流記念公園からシャトルバスに乗って、乗り換えセンターに戻りました。朝9時に入場して、かなりのんびり見学して、出てきたのは13時でした。

  • バスを降りると目の前が手荷物預かり所の受け取り口です。預けてない人は、そのままエスカレーターを降りれば出口です。<br />写真のコインロッカーの、向こう側の壁に穴が開いていて通路になっているのが分かるでしょうか。その通路が荷物を預ける時に入った通路です。コインロッカーの向こう側の扉を開けて荷物を押し込み、こちら側の扉を開けて取り出すという仕組みです。

    バスを降りると目の前が手荷物預かり所の受け取り口です。預けてない人は、そのままエスカレーターを降りれば出口です。
    写真のコインロッカーの、向こう側の壁に穴が開いていて通路になっているのが分かるでしょうか。その通路が荷物を預ける時に入った通路です。コインロッカーの向こう側の扉を開けて荷物を押し込み、こちら側の扉を開けて取り出すという仕組みです。

  • 乗り換えセンターの前には、食事どころがいっぱいありますが、どの店もほぼ同じような感じです。この辺りは、長江で漁れる魚料理が名物なのでしょうが、一人旅の身では食べきれません。<br /><br />三峡ダムから宜昌東駅までの帰り道のバスですが、付近には全く案内がありません。あるのは、216路便というバスの案内だけです。店の人に聞いても216路便のバスのことばかりを教えてくれます。216路便のバスは、宜昌の町の北側にある夜明珠という地区のバスターミナルまでのバスで、そこからさらに駅まで乗り換えが心要になってしまいます。ので、できればパス。昨日乗った秭帰809便に乗りたい。<br /><br />結局、バスが本当に来るかどうかの保証もないまま、昨日降ろされたバス停の道路の反対側のバス停に歩いて行ってみることにしました。ここで注意。乗り換えセンターの前には大きな駐車場があるのですが、駐車場を突っ切れば近いだろうと思って行くと、柵に覆われていて駐車場からは出られません。駐車場に入らず、道路に沿ってバス停へ行ってください。距離にして500mくらいかしら。乗り換えセンターを出て左に歩いて、最初の交差点を長江の方に右に曲がって長江に出たところがバス停のあるはずの場所です。長江沿いの広い道路には、交差点をはさんで両側に立派なバス停らしき建造物が立ってます......が、バス停名も時刻表も行き先便名も、全く書いていません。この建造物は、本当にバス停なのかどうかすら怪しくなります。自分の他にも5人くらい人が居て、にぎやかに話をしていました。<br /><br />待っていると、果たしてバスが来ました。バスのフロントガラスのところに大きく809と掲げてあります。乗り込む時に、自分でトランクを開けて大きな荷物を放り込み、バスの入口で微信支付で支払います。自分の微信支付は、何か不調でこの時もうまく行かず現金でした。17元。行きはパスポートチェックをし、荷物の保安検査をするのに、帰りは両方ノーチェックです。けっこう穴だらけです。<br /><br />行きは真っ暗で分からなかったのですが、長江沿いの風景は、切り立った崖が多く、ずっと絶景です。1時間ほどで、宜昌汽車客運中心站まで戻って来られました。15時前くらいでした。

    乗り換えセンターの前には、食事どころがいっぱいありますが、どの店もほぼ同じような感じです。この辺りは、長江で漁れる魚料理が名物なのでしょうが、一人旅の身では食べきれません。

    三峡ダムから宜昌東駅までの帰り道のバスですが、付近には全く案内がありません。あるのは、216路便というバスの案内だけです。店の人に聞いても216路便のバスのことばかりを教えてくれます。216路便のバスは、宜昌の町の北側にある夜明珠という地区のバスターミナルまでのバスで、そこからさらに駅まで乗り換えが心要になってしまいます。ので、できればパス。昨日乗った秭帰809便に乗りたい。

    結局、バスが本当に来るかどうかの保証もないまま、昨日降ろされたバス停の道路の反対側のバス停に歩いて行ってみることにしました。ここで注意。乗り換えセンターの前には大きな駐車場があるのですが、駐車場を突っ切れば近いだろうと思って行くと、柵に覆われていて駐車場からは出られません。駐車場に入らず、道路に沿ってバス停へ行ってください。距離にして500mくらいかしら。乗り換えセンターを出て左に歩いて、最初の交差点を長江の方に右に曲がって長江に出たところがバス停のあるはずの場所です。長江沿いの広い道路には、交差点をはさんで両側に立派なバス停らしき建造物が立ってます......が、バス停名も時刻表も行き先便名も、全く書いていません。この建造物は、本当にバス停なのかどうかすら怪しくなります。自分の他にも5人くらい人が居て、にぎやかに話をしていました。

    待っていると、果たしてバスが来ました。バスのフロントガラスのところに大きく809と掲げてあります。乗り込む時に、自分でトランクを開けて大きな荷物を放り込み、バスの入口で微信支付で支払います。自分の微信支付は、何か不調でこの時もうまく行かず現金でした。17元。行きはパスポートチェックをし、荷物の保安検査をするのに、帰りは両方ノーチェックです。けっこう穴だらけです。

    行きは真っ暗で分からなかったのですが、長江沿いの風景は、切り立った崖が多く、ずっと絶景です。1時間ほどで、宜昌汽車客運中心站まで戻って来られました。15時前くらいでした。

  • 宜昌東駅で高鉄に乗って、武漢の漢口駅まで来ました。上海行きの夜行列車は、少し離れた武昌駅から出るので、武漢地下鉄で移動です。ホームから出て行く和諧号を見送りました。

    宜昌東駅で高鉄に乗って、武漢の漢口駅まで来ました。上海行きの夜行列車は、少し離れた武昌駅から出るので、武漢地下鉄で移動です。ホームから出て行く和諧号を見送りました。

    漢口駅

  • 武漢の地下鉄は、何か、日本の様に案内が親切で、迷うことなく、移動することが出来ました。何か上海や重慶よりも、綺麗で親切な雰囲気です。

    武漢の地下鉄は、何か、日本の様に案内が親切で、迷うことなく、移動することが出来ました。何か上海や重慶よりも、綺麗で親切な雰囲気です。

    武昌駅

  • 夜の武昌駅です。

    夜の武昌駅です。

    武昌駅

  • 夜の22時だというのに、武昌駅の中は人でごった返しています。朝のラッシュかと思うくらいです。

    夜の22時だというのに、武昌駅の中は人でごった返しています。朝のラッシュかと思うくらいです。

  • 上海行きの直達特快(Z系列)の緑皮車です。この2等寝台を予約しました。

    上海行きの直達特快(Z系列)の緑皮車です。この2等寝台を予約しました。

  • 初めて2等寝台(硬臥)を使いましたが、写真で見て知っていたのと異なり、ちょっと高級でした。3段ベッドというのは同じですが、6人ごとコンパートメント構造になっていて、また、通路の上は、網棚でなく天井になってます。ふつうの快速(K系列)の硬臥より、直達特快(Z系列)の硬臥の方が快適装備なのかもしれません。<br /><br />ここで寝ながら、列車は走っていくのですが、直達特快(Z系列)は160Km/Hで爆走します。走る振動を感じながら、こんな軽くて華奢な客車が160Km/Hに耐えられるのかすごく心配になります。この客車で160Km/Hはけっこう怖いです。

    初めて2等寝台(硬臥)を使いましたが、写真で見て知っていたのと異なり、ちょっと高級でした。3段ベッドというのは同じですが、6人ごとコンパートメント構造になっていて、また、通路の上は、網棚でなく天井になってます。ふつうの快速(K系列)の硬臥より、直達特快(Z系列)の硬臥の方が快適装備なのかもしれません。

    ここで寝ながら、列車は走っていくのですが、直達特快(Z系列)は160Km/Hで爆走します。走る振動を感じながら、こんな軽くて華奢な客車が160Km/Hに耐えられるのかすごく心配になります。この客車で160Km/Hはけっこう怖いです。

  • 明け方の通路の様子。

    明け方の通路の様子。

  • トイレはこんな感じ。1等寝台は、洋式でした。

    トイレはこんな感じ。1等寝台は、洋式でした。

  • 1等寝台同様に、2等寝台にもお湯が出てくる場所もあります。熱湯なので、カップ麺も作れます。

    1等寝台同様に、2等寝台にもお湯が出てくる場所もあります。熱湯なので、カップ麺も作れます。

  • 洗面所もありました。

    洗面所もありました。

  • かくして、朝7:45、定刻通り上海南駅に到着しました。<br /><br />2等寝台は、1等寝台と異なり、コンセントがどこにもありません。なのでスマホの充電が出来ません。上海に着く頃には、スマホの電池がだんだん危うくなってきました。でも上海くらいの都市では、シェアモバイルバッテリ(共享充電宝)が街中に溢れているので、全く困りません。結局自分も上海に着いてからシェアモバイルバッテリのお世話になりました。

    かくして、朝7:45、定刻通り上海南駅に到着しました。

    2等寝台は、1等寝台と異なり、コンセントがどこにもありません。なのでスマホの充電が出来ません。上海に着く頃には、スマホの電池がだんだん危うくなってきました。でも上海くらいの都市では、シェアモバイルバッテリ(共享充電宝)が街中に溢れているので、全く困りません。結局自分も上海に着いてからシェアモバイルバッテリのお世話になりました。

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