５０年ぶりの秘仏ご本尊特別ご開帳の瓦屋禅寺

2023/10/26 - 2023/10/26

６月に特別ご開帳の石馬寺にお参りする際、その場所を地図で確認していると、近くに瓦屋禅寺というお寺があるのを見つけました。（ ７０年ぶりの秘仏ご本尊御開帳・石馬寺（いしばじ） https://4travel.jp/travelogue/11835975 ）
おもしろい名前の寺だなと、瓦屋禅寺を調べていると、１０月１日～１２月３日の間、５０年ぶりにご本尊が特別公開されることがわかりました。
これは、お参りしなければと、滋賀に出かけることにしました。
今、近江の聖徳太子の足跡をめぐるイベントが行われていて、両寺の特別公開はそのイベントとコラボしているようです。
瓦屋禅寺は、雰囲気のある名刹で、特別公開のご本尊もすばらしい仏さまです。
天気もよく、過ごしやすい気候で、良い時間を過ごすことができました。

【写真は、瓦屋禅寺の本堂です】

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

駐車場から石段をあがって、テントの受付で拝観料を払います。
その向かいには、補陀落庭園があります。

そこにはカラフルなお不動さまが。
ちょっとかわいい。

歩いていくと右側に焔魔堂があります。

斜め左上は、経堂があります。

目の前には般若岩が。
そこから一本、楓が生えています。

上を見ればもう色づき始めています。

さらに歩いていくと庫裡があります。
その前からは絶景が広がります。

庫裡に入ると、で～んとダルマさんが目を光らせています。
庫裡で、お線香とお盆を購入しました。

庫裡を出たところで本堂をパチリ。
右の建物が庫裡です。

そこにトンボを発見。

もと来た方へ戻って、本堂を撮ります。
正面へはどうやって。

少し戻って、右に上る石段を上がって、右の方へ行けば、本堂の正面へ。
屋根は見事なヨシ葺きです。
琵琶湖のヨシでしょうね。

本堂に上がる前に、右にある鐘を撞かせていただきます。

秘仏のご本尊十一面千手千限観世音菩薩の厨子が、この期間５０年ぶりに開かれていています。（次回は、３３年後とのこと）
厨子の周りには四天王が護っています。
ご本尊は、聖徳太子御作といわれており、他の千手観音さまと同じように４２本の手がありますが、その手の間から５本の指がある小さな手がたくさん出ています。
これで千本の手になるそうです。
ほとんど閉められた厨子におられたためか、作りたてのようなお姿で神々しさを放っています。
本堂につづく地蔵堂には、おおきな木造の地蔵菩薩坐像が、天井には雲龍図が、そしてたくさんの檜板絵が架かっています。
本堂も地蔵堂も素晴らしいです。

本堂を出て、鐘楼の横の賓頭盧堂へ。
賓頭盧さんにご挨拶します。

本堂の正面に石段があって、その上に経堂があります。

石段を上がって振り返れば、本堂が。

経堂です。

上の方に開山堂が。

さらにその上には、トンビです。

参道までおりて、庫裡を摂りました。

入口の方へ行きます。
やっぱり般若岩は迫力があります。

途中で右の方の道へ。

慈母観音さまです。

観音さまの足元に展望台が。
そこからの風景です。
最近スマホを買いかえたので、それで撮ってみました。

これは座禅石です。
この石の上で座ってみました。

空にトンビが。
こちらを見ているような感じです。

これから駐車場へ行きます。

瓦屋禅寺には、太郎坊宮の横の道を車で上がってきました。
その時に、この万葉太郎坊亭の前を通りました。
ここに入ります。
昼は、近江牛にしようと思っていたからです。

赤身ロース御膳です。
近江牛、おいしいです。
近江米もおいしかったです。

名神高速道路に行く途中、ＪＡグリーン近江の直売所「きてか～な」に寄りました。
瓦屋禅寺で、偶然手にとった「近江発 聖徳太子の足跡めぐり」というパンフレットには、日野町の正明寺では１０月２９日～１１月２６日の間、秘仏特別御開帳があるようです。
こちらも特別開帳の時にお参りしたいですね。

（おしまい）