2023/10/18 - 2023/10/18
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SamShinobuさん
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かつて30年近く勤務した日本橋に久方ぶりに映画を観に来た。ついでに懐かしい日本橋界隈をぶらぶらしてから、新橋まで歩いてみた。
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日本橋
徳川家康によって架けられた橋。
秀吉から関東の支配を任された徳川家康は、湿地帯だった江戸を埋め立てて日本橋川を整備し橋を架けた。
秀吉に江戸へ行けと言われた家康は、こんな田舎冗談じゃない!と思ったろう。でもあなたのお陰で今の東京がある。
420年の時を越えてこの繁栄を見せてあげたい。 -
日本橋川
日本橋桟橋からクルーズ船が出ている。一度乗ってみたいと思っているが、いまだ実現していない。 -
麒麟像
中国の伝説上の動物である麒麟の像。この像には中国の麒麟には無い翼が生えている。日本橋は日本の道路の起点なので、ここから飛び立つという意味が翼に込められているのだ。
2012年公開の映画「麒麟の翼・新参者」はまさにこの麒麟像が重要なモチーフだった。舞台が日本橋だったので会社の近くでしょっちゅうロケをしていた。 -
日本橋そばよし
前職のオフィスから徒歩30秒のところに、日本一の立ち食いそば屋がある。近くて旨かったので数え切れないほど通ったが、まさか日本一だったとは笑。タモリやマツコが絶賛してから多くの有名人がわざわざ食べに訪れる店になった。実際日本一の立ち食いそば屋でググると、まずここが出てくる。江戸時代に創業した宮内庁御用達の鰹節問屋が経営しているだけあって、出汁はすごいとしか言いようがない。確かにこのクオリティの蕎麦は毎日でも飽きなかった。 -
今日は日本橋に来たついでに、想い出の味を求めて、そばよしで朝蕎麦を手繰ろう。暖簾をくぐると懐かしいお姉さんがいた!
そばよしといえば穴子天そばだが、メニューになかったので訊いてみた。すると「穴子はもうだいぶ前にやめちゃったのよ。なかなか入荷しなくなってね、入っても仕入れが倍の倍くらいになったから」とお姉さん。残念だが、お姉さんがご健在だったので良しとしよう。 -
本日の季節メニュー「長いもそば」(600円)に決めた。長いもの千切りがたっぷり入り、青唐辛子を漬けた辛味がいい仕事をしている。汁を飲むと口に広がる鰹節の贅沢な風味に舌鼓を打つ。あながち日本一というのも間違っていないかもしれない。
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「イコライザー THE FINAL」
TOHOシネマズ日本橋はCOREDO室町2に入るシネコン。今日は「イコライザー」の最新作を観に来た。平日朝8:50の回は観客もまばら。20人くらいだろうか。 -
ダコタ・ファニングとデンゼル・ワシントンの19年ぶりの再共演。1年半前にこのキャスティングを知ってからずっと楽しみにしていた。最初の共演は2004年の「マイ・ボディガード」。ダコタちゃんはまだ10歳だった。「マイ・ボディガード」がお気に入りという長男に「ダコタ・ファニングの歯が映画の序盤では抜けてでこぼこなのに、徐々に生えてきて彼女の成長過程が楽しめる」と言うと、「見てるとこマニアック過ぎるだろ!」と突っ込まれた。ダコタちゃんは10歳にもかかわらず演技を超越した圧倒的な存在感があり、死に場所を探していた元CIAのクリーシー(デンゼル・ワシントン)に再び生きる力を与えるという難しい役を難なくこなしていた。
そんな二人が再び共演した「イコライザー THE FINAL」は大好きなイコライザーシリーズの3作目。とあっちゃ劇場で観ないわけにはいきません。 -
デンゼル・ワシントン扮するロバート・マッコールは、困っている人を見ると放っておけない近所のお節介おじさん。人のいい彼はホームセンターの店員や配車サービスの運転手をしながら、人助けや時には不良青年の更生など忙しい。それは亡くなった妻への思いから、心の穴を塞ぐ作業なのかもしれない。ただそんな彼には裏の顔があった。かつてのマッコールはCIAの特殊工作員で最強殺戮マシーンだったのだ。「必殺シリーズ」にも共通する日本人が大好きな勧善懲悪ものなので、ラストには痛快なカタルシスがあなたを待っている。
さて今回も痺れるアクションはさることながら、世界一美しい海岸と言われるアマルフィが舞台なので前作までとは一味違う。街の人たちの優しさで心と身体の傷が癒やされるマッコール。しかしそんな住民に魔の手が忍び寄った時、マッコールの怒りは爆発しもう誰も彼を止められない。
ダコタ・ファニングは本作でCIAエージェントを演じている。彼女とデンゼル・ワシントンが同じ画面に映っているのを見て嬉しくなった。29歳の大人の女性に成長したダコタは、10歳の頃とはだいぶ容姿も違ったが、ただ声だけは変わっていなかった。彼女の声を聴いた瞬間、幼い頃が蘇ってきて感極まってしまった。 -
COREDO室町
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福徳神社
2014年に日本橋再開発で鳥居と社殿が突如現れた時は、神社まで創るか三井不動産!と思ったが、調べてみると由緒あるお稲荷さんだとわかった。 -
この神社を知らなかったのは、なんと長年ビルの屋上にあったからだ。その頃は参拝する人も殆どない忘れられた神社だったはずだ。それがまるで地下アイドルがひょんなことでバズってメジャーになったかのように、日本橋再生計画で一夜にして観光名所になった。
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今では参拝する人が絶えない人気スポットになって、神様もびっくりだろう。
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レストラン桂
1963年創業。創業時から家族経営が続く正統派洋食屋。とはいえ銀座の洋食屋のような気取りは一切ない。新入社員の頃から時々利用していた。
11:20でもほぼ満席で、ぎり座れた。 -
「鰆のバター焼きとチキンカツの盛り合わせ」(1100円)。
昔からいるおばちゃんに「お久しぶり。お元気そうで良かった」と言うと、「なんとかやってます」と笑う。 -
再開発で新しいビルに囲まれてもどっこい生きてる老舗だ。
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ミカド珈琲 日本橋本店
食後の珈琲を飲もう。
1948年創業。創業者は一般庶民にはまだ馴染みの薄かった珈琲を広めるべく、自ら豆を輸入して焙煎し、誰でも飲みやすい価格で出すため立ち飲みスタイルにしたらしい。とは言っても当時1杯60円だったというから、現在の貨幣価値からしたら1000円以上は間違いない。昔はそんな老舗とはつゆ知らず、ただとびきり旨い珈琲が安価で飲めたからよく通っていた。 -
今も1階は立ち飲みで、2・3階は座って飲める。ブレンドは立ち飲みなら280円。座ると560円。僕は迷わず1階のスタンドで。
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酸味の強い本格派珈琲は変わらず美味しかった。ホント280円のクオリティじゃないよな。ちなみにここのモカソフトも名物だ。
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懐かしい街を少し歩いてみよう。
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利久庵
1952年に創業の老舗蕎麦屋。前述の「そばよし」があったので、ここにひとりで入ることはなかったが、上司やクライアントとよく行った。納豆そばが美味しい。 -
伊勢定
1946年創業。こちらもお客さんが来た時に使わせてもらった。GINZA SIXにも入る江戸前うなぎの名店だ。 -
神茂(かんも)
創業330年以上のはんぺん、蒲鉾の老舗。接待の手土産をよくここで買った。 -
天松
1936年創業。日本橋の橋のたもとにある江戸前の天ぷら屋だ。ランチは比較的リーズナブルなので、時々利用していた。 -
たいめいけん
あれ、こんなところに「たいめいけん」があるゾ。調べてみると、2021年に川向うから移転してきたそうだ。知らなかった。
1931年創業の老舗洋食店。移転前の本店は数えるくらいしか行ったことがないが、そう言えば退社した日、取締役にそこでご馳走になったのがいい思い出だ。 -
三越本店
1914年竣工。日本の百貨店の始まりである。 -
1935年には6年越しの増改築工事が終わり現在の姿に。ルネッサンス様式の日本橋三越本店は、国の重要文化財に指定されているだけあって実に立派で美しい。歴史的建造物をこんな間近で見学できるのは、老舗デパートならでは。
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ライオン像
1914年から戦前戦後を通して東京の目まぐるしい変化を見つめ続けてきた2頭の獅子たち。今日はハロウィンバージョンでお出迎えしてくれた。 -
「天女(まごころ)像」
本館1階中央ホールにそびえる天女の像。1960年から日本橋三越本店の象徴として、ここに立っている。 -
三越劇場
1927年に誕生した三越本店6階の劇場。
歌舞伎や三越落語会に来たことがあるが、見事な内装にうっとりさせられる。 -
三井本館
1929年竣工。当時の社長が「関東大震災の2倍のものがきても壊れないものをつくるべし」と命じたのは有名。新古典主義様式の堅牢な造りは見る者を圧倒する。 -
成龍行蟹王府
初めてここの上海本店を訪れたのは2004年だった。それからどれだけ通ったことだろう。上海蟹のシーズンは必ずこの店に行った。だから上海本店が2019年にミシュラン1つ星を獲得した時はちょっと嬉しかった。 -
そんな成龍行蟹王府が2020年に日本に進出。三井二号館 に開店したと聞き、さぞ高級店だろうと思った。ホームページを見たら、夜のコースはサービス料別で33,000円と55,000円だって。外から眺めるだけにしておこうか。
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日本銀行本店
近代建築の父、辰野金吾が設計し、明治中期の1896年に竣工した。日本人が国家的近代建築を任された最初の建築と言われている。明治以前は木と紙の家しか知らなかった日本人が、わずか二十数年で西洋建築を学び世界に誇れる建造物を造った。僕が日本の近代建築にロマンを感じるのは、まさにそこだ。 -
強固なネオバロック様式は威風堂々としていて格好いいが、辰野金吾といえばやっぱり東京駅に代表される辰野式建築だろう。クイーンアン様式に影響された赤レンガと白い石を組み合わせたお洒落なデザインは現代でもめちゃくちゃ映えるが、さすがに天下の日本銀行には相応しくなかったのかな。確かにあれだと可愛いけど容易に銀行強盗犯に押入られそうだし。
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貨幣博物館
2024年7月に発行予定の新しいお札(日本銀行券)を見に行った。
※館内は撮影禁止。 -
1万円札は40年ぶりに福沢諭吉から渋沢栄一に変わる。でも1万円札は聖徳太子のイメージが一番強いんだよな。
また5千円札の顔は樋口一葉から津田梅子になる。津田梅子という人物は、昨年3月に『津田梅子~お札になった留学生~』というドラマで初めて知った。日本初の女性留学生で津田塾大学の創設者だ。女性の社会的差別や偏見と戦う梅子を、広瀬すずが力強く演じていた。津田梅子がすずちゃんだと思うと新5千円札が身近に感じる笑。また千円札は北里柴三郎。お札が新しくなると暫くは新旧札が混ざって面倒くさい。 -
銀座方面に歩いてみよう。
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高島屋
1933年竣工の日本橋高島屋は、その後増改築を繰り返し、2009年には百貨店建築初の重要文化財の指定を受けた。 -
昭和の名建築!
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東京ミッドタウン八重洲
2023年3月にグランドオープンした東京ミッドタウンシリーズの第3号案件。ここでしばし休憩しよう。 -
ヤエスパブリック
東京ミッドタウン八重洲の3階にある。 -
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「CATARATAS YAESU」のクラフトビールにしよう。店員さんのオススメを聞いて、アメリカのIPAビール「AHO YOUNG WARRIOR」に決めた。
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苦味の強いまさにビールらしいビール。旨かった。
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正面に東京駅を眺めながら飲むビール、最高。
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うな富士
名古屋の名店が東京ミッドタウン八重洲に出店。本店はミシュランのビブグルマンを獲得している。 -
上うな重(5650円)。
(この画像は今年8月のもの)
名古屋の店なので焼き方は関西スタイル。関西は蒸さずにそのまま焼くので、脂がこれでもかというほど乗っている。香ばしくパリッとしているワイルドな食感。江戸前の鰻を食べ慣れている人には、関西のはこってりしていて少々しつこいかもしれない。僕はどちらでもOK。うな富士の大ぶりな青うなぎは美味し過ぎて大満足だった。 -
京橋
かつてここには京橋川にかかる橋があった。江戸は四方八方を運河網が張り巡らされた水の都だった。橋がつく地名が多いのはそのためだ。中でも日本橋と京橋・新橋の三橋は、擬宝珠(ぎぼし)が付いた江戸を代表する橋だった。 -
京橋の親柱とガス灯
京橋は1922年にアール・デコ調のモダンな橋に改架された。1963年からの埋立工事で川はなくなり、必然的に橋は撤去されたが、お洒落なデザインの親柱は記念碑としてここに遺されている。
ガス灯が日本で初めて敷設されたのは1872年(明治5年)横浜だった。その2年後、1874年に銀座の街にもガス灯が灯った。 -
築地警察署 銀座一丁目交番
1984年竣工の煉瓦造りの交番は意匠が特徴的だ。
よく見ると屋根が京橋の親柱のトップと同じ。洒落てんなあ。
東京都が当時推し進めていたデザイン交番のひとつだ。 -
江戸歌舞伎発祥の地
1624年(寛永元年)、猿若中村勘三郎が中橋(日本橋と京橋の間にあった)に、猿若中村座の櫓をあげたのが江戸歌舞伎の始まりだそう。ということは来年400周年記念じゃん。中村屋を継ぐ中村勘九郎、中村七之助あたりで何かやるかな。 -
京橋大根河岸青物市場跡の碑
昭和10年に東京市中央卸売市場(築地)が開設されるまで、ここは江戸時代から庶民の生活を支えた野菜市場だった。網の目のように東京中を巡っていた水路が、物流の要だったことがよく分かる。京橋川の河岸に卸市場がずらっと並んでいたのだろう。 -
奥野ビル
銀座1丁目にそこだけ戦前から時が止まっているビルがある。かつては銀座アパートメントと呼ばれ、銀座屈指の高級アパートだったビルだ。西城八十、菊池寛、溝口健二、田中絹代など超有名人が入居したり仕事場として使っていた。
奥野ビルは、左側の本館(1932年竣工)と右側の新館(1934年竣工)が連結されている。 -
設計者の川元良一は九段会館、青山同潤会アパートなどを手掛けた人で、関東大震災の復興時に一時大流行したスクラッチ・タイルを多用している。
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いつの間にか館内の撮影が禁止になっていたので、以前(2020年10月)撮った画像を貼り付ける。
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地下1階地上7階建。
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日本橋髙島屋や三越本店と並ぶクラシックな手動エレベーターが萌える。違いはこちらにはエレベーターガールがいないこと。
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二重の扉を自分で開閉しないといけない。これが慣れないと結構難しい。
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ヨネイビルディング
こちらも銀座の名建築。1930年竣工のヨネイビルディングだ。 -
竣工当時の外壁にはここでもスクラッチタイルが使用されていたそうだ。
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銀座三越
2010年のリニューアルからこのファサードになった。 -
こちらのライオンは本店のようなハロウィン仕様になってなかった。
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2022年、和光が「SEIKO HOUSE GINZA」と名称変更した。でも暫くはみんな和光って言うだろうな。
時計塔に注目。 -
セイコーグループがディズニー創立100周年をお祝いし、時計塔の文字盤をミッキーマウスデザインに。ミッキーマウスの誕生日11月18日まで展示するそうだ。
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豊岩稲荷神社
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銀座7丁目のビルとビルの狭間にひっそり佇むお稲荷さんは、7丁目界隈の商売繁盛と安寧の守り神として鎮座している。また縁結びの神様としても有名で銀座のパワースポットのひとつだ。
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このように銀座は路地が面白い。こんなところ通り抜けられるの?という路地裏に思わぬ発見があったりする。
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これから新橋で飲もう。
その前にひとっ風呂浴びようか。 -
金春湯
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520円支払って湯舟に浸かると、タイル絵の12匹の鯉が迎えてくれる。銭湯絵師の中島画伯の赤富士を見上げていると、朝から歩き回った疲れも癒えてくる。
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ああ、銀座で入る銭湯は格別だ。
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新橋駅前ビル。まずは1号館へ。
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今夜は2号館にしようか。
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新橋駅前ビル1号館に比べて、2号館は更にディープだ。
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暁(あきら)
7人も入ったらいっぱいなので、いつも混んでいる。ボトルを入れているにもかかわらず、3回に1回くらいしか入れない。今日は時間が早かったからか、運良く先客は3人だけだった。美人ママは2001年に来日した大連人。日本でOLを経験した後、2011年にこの店をオープンした。 -
酒のつまみに出してくれる料理は中華はもちろん、和食も美味しい。今日は大連名物の鯖餃子を中国の黒酢「香醋」でいただく。あっという間に満席になり、みんな肩寄せあって飲んでいる。ママの人柄か、お客さんは必ずといっていいくらい仲良くなって、いつも気が付くと全員で酒を酌み交わしている。
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今日は早朝から夜までずっと出歩いたので良い運動になった。
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この旅行記へのコメント (1)
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- Masakatsu Yoshidaさん 2023/10/28 10:03:37
- 半世紀ほど前に京橋に勤務していたので、現在の変貌ぶりに驚きました!
- SamShinobu さんへ
40余年ほど前に、私は約10年間ほど京橋に本社の会社に勤務していました。その跡地には、東京ミッドタウン八重洲が建っています。
その頃こは、日本橋から銀座エリアを歩き回っていました。この旅行記には、現在のその界隈の姿が紹介されていますので、今昔の感を覚えました。天ぷらの天松には何何度か訪れましたのが、現在も営業している様なので、懐かしく思いました。
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