車両基地公開2023 新幹線総合車両センターin仙台　2号車

2023/10/22 - 2023/10/22

読書の秋、食欲の秋といろいろありますが、鉄はやっぱり車両基地公開の秋ですね♪（まぁ食欲も負けてませんけど）
今回は、仙台にある新幹線総合車両センターの車両基地公開へ行ってきました。

この2号車では、仙山線に乗ってニッカウイスキー仙台工場へ行った後、新幹線で東京へ帰ります。

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ホテルパールシティ仙台　1泊食事なし

往路　10月21日
やまびこ125号
上野（7時46分）→仙台（9時38分）
乗車券は仙台市内

復路　10月22日
やまびこ66号
仙台（16時25分）→上野（18時18分）
乗車券は仙台市内

その他
10月21日
岩切→新利府　150円（新利府駅で乗り越し清算）
新利府→仙台　242円（IC）

10月22日
仙台→作並　506円（IC）

エリア 宮城

おはようございます。仙台駅へやってきました。
本日は宮城野貨物線を走るツアーが開催されているので、719系700番台の「フルーティアふくしま」が盛岡方から回送でやってきました。

まっ、これには乗らないんですけどね。

この719系ですが、台車は廃車となった485系の物だったとか。確かに面影がありますね。
ちなみに標準軌区間を走る5000番台は台車も含めて新造したそうです。

それでは仙山線の快速　山形行きに乗車します。

混んでて何も撮れないまま作並駅で降りました。

作並駅は作並機関区長が自ら彫ったとされる交流電化発祥の地の石碑があります。
でも昔の事が過ぎて、残っているの石碑だけですね。

作並駅の近くにはニッカウイスキーの仙台工場があります。これからココへ行きます。

作並駅の駅舎です。

ニッカウイスキーの工場へ向かって国道48号線を歩いていきます。土日は工場に行くバスもあるのですが、時間があるので歩く事にしました。

作並駅から歩いて30分ほどで宮城峡蒸溜所に到着しました。正式名称は仙台工場、それとも宮城峡蒸溜所？どっちなんでしょう。

まぁ、関東圏では東北本線を宇都宮線と呼ぶ感じですかね。

まずはビジターセンターに立ち寄って受付をします。

11時30分に予約していたのですが、早く来たので11時00分の回に繰り上げになりました。

ザ　ニッカやスーパーニッカなど、普段は飲めないウイスキーの香りをテイスティングしちゃいます。

煉瓦造りの美しい建物が並ぶ工場内を歩いていきます。

ちょうどポットスチルで蒸留が行われていている様子を見る事ができました。

ニッカウイスキーの余市工場では蒸留の熱源に石炭を用いるそうですが、仙台工場では蒸気により蒸留を行なっているそうです。確かに外にLNGタンクとボイラーがありましたね（笑）

このように異なる製造方法を用いる事で、幅広いテイストのウイスキーを生み出す事が出来るそうです。

最後はお待ちかね、試飲コーナーです。

中学校の社会科見学でニッカウイスキー柏工場に行った事がありました。ウィスキーを寝かせている蔵の中に入って、これがウイスキーの香りなのかと感じたのを思い出しました。
そんな純粋無垢だった少年は、ロックでウイスキーを飲むようになりました...

バスで作並駅へ戻ってきました。
仙台行きの快速に乗車します。

微妙に席が空いてなくて、やむを得ず仕方なく立ちます。
出発信号機が進行現示となり作並駅を発車します。

作並駅構内には転車台があるのですが、ススキに隠れて見えず...なんか見学できるお立ち台もあるようなのですが、どうやって行くんでしょうか。

秋めいてきた中を走っていきます。

ブースターセクションを過ぎていきます。
右側の柱にあるのがブースター変圧器（吸上変圧器）で、レールに流れる帰線電流を負き電線に吸上げる事で、レールの対地電圧が上がったり、大地に電流が流出するのを防ぎます。大地に電流が流出すると、交流区間では通信障害を引き起こすのです。
これが仙山線で国鉄が心血を注いで開発したBTき電方式の核となる部分です。電気機関車だけを開発していた訳ではないのですよ。（と、電気屋は声を大にして言いたいです。）

熊ケ根駅を通過します。

全長約130mの第二広瀬川橋梁を渡っていきます。

陸前白沢駅を通過します。

まもなく愛子駅に到着します。減速現示の遠方信号機を過ぎていきます。

場内信号機は注意現示です。

愛子駅に到着します。

愛子駅には〈貨15〉と書かれた貨物列車の停目がありました。
仙山線って今も貨物列車あるんですかね。

陸前落合駅で交換します。
席が空いたので着席します。ここに居ると鉄分が濃い人だと勘違いされちゃうじゃないですか。

仙台駅に到着しました。
改札内にある立ちそば処 杜でかき揚げ蕎麦を食べます。美味いなぁ～♪

1時間ほど在来線改札内の待合室で4トラの下書きをしていました。Wi-Fiとコンセントがある優秀な待合室でした。

新幹線ホームに上ろうとすると、入場記録無しで中間改札で引っかかります。仙台市内区間である作並駅の乗車駅証明で入鋏してもらいました。

新幹線ホームにやってきました。まだ時間があるので、まずは界隈で流行っている「下を向いて歩こう」です。下りホームの新青森方へやったきました。

この「G」書かれた紫色の開扉許容線は何だ？しかも新しいぞ！でも東北新幹線にG編成なんて居たっけ！？

なんて思いましたが、おそらくG編成となる山形新幹線のE8系用と思われます。諸般の事情により奥羽本線に直通できない時は、福島駅で分割せず仙台へ来るんですよね。
お兄さん（おじさんではない）、G編成と言われてカフェテリアがある100系ひかり号を、イメージしちゃいましたよ（笑）

こちらはE2系の乗車目標です。赤い帯がいいですね！

続いて「下を向いて歩こう」番外編の「上を向いて歩こう」です。

下り本線には併合作業に用いる標識類が整備されています。仙台駅での併合作業も想定されているんですね。

併合まで3mの標識類もあります。

同様の標識類は上り本線にもあります。
なお、側線にはありません。

下りホームを東京方へと歩いて行きます。
側線の11番線に「８」と停目があります。最近まで居た8両といえば、やはりMaxさんですね。

ベンチに座っていると200系塗装のE2系がやってきました。昨日は新幹線総合車両基地内をウロウロしていましたね。
確かに、こうして見ると、200系に見えなくも....ないですね。

E2系引退前にピンクの帯を赤くして長野色もお願いします！

上りホームへやってきました。
上り側線の14番線には、新しい感じの「試」と書かれた停目があります。おそらくアルファＸの試運転に用いる停目ではないかと思われます。

なんて事をしている間に、乗車する「やまびこ66号」がやってきました。盛岡から来る盛岡やまびこです。
編成はＵ7編成です。

それでは「やまびこ66号」に乗車します。

着席しました。
さっそくですが、先ほどニッカウイスキー仙台工場...いえ、宮城峡蒸溜所の売店で買ってきた宮城峡を飲んじゃいます。氷が溶けて、いい感じに水割りが作れそうです♪
ちなみに氷は新幹線改札内のニューデイズで「アイスコーヒー」と言って調達しました。（この方が普通に氷を買うより安いんです。）

「やまびこ66号」は加速しながら仙台の街を離れていきます。

16時37分、白石蔵王駅を通過します。

福島駅に到着します。
建設中の山形新幹線上りアプローチ線です。

けっこう出来てきてるな。

福島駅に到着しました。
ここで仙台を6分後に出た「はやぶさ・こまち32号」の待避を行います。

郡山駅に到着です。
ここで満席になりました。

郡山駅で乗降に手間取り1分ほど遅れて発車しました。どうするのかと思って速度を計測してみたら300km/h前後で走っています。

17時15分、300km/hで新白河駅を通過します。

17時22分、那須塩原駅を通過します。

旅行記の下書きをしていたら宇都宮駅を発車します。

17時44分、小山駅を通過します。

4トラの下書きをしているウチに大宮駅を発車していました。写真は浮間舟渡駅に到着する埼京線です。
2021年3月のダイ改で、大宮以南の埼玉県内における最高速度が110km/hから130km/hへ向上しました。確かに体感的にも速くなったと感じます。

上野駅に戻ってきました。

今回は4年ぶりに開催された新幹線総合車両センターの車両基地公開、とても楽しかったです。新幹線総合車両センターのみなさん、ありがとうございました！