2023/10/07 - 2023/10/09
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おくぅーんさん
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今年の夏(6月~8月)は、観測史上最も暑かったと気象庁が発表したそうだ。やっぱりそうだったのかと納得しつつ、いつまでこの暑さが続くのだろうと9月いっぱい思っていた。しかしながら、10月に入ると急に涼しくなって過ごしやすくなってきたので驚いた。丁度いいタイミングで旅行の計画をたてていたからだ。というのも、9月になって以前から予約をしていた新車が納車されると連絡が入り、ドライブがてらの観光をしようと決め、折角の機会なので、自宅からはやや遠い福島県と山形県を巡るいつもより長い2泊3日の旅をすることにしたのだった。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【第一日目】
今回最初に行ったのが、“左下り観音”。左下り観音は、福島県にあり自宅から約5時間と遠い場所にある。現地に9時前には到着したいなと思い、自宅を夜明け前で、あたりがまだ暗い4時に出発した。道中は順調で、気分良く新車を運転し予定通りの時間に目的地の“左下り観音”の駐車場に到着できた。 -
“左下り観音”は、それほど有名なところではないようなので、駐車場も小さく停まっている車もなかった。
駐車場から左下り観音堂までは、坂道を約600メートル登らなければならなかったが、険しい道でもなく曇りがちとはいえ雨も降っておらず、いい運動かなと思いながら、その観音堂を目指した。 -
そして、坂道を登ったあとにある最後の階段を登った先に、崖に寄り添うように建っている“左下り観音堂”が見えてきた。
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この観音堂は、西暦830年に徳一大師が、僧が修行時に籠る堂として建立したらしく、岩を切り開いて構築した三層閣になっていた。知名度が低いためか、たくさんの人が訪れているような感じはしなかった。。
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建物自体、老朽化がかなり進んでおり、逆にたくさんの観光客が来た場合に崩壊するのではと危惧されるくらいのものだった。京都の清水寺みたいな“懸造”の建物で、希少価値があるのは間違いないのかもしれないが、維持するのが大変そうなので、これ以上有名にならない方がよいのではないかと思った
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実際、足場の弱そうなところにはロープが張られていて、見た感じいかにも危なそうだった。ロープの向こう側に行って何かあったら、間違いなく自己責任だよね。
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西暦923~929年頃、越後からの追手から逃れてきた者が、この観音堂に身を潜め、助かることを一心に観音に念じたが、やがて追手に捉まり岩上で首を切り落とされてしまった。しかし、追ってはその首を持ち帰り主人の前に差し出すと、その者の首ではなく観音の石頸だったそうだ。首を切り落とされた観音は、その後「無頸(くびなし)観音」といわれ秘仏とし今もなお安置されていた。ちょっと不気味だった。
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左下り観音を後にして、次の目的地の“新宮熊野神社”に行った。大銀杏と拝殿の「長床」が有名な神社である。まず大銀杏だが、今は青いのだが、あと一か月後の11月半ば以降黄色に色付いて、境内一面も黄色いじゅうたんを敷き詰めるようになるとのことだった。そのころになると、たくさんの観光客が押し寄せてくると神社の受付のおじさんが言っていた。宣伝用の写真を見ると確かにきれいなので、賑やかになること間違いなし思ったが、気軽に来ることができないので残念だった。
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長床は、新宮熊野神社本殿に対して拝殿の位置に建つ茅葺き寄せ造りの建物である。太い柱の数の多さが圧巻で床の面積が無駄に広いって感じだった。
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それから、昼時になってきたので、熊野神社からはすぐ近くにある喜多方のラーメンを食べに行った。喜多方には何度か来たことがあるが、ラーメンを食べるうえで一番心配なのが、駐車場が近くにあるかどうかということ。そういう意味で言えば、今回行った“赤れんが”は、いわゆる喜多方ラーメンの店が密集する場所からちょっと離れたところにあって、田んぼの真ん中で駐車場の心配をしなくてもよいところだった。“赤れんが”に着くと、食事の順番待ちの人が多数いたが、座るベンチが用意されていて、その庭にある池の鯉など見ながらゆったり待つことができた。
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この“赤れんが”の一押しメニューが、そのまんま“赤れんが”。しかしながら、昼前にもかかわらず、すでに完売とのこと。ちょっと早すぎじゃないかと思ったが、いや待てそういえば喜多方地区では、朝からラーメンを食べるという通称“朝ラー”が常識だったのだ。そりゃ、なくなるわけだわと合点した。
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ランチの後は、地酒を調達するために、喜多方にある“喜多の華酒造店“に行った。入店するとその店のご主人が試飲をどんどんすすめてこられて、腹いっぱい酒をのんだからには、気の弱い私たちが買わざるをえなくなったのは言うまでもあるまい。
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そして、この酒造店の駐車場に車を黙って駐車させてもらい、喜多方の街中にある“菓子店 田原屋”に行くことにした。蔵造りのいかにも老舗という外観がとてもいい感じだった。
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店内に入ると、目的のお菓子“10円饅頭”があった。10円饅頭とはいっても、実際は一個86円なのだが、今時この安さはないよね。ま、その分とても小さくて、口に“ぽこん”と2~3個入っても平気なくらいの小ささではあったが。
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お菓子屋からの帰り道にレトロモダンな洋風建築の店舗を発見。創業が西暦1755年の醤油・味噌を製造販売している“若喜商店”だとのこと。外観はいかにも古そうだが、店舗内を入ると、味噌・醤油のほかにせんべいやお土産品など多数販売しているおしゃれな空間となっていた。
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それから、店舗の奥にはレンガ蔵があり、その室内は昔の座敷そのまま展示室として見学できた。なかなか珍しくて見ごたえあった。
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それから本日最後の観光地の“願成寺”に行った。“会津大仏”があるということで有名な寺だ
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大仏というから、もっと大きなものを想像していたのに、ほんの3メートルぐらいの大きさだったので、少しがっかりした。それでもちゃんとした建物(大仏殿)の中にあって大事にされていたので、保存状態がよかったなあというのが感想。
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そして、今日はたまたま運よく“千佛堂”の中を一般公開していてさらに寺の人がいろいろと説明してくれたのでとてもラッキーだった。
堂内には、各地の修復された観音が安置されているのを間近で見ることが出来た。 -
それからいよいよ宿泊予定の、“ゆもとや”に向かった。
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“ゆもとや”は、日本秘湯を守る会の会員の宿である。
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チェックインをしたらすぐに、その自慢の温泉に入った。
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風呂は、大きな露天風呂と露天の寝湯、そして屋内の大浴場だったが、ほかのお客さんがいなかったのて、貸し切り状態でゆったりと温めのお湯に浸かることが出来て最高だった。
※この風呂は、鉄分を多く含んでいるため茶色く濁っていた。 -
おなかを空かせた後は、待望の夕食。料理は、いろんな種類の山菜があって、食べ応えあるかなぐらいでなめていたが、自分の胃が小さくなったのかそれとも料理が多すぎたのかわからないが、食事が終わるころには満腹で箸が進まなくなった。その料理の多さに参った、負けましたって感じだった。
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馬刺しうまかったなー。福島で食べれるなんて知らなかった。
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宿泊した翌日の朝は、暇さえあれば風呂に浸かって温泉三昧。そして、朝食となったが、不思議と昨日の満腹感が解消されて、おいしく食事を頂けてよかった。食事後も寸暇を惜しんで?風呂に入ってから、チェックアウトをした。
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【第二日目】
二日目は、福島県から山形県へのドライブとなる。隣の県ではあるがどちらも面積が広い県なので、100キロぐらいは運転する必要があった。途中寄り道をしながらなので、距離はさほど気にはならなかったのだが。 最初の寄り道スポットは、“瓜割石庭公園”。 -
四角いトンネルを抜けた先にたつ約30メートルの石壁は誰をも圧倒させるに違いないと思った。写真映えスポットで人気になるのも頷けた。
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瓜割石庭公園を後にして、次の目的地の“唐松観音”に行った。唐松観音も昨日行った“左下り観音”と同じような懸造りの建物だ。近くの駐車場に停めると、そこは“いも煮会”の会場となっていて賑わっていた。
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駐車場から、赤い橋を渡ってそのまま進むと、荒々しい崖の直下に出た。ほぼ直角の崖の上に建っているので、下から見上げると“観音堂”はとても迫力があった。
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そして昼時となり、ランチを観音堂近くの“あづまや”というそば屋でとることにした。行列の待ち時間があったので、その分腹が空いてきた。注文をしたのは、そばと天ぷら盛り合わせ。そばは、なかなか噛み応えがあっておいしかった。
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ランチのあとは本日宿泊する、肘折温泉の“丸屋旅館”に行った。
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この旅館はレトロな外観で限定7室の「大人の隠れ家」と言われている。まず、部屋に入ってからさらに長い廊下があって驚いた。
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そして広々とした二間の客室で、居間には、座り心地のよいソファがデーンと配置されていて思いっきりリラックスできた。
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この旅館も昨日の温泉と同じように、“日本秘湯を守る会”の会員となっている宿なので、温泉に関しては期待を裏切らないものとなっていた。チェックイン後すぐに風呂に行ったのだが、源泉かけ流しの温泉の温度が自分にはちょっと熱めだった。
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そこで、風呂の温度を下げるために、水を勢いよく入れ、それからかき混ぜる棒を使って少しでも早くお湯に浸かれる温度にしようと一生懸命になっていたら、汗が出てきて結構な運動になった。
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泉質がとてもよく、お湯の中で体をさするとすべすべになってとても気持ちがよかった。これだよこれ、これが本物の温泉だ。ただ、お湯がまだ熱めだったので、長く入ってはいられなかったのだが、逆に体がポカポカになったのでよかった。
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夕飯を頂くところは個室が用意されていた。
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夕飯の時に、日本酒の3種類飲み比べを注文した。どの酒もスーッと胃に到達する感じで美味しかった。料理は、地元の食材をふんだんに使ったヘルシーなものだった。
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翌朝は雨が降っていたが、温泉街で朝市があるとのことで行ってみた。狭い道では朝採れの山菜などをおばあちゃんたちが店を広げて売っていた。普通のスーパーよりは割安なので思わずいろいろと買ってしまった。
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朝市から帰ってくると、朝食の時間となっていた。昨晩と同じ個室でゆったりと食べることができてよかった。いつも不思議に思うだが、温泉の朝食のごはんがおいしくて、おかわりを何杯もしてしまうのは何故だろうかということ。家にいておかわわりなどしたことなどないのに。
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肘折温泉の丸屋旅館をチェックアウトしたら、あとは家に帰るのみ。本当なら、羽黒山神社の五重塔を見てから帰る予定だったのだが、行く直前にネットで検索したら現在建物を修理中とのことだった。修理中のものをわざわざ見に行くわけにもいかないので、ほかのところで行くところがないか急遽検索したがよさそうなところは見つからなかった。そうはいっても遠いところに来たのだからと、お土産をもうちょっと買いたいなということで、“庄内観光物産館”に行った。今までに見たこともないようなお土産品の数々があって楽しめてよかった。そして両手にお土産品を抱えてその物産館を出てきたのは言うまでもあるまい。
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それからランチをとるため、“寝覚屋半兵衛”に行った。
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この店のメニューの中の“麦きり”というのが今までに食べたことがないものだったので、期待をしてわざわざ寄り道をしたのだ。麦きりの見た目はそばみたいだったが、小麦で作られているので食べてみるとまるでうどんだった。ただ、“のどごし”や“冷たさ”そして“こし”があり、うどんとは違う感じのところがおいしかった。
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今回の旅行で宿泊した、“ゆもとや”と“丸屋旅館”はどちらも、東北の“日本秘湯を守る会”の会員の宿だった。秋が来て温泉が恋しくなる季節に、源泉かけ流しの温泉自慢の宿に行けて良かった。食事も安心の地元の食材がふんだんにあって、安心していただけた。それから、地酒も最高だった。新車を購入して気分よくドライブしたいので、これからも旅行をするための企画をどんどんしていきたい。
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