2023/10/20 - 2023/10/21
63位(同エリア179件中)
seaurchinさん
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平塚市美術館「明治・大正の輸出陶磁器 技巧から意匠へ」のギャラリートークに参加するために、以前から行ってみたかったホテルに前泊して食事と海の景色も楽しんできました。
1日目
真鶴「鶴鮨」でランチ
パン屋さん「秋日和」
タクシーで 「ラ クラッセ ドゥ シェネガ」 へ
ホテルディナー
2日目
ホテル朝食
真鶴「二藤商店」でランチ用の押し寿司購入
東海道本線で平塚駅・バスで美術館
2pmよりギャラリートーク出席
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
友人と東京駅で待合せして東海道本線・熱海行で真鶴駅へ。 11:08発に乗る予定でしたが、電光掲示板に案内されていなく、焦りました。 アナウンスで16分遅れてると分かりました。
金曜日なので念のため1時に「鶴鮨」さん予約、当日満席のお知らせが出てました。 週末にかけては予約していた方が無難ですね。 真鶴駅前ロータリー左側徒歩数分と駅から近いです。 -
元気な女将さんが迎えてくれました。 本日の地物にぎりの「クエ」に目が行きます! 高級魚で名前は知ってましたが、食べるのは初めてです。 女将さんも「今日はクエがあってラッキーですよ」と言ってました。 自分達で注文票を書くらしく、メニュー色々ありましたが、 ”地物にぎり 2” と ”丹沢山 純米 2” を記入しました。
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最初に冷酒と、お通しの”鮑の肝”が出されました。 内臓系は苦手なのですが、この甘じょっぱく煮られた”鮑の肝”は、とても美味しかったです。 にぎりに黒鮑が出るくらいですから新鮮ですね。
イチョウの葉の上にガリ、和紙の上にお塩。 ちょっとしたセンスが日本を感じさせます。 初めて知った「カイワリ」は魚が貝を割って食べるので、その名前がついたそうです。 ネタはどれも肉厚で美味しく、味噌汁も海老の甘さが際立ってました。 -
「鶴鮨」さんの裏側の道を5分程歩いてパン屋さん「秋日和」に向かいます。
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右側にポツンと可愛い佇まいで在るので見逃さないように。。
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好きなハード系が揃ってます。
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田舎パンhalfと甘夏ショコラを購入。 翌日家に帰り食べたら、どちらも香り&味が良く、田舎パンwhole にすれば良かったと思いました。 重くなるので半分にしてしまいましたが、次回は丸々1個買おっと~
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真鶴駅まで戻り、コンビニで飲物を購入後タクシーで「ラ クラッセ ドゥ シェネガ」 へ。 タクシーだと5分位ですが、歩くと結構ありますし、車の往来が激しい道を通ります。
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ホテル内は、絵画や彫刻、陶器が飾られて小さな美術館のようです。 翌日平塚市美術館で見学予定のオールドノリタケも何点かありました。
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部屋は2階のパーシャルオーシャンビューでしたが、ベッドに寝てても海が見えて、十分オーシャンビューです。
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「一休」のダイヤモンド会員特典のシャンパンとフルーツを頂きました。 有難い特典です。
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フルーツの盛合せは食べやすく一口サイズに切られ、金粉まで散らしてあり、ビジュアルも素敵。 とても美味しかったです。
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6pmの夕食の時間まで、温泉に入りのんびりしてました。 何かをしなくてはいけないのではなく、ただ夕食を待つなんて、贅沢だな~
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ホテル1階の「ル・ファール」でコース料理が始まります。 1階と言っても高台に建っているので、海が見渡せます。
ウイリアム・モリスの飾皿に、本日のメニューが紙に名前と日付入りで一人一人に置かれてました。 ほうれん草のエクレア生地のアミューズから始まります。 -
”秋サンマ エスカベッシュ 紅葉に見立てて”
今年初めてのサンマを味わいました。 -
”マッシュルームのポタージュ アオリイカ添え”
このアオリイカは揚げてあり、旨味が口に広がります。 -
”相模湾産 油カマスと帆立 香草パン粉揚げ 自家製レモン味噌ディップ”
脂がのっているカマスに帆立のムース、海苔も巻かれて風味がいいです。 -
メニューには載っていない”お稲荷さん”がキャンディーの様相で登場。
ジューシーな油揚げの中に、カンパチの燻製と甘酢ショウガが入ってました。 燻製が効いていて楽しい味わいです。 お稲荷さんに、燻製した魚を入れるなんて、発想が凄いな~ それが美味しいんですから。 -
”真鯛 ポワレ アイユソース”
私はお肉が苦手なので、事前に連絡して魚介類に変更して頂きました。 友人は、通常のお肉料理 ”ハンガリー産マグレカナールのロティ マデラソース” です。 -
デザートは、”マロンパイ ヨーグルトソルベ” に マスカット
食後のコーヒーで終了。 色々な食材の組合せで、最初から最後まで風味良く、食感を楽しみました。
「一休」でディナーコースだけでも予約可能ですが、タイムセールで一泊二日の夕朝食付きを予約してお得に利用させて頂きました。 -
翌朝も天気が良かったです。 暑くも寒くもなく、エアコン不要で気持ちいいです。
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プールは夏季期間だけの営業ですが、水を入れているので写真映えします。
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早朝に温泉に入り、8amに朝食に向かいます。 夕食と同じLe Phare です。 チェックイン時に、和食か洋食かを選択し、私達は二人共洋食にしました。
温かいミネストローネスープでホッとします。 -
オムレツ、中トロトロ!
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果物・ヨーグルトにマンゴーソース、紅茶
完食、御馳走様でした。
最初は平塚から近い大磯のホテルを予約しようと思いましたが、そちらは家族でも行けるから、大人向けのこのホテルにしました。 13歳以上の宿泊としているので、静か&美食で大満足。 タクシーを呼んで頂き、10時にチェックアウト -
真鶴駅から徒歩数分の「二藤商店」へ。 お刺身・金目鯛の煮付け、押し寿司、お惣菜が安くて美味しいらしく、私達もお昼用にアジの押し寿司半分\450や、お土産にさつま揚げ@\150を買いました。 家に帰って、このさつま揚げを食べたら、混じりけ無しのお魚その物を食べているような味がして、栄養満点。
他にもカマスやアジのフライなど、食べてみたいのが、いっぱいありました。 もちろん干物もあります。 家の近所にあったら、足繫く通いそうです。 帰り際、松岡修三さんの写真を発見しました。 TV番組でこのお店に来たそうです。 -
真鶴駅から平塚駅へ東海道本線で約40分。 東口改札から北口バスターミナル4番線へ。 平塚市美術館に行く4番線は駅前から離れている一番奥にありました。 10分位乗って「美術館入口」下車。 レストランや広い庭もあり、思ったより大きい施設です。
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入口には千葉市美術館で7月に観た三沢厚彦氏の作品とペコちゃんがお出迎え。 その時の旅行記は、 https://4travel.jp/travelogue/11842134
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天井高く緑の芝生もきれい。 「新収蔵品展」も同時に開催しており、そちらの特集展示:藤田嗣治の初期作品→ランチ休憩→「明治・大正の輸出陶磁器 技巧から意匠へ」の流れで動きました。
「新収蔵品展」の内田あぐりさんの作品が、糸、岩絵の具、布等色々な素材を組み合わせた巨大な作品で見入ってしまいました。 あと、藤田嗣治が1909年の東京美術学校在学中に、「父親像」勲章を沢山付けた自分の父親を油彩で描いてましたが、やはり若い時から上手かったのが分かりました。 「新収蔵品展」は残念ながら写真不可でした。 -
「新収蔵品展」だけでも見応えあり疲れたので、緑の芝生にあるテーブル席で「二藤商店」で購入したアジの押し寿司を食べて暫し休憩。 アジの上のとろろ昆布がいい仕事してます。 とても美味しかったです。
館内は飲食禁止ですが、お庭のベンチやテーブル席は、持込可能で家族連れの方々もお弁当を広げていました。 -
さてこれからが、この旅行目的の「明治・大正の輸出陶磁器 技巧から意匠へ」見学と、ギャラリートークです。 海外に輸出された日本の素晴らしい陶磁器を買戻し、2017年名古屋に横山美術館を開館したコレクション約3,000点の内、約130点が展示されています。
横山様、日本に里帰りさせてくれてありがとう! -
2pmのギャラリートークまで時間あるので、1週してきます。 こちらは全て写真可能でした。 その後、時間になって30名程集まり担当学芸員の説明を聞きながら作品を見て回りました。 約1時間。
宮川香山(初代)「陽刻上絵金彩蓮鷲花瓶(一対)」 -
宮川香山(初代)「高浮彫雀花瓶」
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川本半助(六代)「青地陽刻上金彩菊雀図花瓶」
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井村彦次郎商店「上絵梅雀図カップ&ソーサー」
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竹内忠兵衛「石目焼牡丹鳥図ティーセット」
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宮川香山(二代)「釉下彩朝顔図花瓶」
私はこれが一番好きな作品で家に飾りたいな~ -
オールドノリタケ「ビーディング菊図花瓶」
面白い形ですよね。 アメリカでマッスル型と呼ばれて人気を博したそうです。 -
オールドノリタケ「盛上鷺図水差」
儚い色合いが素敵なアール・ヌーヴォーのデザイン。 -
オールドノリタケ「ジュール金彩薔薇図パンチボウルセット」
オールドノリタケ特有の薔薇に金彩、エナメル盛と豪華で大きい、このセットがとても素晴らしく、地味なパンフレットの表紙をこれにすれば良かったのに~と個人的に思いました。 -
オールドノリタケ「森村組商品見本」
友人は、これらの商品見本を家に飾りたいと言ってました♪ -
オールドノリタケ「森村組商品見本」
出来上がりそっくりに、金彩でジュールのデザイン画。 注文が来るわな~ 森村組はマーケティングに力を入れてニューヨークに支店を持ち、海外の人達の好みを取り入れてデザイン画を描き、それを日本の工房に作らせていたそうです。 販売は、リサーチ、柔軟性、確かな品質が重要で、今も昔も変わりませんね。 -
オールドノリタケ「森村組商品見本」
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オールドノリタケ「トイティーセット」
おままごとの道具も陶器 -
なんと、別名 ”ペコチャンの不二家平塚工場前” だそうです。 確かに工場が隣りにありました。 美術館入口にペコチャンの作品があったのも納得です。 帰りの道は空いていて、バス約5分で平塚駅に着きました。 東海道本線で帰途へ。
海+美食+美術館+快晴 と最強の組合せを楽しみました。 特に初めて降りた真鶴駅は徒歩圏内で美味しくて良心的な価格のお店(お鮨屋さん、パン屋さん、お魚・惣菜店)が揃っていて魅力的でした。
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