みちのく潮風トレイル　快晴の浦戸諸島ホッピングアイランド 8Km

2023/10/13 - 2023/10/15

相馬～石巻区間では唯一未踏破区間だった浦戸諸島を目指し、さらに歩を進めて女川～石巻区間を延伸。

エリア 松島・奥松島(宮城)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

野蒜駅近くのキボチャに前泊。

旧野蒜駅は震災遺構になっており、津波に被災した券売機が展示されていた。

一見すると何の変哲もない野蒜駅ホームだが。

震災伝承館ではラルフローレンのハンドタオルが無料配布されていた。

キボチャのディナー。
鳴瀬カキの握りはファーストトライ。


東北福祉大女子陸上部の面々が合宿中だった。
駅伝は全国8位の実力を保持している。
来る10月22日の駅伝では相当の成績が期待できるとのこと。

長閑な野蒜海岸。

多くの人命を飲み込んだ野蒜の海。


あの日、こんな静かな海が荒れ狂ったとは想像できない。

キボチャから4.5キロで宮戸に到着。

ここで宮戸～寒風沢島間の渡船の船長と待ち合わせ。（3,000円）

約束の9時の10分前に来てくれた船長さん。

カキの稚貝の養殖場を見ながらスタート。
乗客は吾輩一人のみ。

風化が進む小島について地質学の素養がある船長さんが、ていねいな解説をしてくれる。

台風15号の影響でうねりが出てきた松島の海。

野之島を周遊してくれた。

手掘りのトンネルをくぐる。

東名を望む。

津波警報が出たので海岸から正面の松島の湾を眺めていた住民に対し、右手方向の野蒜から津波が押し寄せてきた。

住民は逃げるすべもなく津波に飲み込まれた。

箱庭のような松島。

轟音が突然近づいてきたので観察するとスキーヤーだった。

カキの稚貝を養殖し全国に発送しているとのこと。

ちなみに、有名な広島カキなどもここの稚貝を使って養殖しているとのこと。

寒風沢島に上陸。
各家々のドラム缶の上には黒い蓋が乗っかっていたがゴミ箱だろうか。

有名な田んぼを見学。

今では稲作をする人も減って葦の原っぱが広がっていた。

MCTの道標を発見。

寒風沢島～野之島間の渡船。（無料）

MCTのインフォメーションボード。

MCT名取トレールセンターお勧めの宇内浜

たわわに実ったカキ

野之島～桂島間の渡船。（無料）

気さくな船長さん。

秋晴れの松島。

桂島には商店があった。

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2023/10/25 10:31:57

  潮風が

  届きましたよ～、キューロクさん。名前だけでも冬の寒風が想像できます。
  
  祝島旅以降、船長さんに目がシフト。よくお写真撮らせてくださいましたね。
  次回お出かけの折は、関西の女性ファンが付いたとお伝えください。お話も
  （震災時）かっこよかったと想像できました。

  キューロクさん からの返信 2023/10/25 14:27:35

  RE: 潮風が

  こんにちは
  
  浦戸諸島を歩いた日は快晴でとても良い印象を持ちました。
  
  宮戸〜寒風沢島間の渡船の船長さんとの会話も秋晴れの空のように清々しいものでした。
  
  もし、この区間を乗船する予定がある時は「みちのく潮風トレイルセンター」に予約をする必要がありますので、同センターに問い合わせてください。