紅葉の那須高原

2023/10/15 - 2023/10/16

紅葉の候、5年ぶりに那須高原に行ってきました。
今回は茶臼岳の登頂はしませんでしたが、山肌の紅葉は見頃で素晴らしかったです。高原中腹のつつじ吊り橋や平成の森付近は立ち寄りませんでしたが、紅葉はもう少し遅くなりそうです。今年は猛暑で9月下旬まで気温が高かったこともあります。

エリア 那須(栃木)

那須インターを降りてすぐの「そば処　深泉」で昼食を。
「かけそば」と「炊き込みご飯」
しっかりとした出汁で量は共に多め。

そば処 深泉 グルメ・レストラン

「天ざる」
つなぎが少ないのか、麺は切れやすい。

旧青木家那須別邸
那須野が原は水が乏しく農地に適さない土地だったが、明治になると国の政策で那須疎水が開削され、開拓が加速した。
有力者が次々と農場を開き、別邸を所有するようになった。
青木周蔵の他、山縣有朋、松方正義、大山巌、乃木希典の別邸が保存されている。

旧青木家那須別邸 名所・史跡

本邸は、明治時代に外務大臣などを務めた青木周蔵の別荘として1888年（明治21年）に建てられた。その後増築されてほぼ現在の形になった。
ドイツ公使を務めたこともあってか、ドイツで学んだ建築技師松ケ崎萬長（つねなが）によるドイツ風の造りとなっている。
平成10年に復原工事を行い、国の重要文化財に指定された。

2階の居室
外からはわからないが、近代建築に和室はよくある。

２階バルコニーより
正面には立派な並木道が伸びる。

劣化の大きかった大谷石の暖炉は復原されている。

主人室にはグランドピアノが置かれている。
ドイツのベヒシュタイン社製のピアノは、孫の青木重夫の婦人でピアニストの青木和子（国立音楽大学教授）が所有していた。

外壁は蔦型のスレート
ドイツ風の窓飾り

宿に到着。ロビーのバルコニーからの眺め。

夕刻、虹？

コテージ内

マムシグサ
宿の敷地内に生えていた。特に球根に毒性をもつ。

料理プラン「那須高原和牛、ヤシオポーク、栃木しゃも」
前菜、お造り、煮物、酢の物、小鍋、お食事（松茸と蟹の釜飯）、水菓子

メインの洋皿「那須高原和牛のサーロインステーキ」
柔らかくてジューシー。

芳醇な地ビール、飲み比べの日本酒の特徴は全くそれぞれ。

朝食はバイキング

翌日は山歩き
中腹の那須高原展望台から茶臼岳（左）、朝日岳（右）を望む。
標高1915m

9：50那須ロープウェイ山麓駅発
標高差293mを上がり9合目、標高1684mの山頂駅に到達できる。

山頂駅から時計回りに歩き始める。

山頂駅の展望台より

山頂を見上げる。

登山道付近は低木が紅葉している。ドウダンツツジ？

南側の山肌は紅葉が氷河のように広がる。

牛ケ首より西側の斜面を望む。
峠には立っていられないほどの暴風が吹き抜ける。

西側では水蒸気が噴出している。

峰の茶屋跡付近より朝日岳を望む。

13：40ロープウェイ山頂駅発

那須高原パンのいえ「クーロンヌ」へ
木漏れ日の刺す庭先のイートスペースで食べる。

那須高原パンのいえ クーロンヌ グルメ・レストラン

ソルティドッグ、クリームパン、カレーパン、クロワッサン
食パンとくるみパンは買って帰る。

「チーズガーデン」でお土産を購入する。地元チーズ工房の商品も各種揃っている。
「御用邸チーズケーキサンデー」を食べる。
チーズを使ったお得なスイーツの三種盛り

チーズガーデン 那須本店 グルメ・レストラン

那須高原　今牧場チーズ工房
山羊チーズ（茶臼岳）は、季節限定の日本では希少なシェーブルチーズ。
https://imafarm.xsrv.jp/

帰路、羽生パーキングエリアで休憩
江戸の町並みが再現されている。