再びホテルニューアカオに、そして年末で閉館するメルパルク横浜にも宿泊

2023/09/19 - 2023/09/21

子供が久しぶりに3連休をとれるとのことで、久しぶりに親子で一緒に出かけることにしました。
行き先はオーシャンウイング再開でなにかと話題になっている、熱海のホテルニューアカオ。
熱海は最近若者にも人気がでてきたので、乗り気になったようです。
自分達は7月初めのオープン3日後の平日に宿泊しているので、2ヶ月ちょっとぶりの宿泊となります。
口コミを見ると多くの人がオープン後に訪れ、食堂などかなりの混雑で大変だったようです。
この2ヶ月でどのように改善されているかにも興味があります。
3連休なのに1泊だけでは物足りないだろうから、帰りに横浜に寄り道して今年いっぱいで閉館するメルパルク横浜にも泊まることにしました。
ここはかつて子供と一緒に宿泊したホテルです。最後にもう一度、というわけです。

エリア 熱海(静岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: JRローカル 私鉄
• 旅行の手配内容: 個別手配

熱海にはいつものように小田原経由で行きます。
小田原の地下街にある八百屋さんでは、たまに珍しいものを手に入れることが出来ます。
今回は初秋に出回るというポポーを発見。
ねっとりとした熱帯的な風味の果実ですが寒冷地でも育ちます。かつては日本の色々なところで栽培されていたと聞きます。
すぐにダメになるために流通が難しく、今では幻の果物といわれています。
ホテルで食べるために1パック購入しました。

伊豆箱根鉄道、大雄山線の管理事務所だった建物を利用したカフェ。 駅舎カフェ1の1。ホテルの夕食がバイキングなので、それに備えて昼食の代わりに軽めの食事を、というわけです。

大雄山線 駅舎カフェ1の1 グルメ・レストラン

路地奥の階段の上にあるために、店頭ポスターがなかったら気づきません。

かわいらしい建物がカフェになっています。

1－1番地だから店名も1の1。

個性的な品ぞろえです。
自分はフレンチトーストにしよう。
かみさんはフルーツパフェを注文。
守谷というのはすぐそばにある老舗の守谷製パン店。
いかにも昭和のパン屋さんという品揃えが人気。

スフレパンケーキはすこし時間がかかるとのことで、子供はシフォンケーキを注文。

お手拭きに手書きのメッセージが添えてありました。
ひとつひとつ異なるメッセージ。

店内には鉄道グッズがたくさん。

もとは大雄山線で使用されていた物とのこと。

子供が注文したシフォンケーキが来ました。
クリームの量がすごい。

続いて自分のフレンチトースト。

かみさん注文のフルーツパフェ。
どれもやや高めの価格設定ですが、どれも絵になる品ですし、ボリュームもあるので納得できます。

JRで熱海に移動して、駅前からニューアカオの送迎バスに乗り込みました。

前回7月と異なり、送迎バスはかなり混んでいました。

ニューアカオのオーシャンウイングに到着。
フロントで荷物を預けて、チェックイン前ですが、前回と同様タオルを借りてスパリウムニシキへ。
風呂はほぼ貸切状態でインフィニティ風呂を占有できました。

チェックイン時間になり、借りたタオルはフロントに返却します。
鍵をもらって部屋へ。
部屋は3人で使用するため、前回より少し広い部屋を予約してあります。
前回同様、布団が予め敷いてあります。

今回の部屋は熱海方面向きの窓。
前回は真鶴半島向きでしたので、オーシャンフロントという眺めに関しては前回よりも良くないです。
でも熱海の夜景をみるにはベストです。

床の間側。
左の広縁に冷蔵庫。
床の間の下には館内着、右の押し入れがクロゼットになっています。
クロゼットの下に、タオル類と風呂へ行く際に持っていくためのカゴが置いてあります。

館内着は作務衣タイプ。
これで風呂や食堂などを含め、館内を自由に行き来できます。

お着きのお菓子は何故か五つ。
磯の香りいっぱいの美味しいお菓子です。

湯飲みも五つ。

温泉大浴場があるので使うことは無いですが、ほぼ新品状態の浴槽もあります。
使わないことを見越してなのか、シャワーカーテンは取り付けていないのです。
したがって部屋風呂を使用するときは、気をつけないと洗面台付近もビショビショになります。

コップは3人分。洗面台も手狭です。

トイレは独立型。
もちろん洗浄式便座。

宿の外を歩きたいということで、建物の外に出てホライズンウイングへ。
オーシャンウイングからは長い廊下を通って、大浴場のスパリウムニシキ経由でホライズンウイングに行くことも出来ます。

ホライズンウイング内。
14時からは2階のロイヤルラウンジでウェルカムドリンクを飲むことが出来ます。
ウェルカムドリンクを頂いた後は他に見る物もないので、今度は廊下を通ってオーシャンウイングに戻りました。

かつてはダンスホールであった、サロンドニシキという広間。
ついたてで仕切られていました。

ついたての上の隙間から内部を撮影。
前回来た時は床一面をブルーシートが覆っていましたが、それは除かれていました。

夕食時間です。
チェックイン時に予約した時間に入場となりますが、早めの時間の予約なのか混み方はそれほどでもありません。
オーシャンウイング再開後の口コミを見ると、バイキングの料理を取るのに長蛇の列、という評価がありました。
そのため早めに夕食会場に来たわけです。

ここでトレイとお皿を取って、サラダコーナー、他のコーナーへと続きます。

窓際にもサラダコーナーが出来ていました。
サラダコーナーはいろいろ野菜を取るのに時間がかかり、列が渋滞しやすい場所です。
2カ所に分散するのは良いと思います。
入口などに料理の場所を示す地図があるともっと良いと思います。
確かウェルネスの森伊東には、各テーブルにバイキング会場内の地図が置いてありました。

刺身、お寿司のコーナー。
並びそうな料理は分散されて、島状に配置されていました。
ホテル側も問題点を解決しようと工夫しているのが分かります。

食事時間開始直後に撮影したため、まだお寿司がきれいに並んでいます。
できるだけこのような状態を撮影したいのと、料理をひとおおり見てから料理を取っていく主義なので、いきなりバイキングの列に加わりません。

チョコレートフォンデュ。

フルーツのコーナー。
かみさんが好きなライチはありませんね。

おでんのコーナー。
自分が大好きなタマゴがないのが残念。

富士宮焼きそばやピザのコーナー。

ピザの隣はシウマイ。
静岡のB級グルメの隣がイタリア、その隣が中華となっていて、料理の配置順がよく分かりません。

ポテトとチーズリゾット。

ステーキ実演コーナー。

ここも実演で、烏賊メンチ、テンペ揚げ、サツマイモの天ぷら。
天ぷらがサツマイモだけというのは寂しすぎ。
前回はもう少し種類があったはず。
前回、天ぷらが異様に黒かったのは改善されていました。
あれは何だったのでしょう？
他にも沢山の料理を撮影したのですが、料理を羅列するために防備録を書いている訳ではないので省略。ニューアカオのバイキング料理についてはいろいろとブログや動画が出回っているようなので、そちらを参考にして頂ければと思います。

とりあえず1回目に取って来た料理。
サラダがないので茶色い料理ばかりになってしまいました。

2回目はお寿司とサラダ。彩りが鮮やかになりました。
右下の空いている小鉢、何だったのだろう？
すぐに防備録を書かないから忘れてしまいます。

3回目はデザートとフルーツ。
マンゴーゼリーのとなりはコーヒーゼリーです。
キッズコーナーの唐揚げが美味しそうだったので取って来ました。

ニューアカオ自慢の大食堂。
圧巻のスケールです。

大きな窓からは錦ヶ浦の奇岩が見えます。
この場所にこれだけの物を作ろうというということ自体、耐震性や環境保護とか色々な規制があって、今の時代には無理だと思います。

バーが開いていましたので覗いてみました。
アルコールはダメなのでバーとは無縁なのですが、雰囲気だけは味わってみたい。

事前購入のカードを差し込んでから、好みのワインと量を選ぶようになっています。

ビリヤード室。
プレイするにはフロントで予約が必要。

オーシャンウイング1階の波音という温泉に行く途中。
射的、缶詰バーがあります。

缶詰バーです。

中2階にはゲームコーナーがありました。
この時間、まだ誰も遊んでいません。

フロントのある17階の奥にはロビーがあります。
豪華なシャンデリアがいくつもぶら下がっています。

翌朝。
いつも同様朝風呂に入った後、朝食の列に加わりました。
早めの行動をしているのですが、みなさんそれよりも早い！

朝なのでパンがあります。
フランス料理などのコースならば、夕食でもパンを食べることが出来ますよね。
パン派の人は夕食でもパンを食べたいのだろうけれど、夕食バイキングでパンを置いてあるところは見かけたことがありません。

パンプリンとフレンチトースト。

フルーツ。
朝食にはかみさんが好きなライチがありますね。

デザートコーナー。

海鮮丼にのせるための具です。

冷や奴。

蒸し野菜、グリル野菜、豆腐の煮込み、肉じゃが、フライドポテト。

鯵の干物、焼きサバ、シウマイ。

出汁巻きタマゴ。
後ろの説明書きが鯵の干物になっているよ。
これは好物なので、どのホテルでも取ります。

さて1巡め。
食欲はあるのだけれど、食欲を満たしたいような食べ物が見つからない。
お皿から、いつもの朝食バイキングに比べてまったくやる気がみられないのがわかります。

品数が多いものの特徴のある食べ物があまりありません。
それがお皿に現れていますね。
ご飯もほんの一口盛っただけ。

最後はパンプリンと杏仁豆腐。
イマイチ乗り気しない朝食でした。

食堂の天井。
ここを見るだけでニューアカオに来た価値があります。

部屋に戻ってチェックアウトの用意。

ホテルの送迎バスで熱海駅へ到着。
東海道線で横浜へ。
みなとみらい線で元町・中華街駅にて下車。

中華街へ。

前に来たことがある関帝廟通りのお店へ。
1000円弱でご飯と3品のおかずを選ぶことが出来るお店です。
3人なので9品を選ぶことが出来ます。
朝食がバイキングだったため、軽めの点心を中心に選ぶことにしました。
海老のカシューナッツ炒め。

品珍閣 グルメ・レストラン

ゴマ団子。

焼き餃子。

春雨。
3本セットですが、写真を撮影する間もなくあっという間に2本無くなりました。

海老餃子。

小籠包。
これも本来は3個セットです。

フカヒレ入り蒸し餃子。

フカヒレ入りシウマイ。

海老シュウマイ。

中華街でお腹を満たして今日のホテルへ。

ホテル メルパルク横浜 宿・ホテル

トリプルの部屋です。
前回はもっと広めのトリプルでしたが、今回はすでに埋まっていて予約できませんでした。

風呂はユニットタイプ。
もちろんコップは3つあります。

窓からはガンダムが見えました。

明日の朝食券とフロントに置いてあるティーバッグ。

窓の外は山下公園。

氷川丸も見えます。

右方向を見るとベイブリッジが見えます。

キーは金属製のホルダーに付いています。
オートロックではありません。

部屋の窓からの夜景です。

翌朝の部屋から見た日の出。

かみさんたちは部屋でグデグデしているので、一人で早朝散歩へ。
すぐ横のマリンタワー。

山下公園を散歩。
ジョギングしている人も多い。

氷川丸。
もちろんこの時間は営業していません。

ホテルニューグランド。
このあたりは何度来ても気持ちが良い光景。

マリンタワーの前から見るメルパルク。
営業終了後はどうするのでしょうね。
ここに今よりも高層のビルが建ったら、マリンタワーからの眺めも遮られてしまうのかな？

メルパルク1階はレストランになっています。
建物の外からも入ることが出来ます。

もちろん内部からも入ることが出来ます。
かみさんたちと合流して朝食。

コロナが5類移行前はバイキングは中止となり、個別食となっていました。
フライパンごと出てくる朝食は独特で、それはそれで面白かった。
いまは元のバイキングに戻っています。

レストラン内部。
営業開始直後なので、まだ空いています。

パンとジャム、バター類。

スクランブルエッグとスープ

焼き魚、ベーコン、ソーセージ

ひじき、明太子、ビンチョウマグロ、なめ茸オクラ、最右端はレンコンキンピラ

シウマイと先ほどの焼き魚

レンコンキンピラ、小松菜お浸し、ひとくちがんも

お粥用の具です。

カレーとうどん

サラダと3種類のドレッシング

ヨーグルト、フルーツ。
ヨーグルト用のソースは下段に用意されています。
フルーツが予め盛られているのが良いです。

1巡目は洋食。

2巡目は和食とお粥。
パンを3つも食べてしまったので、お粥はほんの気持ちだけ。
ニューアカオのように品数はありませんが、厳選された品だけが揃っているのでこれはこれで良いと思います。大きなホテルのバイキングは品数があって楽しいのですが、ざわついているせいか落ち着いて食事が出来ません。

ホテルのロビーです。

階段にて2階へ。
2階からロビーを見下ろす。

2階は宴会場のロビー、及び宴会場が数部屋あります。

7階へ。
4階というか3階の屋上にあるガーデンチャペルを見下ろす。

3階には結婚式場やスタジオなどがあります。

山下公園側に写真撮影のためのいろいろなセットがあります。

右は式場入口です。
ここで結婚式を挙げた人も多いと思います。
その人たちにとって、思い出の場所が無くなってしまうのはとても寂しいでしょうね。自分たちも結婚式を挙げた施設がなくなってしまったので、残念な気持ちは分かります。
感謝の想いを込めて、ということで12月限定の宴会プランが各種用意されているようです。もう一度この場所で思い出に浸るのもよろしいかと。