2023/09/22 - 2023/09/22
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カンボジア日本語ガイドブンキァンさん
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シェムリアップから北約35km車で45分ぐらいに東洋のモナリザと呼ばれる大人気なバンテアイスレイ遺跡でありま
す。この寺 院は、建立当時にアンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたとい
われています。シヴァ神とヴィシュヌ神に捧げられた、周囲が約400mの小寺院で、外壁は赤色砂岩とラテライト、屋
根の一部にはレンガも使用された美しい遺跡であります。東正面から入ると赤い絨毯が敷き詰められているかのよう
なラテライトの参道が延び、その両側にはリンガを模した石柱が立ち並びます。この手法は中心部に対する期待をふ
くらませるに充分で、中央伽藍を強調するためのパースペクティブな構図が表現されています。
第二周壁の塔門のレリーフ は、『マハーバーラタ』を描いた秀作が揃っています。現在この破風装飾の一部はプノ
ンペンの 国立博物館に陳列されています。
ラテライト製の第三周壁の中央にある東塔門の破風には、2本の帯がたすき状にかけられた 特異なモチーフが残され
ており、赤色砂岩に施された彫刻 は洗練された美しさをもっています。この寺院にはほかの遺跡と類似性の少な
い、独自のモチーフが随所に見られます。紅色砂岩 とラテライトを多用することに よって、中央の伽藍は燃える
炎のように感じられます。
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第1塔門
東門の破風のレリーフの中に3頭の象に乗っている神様は帝釈天(イン
ドラ神)です。帝釈天は雷神、風神雨神です。象の下にカーラ(カーラ
の頭)です。カーラはシヴァ神の門番と言う伝説です。 -
第4塔門の破風
古代インドの神話によって、踊っているシヴァ神です。左側に座って
いるのはカリーカラミヤという女性です。この女性は大変美しい人で
すが、夫が蒸発されたので、あちこちの王様たちがこの女性を奪い合
う争いました。カリーカラミヤさんが心配ので、自分の魅力、美貌を
破壊してくれとシヴァ神に頼んで、シヴァ神はは魅力、美幌を破壊し
てしまいました。右側に太鼓をたたいているのはインドラ神です。 -
こちらは古代インドラーマヤーナ物語の一節です。さらわれたシータ
姫を探してラーマ王子が森に入ると、サルのモスグリーヴァが泣いて
いました。理由を聞くと兄ザルに妻を奪われた言います。気の毒に思
ったラーマ王子がスグリーヴァに加勢しました。中央が争うサルの兄
弟、右側から矢を射るのがラーマ王子です。この戦いで勝ったスグリ
ーヴあるがサルの王の座に戻り、今度はラーマ王子を助けます。 -
優美なレリーフ[東洋のモナリザ]
バンテアイスレイ遺跡の規模は小さいですがヒンドゥー教の神話を描
いた彫刻は彫りが深く、ほとんど赤色の砂岩で作られており、その造
形美はアンコール遺跡の中でも群を抜いて洗練さ優美です。さらに保
存状態も極めてよいです。1923年に若き日の仏作家アンドレ・マルロ
(妻、友人の3人)が持ち去ろうとして逮捕され、のちにマルロー晩年の
[空想美術館]を飾ったバンテアイ・スレイ北祠堂のデバター像です。
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