絶景を求めて真夏のオランダ・ベルギーその04～ブルージュ

2023/08/11 - 2023/08/11

今日はブリュッセルからブリュージュへお出かけ。
幸いこの日もお天気に恵まれ、気温18度の春のような陽気の中、世界遺産の街歩きを満喫してきました。
ただ、いくつかの施設が入場できずに終わってしまい、やや残念な結果になってしまいました。

エリア ブルージュ(ベルギー)

• 旅行の満足度: 4.5

列車はブリュッセル中央駅を午前8時1分に発車。
午前9時丁度、ブリュージュに到着。

ブリュージュの駅名表示

駅の東口広場から中心街方向を望んで。
この時刻は薄曇りのお天気。
中央の尖塔は聖母教会。

ブリュージュ駅の建物を少し離れたところから。

何となく上野駅に似ているように思うのは私だけ？

るるぶの「1day街歩きプラン」のルートに従い、最初の運河を渡ってすぐの通りを右折。
南側の赤レンガの建物前を通り過ぎます。
このルートで歩く人はかなり少ないです。

最初に見えてきたのはベギン会修道院の敷地内にあるチャペルBeguinage chapel

そしてここが愛の湖公園Minnewater Park。
白鳥がゆったり泳ぐ平和な風景。

木々の間から覗き見えた聖母教会の尖塔

ベギン会修道院の中庭を通り抜けます。
ちょうど朝日が木漏れ陽になりいい感じの時間。

馬の水飲み場

聖ヨハネ病院（メムリンク美術館）と脇を流れる運河。

ところが、聖ヨハネ病院は何故か12月15日までクローズ。。。
ベルギーの七大秘宝のひとつが見られるはずだったのに。

聖ヨハネ病院のすぐ横にある聖母教会。
現在見られる姿は1361年に完成をみたもの。
122ｍのこの塔は、1518年にアントワープのノートルダム大聖堂に追い抜かれるまでは、ネーデルランドで最も高い教会の尖塔だった。

青空が広がってきた。

建物の奥にブリュージュ最古の教会、救世主大聖堂。

聖母教会へ入場。
入ってすぐのスペースは無料で観覧できました。

キリストとぐるりと取り囲む使徒たち

柱には大理石が張り詰められ、気品にあふれた教会です。

聖アンデレの像

ステンドグラスがすばらしい。

たぶんこのあたりから有料スペース（だったと思う）。8ユーロ。
アントワープの聖母大聖堂でも見られた三連祭壇画。

古い棺の内壁に描かれていた天使の線画

同じくキリストとマリア。
漫画のようなタッチが珍しい。

ピーテル・プルビュス作「最後の晩餐」。
中央のキリストに寄りかかるヨハネ。
背中向きの赤毛の男がユダ。

教会の南側の翼廊奥の祭壇に置かれた、ミケランジェロによる聖母子像。
これはバチカンにあるピエタ像の5年後、1504年に造られた作品で、ミケランジェロが生きている間にイタリアの外に出された唯一の作品とされています。

るるぶによると2019年時点では修復のため、展示されていたのはレプリカとのこと。
これはどっちだったのだろう。。。

古い譜面が展示されていました。
聖母教会はここまで。

聖母教会を出て北東方向に進むと骨董市が開かれていました。

ふるいベルたち

更に運河沿いに進むと、いよいよ中心街に近づいてきます。

運河にかかる橋の上には聖人の石像

聖母教会を振り返って

運河クルーズは大人気のようです。

Wollestr.をしばらく進むと鐘楼が見えてきました。

ちょっとその前に、このお店でベルギー・ワッフルを頂くことにしましょう。

奥の中庭のテラス席に着席。
少し迷ってから、注文したのはチョコレートソース、バニラアイス、フレッシュ・ホイップ・クリームのワッフル（メニュー左側）。
メニューでは「クラッシコClassico」とされていた。

注文を待つ間にも席から鐘楼の先っぽが見えていました。

ワッフル10ユーロと、別にコーヒーが4.5ユーロ。
おいしゅうございました。
生クリームを食べ過ぎて少し胃もたれが。。。

午前11時25分、ワッフルのお店でゆっくりした後、街歩きを再開。

マルクト広場が見えてきた！

マルクト広場に到着。
赤やオレンジの三角屋根の建物が印象的な世界遺産の広場です。

中央に立つヤン・ブレーデルとピーテル・デ・コーニングの銅像

広場に西側の建物たち

更に奥へ進み、聖血礼拝堂に入ろうとすると「ミサ中なのでダメ」とのこと。
えぇ～！ここも入れないの～orz

鐘楼にも登る気になれず、仕方なく駅に戻ることにします。
遠くに見える救世主大聖堂。

救世主大聖堂はブリュージュ最古の教会。

この後電車に乗ってブリュッセルに戻る途中、ゲントに立ち寄るつもりでしたが、胃もたれのせいで、その気になれず、結局そのまま帰ることにしてしまいました。