2023年釧路

2023/09/08 - 2023/09/10

40代おとこひとり旅です。
桜木紫乃さんの小説が好きで、度々舞台になる釧路を見てみたくて初めての北海道で釧路です。

食べ物でも買い物でもなく、小説から感じた寂れた寂しい釧路を味わいに来たのが目的です。

聖地巡礼をする人はスゴいなって思ってたけど、まさか自分がそうなってしまうとは。

エリア 釧路(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 1.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 高速・路線バス 観光バス レンタカー タクシー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

出発20分遅延。一時は羽田で着陸できなかったら引き返しますと。
その場合、旅費は全て無駄になるってことでしょう。
初めての経験でした。こういう時の為に旅行保険があるんですね。
勉強になりました。次回からは旅行の時期に気をつけて怪しい時は保険をかけよう。
今回は遅延で済んでほんと救われた。
珍しいスターウォーズジャンボ

羽田空港 第2旅客ターミナル 空港

無事に釧路空港到着
遅延で全ての予定を組直し。
釧路市内までバス。チケットは現金のみです。

急遽レンタカーを空港バスの中から手配

釧路駅から歩いて10分くらい？
北海道といったらインディアンカレーということで
ハンバーグインディアン。
見た目以上に美味しかった。伝統の味を繋いで欲しい

カレーショップ インデアン 釧路あさひ町店 グルメ・レストラン

当初の予定は釧路駅から汽車最終便で釧路湿原駅まで行って、幣舞橋で夕焼けを見る予定でしたが、レンタカーで細岡展望台で夕焼け見るプランに変更。
結果的に幣舞橋以上の夕焼けが見れたと思う。
明日は雨なので今旅最初で最後の夕焼けを見れて良かった。
世界三大夕陽は間違いなかった。
こちらのサイトで幣舞橋よりこちらの展望台を勧めてくれた方に感謝。

細岡展望台 名所・史跡

この時間には観光客は12人くらいで場所的にちょっと混みだす。
あまり広くない場所なので、皆譲り合い精神を持ちつつポジション取りに迷う。
一人組が多くシャッターの音だけが響く。ちょっと面白い
細岡展望台の道中舗装も古くなった道だったので、この道で合っているのかとちょっと心配した。

信号も少なく直線道路も多いのでスピードを出したくなるが、「野生動物が道路に飛び出して事故を起こしてレンタカーの修理代がかかったケースもある」とレンタカー屋さんに言われたので勉強になった。
実際に帰りの道の真ん中にキツネの子供が逃げずにいて、もう少しでぶつかるとこだったので、旅行先の保険は必要だと思った。

夕飯は回転寿司　とりあえず釧路産のおすすめを食べてみたけど、
新鮮で珍しいという感想。違いがよくわからない。

夜の幣舞橋
繁華街の規模が思ってた以上に華やかだった。

幣舞橋 名所・史跡

2日目はピリカ号でバス観光。
やっぱり知らない土地での観光はガイドさんがいると全然違う。
ネットを使えば観光地には簡単に行けるけど、地域の文化や歴史、環境や生態などネットではなかなか出てこない情報が効率よく得れるのでガイドさんは必須。

摩周湖。霧があって見えないだろうと思っていたのでクリアに見れたので満足。
空が美しい。

摩周湖 自然・景勝地

硫黄山
こういった景観も初めて。なかなか自分では選ばない場所

バス移動中にタンチョウが2ヶ所で見れました。
飛んできて着地する場面も見れて感動。
この時期に見れないと思って来てたのでビックリした。
レンタカーだったら気づいてなかったと思う。
こういう事もあるのでバスツアーで良かったと思った。

硫黄山 自然・景勝地

阿寒湖
2時間の昼ごはんと観光時間。
見るとこ少なく時間潰せるカフェも少ないので、日帰り温泉にでも入っとけばよかった。

バスツアーは夕方には終了。
今旅一番満足したのがバスツアーでした。
ここまで効率的に知識を得れて5～6千円は安く感じた。
今回は空いていたけど、前日は40人くらいだったらしい。

阿寒湖 自然・景勝地

釧路駅に戻ってから
映画「ターミナル」に出てきた
骨なしザンギを持ち帰り。2人前からなので1,500円
美味しかった。

小説ででてきた東家で蕎麦を食べようと予定していたけど、まさかの貸切。
とくに食べたいものもなかったので、
近くのタリーズでケーキ。
北海道まで来てタリーズ。。

チェックアウト後に散歩

バスガイドさんが話していた、釧路で地名にもなっている鳥取県から釧路に開拓にきた話に感動した。
日本からブラジルに開墾に行った話に似ていた。

映画ターミナルと同じカット

小説内でも描かれていた通りの黒い川

晴れて良かった。
11時で車内の温度計は30度で運転手さんはここは釧路では無いと冗談を言っていた。

小説にでてきた厳島神社

ピンポン玉くらいの薄い石の焼き物を投げて石にぶつけて厄割をやった。
石に当たる手前のコンクリートに当たって割れたけど、近くだったのでヨシとしよう。
おみくじは大吉　　　
おみくじはいつも小吉なので、ここのおみくじは全部大吉なんだろうかとネガティブな思考に。

厳島神社からすぐ隣の米町展望台。
地図を見たら少し離れていたと思ったがすぐ隣だった。
釧路の街が見渡せる。
うみねこの鳴き声がいい感じに。時間を忘れる。
魔女の宅急便みたいな街並み

東家でかしわ蕎麦
東家は釧路では何軒かあるみたい。
ここも小説によく出てきた。
昭和の蕎麦屋　小説のまんまだった

たまたま入った施設で展示物。
コピーされたパンフレットもいただいた。

映画ターミナルのラストシーン

今回の旅行は計画がかなり変更になったが、いい方向にいきとても満足な旅だった。
これからも知らない土地に旅に行こうと思わせてくれた。
釧路は死ぬ前に一度行ってみたかったので良かった。
小説の空気感がさらに深まった。本当によかった。