2023/09/04 - 2023/09/07
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ふくろうの旅人さん
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奥入瀬渓流は長く行きたいと思っていました。しかし、ツアーでは滞在時間が短く、また奥入瀬渓流ホテルに宿泊するものも殆どありません。そこで、個人ツアーを企画し、たっぷり奥入瀬に滞在しました。レンタカーを使用せず、星野リゾートの無料送迎バスを利用したのでやや時間が余った所もありましたが。まあ、高齢でもあり堪能できました。
表紙の写真は、奥入瀬渓流ホテルの庭の苔の陳列です。少し、トトロを想起させます。
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1日目:曇り
妻が耳を悪くして飛行機に乗れないこともあり、今回は新幹線での移動を選択。東北新幹線は初めてです。はやぶさ「グリーン」とこまち「レッド」が東京駅では連結、盛岡で切り離しです。
ポイント1:贅沢に往復グリーンを利用。JTBを通じて申し込んだので期間限定の往復5000円の割引があります。 -
八戸駅には、5時間ほどで到着。八戸駅に止まる列車は殆どないので注意が必要です。駅構内の「八幡駒」展示。
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同じく、兜の展示。
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八戸駅から、奥入瀬渓流ホテルまでは無料のシャトルがあります。70分弱です。
ポイント2:事前予約制です。この日は乗客が多く、バスは2台でした。星野リゾートでは個人客はシャトルのみならず食事、アクティビティー全てを事前に自分で予約しなければなりません。JTBからのホテル予約が完了するとアクセス番号が発行されます。 -
途中少し渓流沿いを走ってホテルに到着です。
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ホテル玄関。ホテルは東館と西館に分かれます。結構広く、風呂やレストランのアクセスが大変です。バスの中で宿泊情報を記入する用紙が配布されますので、思ったよりチェックインはスムーズです。
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ホテルの庭から見た風景。
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あまりにも有名な東館のロビー、岡本太郎製作のオブジェです。
ポイント3:この辺りで夕刻までりんごジュースとシードルの無料サービスが毎日あります。チェックインまでの間を、客は飲み物を楽しみながら待っています。 -
我々の部屋は、東館3階の洋室です。星野リゾートの和洋室は、ベットに段差があるので年寄りには不便。洋室は十分な広さがあり満足です。
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部屋は、凝った作りです。ただ、洗面台が浅くて水が跳ねて使いにくい。
ポイント4:部屋に入った時のお菓子のサービスはありません。また、冷蔵庫に水が入ったポットがおいてあり、エレベーター室の前で補充出来ます。 -
りんごキッチンのエントランス。雰囲気がある。
ポイント5:予約時間はあってないが如し。受付で順番で少し待たされますが。 -
ビュッフェレストランの様子。フランス料理のレストランもあるが、滅茶苦茶高い。
ポイント6:夏休み前後は個人客は2泊しなければならない。ビュッフェ料理が二晩同じという批判があったが、結構変化はあった。例えば、ジェノベーゼパスタ→トマトパスタ、パンプキンスープ→ブイヤベース、ケーキやカレーも変わっていた。ただ、夕食にパンは無かった。 -
一番の売りの屋台「ほたてのカダイフ揚げ」。美味しかったので、二晩連続で食べた。カダイフとは、細いパスタらしい。
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一晩目は、洋食を中心に。エビマヨや白身魚のマリネ。
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もう一つの売りの屋台「アップルパイとアイス」。アップルパイは、目の前の窯で焼いたものをサーブしてくれる。中に、リンゴがたっぷりだが少し甘い。
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8時からの「渓流ディスカバリ」スライドショーに参加。西館のロビーで、予約は必要なし。寝転んで見られてお勧め、30分。
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奥入瀬渓流が日本で3つしかない「特別名勝」「特別天然記念部」「特別保護区域」を兼ね備えた名所であることが紹介される。あとの二つは、上高地と黒部峡谷。
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奥入瀬渓流は、十和田湖を源としている。よく間違うらしいが、十和田湖側が上流。奥入瀬が氾濫しないことの説明。
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奥入瀬と言えば「苔」。300を超える種類の異なる「苔」があるそうな。
ポイント7:ホテルの外でのアクティビティーは、必ず西館のセンターで予約確認。何か念書を取られる。 -
2日目:雨(残念ながら)
朝食のレストラン「苔りんご」のオブジェ。 -
「りんごのパンケーキ」と左下「しぼりたてりんごジュース」、ともに屋台。まあ、好き嫌いは別にしてトライすべき。
ポイント8:食卓には、必ずりんごジュースが3種類並ぶ。味を比較することができる。 -
パンは小さめ。少し塩辛い。
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いよいよ「渓流ガイドツアー」に出発。定員は8名max。
ポイント9:霧雨もようだが、長靴とカッパの無料レンタルがあるので安心です。 -
石が戸まで、ホテルのシャトルで行ってそこから上流に向かって2.9kmを2時間かけて歩く。ガイドの説明を聞きながらで休み休みなので高齢者でも参加可能。
石が戸の岩、鬼神がでたという言い伝えあり。 -
石が戸の瀬。
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直角に曲がった「頑張る木」。
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奥入瀬三大樹木、トチノキ。
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渓流には鳥も多い。カラスは都会のものとは種類が違う。
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見えにくいですが、樹木にしか生えない珍しい苔。
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名所の一つ「馬門岩」。昔この辺りを馬で行き来し、その際馬を繋いだ所という謂れ。
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「千筋の滝」。
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ツアーの終点「雲井の滝」。高さ25mの2段の滝、駐車場があり車で行っても見学できる。滝つぼまで歩けるが、けっこう滑る。
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「雲井の滝」遠景。ツアーはここまで、ホテルのシャトルバスを待ってホテルに戻る。なお、渓流には14の滝がある。全部撮影したが、後で見るとどれがどれが分からないので他は割愛。
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ホテルで休憩して、「オープンシャトルバス」で高い位置からの見学。席は自由席だが、予約した順番に呼ばれる。可愛い声の女性ガイドがつく。
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「銚子の滝」、奥入瀬渓流で一番大きく、幅が20m。ここまで来たら、十和田湖まで徒歩ですぐ。
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ホテルから40分かけて、十和田湖に到着。10分の見学タイムだが、十和田湖は雨で霞んで殆ど見えず。今度の旅行で最も残念でした。
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「子の口」付近。売店やレストランもこの日は殆ど閉まっていた。
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帰り道の「ぶな林」。土石流で破壊されたあとの林で成長の年月が短くまだ幹が細い。
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夕食は、まず新鮮な刺身と「せんべい汁」。
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「のっけ丼」。自分の好きな具材を載せて食べる。青森に来たからには名物は一度は食べないと。
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3日目:曇り
朝のホテルの庭。ここにも岡本太郎製作のオブジェが。 -
9時過ぎにホテルをチェックアウトして、ホテルのシャトルで八戸駅へ戻る。八戸から三沢へは「青い森鉄道」。
ポイント10:当初、3時のシャトルで直接今夜の宿「青森屋」に行く予定だったが、シャトルを変更して八戸駅に戻る。空いていた。 -
わずか4駅だが、580円と高い。列車の便も、1時間に1-2本。
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駅前の「きらく亭」で少し早い昼食。
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ここでも名物の「バラ焼定食」を食す。結構甘い(1050円)。
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駅から「青森屋」まで徒歩10分少々。ホテルは見えているが、坂道がきつい。
ホテルでは、ハロウィーンねぶたがお迎え。 -
このホテルもやはり東館と西館に分かれている。中はずいぶん広く移動に疲れる。
我々が宿泊したのは、西館12階建ての8階。遠くに見える、とんがり帽子の建物。 -
ホテルの部屋。奥入瀬渓流ホテルとは異なる和洋室で、ベットの段差が気になる。
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窓の向こうは駐車場。洗面台は深く、使いやすかった。
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これも有名な「蛇口をひねると出る」りんごジュース。夜、割合早い時間に終了するので時間に注意!
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レストランは、西館1階の「のれそれ食堂」。このホテルも、予約時間はあってないがごとし。何のために苦労して予約したのかと思う。
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割烹着の叔母さんが迎えてくれる が売りだが、入り口に炉端焼きのスペースがあるだけの話。
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右上が炉端焼きの「帆立、たこ」、もう一つ「鯖」があった。帆立は美味しかった。
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刺身は、これだけでした。奥入瀬渓流ホテルは数種類あったけど。全体に(朝食も含めて)種類が少ない。がさがさしている印象が強い。
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「ほや」母は、食したが癖が少なく、上手に料理されていたと。
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青森屋の自慢は「みちのく祭りや」というショーです。最近新しくなったそうで40分見ごたえがありました。
ポイント11:我々はずいぶん前に予約したので、当日の座席がいつ売り切れたのかは不明ですが当日席はありません。座席は3つのクラスで、ボックス、真ん中上段、そのほかです。 -
ショーは一切撮影禁止。最後の5分間は、観客が舞台に出て演者と一緒に「わっせわっせ」と踊ります。そこだけが撮影OKです。
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ショーは、三味線と唄、影絵(これが面白い)、合奏、ホテル特製のねぶたと見ごたえ十分です。ぜひ、早めに予約して観てください。
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4日目:晴れ
旅行中唯一の晴天の日。6時前に起きて、シャトルで数分の元湯へ。
ポイント12:元湯は、地元の人にもオープンですが、午前中は宿泊客だけです。アルカリ性の強い待ったりしたお湯です。 -
元湯の入り口。古い建物です。
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元湯の休憩所。
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朝食の自慢の「帆立て貝の味噌煮」。私は、朝からは という感じで写真のみ。
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広大な庭園はホテルのもう一つの自慢です。ホテルに隣接しています。
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入り口の立派な門。ゆっくり一周すると30-40分かかります。
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歩くのが嫌な人は、馬車も利用できます。
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「浮御堂」。結婚式も出来ます。
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庭の風景。足湯もありますよ。
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八戸駅に付属したビルの「三社祭」のオーナメント。毎年8月上旬に祭りが開催されます。
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八戸駅で珍しくはやぶさのすれ違いの瞬間が撮れました。汽車が好きな孫に送ったら喜んでくれました。
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富士山が綺麗でした。
最後に:
奥入瀬では天候がイマイチでしたが、渓流歩きは素晴らしく楽しめました。心が洗われます。奥入瀬は、季節によって異なる顔をみせるそうで、紅葉や氷瀑の季節も良いのでしょうね。星野リゾートは、サービスは良いのですが、バイキングはもうちょっとという感じです。
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