メキシコ　カンクン(Cancun) とイスラムヘーレス(Isla Mujeres) 2023年8月

2023/08/26 - 2023/08/28

　土日月の3日間で、イスラムヘーレス(Isla Mujeres）を主目的にカンクンへ行ってきました。
　雨季やハリケーンシーズンと分かっていながらも、早く行きたいと思い実行しましたが、前日のiphone天気予報では24時間ずっと雨+4日間連続雨の予定。。雨季とは言えおかしいと思ったらカンクン沖に、ハリケーン候補のイダリア(Idalia)が。。そのせいで島は消化不良でしたが、遠浅ビーチにも行けたし不安の割にはまあ満足な旅になりました。


メキシコペソがさらに強く8.5円/ペソになってしまい、円換算がさらに嫌になります。
●フライト：　アエロメヒコ　Basica(変更不可)+保険　3,991ペソ（x8.5=34,000円）

●宿泊：JW マリオット Cancun Resort&Spa x 2泊（ポイント使用　43,000p x 2泊、
　　　　+リゾートフィー 35 USD+税x2泊)　
　　プレミアムオーシャンビュー　バルコニー付き。のはずが実際にはプレミアムじゃない部屋のようでしたが、部屋もホテルも快適だったのでまあいいかと。カンクンでここが43,000p+RF or 370 USDはお得（今の為替だと躊躇しますが、それでもアメリカなどに比べたらお得）。ホテルのサイズもデカすぎるのが好きでない私にはちょうど良く、また泊まりたいです。
　　居酒屋のお通しのように含まれるリゾートフィー、今回気づきましたが他のホテルにも大なり小なり含まれます。
　　オールインクルーシブへ改装中のマリオット側の部屋だったので、日曜以外は昼間は工事でうるさい。（オープン24年初旬）
　部屋からの眺めは前回のWestinの方が良かったです。
　https://4travel.jp/travelogue/11823791

エリア カンクン(メキシコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: 船 タクシー 徒歩 飛行機

　今回は有償航空券なので現地の滞在時間が長くなるフライトにしようと、土曜12時過ぎにカンクン空港着、帰りは月曜 19時発の便に。
　前回の反省から、空港から 22 USD(376ペソ）でホテル提携の共用シャトルバスを事前に予約。（単独Taxiは85USD）。結局シャトルバスに乗ったのは私一人で、他を待つことなく出発。

　前日に見たiphoneの天気予報が毎日雨だから、最近行いが悪かったかな?(笑)　なんて思いながら到着すると、やっぱり雨。
　自分で晴れ男だと思ってたのにダメかと思いつつ、いくらなんでもおかしいなと思って調べたら、なんとトロピカルストームがカンクン沖に発生だと。イダリア(Idalia) と言う名前が付けられていて、ハリケーンに成長する予報で、その瞬間部屋で絶望しました。
　土曜はビーチにも行かず、ラーメン食べに行った以外はホテル内ブラブラと部屋でネットサーフィン。

　真ん中写真は日曜の朝のイダリア情報。カンクン沖、コスメル島のすぐ東に目があります。これはまずい、明日帰れるのかと心配にもなりました。

　下写真、左側はJW Marriottのマップで、右が改装中のMarriottホテルの紹介。改装後はついにオールインクルーシブを始めるそうで、24年初旬にオープン予定、行ってみたいです。

JW Marriott Cancunの正面（翌日）。

手前の敷地は電力会社CFEの敷地。

JW マリオット カンクン リゾート & スパ ホテル

　ホテルに到着すると左手にあるレセプションでチェックイン（上写真）。
リゾートフィーチケットの中身を色々書いた紙と、カクテル2杯・スパの何か・ワイン試飲・コーヒー2杯　のクーポンをくれましたが、ワインとスパは使わず。税込み45 USD/日は高い。

　なお、チェックアウトは16時とお願いしてOKでしたが、実際は最終日ビーチから部屋に14時過ぎ戻ったら開きません(笑)　。近くにいたハウスキーピングの人が無線で係りを呼んでくれ、IDを求められたので部屋に入ってから見せました。

　真ん中写真、ロビーが豪華なのはもちろんですが、全体的にぬかりないです。

　スタッフがみんなフレンドリーで、ドアマンの人は名前を記憶して呼んでくれる人もいました。シティのJW Marriottがいまいちだったので、えらい違いを感じました（シティの方はコロナ下だったせいもあると思いますが）。

　レセプションエリアから見た奥のLobby Bar方面

　ロビーバーから少しですが海が見えます。

　ロビーバーに向かって左手方向にはGustino Italianレストランと、さらに左奥にジュエリーやお酒のショップが。

Lobby Bar

　自分は飲食しなかったのですが、なぜか請求書に到着日1200ペソが付けられていたので問合せたら、サイン済みのレシートを持ってきて、私のサインじゃないということで削除。

　ロビーバーを右手の方に行くと宿泊エリア方面ですが、途中に上写真のバンケットエリアへの入口があります。すごく豪華な感じです。

　さらに進むと飲食料品や雑貨、ピザ・コーヒーのショップがあります。

　着いた日の昼食にピザ一切れ (95ペソ) を買って部屋で食べたのですが、美味しかったです。リゾートフィーのクーポンでコーヒーも同時に1杯もらいました。もう1杯は翌日。

　そのショップにロゴ入りの断熱タンブラー大中小＆カップが売っており、色は黒・白・青・ピンク。
　普段お土産カップを買うのはスタバのご当地マグくらいですが、このホテルが気に入ったので帰る前に買ってしまいました。家でのお茶用にタンブラーは大きすぎるし600ペソなので、高さ10cmちょいの黒い断熱カップ(389ペソx8.5=3,300円) を購入。　持ち手は付いてませんが、熱いお茶を入れても普通につかめるので問題無しです。

　部屋は11階。クリーンで空調も含めて快適、バルコニードアの建付けからしてクオリティを感じます (笑)。 洗面所エリアからも、メキシコで泊まったマリオット系の中ではシティのリッツカールトンに近い感じです。

　洗面アメニティは当然のように歯ブラシやバスソルトなど一通りが、タオルの横に置いてあります。　シャワー用シャンプー・ボディーソープは固定です。

　部屋からの景色は高層階で見下ろせるのは良いのですが、ビーチから奥まった部屋で海に面してもいないので、前回のWestinの方が断然良いと思います。あと並びからして予約したプレミアムオーシャンビューではないようだし、もっとビーチに近い部屋ならもっと満足でしょう。

　あと改装中のマリオット側の部屋だったので、昼間は工事の音がうるさかったです。24年初旬のオープンまでは音がしそうなのと、景色は反対側の方がきっと良いと思います。

　着いた土曜は下写真の通り雨が降ってどんより。　予報通りずっと雨ならホテルに籠ってビーチにいるしかないと覚悟しました。

　部屋に入る時にポーターが説明してくれますが、上写真の飲み物とお菓子は無料（水はミニボトル2本ですが、頼めばもっともらえます）。

　真ん中写真の品々は有料で、箱にセンサーがあるので取って30秒で課金されるそうです。
　
　使い捨てスリッパもありました。

　夕食はHiroya Ramenへ。ホテルからUberで10分、行き160ペソ、帰り140ペソ（各20ペソチップ込み）。
　前回4月の時は白湯つけ麺だったので、今回は白湯醤油ラーメンの大盛、美味しかったです。個人的にはつけ麺の方がより味が濃くて良いかな。

　食後は近くのスーパー Chedrauiで傘を150ペソで購入。

らあ麺 火ろ屋 和食

　着いた日にハリケーン候補生のイダリアに絶望したのに、起きたら晴れ間が。何で？と思って天気情報を見たら最初の写真の通りでまだ沖にイダリアはいますが目の西側は赤くない。
ラッキー。
　
　でもいつ悪化するか分からないので、起床時点ではイスラムヘーレスに行こうとはやっぱり考えられません。

　部屋からは前回泊まったWestin R&Spaも小さく見えました、ホテルゾーンの南端です。

　晴れ間の綺麗な海を見れたので気分よく朝食へ。

　朝食会場はBravioで、ビュッフェ形式。
チェックイン時に特典で無料朝食を選んだので、その旨を入口でいちおう伝えるとコンチネンタルなのでパン、フルーツ、それから卵料理、を食べていいと係りの人から説明されました。ハム・チーズがあったかは確認し損ねました。暖かい料理は中央に6か8種類ほど。
　卵料理はコックさんに頼んで目の前で作ってもらいます。折り畳み式オムレツですが美味しかったです。下の写真のものでも量は十分でした。ワッフルはカチカチ過ぎ。

　朝食後はプールの方へ出て、ビーチにも向かいます。
こちら側が敷地のメイン部分、部屋からの眺めもマリオット側より良いはず。

　ビーチとの境にJW Marriottカンクンの撮影スポット。
なおビーチの出入り口は数か所あり、ホテル側に入る時にカードキーが必要です。

　真ん中写真のかやぶき屋根は朝食レストランにもなるBravioの一部。

　ちなみに夕方に海から撮ったホテル、建物の手前側がメインプールのエリアです。

　晴れ間のおかげで海の色がきれいですが、空は周囲を雲で囲まれてて不気味です。特に写真の方角にはイダリアがいましたので。

　砂浜のタイヤ跡は、砂浜を馴らすトラクターか、見回りの警察のバギーのもの。トラクターは海藻除去も兼ねてるのでしょうか。

　海鳥が時々水面に突っ込んでくので、こんなところに魚いないだろうと思いながら見てましたが、後で海に潜ったら理由が分かりました。

　お隣の改装中のマリオットホテル。

　オールインクルーシブを始めるということで楽しみです、当然人気も出そうです。
Open early 2024と書いてありましたので、遅れずにオープンしてくれると良いですが。

　10:30頃、部屋に戻ってもまだ天気は悪化しません、きれいな景色を眺めて幸せ気分です。

　11時の天気情報でイダリアはまだ沖に居座ってたけど、これならイスラムヘーレスに行けるかもと思い始め、もし船が出てれば1時間だけ滞在して戻ってこようと決めます。長時間居て戻ってこれなくなったらしょうもないので。

　12時のPlaya Tortugasからの船に乗るためUberで移動、220ペソ+20。

　船会社はUltramar（乗り場は何か所かあります）、イスラムヘーレス往復チケット 561ペソ(8.5=4,800円）を販売所で購入。現金だしたらおつりがないと言うので、カード支払いに切り替え。
購入後、上写真の桟橋入口まで行ってチケットを見せます。

　下写真は乗った船。もっとレトロでボロい船を想像してたのですが、立派な高速船でした。

ウルトラマーフェリー 船系

　乗船時は晴れていたので、多くの人が2階テラス席に上がります。

　静かにスムーズに加速していき、想像よりスピード早いですが揺れず快適でした。乗船時間は25分。

　ところが下写真の通り、進行方向には雨雲が。嫌な予感的中で、島の北側の港に着く前に雨に降られ、私も含めて多くの人がキャビンに避難しました。

　着いたら晴れ、ラッキーでした。

でもイダリアがいつ北上開始するか油断できないので、1時間後の船に乗ることにします。
　なので目指すは遠浅ビーチのPlaya Norteのみ。
　亀の養殖場は先日調べたら休業中でしたし。

　真ん中写真、港の前の通りは店も人も多く、レンタルカートもたくさん並んでます。自転車を探したのですが見当たらず、もういいやとPlaya norteまで15分ほど歩くことに。

　下写真のコンベンションセンターの方へ曲がって行くとPlaya norteのビーチです。

イスラ ムヘーレス アクティビティ・乗り物体験

　かわいい門をくぐると楽園ビーチです。（Playa Norte)

でもこの前の通りは下水垂れ流しなのかちょっと汚いので注意。　自分も含めて多くの人がサンダルですが、汚い水たまりは"ほとんどの人"が避けてました。

　パラソルとチェアーもたくさん並んでいて、みんなのんびり。

　雑な感覚ですが、ホテルゾーンのビーチはちょっと沖に行くとすぐ深くなりWestinの前は5m、JW Marriottの辺りは15mほどで150cmほどの深さ+波ですが、ここは見てると50m以上離れても腰位の浅い感じで波も穏やか。
小さいお子さん連れで楽しめそうです。

プラヤ ノルテ ビーチ

　写真では海藻の見た目が邪魔ですが、その場にいるとあんまり気になりません。海藻は年々増えてるそうですが、この8月はネットの海藻Sargazo Mapを見ても少ないようです。
　2年前は特に海藻発生がひどくてニュースにもなってました、カンクンと海藻(sargazo)で検索するとたくさん写真がでてきます。

　沖の方から船で来る団体も結構いました。

　写真の通り、船の近くにいる人でも腰まで浸かってません。

　自分も下に水着を履いてきたので腰までは海に入って写真も撮ってましたが、波でリュックが濡れそうだったのでちょっとで上がりました。
　
　晴れてるのでもったいないですがイダリアを警戒して早々に切り上げ、港に向かいます。

　13:30にPlaya Tortugas行（ホテルゾーンも）の船乗り場に行くとちょうど出発済みでした。。
次は14:45と言われたので、しょうがないので昼飯でも食って時間つぶすかと。

　ちょっと北に行ったところにある「Lancheros」という大きめのレストランへ。まずはモヒート、汗かいたのでさっぱりで美味しい。
色々な海鮮料理がありますが、無難なエビで、ソースは選べるのでガーリックソースに。7匹中 5匹は美味しかったですが2匹だけ少し臭みがありました。
約500ペソ(x8.5=4,300円)

　14:45の船で戻ります。雲行き怪しいですが、帰りもテラス席から景色を見ながら。
　Playa Tortugasは2番目の停船場所ですが、最初に停まった場所の方が戻るのに便利なホテルゾーンの北端（Grand Fiesta Americana Coral beachの横）だったので、そこで降りてしまいました。
　ホテルへの帰りのUberは混雑時間じゃないので、120+20ペソ。

　16時前に部屋に戻り、ゴーグルと水中カメラを持ってホテル前のビーチへ。
ビーチでモヒートを頼みましたが、240ペソ+チップで288ペソ(x8.5=2,500円）

　プールサイドでタオルをもらって行きます。
Westinの時よりも少し奥(波際から10～15m?)まで浅いので、ホテル建物を海から撮ろうとがんばりましたが、波があるしこれが限界。

　波が結構ありますが、トロピカルストーム関係なくここは波が高めです。

　海を眺めて黒ずんだ部分は海藻が下に沈んでたりしますが、見た目が悪いのとは裏腹に、そこにアジ(?)の群れが来てるのを発見。海鳥はこれを狙ってたのかも。

　上がろうと思ってたのですが、100匹では済まないかなりの量で群れが壁のようになったり、囲まれてるように見えたり、ちょっと興奮して10分ちょい繰り返し潜っては観察してしまいました。
　群れはいなくならないまま、私の方が疲れたので陸へ。

　ちなみに防水カメラ OlympusTG6で撮影。水中モードでよりハッキリ魚が映るけれども、水の色が変わってしまいました。曇りなので本当は海中の色も緑っぽい色です。

　部屋でシャワーを浴びてから、リゾートフィーに含まれているカクテル2杯を飲もうとロビーバーへ。すると、違う場所だと言われて連れてってくれたのが、朝食レストランの入口。レストランの人がその奥にある扉を開けてくれると、こじんまりとしたバーの部屋があります。

　カウンターに座ってチケットを渡すと、左写真のMezcalを使ったカクテルを作ってくれました。（メスカルはテキーラの兄弟のような酒ですが香りが強いので、私はストレートは苦手で飲みませんが、カクテルは美味しいです）
　ついでにミックスナッツがあるか聞くと、バーの外から持ってきてくれました。
　もう一杯だけ飲もうと、Carajillo(カラヒージョ）というコーヒーカクテルを頼むと、それは有料と言われましたが、承知で注文（右写真）。レシートにはカラヒージョ 280ペソで、チップ60と合わせて340ペソ(x8.5=2,890円）部屋付け。高い。

　夕飯はルームサービスでクラブサンドイッチ。
325ペソ に デリバリー代 80ペソ + チップ80を加えて合計 485ペソ　(x8.5=4100円）
普通に美味しいですが、円で考えてしまうと高すぎる。

　最終日月曜は朝から曇り、のんびり起きて朝食を食べてからビーチ、14:30頃ビーチから上がって風呂に入ってから16時にチェックアウトし、Uber(290+20ペソ）で空港へ。　ビーチで風が強くなってきてたのでフライトの心配をしましたが、アエロメヒコが無事に定刻19時に飛んでくれたので助かりました。

　来年隣のマリオットがオールインクルーシブで再オープンしたら泊まってみたいと思います。
　次カンクン来るときはセノーテに行ってみようと思います。