夫婦旅２泊するなら別行動。 in 京都奈良

2023/08/18 - 2023/08/20

２９年ぶり夫婦旅から早半年。
今回は競馬ファンである夫と神社巡り好きな妻がそれぞれしたいことをして
最終日は一緒に奈良へ行く旅です。
やっぱり夫とはペースが合わないを再確認する旅でもありました。

エリア 京都

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 新幹線

夏に札幌競馬へ競馬仲間のおじさんたちと行く予定がみんなの都合が合わずに中止。
でも夫は行きたいが1人は寂しい
→　一緒に行かない？　
→　渋る私　
→　札幌じゃなくてもいい
→　新潟か京都か小倉
→　京都にします

ということで行くことになりました。
急な予約でしたがお盆も終わったからか希望通りの旅程が取れました。

今回のホテルはJR京都駅直結「ホテルグランヴィア京都」です。

ちょっと良い部屋にしました。スーペリアツイン。

お風呂が洗い場と浴槽分かれているのは楽ですよね～。

アメニティもどっさり色々でございます。
今日はお高いお店で夕飯なので汗びっしょりで行きたくないなということでゆっくり部屋で休みます。

八坂神社近くにある「新門前　米村」
せっかちの夫は道が混むかもしれない早く行くといそいそとタクシーで来たはいいけど予約時間まで３０分もあるやないかーい！！暑さが少し落ち着いてきたからいいものの汗びっしょりならケンカだな。
こういうとこなんですよねペースが合わないのは"(-""-)"

なんやらかんやらで時間になり入店。
こちらのシェフは気難しい方なのでしょうか？
それか今日はピリついてたのか。
上目使いでぼそぼそっと「いらっしゃいませ」
なんか怖いな～

抹茶アイスとオマール海老の冷製かぼちゃスープ

こんな可愛らしいスープ作るのにシェフ～"(-""-)"

見習いさんとか店員さんはニコニコしてくれたのが救いでした。


前菜もどれも美味しい( *´艸｀)

冬トリュフと夏トリュフをわっさり削ってくれます。

この後　アユとトウモロコシのリゾットや鱧にすっぽんスープがありました。冷製パスタも。

だいぶお腹もいっぱいになってきました。
合間に頂いたパンがめちゃくちゃ美味しくてこんなに美味しいパンは食べたことがないくらい感動しました。フランスパンなんですけど中がフワフワなんです。お腹いっぱいだけどおかわりしました。

お肉も火の通りが絶妙です。

おじゃこのご飯かカレーが選べました。

もうお腹がかなりいっぱいなのですがまた白米が美味しくて。

最後のデザートがものすごいボリューム( ;∀;)
どれもしっかり甘いのでちょっと残しちゃいました。
食事を始めてからもうすでに３時間超え。
お隣さんは３０分遅れてスタートで終わりが一緒くらいだったので少し時間がかかりすぎたようです。

シェフがぼそっと「遅くなってすいませんでした」って言ってました。

途中焼き場のお弟子さんを叱ったりしてピリついていたシェフ。
帰りは見送りに外まで来てくださいましたが最後まで笑顔が見られず残念。

お料理はどれも美味しくてボリュームもあるので大満足でした。
１人２５０００円のコース料理でした。

２日目。
昨日あんなに食べたのにホテルの朝食バイキングはしっかり頂きました。

今日の予定は夫は京都競馬場へ。私は貴船神社に行きます。

京都の夏は暑さがじっとりという感じで電車待ってるだけでもしんどいです。出町柳駅のうちわがいい仕事してくれます。

京都駅観光案内所で鞍馬貴船日帰りきっぷを買った時も１時間はかかるからといって
マイナス３度が１時間持続する冷却タオルをいただきました。
冷たくて気持ちよかった～(^^♪

貴船もそこそこ暑いけど川の近くはひんやりして気持ちがいいです。

奥宮まで貴船神社から歩いて１０分ちょっとかかりますがその間
川床料理屋さんが何件も軒を連ねていてその中の一軒「ひろ文」さんは待ち時間３時間とあり若者で行列できてました。

3時間待つんかい！！

後で調べたら流しそうめんが有名な店で予約はできないそうです。

奥宮まで来るとあまり人がいなくていいです。

連理の杉という杉と楓の木が和合した珍しい御神木だそうです。
別々の木が一緒になっているのは初めて見ました。

奥宮の脇に流れる川へは降りることができて足を水につけたりワンちゃん連れて来てる人もいました。

数日前の台風の影響でかなり水量があるのかな？ちょっとだけ手をかざしてみただけでしたがとっても冷たかったです。

こういうとき誰かと一緒だと川に入って転んだとしても「もーやだー」（笑）とかで済むけど一人じゃ悲しくなるだけなのでやめときます。

ワンちゃんたちも冷たすぎて驚いているのか微動だにせずそれもまた可愛かったです。

こちらの御神木は奥宮から結社へ向かう途中にある樹齢１０００年の杉の木。

こちらは結社にある御神木の桂の木。樹齢４００年。

桂の木はいくつもの枝が天に向かって伸び上の方で八方に広がる様が御神気が龍の如く大地から勢いよく立ち上る姿に似ているところから御神木と仰がれている由縁だそうです。

こちらは総本宮の桂の木。

貴船は古くは「気生嶺」「気生根」とも書かれていて大地のエネルギー
「気」が生じる山　「気」の生じる根源という意味だそうです。
ものすごいパワースポットですよね。

桂の木の説明を読んでいたら上から桂の葉が落ちて頭の上に乗ったんです。
そのときは深く考えなかったけど後からじわじわなんか意味のあることだったのかな～なんて考えてみたりみなかったり（笑）

そのころ夫は朝から馬のいない競馬場でひとり参戦。

たまたまお隣でご一緒した方々とお菓子頂いたりして仲良くなったようです。
「楽しくやってまーす！」と連絡来ました。

参拝のあと有名なこの場所で写真撮ろうかなと思ったらモデルのようなポーズで写真を撮る外国人１人のために立ち止まる人多数。
1人のおじさんが「モデルなのか？モデルのつもりか？」って言いながらガシガシ登って行ったのをきっかけに撮影は終わりましたがまだ撮り足りないようであーだこーだやってました。

人が映らないように撮るなんてムリ"(-""-)"

烏丸御池に来ました。
京都文化博物館へ行く前に腹ごしらえ。
イノダコーヒー本店です。
外観からではわからないですが中が結構広いです。

２階の席を利用しました。

たしか期間限定だったバインミーを注文。
バインミーって初めて食べたんですが紅白なますに塩コショウ味の豚肉って感じでした。もうちょい味に変化球が欲しいところ。ミスチョイスだったかな"(-""-)"

気を取り直して博物館へ。
この「少女たち」の展示も良かったのですが本命は２階展示室にある
「徳川家康とその時代」。大河ドラマを見ているのでとても見応えがありました。

京都へ来たら六角堂は訪れたい場所ナンバー１です。
でも今日はお経を熱心に読み上げるおじさんがいたので良い参拝ができなかったです。
こんな日もあるさ。今回は境内の鳩にご挨拶して帰ります。

この子は特に人懐っこくてずんずん近づいて来て言ってることが分かるみたいに見てくる子でした。

ホテルの部屋に戻ってきました。夫もほぼ同時に帰ってきたので昨日買っておいたコーヒーゼリーあんみつを食べて休憩です。
余談ですが部屋にはスプーンがないです。
コンビニも意外と売り切れていて３件目にやっと見つけました。

いつもクリアファイル買ってくるけどそんなに使うかね？
少し勝ったそうなので夕飯は夫のおごりです。

２人とも疲れちゃって近場で軽くにするかと京都拉麺小路に来ました。

富山のブラック拉麺と迷いましたが京都に来たなら京都のラーメンにしようとなりました。

私は一番ベーシックなラーメン。
ストレートな細麺であっさり。

夫は何だったか忘れたけど大盛。軽くじゃないじゃん！

餃子が一番美味しかった～元気出ました。

最終日。
今朝はホテルの和朝食セットです。
すべてのお味がお上品でございます。バイキングより落ち着いていていいです。

今日は近鉄の観光特急「あをによし」に乗って奈良の鹿さんにご飯をあげたい夫の夢を叶えます。

運行１周年記念グッズが車内の売店や駅の売店でも買えます。

つやピカで高級感のある色ですね。
乗車券代金に７３０円プラスで乗れるプチ贅沢です。

満席だったので写真はあまり撮れませんでしたが若草色のシートに照明も素敵です。

京都から奈良まで３４分で着いちゃうのであっという間です。
売店は混んでいて５分くらい並んだかも。記念乗車証は売店のカウンターにありました。
大仏プリンと季節のジュースこの日はみかんジュースでした。

売店忙しいからか店員さんが
「大仏プリンは良く振ってお飲みください」って（笑）
「あっ！ジュースです」
ですよね～( *´艸｀)一瞬お互い？？？となりました。

平城宮跡が見えたらもう奈良駅に到着です。
あっという間でした。楽しかったな(*'ω'*)

駅からちょうど県庁行きのバスに乗れたのでさっそく夫の長年の夢が叶います。（大げさ）
夏はミストがでているんですね～。奈良も猛暑で鹿たちもお疲れぎみ。

そんな中毛つやのよい若者鹿たちは元気でして食欲旺盛。
私にも俺にもって感じで引っ張り攻撃で服に穴が開いちゃいました。
それでも夫は大喜び(*'ω'*)

私は春に経験しているので今回は動画と写真を撮る係です。

興福寺の五重塔が１２０年ぶりに大規模修理に入りしばらく見られなくなるとのことで見に来ました。
完成は８年後。また来ることができますように。

大仏も見たいというので東大寺に来ました。
途中沐浴？水も冷たくはないだろうけどすっぽり収まってる鹿。
なんか太宰府天満宮の牛のように鎮座して置物のようです。

いつ見てもすごい迫力です。
柱の穴をくぐるのが再開されてました。

瓦の寄進をしたいというので受付へ。
瓦には何を書いても良いらしく「それなら馬券...」と言い出したので
速攻却下しました。

瓦の寄進は１枚２０００円でこちらのお札も頂きました。
「瓦だから割れたら使われないで終わるのかな」などと後ろ向きな発言をするので深追いするなと言っておきました。

鹿せんべいもあげられたし大仏様も見たし十分満足したからもう京都に戻ると言うので東大寺からバスに乗ろうとしたんですけど乗る人がたくさんで次のバスかな～と。
でも結構すぐ来るので私は待つつもりでいたんですが夫はすぐタクシー乗りたがるんですよ。とにかくせっかち。話し合う間もなくもうタクシーに体が半分入っちゃってる"(-""-)"あーあ。
近いから嫌がられるんじゃないかと思ったら案の定笑いながら怒る人みたいな運転手でワンメーターなのにとかすぐバス来るのにとかまたここまで来るのも大変なのにとか言うんですよ。
だまって乗せてくれなんでこっちがお金払ってすいませんねぇて小さくならなきゃいかんのだ！と心の中で言い返しときます。

運転手と夫のダブルストレスを受けてダメージでふらふらです。
近鉄奈良駅の隣に商店街の和菓子屋さんで休憩します。

芋羊羹とわらび餅と選べるフルーツ大福に緑茶が付いて６００円安い～。
私はいちじくとクリームチーズの大福にしました。
美味しい～ダメージが少し和らぎました( ;∀;)オアシスや～（笑）

夫は鹿がよほど可愛かったらしく興福寺の国宝館で鹿のぬいぐるみ買ってました。
鹿のポーチは東大寺の売店で。私も買ってるね( ;∀;)鹿グッズ買っちゃうな～。
鹿サブレは鹿の形がとってもラブリーで美味しいのでお土産に多めに購入。
お茶は国宝館オリジナルです。

新幹線で食べるお弁当はあらかじめ予約をしておいたので受け取るだけで楽です。

夫は「はつだ」の和牛弁当。すごく香ばしい美味しいお肉でした。

私はいつも大好き「下鴨茶寮」です。
出町ふたばの大福はお店が夏季休業で買えず残念でした"(-""-)"

せっかち夫との行動は疲れる。
しかし夫は楽しかったらしい。
そりゃそうだしたいこと全部できたんだから。
「今度いつ行く～？」のんきに聞いてくるので聞こえないふりしときました（笑）