2023年8月　福島1泊2日夫婦旅行

2023/08/15 - 2023/08/16

この度は、2023年8月15日（火）～16日（水）の1泊2日で、福島県福島市飯坂町の飯坂温泉へ行って参りました。

年に2回、結婚記念日と私の誕生日に必ず訪れている、墨田区東向島のお寿司屋さんの大将のK.Kさんからお勧めされた「鯖湖湯元 なかや旅館」さんに宿泊させていただきました。

エリア 飯坂温泉(福島)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 新幹線 私鉄

8月15日（火）です。

東北新幹線やまびこ63号　盛岡行き
上野駅13時42分→福島駅15時10分

東海道新幹線は、大雨の影響でかなり混乱していたようですが、東北新幹線は、通常通り運行しておりました。

上野駅 駅

5号車指定席を確保しておりました。

車内は、ほぼ満席でした。

2日前まで、大韓民国ソウル特別市にて、暴飲暴食の限りを尽くしてしまったので、この日のお昼は控えめに致しました。

妻は、モリモリ召し上がっておられました。

福島駅に到着致しました。

福島駅 駅

私は、福島が大好きです。

あくまで個人的な感想ですが、人柄がおおらかな人が多い気がします。

福島交通飯坂線に乗り、飯坂温泉へ向かいました。

Suicaは使用できませんでしたので、久しぶりに切符を購入致しました。

福島駅から飯坂温泉駅まで、370円でした。

2両編成でした。

いつも15両編成にも関わらず混雑した電車に乗っているので、この編成の短さにホッと致します。

東急電鉄から譲り受けたのでしょうか。
東急池上線の車内と似ているような気がします。

宮城県の秋保温泉、鳴子温泉と共に奥州三名湯に数えられる飯坂温泉には、前々から来たいと思っておりました。

ようやく来ることができて嬉しいです。

福島駅から23分で、終点の飯坂温泉駅に到着致しました。

飯坂温泉駅 駅

松尾芭蕉さんも、1689年（元禄2年）に飯坂の地へ奥の細道の道中に立ち寄って、温泉に入られたそうです。

足湯がございました。

近くに住まわれてる人が羨ましいです。
近所にあったら、毎日利用したいです。

登録有形文化財の、なかむらや旅館です。

ここにも泊まってみたいと思いました。

飯坂温泉　なかむらや旅館 宿・ホテル

今回1泊お世話になります、なかや旅館さんに到着致しました。駅から徒歩5分ほどでした。

飯坂温泉　なかや旅館 宿・ホテル

お宿のすぐ近くにある、飯坂温泉で1番古い鯖湖湯に来られた方の湯治宿として、1893年（明治26年）に創業された、飯坂温泉で1番小さいお宿とのことです。

鯖湖湯と同じ源泉を引いておられるようです。

受付です。

10畳の和室でした。

冷蔵庫はありますが、金庫はありませんでした。

USB充電器はございました。

冷たい麦茶をお出しいただきました。
暑かったので、とても有り難かったです。

洗面、トイレは共同でした。

男子トイレです。

ウォシュレット付きで、比較的新しめのトイレが設置されておりました。

男湯です。
同時に2人までが限界かなと思います。

この日、宿泊されていたのは4組ですが、お風呂では誰ともお会いしませんでした。

トロッとした感じの優しいお湯で、とても気持ちよかったです。

源泉掛け流しの温泉は最高です。

女湯です。
妻に撮影していただきました。

脱衣所です。

扇風機はありますが、入浴後は暑くて汗が止まりませんでした。

18時30分から夕食でした。
個室の食事処へご案内いただきました。

飲み物メニューです。
摺上川、奈良萬という2種類の福島の冷酒がございました。

地元愛を感じました。

久々の本格和食が、とても美味しかったです。

天ぷらは、時間を経てもサクサクで冷めてもとても美味しくいただくことができました。

刺身は普通でした。

鯛のおかしら、タコのオリーブオイル和え、とうもろこしの茶碗蒸しが、とても美味しかったです。

福島の地酒をいただきました。

温泉入浴後の冷酒は、幸福感に包まれます。

私の語彙力の無さが悔やまれますが、白米と味噌汁もただただ美味しかったです。

白米は、ガス釜で炊かれているようで、本当に美味しかったです。

白米に鯛のおかしらのつゆをかけて、3杯も食べてしまいました。

最後にデザートをいただきました。

総じて大満足の夕食でございました。

現在の5代目店主の方が、都内で修行をされていたそうで、至極納得です。

部屋に戻ると、お布団が敷かれておりました。
和室といいますか、畳は本当に最高です。
日本人で良かったと思う瞬間です。

スマホを見つつグダグダした後、軽く一眠りして23時半ごろに再度温泉に入浴致しました。

8月16日（水）です。

部屋からは、登録有形文化財の旧採進堂酒屋が見えました。

8時から朝食をいただきました。

ザ・日本の理想的な朝食という感じで、とても美味しかったです。

生卵が嫌いな私にとって、温泉卵だったのはとても嬉しかったです。

LINEで友だち追加すると、こちらのコーヒー含めて、ソフトドリンク1杯無料というのをやっておられました。

とても美味しいアイスコーヒーでした。

300円の価値は絶対にあると思います。

10時前にチェックアウト致しました。

キャッシュレス決済可能でしたので、楽天ペイでお支払いさせていただきました。

なかや旅館さんですが、付かず離れずの接客で、とても居心地のいいお宿でした。

お盆のハイシーズンで、総額22,835円でした。
コスパは非常に高いと私は思います。

このお宿を紹介していただいたK.Kさんに、大感謝しております。

お宿から20mくらいの場所に鯖湖湯があります。

歴史を感じさせる建物でした。

鯖湖湯 温泉

浴槽温度47℃前後と記載があります。

私も妻も、熱すぎて入れないと思います。
ただ、入浴料200円はとても魅力的です。

長閑な街並みでした。

人が少ないのがとても良きです。

なるほどですね。
とても勉強になります。

摺上川にかかるただの普通の橋かと思いきや、十綱橋という、大正4年建設の登録有形文化財でした。

福島交通飯坂線にて、福島駅へ戻りました。

妻が、福島の桃をどうしても食べたいと、ご所望されました。

Google先生にお伺いしたところ、福島駅西口にあるコラッセふくしま内にある観光物産館で、桃パフェを食べることができることが分かりました。

コラッセ福島 福島県観光物産館 美術館・博物館

桃パフェ750円と、桃スムージー450円を注文致しました。
爽やかな福島の味を感じることができました。

脇役のソフトクリームも美味しかったとのことです。

この日、私が夏休み最終日でした。

このまま帰ったら現実に戻ってしまうと思うと切なくなり、仙台に行ってお寿司を食べようと、妻に恐る恐る提案致しました。

明らかに驚かれたご様子でしたが、仙台へ急遽行くことに同意を頂きました。

東北新幹線と山形新幹線の切り離しをご覧になられる子どもたちと、一部の大人の方がいらっしゃいました。

東北新幹線やまびこ135号　仙台行き
福島12時36分→仙台12時56分

E2系自由席で、仙台へ20分の旅を楽しみました。

仙台駅に到着致しました。

即刻、すし通りへ向かいました。

仙台駅 (JR) 駅

目的の仙令鮨へ来ましたが、並んでおりました。
やはり人気店のようです。

仙令鮨 JR仙台駅 3階店 グルメ・レストラン

40分ほど並びました。

立ち食いなので回転が早いかと思いきや、回転は遅かったです。

反対側にある牛タン屋の「たんや善治郎」も長蛇の列でした。

たんや 善治郎 牛たん通り店 グルメ・レストラン

立って待っていたところは、あまり空調が効いてなく暑かったので、冷えた生ビールが五臓六腑に染み渡ります。

日本酒は、宮城県の地酒中心でした。

地元愛をここでも感じました。

恐らくですが、1人の板前さんが2組のお客様に対応するような陣形を取られておりました。

中落ち軍艦、中トロ、赤身は、まぁ普通に美味しいかなと思いました。

ぼたん海老と、

生うにと、

ひらめとえんがわと、

金目鯛の炙りが、とても美味しかったです。

わざわざ、帰りとは逆方向の仙台に来てよかったと心から思いました。

私の突拍子もないわがままにお付き合いいただいた妻にも感謝です。

隠し酒というメニューがありました。

隠されますと頼まざるを得ませんでした。

注文したら、何の日本酒かを見せていただくことができました。
フルーティーな味で、とても美味しかったです。

お店の回転率が悪い理由がよく分かりました。

美味しいので、つい食べ過ぎてしまうからです。

とろたく巻が、個人的に絶品でした。

海苔がパリパリで、今まで食べたとろたく巻で過去一美味しかったです。

他の方も、殆どの方々がとろたく巻を最後にご注文されていたご様子でした。

120円のクオリティとは思えないあら汁でした。

再訪確定です。

杜の都仙台。

今回のようなついでではなく、また改めて観光に訪れたいと思います。

東北新幹線　やまびこ166号　東京行き
仙台15時39分→上野17時38分

お盆のUターンラッシュだと思いますが、はやぶさ・やまびこ共に、夜まで指定席は満席でした。

大好きなE5系が入線致しました。

普段見慣れないマークが入口についておりますが、いざ乗り込みます。

人生で初めて、身分不相応のグランクラスに乗りました。

指定席もグリーン車も、仙台発の東京方面は20時ごろまで満席で、自由席も座れる保証がないので、たまたま2席並びで空いていた、グランクラス席を思い切って確保致しました。

やまびこ号なので、アテンダントさんによる各種サービスはございません。

滅多に乗ることのないグランクラスの席を、忘れないように撮っておきました。

高い金額なだけはあります。
快適すぎます。

ただ個人的には、グリーン車で十分快適で満足かなとも思いました。

天使の梯子が、蔵王方面に見えました。

なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

上野までの約2時間があっという間でした。

美味しい和食、奥州三名湯の一つである飯坂温泉に、とても癒された2日間でした。

また冬の時期に行きたいと思います。

拙文にも関わらず、ここまでご高覧いただき誠にありがとうございました。